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【運用事例】フジッコ株式会社

SNS合計30万フォロワー!X・Instagram・LINEそれぞれの特徴を捉えた「フォロワー視点」のSNSアカウント運用

支援実績 フジッコ様

フジッコ株式会社について

昆布佃煮の「ふじっ子煮」や加工煮豆の「おまめさん」などのロングセラー商品をはじめ、「おかず畑 おばんざい小鉢」「フルーツセラピー」、「カスピ海ヨーグルト」など、長年日本の食卓を支えてきたフジッコ株式会社。美味しさと健康へのこだわりを軸に、変化する消費者ニーズに応える商品開発を行い、2020年に創業60周年をむかえています。

2021年よりコムニコが全面的にSNS運用支援を開始。消費者層の拡大やニーズの発掘など、SNSを使ったファンマーケティングを展開しています。

今回は、フジッコ株式会社のSNS運用成果とコムニコの支援について、フジッコ株式会社 SNSご担当者様にお話をおうかがいしました。

SNS活用の背景や目的を教えてください

SNSマーケティングのゴールとして、フジッコ商品を性別・年代問わずたくさんの方にご活用頂くことが挙げられます。

フジッコでは、煮豆や昆布製品を中心に扱うことから、シニア層のファンが多くいらっしゃいますが、今後、若年層へも認知を拡大していきたいという考えがありました。それまでも企業コラボやインフルエンサー企画、各商品群キャンペーンという形でSNS活用は行っていましたが、プレゼントキャンペーン企画を主軸とした一方的なコミュニケーションに留まっており、満足のいくものではありませんでした。

この課題を解決するためのパートナー選定にあたり、コムニコ社より「フジッコ商品をオススメしてくれるファンを増やす」としたユーザーフレンドリーな双方向コミュニケーションを行う提案をいただき、認知拡大や企業・商品理解促進を行うため、運用支援を依頼しました。

コムニコをパートナーに選んだ理由を教えてください

コムニコがSNSの総合代理店として、SNSの黎明期から大手企業等のアカウント運用を行ってきた実績があるということは魅力的でした。フジッコの課題に寄り添った提案をいただけたことや、これまでの運用で得られた知見を活かしたツール(運用管理ツール「コムニコ マーティングスイート」やキャンペーンツール「ATELU(アテル)」)があり、それらも活用していけることを伺い、実際にSNS運用を行うイメージがつかめました。

支援を依頼して3年目になりますが、エンゲージメント数やインプレッション数等、定めていたKPI数値をしっかりと達成し、着実に3媒体(X(Twitter)、Instagram、LINE)を成長させてきた点を評価して、今年度も継続依頼しています。

コムニコに依頼している支援内容を教えてください

X(Twitter)、Instagram、LINEのアカウント運用全般をおまかせしています。

媒体イメージ

3媒体を同時に運用するとなると社内だけではリソース的にも難しいため、投稿コンテンツの企画、原稿・画像の作成、投稿代行、レポーティング、コメント監視などをコムニコ社へ依頼しています。

3媒体をうまく連携しながら、同じコンテンツでも各媒体の特性を活かした形へカスタマイズして投稿を行っているため、すべての媒体が右肩上がりで成長し続けています。こういった効率的な連携が取れる点は、一括でおまかせできるコムニコ社ならではのメリットだと思います。

また、定常的な運用業務に加えて、キャンペーンの企画や実施、他社とのコラボ企画、スポットでのプロモーション企画などもご提案いただいています。全媒体を見ていただいているので、プロモーションの目的やターゲットに合わせて媒体の選定からご相談できる点がありがたいです。

X(Twitter)の活用とその成果について教えてください

Xでは、「フジッコをおすすめしてくれるファンを増やす」ことをゴールに、フォロワー数とエンゲージメントを増やす運用を行っています。

テキストだけで気軽に投稿ができるので、不定期に弊社メンバーがポストすることもあります。計画的な投稿はコムニコ社に、親近感を持っていただけるような人感のある投稿は社内にて対応しています。

