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【2024年最新】X(Twitter)アナリティクスを使った分析・解析方法を徹底解説!

【2023年最新】X(Twitter)アナリティクスを使った分析・解析方法を徹底解説!

X(Twitter)を伸ばしたいと思っているみなさん、アナリティクスを活用できていますか?
X(Twitter)アナリティクスには、アカウント運用に役立つたくさんのデータが存在しています。アナリティクスのデータでポスト(ツイート)の効果を分析し、反応のよい投稿の傾向をつかむことで、より成果につながるアカウント運用ができるようになります。投稿内容やテキストの見せ方などによってどのような違いがあるか、検証しながら運用してみましょう。

この記事では、X(Twitter)アナリティクスの画面やデータの見方について、記事公開時点の仕様でまとめています。

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X(Twitter)アナリティクスとは

アナリティクスは、X(Twitter)のアカウントを持っていれば、誰でも無料で利用することができる公式の分析ツールです。なお、アナリティクスで確認できるのは、自分のアカウントの運用データのみであり、競合企業など他のアカウントのアナリティクスを閲覧することはできません。なお、サービス名がTwitterからXに変更になりましたが、X(Twitter)アナリティクスはいまだ「ツイート」とした表記が残っています。「analytics.twitter.com の改善に取り組んでいる」というメッセージが表示されており、今後徐々に変更の予定です。

そのため、本記事でも「Twitter」「ツイート」表記が変更されていない部分や概要が同じ場合(ロゴのみ変更など)はそのまま解説しています。

アナリティクスにアクセスするには、WebブラウザのX(Twitter)の左カラムにある「もっと見る」をクリックして、表示されるメニューから「広告」>「アナリティクス」を選択します。

X(Twitter)アナリティクスでの分析_表示方法

または、アカウントにログインした状態で以下のURLにアクセスすることでも利用できます。
https://analytics.twitter.com

スマートフォンでアナリティクスを利用できる?

スマートフォンなどのアプリでは、X(Twitter)アカウント分析ができるアナリティクスは利用できません。
ただし、各投稿に表示されるグラフアイコン(📊)から「ポストアクティビティ」を確認することで、投稿ごとにデータを確認できます。

投稿からポストアナリティクス(ツイートアクティビティ)を確認する方法(ポスト分析)

分析したい投稿の右下にあるグラフアイコン(📊)をクリックして、ポストアナリティクス(ツイートアクティビティ)を確認できます。ログイン状態の自分のアカウント以外は確認できません。競合との比較を行う場合は、公開データであるRT数といいね数、インプレッション数で比較するようにしましょう。
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アナリティクス ホーム

アナリティクスのホーム画面では、過去28日間のX(Twitter)のパフォーマンスや、月ごとのポスト(ツイート)の概要を確認できます。なお、現在の表記では、旧TwitterロゴがXロゴに変更された以外は「ツイート」表記ママとなっています。

■過去28日間でのパフォーマンスの変動

アナリティクス ホームのトップでは、過去28日間のパフォーマンスが表示されています。
ここでは、以下のような数値が確認できます。

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  • ツイート数(ポストされた数)
    過去28日間の投稿数です。安定的に情報発信ができているかどうか、確認しましょう。
  • ツイートの総インプレッション数
    過去28日間に発信した投稿のインプレッション合計です。自身が発信した投稿がどれくらいの回数表示されたのか、随時チェックするようにしましょう。
  • プロフィールへのアクセス数
    アカウントのプロフィールが表示された回数です。投稿をきっかけに興味を持ち、アカウントまで見にきてくれた回数ですので、フォロワーを増やしたい場合はこの数値も注視しておきましょう。
  • @ツイート数
    他のユーザーにメンションされた数です。メンションされると、メンションしたユーザーのフォロワーにもアカウントの存在を知ってもらうことができます。アカウントの広がりを計測する指標として、見ておきたい数値です。
  • フォロワー数
    累計のフォロワー数です。順調に増加しているかどうか、確認しましょう。

