Instagramインサイトは、投稿への反応やリーチ数、フォロワーの属性データなどが確認できる分析ツールで、プロアカウントのユーザーであれば誰でも無料で使用できます。確認できるのはアカウント全般のインサイト、フィード、ストーリーズ、リール、ライブ動画の情報。
本記事では、インサイトの項目やインサイトの見方について解説していきます。
はじめに
Instagramのインサイトを使用するには、アカウントが「プロアカウント」である必要があります。
プロアカウントへの切り替え方法は、以下の記事で説明しています。まだ切り替えが完了していない方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
関連記事:Instagramの企業アカウント開設方法まとめ
「Instagramインサイトについてまとまった資料がほしい」「手元においていつでも確認できるようにしたい」という方は、【Instagramインサイト徹底ガイド】をぜひダウンロードください。インサイトの見方、項目が示す数値の意味、注意点など、インサイトについて詳しく解説しています。
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アカウント全般のインサイト(インサイト概要)の見方
まずは、アカウント全般のインサイトを見てみましょう。
スマホアプリ版のプロフィールページにアクセスし、右上のハンバーガーメニューをタップし「インサイト」を選択してインサイトを表示します。
もしくはプロフィール文下の「プロフェッショナルダッシュボード」ボタンをタップすることで過去30日間のインサイトを表示することができます。確認できる項目は「リーチしたアカウント」「アクションを実行したアカウント」「合計フォロワー数」「あなたがシェアしたコンテンツ」です。
「インサイト」や「プロフェッショナルダッシュボード」の表示がない場合は、プロアカウントへの切り替えが完了していないことが考えられます。
■リーチしたアカウント数
この数は、指定期間に自分のフィード投稿やストーリーズ、リールなどを1回以上閲覧したユニークアカウントの合計数となっており、タップすると詳細ページが表示されます。
- フォロワーとフォロワー以外
コンテンツを見た人がフォロワーかフォロワー以外かを見ることができます。 - インプレッション
何回コンテンツを見られたかという数。リーチはアカウント数なので、インプレッション>リーチとなるのが通常です。 - コンテンツタイプ別(リーチ順)
投稿、ストーリーズ、リールといったコンテンツタイプ別によるリーチ数をフォロワー/フォロワー以外で確認することができます。 - トップコンテンツ(リーチ順)
指定期間に投稿されたコンテンツのうち、パフォーマンスの高い投稿(投稿・ストーリーズ・リール・ライブ動画)を確認することができます。 - リーチしたオーディエンス
広告を含め、コンテンツを1回以上見たユニークアカウントの数が表示されます。同一アカウントが複数のコンテンツを見た場合のインプレッションとは異なります。
ここでは、広告、上位の国、上位の都市、性別、年齢層などを確認することができます。2023年9月現在、この指標は推定値かつ開発中となっています。 - プロフィールのアクティビティ
ユーザーがプロフィールに対して行ったアクションの数。プロフィールへのアクセス、ウェブサイトのタップ数、ビジネス住所のタップ数、電話するボタンのタップ数、メールを送信ボタンのタップ数、テキストボタンのタップ数が表示できます。
リーチ分析でわかること・できること
- ペルソナやターゲットとしている層と合っているか
国や都市、年齢、性別の推定値を確認し、ターゲットとズレていないか確認することができます。 - エンゲージメントを増やす施策
インサイトから確認できる「フォロワーとフォロワー以外」からフォロワーの数値が実際のフォロワー数よりも圧倒的に少ない場合はフォロワーが投稿に関心を示していないため、コンテンツの改善が必要です。どういったコンテンツが反応されるか「トップ投稿」で分析しましょう。
ユーザーからの「いいね!」やコメントなどのエンゲージメントはInstagramの表示順位を決定するアルゴリズムにとって重要なシグナルです。コメントやDMでのやり取りを促して、エンゲージメントを増やす施策も検討してみると良いでしょう。
関連記事:Instagtamチャットボットツール比較6選!DM自動化で効率よく成果を生み出そう - フォロワーを増やす施策