<計画的な投稿(コムニコ)>

<親近感のある投稿(フジッコ)>

結果として、2022年度はKGIとして設定しているXフォロワーのNPS(Net Promoter Score:顧客ロイヤリティ数値)が大幅に向上する結果が得られました。非フォロワーと比較しても高く、X運用の成果を感じています。また、フォロワー数は年間で3万人以上増加し、たくさんの方の目に触れる機会を作ることができました。

Instagramの活用とその成果について教えてください

Instagramでも、X同様にフォロワー数とエンゲージメントを高める運用を行っています。

Instagramアカウント

Instagramでは弊社製品を使ったレシピを中心に、フォロワーの皆様に役立つ情報をお届けしています。製品ごとにレシピを探せるようハイライトで投稿をまとめるなど、見やすさの工夫も行なっています。

フジッコ製品を使ったレシピを紹介するアカウントとして、統一感を持って運用することで、フォロワー数も順調に伸ばすことができています。2022年度では、約1万人のフォロワーを獲得することができました。また、投稿のエンゲージメントやインプレッションも、昨年から大きく伸ばすことができています。

2022年度から始めた施策として、Instagramチャットボットがあります。Instagramでは、ユーザーとの関係性が深いほど投稿が表示されやすくなるアルゴリズムがあるため、これを高めるために、メッセージのやりとりが発生するチャットボットをご提案いただき、実施しました。

チャットボット施策

上記の施策では、コムニコが提供しているInstagramチャットボットツール「autou(オウトウ)」を使用しています。ツールの提供だけでなく、シナリオの設計からコンテンツの制作、設定作業まで一括でお願いできるので、シームレスに実装ができました。

その他にも、ウェブメディア「リトル・ママ」とコラボし、ママさんインスタグラマーにフジッコの商品サンプルを提供し、投稿していただく企画も実施しました。総勢91名のインスタグラマーさんにご参加いただき、大きなリーチを獲得できた認知拡大施策となりました。

LINEの活用とその成果について教えてください

LINEでは、これまでに商品を購入したことがある方やリピーターの方々を対象として、好意形成や購入につながるような情報発信を行なっています。

LINEアカウント

お友だちになってくれた方にはアンケートを実施し、アンケートの結果にあわせた情報をお届けするセグメント配信を行っています。

また、『フジッコイン』というLINE独自のポイント制度を取り入れており、ポイントを貯めることでLINE限定のキャンペーンに応募することができます。LINEは一方的な情報発信になりがちだと思いますが、ポイント制度を取り入れることで、お客様にもメリットを感じていただけるよう工夫した設計になっています。

コムニコによる支援のうち、どのような点を評価していますか

設定した目標値に対してしっかりと結果を出していただけている点はもちろんですが、レスポンスが速く、臨機応変にご対応いただける点が魅力だと感じています。

また、手厚い炎上対策も、SNS運用開始後、炎上ゼロを継続出来ている要因だと思っております。炎上マニュアルの整備や365日4時間ごとのコメント監視、任意で指定したキーワードに関する言及数のモニタリングなど、万が一のリスクに備えた運用体制が構築できています。

今後やっていきたいこと、注力したいことがあれば教えてください

お客様に直接感謝を伝えたり、困っている方をご支援したり… 
地道な活動でありますが、 SNSの醍醐味であるお客様との双方向コミュニケーションには引き続き力をいれていきたいです。

また、X、Instagram、LINEと3種類のSNSを運用しているため、今後はよりそれぞれの媒体に合った施策を行い、フジッコを認知して頂くところからロイヤルユーザー化までファンを育てていければと思います。

 

 