各数値の後ろに表示されているパーセンテージは、その前の28日間と比較しての増減率を表しています。大きく変化しているものがあれば、その要因を探ってみましょう。

■月ごとのツイート(投稿数)

過去28日間のパフォーマンス変動の下には、月ごとの投稿概要が表示されています。

月ごとのツイート

ここで確認できる項目は、以下の通りです。

  • トップツイート(最も注目された投稿)
    その月でもっともインプレッションを獲得した投稿です。どんな投稿が反応を集め、多くのユーザーに届いているのか、毎月確認するようにしましょう。
  • トップの@ツイート
    メンションされた投稿のうち、もっともエンゲージメントが多かった投稿です。自社についてどんな話題が投稿され、反応を集めているのか、定期的にチェックを行いましょう。
  • トップフォロワー
    その月にフォロワーになったアカウントのうち、もっともフォロワーの多いユーザーです。フォロワーの多いユーザーがリポスト(リツイート)してくれることで、投稿はより多くのユーザーへ広がります。彼らがどんなことに関心を持っているのか、調べてみましょう。
  • トップのメディアツイート
    その月に投稿した画像/動画付き投稿のうち、もっともインプレッションを獲得した投稿です。

また右カラムには、「月の概要」として、その月の投稿数・総インプレッション数・プロフィールへのアクセス数・@数・フォロワー増減数が表示されます。

ツイートアクティビティ

上部のメニューから「ツイート」をクリックすると、アクティビティが表示されます。なお、現在はX(Twitter)での投稿を「ポスト」と言いますが、アナリティクス上は「ツイート」として表記されています。

「ツイートアクティビティ」では、投稿ごとのデータを確認することができます。
デフォルトでは過去28日間に公開した投稿のデータが表示されていますが、画面右上にあるカレンダーマークから、自由に期間を変更することが可能です。データは、日別とツイート別を選択し、CSV形式でエクスポートすることができます。エクスポート(ダウンロード)方法についてはこの章の最後にまとめています。
ツイートアクティビティ

「ツイートアクティビティ」のトップには、日別のインプレッションと投稿数のグラフが表示されます。
グラフ内の「プロモインプレッション」は広告によって獲得したインプレッション数、「オーガニックインプレッション」は広告以外の、リポスト(RT)などによって獲得したインプレッション数を指しています。

グラフの下には、指定した期間に公開された投稿の詳細が表示されます。
ツイートの一覧は4つのタブで表示が分かれており、「ツイート」は公開したツイートが時系列に表示され、「トップツイート」はインプレッションが多い順に表示されます。さらに、「ツイートと返信」では返信コメントも含めた投稿が、「プロモーション」では広告に使用した投稿が表示される仕組みです。見たい数値に応じて、タブを切り替えて使用しましょう。

ツイート一覧

各項目をクリックすると、投稿ごとの「ツイートアクティビティ」が確認できます。

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ここでは、以下のような数値が確認できます。(数値がゼロの場合、項目自体が表示されません)

  • インプレッション
    投稿が表示された回数
  • エンゲージメント総数
    いいねやリポスト(RT)、詳細のクリックなど、投稿に対して行われたすべてのアクション数合計
  • いいね
    投稿に押されたいいねの数
  • リツイート
    投稿がリポスト(リツイート)された回数
  • 返信
    投稿に対して返信された数
  • リンクのクリック数
    投稿に挿入したリンクのクリック数
  • 詳細のクリック数
    タイムラインで投稿をタップして、詳細表示した回数
  • プロフィールのクリック数
    投稿からプロフィールをクリックした数

なお、広告を使用した投稿では、以下のようにオーガニックとプロモーションの数値を分けて表示されます。広告用ポストであってもリポスト(リツイート)された場合はオーガニックとしての流入となります。