フォロワー以外へのリーチが少ない場合はフォロワー以外にコンテンツが届いておらず新規フォロワーが増えにくくなります。新規のフォロワーを増やすには、発見タブへ投稿が表示されることや、リールのおすすめ動画に載ることが非常に重要です。そのためには、発見タブやリールのアルゴリズムを意識した上で、上述のエンゲージメントを増やす施策の検討や、「リール動画のインサイトの見方」の章で説明している指標をもとにどんなリールだとエンゲージメントを獲得できるか、再生時間が伸びるか、など分析をしましょう。
関連記事:Instagramのアルゴリズムを理解しよう
■アクションを実行したアカウント
自分のフィード投稿やストーリーズ、リールに対するいいね!やコメント、シェアなど、アクションしたアカウントの合計を表示します。詳細ページでは、アクションを実行したオーディエンスやコンテンツでのインタラクションを確認できます。
- トップコンテンツ(エンゲージメントが多い順)
リール動画や投稿、ストーリーズといったコンテンツによる「いいね!」などエンゲージメント数の差をフォロワー/フォロワー以外で確認することができます。 - コンテンツでのインタラクション
投稿でのインタラクション(いいね!、コメント数、保存数、シェア数)、ストーリーズでのインタラクション(返信、シェア数)、リール動画でのインタラクション(いいね!、コメント数、保存数、シェア数)、動画でのインタラクション(いいね!、コメント数、保存数、シェア数)、ライブ動画(コメント数、シェア数)でのインタラクションの合計数です。広告等で宣伝されたコンテンツでのインタラクションも全て含みます。 - アクションを実行したオーディエンス
コンテンツに対してアクションを実行したアカウントのオーディエンス(上位の国、都市、性別、年齢層、フォロワー/フォロワー以外)を確認することができます。データが利用できない場合は指標を表示して確認できません。
インタラクション分析でわかること・できること
インタラクション数が増えると、コンテンツの評価が高まり、リーチが増える可能性があります。また、コンテンツにアクションしてくれたフォロワーとのシグナルが溜まり、その後の投稿のリーチを高めてくれます。どんなコンテンツがインタラクションが高いのかを把握しておくことは、リーチの拡大やフォロワーとの関係構築に役立ちます。
■合計フォロワー
フォロワーの合計数を表示しています。詳細ページでは、フォロワーが100人以上いる場合に、指定期間でのフォロワーの増減や、フォロワーのエリアや年齢性別、アクティブな時間(Instagramにアクセスしている時間帯)や曜日が確認できます。
フォロワー分析でわかること・できること
どんな投稿や施策を打ったときにフォロワーが増加・減少したのか分析をしておくことで、フォロワーの増加に役立てることができます。施策ごとの分析も必要ですが、アカウントを俯瞰してみたときに何が最も貢献しているのか、定期的に分析を行いましょう。
インスタグラムインサイトを確認する際の注意点
Instagramインサイトは利用しやすく、手軽に分析できるのが利点ですが、アカウントを成長させるために詳細な分析をしたい場合には次のような難点もあります。
-
フォロワーやオーディエンスの属性は、100人以上のデータがないと表示されない
-
累計フォロワー数の推移はインサイトでは確認できない
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アカウントデータ(投稿データ以外)は過去90日までしか確認できない
「長期間のデータを確認・保存したい」「日ごとの変化を分析したい」「より詳しい分析を行いたい」という場合は、「コムニコ マーケティングスイート」などの分析ツールの導入を検討してみましょう。コムニコ マーケティングスイートについては、後半の章でも詳しく解説していますので、そちらもご覧ください。
インサイト-あなたがシェアしたコンテンツ
プロフィールから「インサイト」をタップした際に「あなたがシェアしたコンテンツ」が表示されます。
「あなたがシェアしたコンテンツ」では最大過去2年間の投稿コンテンツを一覧で確認することができます。期間は選択項目にある期間(過去7日間 / 30日間 / 3か月間 / 6か月間 / 昨年 / 過去2年間)しか設定できず、任意の期間をカスタムして設定することはできません。コンテンツタイプ(すべて / 投稿 / ストーリーズ / リール / 動画 / ライブ動画)を選択して、絞り込むことができます。
■投稿
「投稿」を選択した場合、指定期間(過去7日間〜最大過去2年間)の自分のフィード投稿が表示されます。
画面上部では、期間のほか、指標(いいね!の数、インプレッションの数、コメント数など)や、投稿タイプ(写真、動画投稿、カルーセル投稿)を切り替えるフィルターの選択ができます。
■ストーリーズ
「ストーリーズ」を選択した場合、フィード投稿と同じように、指定期間に投稿したストーリーズが表示されます。
