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今さら聞けない!Instagram広告の種類とやり方解説

今さら聞けない!Instagram広告の特徴とやり方解説

広告プラットフォームとしても活用が広がるInstagram。今回はInstagram広告の特徴から、Instagram広告の種類、広告費用やInstagram広告の出稿方法について、ポイントをまとめて解説します。

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Instagram広告とは

Instagram広告とは、Instagramに掲載できる広告です。Instagramの現在の利用者状況は以下の通りです。

  • 月間アクティブアカウント数:10億以上
  • デイリーアクティブユーザー数:5億人以上
  • 国内月間アクティブアカウント数:3,300万以上(増加傾向)

総務省の調査によると、年代別の利用率は以下の通りとなっており、10代・20代の約7割が利用しているメディアとなっています。

instagram

Instagramの強みはこれらのユーザーにリーチできること。Instagramのイベント「House of Instagram」でFacebook Japan代表取締役 味澤将宏氏は「利用者にとってInstagramは、好きな人・ものに出会える場所であり、彼らは『発見したいマインドセット』で訪れています。」と述べていました。Instagramの媒体の特性は、こうしたユーザーのマインドセットにあります。

Instagram広告では、ユーザーの利用データから推測した属性データをもとに広告を配信できます。投稿しているユーザーに限らず、投稿を見ているだけのユーザーであっても、その行動データ「何をフォローして、どういった投稿に反応しているのか」といった情報をもとに、精度の高いターゲティングが可能です。

Instagramでは、広く全員に届けるような広告よりも、特定のターゲットに限定して配信内容を考えることで、ユーザーの心を動かす広告が作成できます。ユーザーが広告と出会ったときに、参考になる、もっと知りたくなるような、まさにInstagramの特徴であるユーザーの「好きと欲しいをつくる」広告を目指しましょう。

もう一つの特徴として、Instagram広告は配信面が豊富なことが挙げられます。フィードだけでなく、ストーリーズ、リール、発見タブ、Instagramインストリーム動画、ショップ、Facebook、他のアドネットワークと、様々な配信面があり、自分で選んで配信することもできますし、広告配信アルゴリズムによって最適化された場所に配置することもできます。

Instagram広告の種類

Instagram広告は、掲載場所や内容によって大きく次のように分けられます。

フィード広告

i_フィード

フィード内に表示できる広告です。ユーザーが日常的にフィードを見る中で、フォローしているユーザーやタグの投稿の合間に表示されます。画像または動画で、正方形、横型、縦型のいずれかの形式で配信できます。投稿内にショッピングタグを付与することができるので、広告からInstagramショップ内の商品詳細ページへ誘導することもできます。

発見タブの広告は、発見タブのグリッドの中から任意の投稿を選択した後に表示されるフィード内に表示されるので、フィード広告と仕様は同様です。

ストーリーズ広告

i_ストーリーズ

ストーリーズに表示できる広告です。オーガニックなストーリーズの配信期間が24時間に限定されているのに対し、ストーリーズ広告は掲載期間を自由に設定できます。ストーリーズ広告では、カルーセル形式を使用して複数の写真や動画を表示することもできます。ストーリーズ広告では、画像または動画でフィード広告と同様の形式で配信できます。

リール広告

i_リールズ

リールに表示できる広告です。リールは、リールタブでユーザーに最適化された動画が表示されるので、フォローしていないユーザーにリーチできる場所ですが、リールとリールの間に広告を配信できます。リール広告は、フルスクリーンの縦型で通常のリールコンテンツと同様にループ再生され、長さは最大30秒です。

ブランドコンテンツ広告

i_ブランドコンテンツ広告

ブランドコンテンツ広告とは、インフルエンサーやクリエイターなどのユーザーが投稿した、ブランドに関わりのあるコンテンツを、ブランドが広告として配信できる広告です。インフルエンサー、クリエイターのフォロワーを中心にコンテンツを配信できるメリットがあります。投稿したユーザーのアカウント名の下に「広告」と表示され、キャプション欄に「XXX(ブランド名)とのタイアップ投稿」と表示されます。

ショップ広告

i_ショップ広告

ショップ広告は、2021年8月に始まった新しい広告で、ショップアイコンをタップして表示されるショップタグ内に広告を配信できます。ショップタグ内で、商品タグ付きの投稿などと並んでタイル状に表示され、ユーザーが広告をタップすると商品詳細ページに遷移し、価格などの詳細や画像を確認したり、他の商品を閲覧することができます。

参考記事:InstagramやFacebookでショップ機能を導入する手順・設定方法

発見タブ広告

i_発見タブ

Instagramの虫眼鏡アイコンをクリックすると、発見タブが開きユーザーにあわせて関心のあるコンテンツがタイル上に並びます。その中の小さいタイル画像をクリックすると、発見フィードが表示され、そのフィード上に写真広告や動画広告が表示されます。大きいタイルをタップすると動画専用の発見フィードが表示され、動画広告もそこに表示されます。