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投稿ごとのデータの右側には、指定した期間の日毎のエンゲージメント数として、エンゲージメント率、リンクのクリック数、リポスト(リツイート)、いいね、返信が表示されます。このエンゲージメント率とは、エンゲージメント総数/インプレッション×100で算出されています。

ツイッターのエンゲージメント数

より詳しく分析したい場合

なお、「エンゲージメントの高い投稿をソートして、傾向を分析したい」「リンククリック率の高い投稿をエクセルで算出したい」というときは、CSVファイルをダウンロードしてみましょう。
「ツイートアクティビティ」の画面右上に「データをエクスポート」ボタンがあるので、ここからCSVがダウンロードできます。指定した期間が長すぎたり、期間中の投稿が多すぎたりすると、ダウンロードエラーになることがあるので、こまめにダウンロードすることをおすすめします。

ダウンロードする際は、フォーマットを「By Tweet」(ツイートごと)、「By Day」(日ごと)から選択する必要があります。
「By Tweet」のデータでは、投稿ごとのエンゲージメントやインプレッションデータがダウンロードできます。一方、「By Day」のデータでは、どの投稿かに関わらず、1日に獲得したエンゲージメントやインプレッションのデータがダウンロードできるようになっています。
反応の良いツイートを調べたい場合はBy Tweetを、反応の良い日を調べたい場合はBy Dayを使用すると良いでしょう。

動画アクティビティ

アナリティクス上部のメニューから「詳細」>「動画」をクリックすると、動画アクティビティが表示されます。
ここでは、指定期間に投稿した動画の再生数や再生率、再生時間が確認できます。

動画の詳細

主な項目は、以下の通りです。

  • 保持(右上グラフ)
    動画が尺全体の何%まで再生されたかがグラフで表示されます。
  • 動画の再生数
    動画が再生された回数です。動画の50%以上が画面に表示された状態で2秒経過した場合か、ユーザーが動画の拡大表示または音声のミュート解除を行なった場合にカウントされます。
  • 再生時間(分)
    動画が再生された合計時間です。
  • 完了率
    動画を最後まで見たユーザーの割合です。
  • アクション誘導のクリック回数
    動画にアクション誘導ボタンがある場合、それがクリックされた回数です。
  • 引用先での動画再生数(Top Tweets with this video)
    動画が引用された投稿のうち、再生数が多いツイートが表示されます。

動画の重要性は年々高まっており、SNSには欠かせないコンテンツのひとつです。動画アクティビティを使って、どんな動画が最後まで再生されているか、どんな動画が再生数が多いかを分析してみましょう。

ツールの導入でインサイト分析を簡単に

ここまで、X(Twitter)アナリティクスで確認できるデータについて解説してきましたが、アナリティクスはデータの集計やアレンジができないため、使いづらい面もあります。CSVをダウンロードして集計は可能ですが、これを手間に感じる人は少なくないでしょう。
また、アナリティクスでは日ごとのフォロワー数データが提供されていないため、フォロワーがどのように増えているか、把握しづらい点も課題としてあげられます。

これらの課題を解決し、X(Twitter)運用を効率化するには、「コムニコ マーケティングスイート」などのSNS分析機能を持つツールの導入をおすすめします。
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「コムニコ マーケティングスイート」は、大手企業に多くのSNS運用支援を行ってきた株式会社コムニコが開発・提供するSNSアカウントの管理ツールです。これまで4,000アカウント以上(2023年9月時点)に利用されています。X(Twitter)、Instagram、Facebookに対応しています。
このツールでは、アナリティクス分析を簡易化するだけではなく、競合アカウントの分析ができ、さらに投稿予約や投稿管理も行うことができます。ここでは、主な分析機能について、ご紹介します。