画面上部では、期間や指標を切り替えるフィルターの選択ができ、確認できる指標は「ストーリーズからの移動数」「次のストーリーズ」「次へ」などストーリーズの分析に対応した指標になっています。
■リール
「リール」を選択した場合、指定期間に投稿したリールが表示されます。
画面上部では、フィードやストーリーズと同様に期間や指標を切り替えるフィルターの選択ができます。指標は「保存数」「再生数」「リールでのインタラクション」などが確認できます。
■ライブ動画
「ライブ動画」を選択した場合、指定期間に配信したライブ動画が表示されます。
ライブ配信中の「コメント数」「リーチ」「ピークの同時視聴者数」「ライブ配信中のインタラクション」といった指標順に並べ替えることができます。
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フィード投稿のインサイトの見方
投稿からインサイトを表示するには、投稿の左下の「インサイトを見る」をタップします。
投稿インサイトから確認できるアイコンとその内容は以下の通りです。
- ハートマーク(いいね!)
- 吹き出しマーク(コメント)
- 紙飛行機マーク(シェア)
- しおりマーク(保存済み):投稿を保存したユニークアカウント数
■概要
- リーチしたアカウント
この投稿を最低1回見たユニークアカウントの数を表示します。 - アクションを実行したアカウント
- プロフィールのアクティビティ
※データが利用できない場合は「--」が表示されます。
■リーチ
- リーチしたアカウント数:投稿を閲覧したユニークアカウント数。フォロワー/フォロワー以外の割合を円グラフで確認することができます。
- インプレッション数:投稿が表示された数。
- ホーム:ホームボタンを表示した時に表示された数
- ハッシュタグ:ハッシュタグを検索した時に表示された数
- プロフィール:プロフィールを表示した時に表示された数
- その他:発見タブ等、上記以外の場所で表示された数
■エンゲージメント(投稿でのインタラクション)
- 「いいね!」の数
- 保存数
- コメント数
- シェア数
■プロフィールのアクティビティ
- プロフィールへのアクセス
- フォロー数
- [電話する][メールを送信]などのボタンのタップ数
投稿ごとのインサイトは、直近の投稿結果を確認する際に役立ちます。主に確認したい箇所は、投稿への反応数やリーチ(普段より多いか少ないか)、インプレッションの経路です。
特にインプレッションの経路は必ずチェックしておくようにしましょう。「ホーム」でのインプレッションが多ければフォロワーに、「ハッシュタグ」のインプレッションが多ければフォロワー外のユーザーによく見られているということになります。
ストーリーズのインサイトの見方
ストーリーズ画面を上にスワイプアップするか、アクティビティをタップして、グラフマークから詳細なインサイトが確認できます。
上部にある目のアイコンをタップすると、ストーリーズを閲覧したアカウントの一覧が表示されます。
その隣のグラフマークをタップすると、ストーリーズの詳細なインサイトを確認することができます。確認できる項目は以下の通りです。
■概要
- リーチしたアカウント
この投稿を最低1回見たユニークアカウントの数を表示します。フォロワーかフォロワー以外かを確認できます。 - アクションを実行したアカウント
- プロフィールのアクティビティ
■リーチ
- リーチしたアカウント
- インプレッション
■エンゲージメント
ストーリーズでのインタラクション
- シェア数
- 返信
ナビゲーション
- 次の写真や動画を見るためにタップされた回数
- ストーリーズからの移動数
- 次のストーリーズ
- 前の写真や動画を見るためにタップされた回数
■プロフィールのアクティビティ
- プロフィールへのアクセス
- フォロー数
- [電話する][メールを送信]などのボタンのタップ数
なお、ストーリーズの公開から24時間経過した場合は、「設定とアクティビティ」の「アーカイブ」からストーリーズを表示して上にスワイプすると、インタラクションや発見の数値を確認ができます。
※プロアカウントに切り替える前のストーリーズはインサイトが表示されません。
リール動画のインサイトの見方
2022年7月、Instagram上で投稿された15分未満の動画は、すべて「リール動画」扱いになることが発表されました。
リール動画のインサイトは、リール動画上にある「インサイトを見る」または3点リーダー「…」をタップし、「インサイト」をタップすると表示されます。
リール動画のインサイトから確認できるアイコンとその内容は以下の通りです。
- 三角マーク(再生数):リール動画が再生開始された回数
- ハートマーク(いいね!)