コムニコ運用チームより:「フジッコ」SNS運用のポイント

成功の秘訣は「媒体を横断した施策」と「情報連携」

X、Instagram、LINEの3媒体が大きくグロースした理由は2つあります。

1つ目は、SNSを横断した運用ができている点です。
例えば、押し出したいひとつの商品に対して、Xではインフルエンサーとコラボした調理コンテンツを発信し認知を広げ、Instagramでは同商品を使用したレシピコンテンツを投稿して行動を促し、LINEでは詳細な商品情報やマストバイキャンペーンなどの告知をして継続購入を狙うという形です。
各媒体が担っている役割やターゲットは若干異なりますが、プロモーションの目的に応じて横断的に媒体を活用することで、効率よく成果を上げられていると思います。

2つ目は、SNS外のプロモーションにおける情報連携です。
これは、フジッコ様のSNS運用に対する理解と協力があってこそ実現できています。TVCMやPRにおいても、ソーシャルメディア時代だからこその発信が必要であると考えていますので、事前に情報を共有いただけるのは大変ありがたいです。早めに情報をいただけることで、SNSで実施可能な施策を広く検討できるので、新しい施策もご提案しやすいと感じています。

(アカウントプランナー 畑 勇気)

ユーザーの声をアカウント運用に反映

フジッコ様のSNS運用では、半年ごとにX、Instagram、LINEのそれぞれの媒体でファンサーベイ調査(フォロワーへのアンケート調査)を実施し、定量・定性の両面からユーザーの気持ちや行動を理解するようにしています。どのような商品が好きなのか、どのような情報を求めているのかを調査することで、その後の投稿コンテンツの方向性や施策内容を裏付けるものになります。

また、他者への推奨度や購入頻度も調査し、その変化を見ていくことで、SNSが実際の購買やロイヤリティ向上にどのように影響しているのかを客観的に評価しております。こういった調査によって、自己満足なアカウント運用ではなく、ユーザーのニーズに沿ったアカウント運用が実現できていると考えています。

(アカウントプランナー 高田 光紀)

各SNSの目的と特徴にあわせたコンテンツ作り

Xでは、フジッコの商品をよく知らないという方にも興味を持ってもらえるように、イラストレーターさんを起用したレシピ漫画や、「猫の日」「エイプリルフール」といったモーメントに合わせたコンテンツなどを投稿しています。
一方で、「#チームフジッコ の皆さんへ」とフォロワーへ呼びかけたり、少しニッチなクイズを出題したり、フジッコファンに向けた発信も欠かしません。

Instagramでは、フジッコ商品を使ったアレンジレシピを、フィード(画像)とリールの双方で紹介しています。大切にしているのは、「作ってみたい!」「自分でも作れそう!」と思ってもらうこと。おしゃれに作り込まれた「映え」よりも、「手軽」「身近」をキーワードに、日々の生活に役立ててもらえるようなコンテンツ作りを心がけています。

(コンテンツクリエイター 谷口 美希)

よりフジッコを好きになってくれるアカウントを目指して

LINEでは、クイズやアンケートといったエンタメ性のあるコンテンツなどを、その情報に興味があるユーザーのみに届くよう、セグメント配信を行っています。LINEはプッシュ通知が届くので、友だち全員に一括で同じ情報を配信してしまうと、ブロック数の増加につながる恐れがあります。そのため、ユーザーひとりひとりの興味関心にあわせて、ほしいと思ってもらえる情報が届けられるよう工夫して運用しています。

フジッコの商品は、おいしさやパックなどの利便性、使用シーンのおすすめなど、皆様にお伝えしたい魅力が多くあります。この魅力をしっかりと伝えるため、前述のエンタメ性を含ませた配信をご提案するなど、ユーザーがフジッコや商品に対して興味をもってくれる配信になるよう心がけています。

(コンテンツクリエイター 樋口 翔一)

法人名 フジッコ株式会社
公式アカウント

X(Twitter):https://twitter.com/fujicco_jp
Instagram:https://www.instagram.com/fujicco_jp/
LINE:https://page.line.me/945pidpx

業種 食品(昆布佃煮・煮豆など)
事業内容

各種食品の製造販売 他

URL https://www.fujicco.co.jp/

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