それぞれの広告画像サイズについては、以下の記事をご覧ください。
参考記事:Twitter・Instagram・Facebookの最適な画像サイズまとめ

広告費用と課金方法

Instagramの広告費用は、広告主が自分で決めます。1週間1000円で配信することもできますし、1週間100万円で配信することもできます。広告費用は広告配信時に「予算」として設定した範囲内で消費されていきます。

広告の予算は、「1日の予算」(広告の配信期間の1日ごとの費用の平均額)または「通算(合計)予算」(広告の配信期間全体の費用の上限額)のいずれかを設定します。広告の予算を設定すると、リーチできる人数と獲得できる結果の数の予測値が表示されるので、それを踏まえて金額を決めましょう。

さらに、キャンペーン、アカウントごとの上限予算を設定しておくこともできます。

予算が消費される課金対象は、広告の目的にあわせて広告セットを設定するときに選択でき、広告のクリックや動画の再生、インプレッションなどを設定できます。

広告の価格は、配信するタイミングで入札価格や広告のパフォーマンスをもとに他の広告主とのオークションで決められるため、変動があります。

すでにInstagram広告を活用されていて、より高い効果を出したいとお考えの方は以下の記事もご覧ください。
参考記事:Instagram広告の設定方法と効果を最大化する5つのポイント

Instagram広告出稿の方法

Instagram広告の出稿方法は、PCからFacebookの「広告マネージャ」を使って行う方法と、Instagramのアプリから行う方法があります。より細かく設定したい場合は、広告マネージャから設定しましょう。Instagramアプリの場合、設定内容が限定されていますが、すぐに広告を試したい場合は、シンプルに広告を設定できます。

広告の配信結果も広告マネージャ、Instagramアプリからそれぞれ確認できます。

1.広告マネージャから広告を出稿する

PC版広告マネージャは、以下からアクセスします。

https://www.facebook.com/adsmanager

Instagram広告は、Facebook広告と同様の構造で成り立っています。

  1. キャンペーンの設定:広告の目的を設定する
    どんな目的で広告配信するか設定します。目的として設定できる項目には、ブランドの認知度アップトラフィック(指定したリンク先への誘導)、エンゲージメント(「いいね」やコメント、シェアといったエンゲージメントする可能性の高いユーザーへのリーチ)、リーチ(ターゲットオーディエンスのできるだけ多くの利用者に広告を表示)などが挙げられます。
    参考:https://www.facebook.com/business/help/1438417719786914
  2. 広告セットの設定:広告を配信するターゲットオーディエンス、広告の配置の選択、予算や掲載期間などを設定する
    ここではターゲティング戦略をふまえてターゲット層、予算、掲載期間といったパラメーターを設定します。広告の掲載方法を決める部分です。
    ターゲット設定、スケジュール設定、予算設定の選択オプションがそれぞれ異なる複数の広告セットを、1つのキャンペーンに含めることができます。
  3. 広告: 広告のクリエイティブを設定
    顧客やターゲット層に表示されるものを「広告」で設定します。ここでは、画像、動画、テキスト、コールトゥアクションボタンなどの広告素材を選択します。

この3つを広告マネージャに従い、設定していきましょう。広告を設定後、内容の審査を経て、掲載期間に従った広告が配信されます。

fig1

2.Instagramアプリから広告を出稿する

Instagramアプリからは、作成した投稿を宣伝する形で広告を配信できます。アプリから投稿を宣伝するには、ビジネスアカウントに変更しておく必要があります。

広告を作成するには、プロフィールから「広告ツール」をタップして、投稿を選択して、目標、オーディエンス、予算と掲載期間を設定します。

fig2

少額から始められるので、まずは一度配信してみよう

この記事では、Instagram広告の特徴や実施方法をまとめました。
Instagramは利用者が拡大し続けており、特に10代・20代では約7割が利用している巨大プラットフォームとなっており、Instagram広告は、利用データを元にした属性データを使った制度の高いターゲティング設定ができることが特徴となっていることを解説しました。
自分で設定して安価な予算から配信することができ、配信結果も容易に確認できるInstagram広告。まずは投稿の宣伝などすぐに始められる広告を試してみて、どのくらいの効果があるのか体験してみましょう。

広告配信を行ったあとは、インサイトなどを使って効果を分析しておくことも重要です。
参考記事 : Instagramインサイトの分析・解析方法を徹底解説!
参考記事 : Instagram分析ツールを導入して、アカウント運用を効率化しよう

Instagram広告の特徴を理解して、効果的な運用を目指していきましょう!
株式会社コムニコでは、InstagramやTwitter、Facebookを使った企業のSNSマーケティングを支援しています。SNSの運用やアカウント開設、キャンペーン、広告に関するご質問やお悩みがあれば、お気軽にお問い合わせください。

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