- 吹き出しマーク(コメント)
- 紙飛行機マーク(シェア)
- しおりマーク(保存済み):投稿を保存したユニークアカウント数
■リーチ
- リーチしたアカウント
このリール動画を閲覧したユニークアカウント数
■再生時間
- 再生時間
- 平均再生時間
■コンテンツでのインタラクション
- 「いいね!」の数
- 保存数
- コメント数
- シェア数
アカウント分析の手順
ここまででご紹介したインサイトの機能を使って、具体的にどのようにアカウント分析を進めていくかをご紹介します。
1. 【運用をはじめる前に】 追うべき指標(KPI)を決める
アカウントの運用を始める前に、まずは分析の際の基準となる指標(KPI)を定めましょう。
KPIは運用するSNSや運用目的、アカウントの規模などによって異なるため、投稿の良し悪しを判断する基準値があると、振り返りを行いやすくなります。
関連記事:InstagramなどSNSのKGI・KPIの考え方
2. 【分析をはじめる前に】 投稿を “カテゴリ分け” しておく
多くの投稿を一度に振り返る場合、あらかじめ同じ種類の投稿をまとめておくとよいでしょう。
たとえば「会社紹介」「商品紹介」などのように投稿内容でカテゴリ分けしたり、「画像」「動画」「カルーセル」などの投稿フォーマットでカテゴリ分けをしたりして、それぞれの数字の違いを見て振り返るようにしましょう。
3. 要素を分解して要因を探る
KPIの基準より高い、あるいは低い投稿は、どんなカテゴリの投稿が多いのか、というところをまとめたら、次にその要因を探っていきます。
たとえば投稿のリーチが高かった場合、フォロワーの閲覧が多いのか、あるいはフォロワー以外の閲覧が多いのかを確認し、フォロワーの閲覧が多ければ、その投稿の前後でフォロワーが増えたのか、フォロワーがアクティブな時間に投稿できたのかなど、順を追って深掘っていくのがよいでしょう。
4. 要因を特定し、ネクストアクションを考える
要因が特定できたら、良い要因の場合は別の投稿に同じ要素を組み込んだり、悪い要因の場合は同じことを繰り返さないようにしたりと、PDCAサイクルを回しながら少しずつアカウントの運用を改善していきましょう。
SNSアカウントの運用は、PDCAサイクルを回しながらトライ&エラーを繰り返し、精度を高めていくことが正攻法です。このように仮説・検証を行うことにより、「狙って成功した」「狙って失敗した」という結果が得られ、次にやるべき行動を明確することができます。
ツールを活用して、インサイト分析を効率化しよう
ここまで、Instagramインサイトを活用した分析方法を解説しました。しかし、累計フォロワー数の推移はインサイトでは確認できないことや、複数のアカウントを運用している場合は、1アカウントずつ確認する必要があり、まとめて確認することはできないという弱点があります。
Instagram運用の成果を示す必要がある企業のSNS運用担当者の場合、インサイトレポートをまとめて作成するには手間がかかります。そこで、Instagram分析に必要なデータをPCから確認でき、複数のSNSアカウントの数値をまとめて見やすく整理ができるツール「コムニコ マーケティングスイート」をご紹介します。
コムニコ マーケティングスイートは、X(Twitter)、Instagram、FacebookなどのSNSアカウントの投稿管理や効果測定を効率化するクラウドツールです。Instagramインサイトについては、主に以下の項目が集計できます。
※コムニコ マーケティングスイートでInstagram分析を使用するには、Facebookページに連携したInstagramアカウント(プロアカウント)である必要があります。
フィード投稿やストーリーズ投稿ごとのデータ
投稿ごとに、リーチやインプレッションなどのデータが確認できます。ストーリーズの一覧データは、コムニコ マーケティングスイートでは1年間保存されます。
