【支援事例】TOTO株式会社

企画のおもしろさとリスク管理を両面でサポート！ユーザー投稿を600件超集め、新商品の認知拡大に貢献

TOTO株式会社について

TOTOは、トイレ・バスルーム・システムキッチン・洗面化粧台など、住宅設備からあらゆる建築資材まで品揃えする、水まわり住宅総合機器メーカーです。

以下、TOTO株式会社 販売統括本部 商品営業推進部 レスト住宅商品営業グループの武内 治憲様にお話をうかがいました。

相談の背景

TOTOでは、コムニコへ相談する以前より、ブランドの認知向上や好意向上を目指してFacebookページを運用しておりました。現在も、商品情報・イベント情報や自社のヒストリーなどを定期的に発信しています。

TOTO LTD. Facebookページ：https://www.facebook.com/TOTO.ltd

相談のきっかけは、「住宅用壁掛トイレFD」という新商品のプロモーションです。
FDは既存商品とは異なり、自社調査などからメインターゲット層がSNSのユーザー層と重なると考えていたため、これまでTOTOとして取り組みが不足している内容も含め、SNSで新しい施策を検討したいと考えていました。そこで、書籍（「デジタル時代の基礎知識 『SNSマーケティング』」）を読んで知ったSNS専門代理店のコムニコへお問い合わせをさせていただきました。

コムニコを含め数社とお打ち合わせをさせていただいた中で、企画の新しさ、ユーザーとの双方向性、リスク管理が優れていたと感じたため、コムニコに決定しました。

実施した施策と結果

Facebookページを活用し、新商品「住宅用壁掛トイレFD」の認知向上・指名買い獲得を目的としたキャンペーンを2回にわたって段階的に実施しました。
キャンペーンの内容は、FDの機能的な特徴をひとことで言い表すようなキャッチフレーズを公募する企画です。

第1弾では、Facebookページで「“考えられない”くらい○○なトイレ」の○○に入る言葉を募集。応募いただいたコメントの中から優秀賞を5名選出し、ギフト券をプレゼントしました。
上記の募集投稿を見ていただくとわかる通り、「例えば・・」のイラストを付けたことで応募ハードルが下がり、3週間で600件を超えるコメントが集まりました。また、反応数も1,400件以上獲得でき、大きな反響を得ることができました。

第2弾では、優秀賞5名のキャッチフレーズをイラスト化して、Facebook・Instagram広告として出稿しました。広告出稿では250万以上のインプレッションが獲得でき、認知を最大化することに成功しました。

また、キャンペーン実施時のリスク管理も対応していただきました。
今回はコメント募集のキャンペーンでしたので、不適切なコメントが書き込まれないかが懸念事項でした。そこで、数時間おきに人の目でコメントをチェックしてもらえるコメント監視を導入しました。不適切なコメントが入ると、随時報告が来るようになっており、これによって、炎上なども発生せず、安全にキャンペーンを行うことができました。

企画のおもしろさだけではなく、企業として必須となるリスク管理にも対応いただけた点を評価しています。

今後に向けて

「Instagram広告を機に、FacebookだけではなくInstagramの活用も開始しました。フォロワーも順調に伸ばせており、TOTOのファン増加を目指して様々なコンテンツを発信していきたいと考えております。SNSによっても利用層が異なるため、FacebookとInstagramでは、発信内容を分けて運用しています。リフォームやお部屋の事例投稿を促進することで、ユーザーとのコミュニケーションも活発化していきたいです。」

（TOTO株式会社 販売統括本部 商品営業推進部 レスト住宅商品営業グループ 武内 治憲 様）

コムニコ担当者より：企画のポイント

SNSの特性を活かしたコンテストを開催！
ユーザーを巻き込むチャンレンジングな企画が実施できました。

自社でFacebookページを運用されていたTOTO様からお問い合わせをいただき、SNSを活用した新商品のプロモーション企画を支援する運びとなりました。SNS上でのコンテスト開催には、炎上等のリスクへの懸念もお持ちでしたが、コメント監視の実施なども含め、ご担当者さまには社内説得にご尽力いただきました。

今回は、SNS上でも盛り上がりやすい「大喜利」の形式を取り入れ、コンテストをご提案させていただきました。その結果、ユーザーの方からユニークなコメントが多数集まり、話題化することができました。その後の広告についても、ユーザーからの投稿を使用したことで大きな反響を得ることができ、認知拡大につなげることができたと思います。

（担当セールス：河賀 孟志）