■分析機能:投稿ごとのデータ

「コムニコ マーケティングスイート」の分析機能では、投稿ごとに、リポスト(リツイート)やいいね、クリックなどのデータが確認できます。
表示列はカスタマイズすることができ、見たい数値を見たい順に並べることが可能です。また、リポストが多い順に並べ替える、エンゲージメント率が高い順に並べ替えるなど、すべての項目でソートをかけることができます。
投稿ごとに任意のカテゴリを付与することも可能です。企業によってことなりますが、「社会貢献活動」「商品紹介」など内容によるカテゴリ付与や、「営業部」「マーケティングチーム」など部署ごとに分けたカテゴリ付与を行うと良いでしょう。これによって、投稿をグルーピングして分析ができるようになっています。反応の良い投稿にどんな傾向があるのか、カテゴリごとに分析を行い成果に繋げていきましょう。

投稿データ

■分析機能:フォロワー数の推移

日ごとのフォロワー数の推移や増減数はXアナリティクスでは提供されていません。推移をみるためにはダウンロードしたデータを作図し直す必要があります。
一方、「コムニコ マーケティングスイート」では確認することができます。さらに、投稿を実施した日付には自動的に目印がつくため、フォロワー数が増加・減少した日を明らかにすることで、フォロワー数変動の要因を分析することが可能です。フォロワー数やアクションの日ごとの推移や増減数は、CSVでダウンロードすることも可能なため、レポート作成も容易に行えます。フォロワー数の推移

■分析機能:月次エクセルレポート

「コムニコ マーケティングスイート」では、わかりやすいグラフデータで確認できるのがポイントです。簡易レポートとしてはキャプチャを用い、会議での報告会などではもう少し詳しいデータが欲しい、というご要望に合わせて、アナリティクスのデータを見やすくまとめた月次レポートがワンクリックでダウンロードできるようになっています。
フォロワー数の推移、投稿データ、反応の良い投稿ランキングなど、主要数値が含まれたレポートになっていますので、時間をかけてCSVからレポートを成形する必要はありません。

>>「コムニコ マーケティングスイート」の自社分析機能を確認する<<

月次レポート

■分析機能:競合他社比較

「コムニコ マーケティングスイート」には、競合他社と比較する機能があります。競合アカウントやベンチマークしているアカウントを登録しておくと、それらのアカウントのフォロワー数推移や投稿データを参照することができます。競合がフォロワー数を伸ばしている要因や、反応の良い投稿の傾向を分析してみましょう。自社アカウントの参考になる情報が得られます。競合アカウントは10件まで登録が可能です。

競合比較

そのほか、指定したKPIに合わせたカスタムサマリー機能やアクション数やリーチ数の推移なども詳細に確認できます。「コムニコ マーケティングスイート」のWebサイトでは、さらに詳しく解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。また、無料トライアルも行っています。分析したいTwitterアカウントをお持ちであれば利用可能ですのでお問合せください。

>>「コムニコ マーケティングスイート」資料ダウンロード・問い合わせ<<

まとめ

X(Twitter)の解析ツールであるアナリティクスでは、さまざまなデータを確認できます。
X(Twitter)の運用にあたっては、アナリティクスで得られるデータを活用しながら、エンゲージメントの高い投稿の傾向を分析し、新しい投稿企画に活かしていきましょう。投稿の内容、画像などに加えて、投稿時間、曜日などの変化も分析して、効果的に発信できるタイミングを把握するのも重要です。

 

アナリティクスのデータは複雑でわかりにくい、分析や解析をするためにレポート化する時間を効率化したいという方は、これらのデータをパッとみてわかりやすく図や表で表示してくれるツールの導入をおすすめします。

株式会社コムニコが提供する「コムニコ マーケティングスイート」では、簡単に分析ができるよう、アナリティクスデータを見やすくまとめています。さらに、X(Twitter)では提供されていない、日ごとのフォロワー数や競合アカウントのデータを確認することも可能です。

株式会社コムニコでは、企業のSNSマーケティングを支援するためにコンサルティングや勉強会等の運用支援も行なっています。ご不明な点があればお気軽にSNS運用支援についてお問い合わせください。

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