フォロワーデータ
フォロワー数の推移や増減数、フォロワーの属性などの情報を確認できます。Instagramインサイトよりも見やすくまとめられ、数値がCSVでダウンロードできます。グラフで簡単に確認ができるため、期間を指定して、グラフをダウンロードして資料作成に役立てられます。
カスタムサマリー
自社のKPIに合わせてサマリーをカスタマイズできます。表示方法も、集計値・グラフ・表などから選択可能。見るべき項目や目標値の設定で、日々の数値のチェックを簡単にし、リアルタイムで進捗を把握しながら毎日の運用に役立てましょう。
そのほか、アクション数やリーチ数の推移なども詳細に確認できます。コムニコ マーケティングスイートの「投稿管理」機能ページや以下の記事でさらに詳しく解説していますので、興味があればぜひご覧ください。
関連記事:Instagram分析ツールを導入して、アカウント運用を効率化しよう
ツールを活用して、競合アカウントを分析しよう
自社の分析だけでなく、ベンチマークしているアカウントも分析することで、運用のヒントが見つかることもあります。「コムニコ マーケティングスイート」の「競合アカウント分析」機能では、ベンチマークアカウントのフォロワー数推移や反応数など、様々な数値をチェックできます。
フォロワー数の比較
競合アカウントを複数登録しておくと、フォロワー数を横並びで比較することができます。それぞれのフォロワー数の増減を追うことができるため、フォロワー数が増えたタイミングや、減ったタイミングで各アカウントが何をしていたか、調べることができます。
反応の良い投稿・悪い投稿の傾向把握
競合比較では、競合アカウントの反応が良かった投稿「BEST5」および反応が良くなかった投稿「WORST5」がランキング形式で表示されます。これによって、どんな投稿が人気なのか、逆にどんな投稿は人気ではないのか、傾向を把握することができます。
そのほか、競合アカウントの投稿を一覧で表示させる機能もあります。自社分析と同じように、反応数の多い順やリツイートの多い順に並べ替えることも可能です。
自社のポジション把握
同業界のアカウントの中で、自社のSNSアカウントはどのくらいのポジションにいるのか、X軸、Y軸の位置、円の大きさで比較することができます。
ポジショニングマップを使用すると、より多面的な視点で自社のポジション把握が可能になります。
Y軸、X軸、円の大きさ、に設定できる指標は以下のものです。
- 投稿数
- 反応率
- 反応数
- コメント
- いいね!
- フォロワー数(累計)
- フォロワー数(増減)
まとめ:インサイトのデータを活用して、反応の良い投稿をしよう
Instagramのインサイトは、いろいろな場所で異なるデータを閲覧できるので、どこでどんな情報が確認できるのかをおさえておきましょう。データを俯瞰的に見てみると、いいね!は少なくても、保存が多い画像など、投稿の特性がみつかるかもしれません。
もちろん、全部のデータを毎日見る必要はなく、定期的にKPIとして決めた数値を追えばよいでしょう。Instagramでのユーザーエンゲージメントを高めるために、ぜひインサイトを使いこなしてください。
また、InstagramだけでなくX(Twitter)、FacebookなどのSNSアカウントの投稿管理や効果測定にかける作業を大幅に軽減するクラウドツール「コムニコ マーケティングスイート」をぜひご活用くださいね。
2018年に株式会社コムニコへ入社。コンテンツクリエイターとして、企業・自治体のSNS企画・運用・コンテンツ制作を行う。コムニコが持つ知見を広めるために編集経験を活かして「We Love Social」運営・編集・記事執筆などのコンテンツマーケティングを担当。一般社団法人SNSエキスパート協会認定講師としてSNSに関する安全で正しい知識の啓蒙にも努めている。