
Meta Instagramチームが開発・リリースした「Threads(スレッズ)」。X(Twitter)に代わるSNSとして注目され、企業アカウントの開設も増えています。
この記事では、Threadsとはなにかを解説し、基本的な使い方や企業アカウント事例を紹介します。
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※この記事では、Threadsについて2026年8月時点の内容をまとめています。
関連記事:【Metaに聞いた】Threads(スレッズ)運用、7つのコツ
Threads(スレッズ)とは?
Threads(スレッズ)は、Meta Instagramチームが開発したテキスト共有アプリです。
日本では、2023年夏から利用できるようになり、オープンな会話やテキストの公開をするためのアプリとして開発されており、Instagramアカウントを使用してログインします。

Threadsのビジョンは、「誰の発言にも価値があると考え、 利用者が自分の考えやアイディアを気軽にシェアできる場所を目指す」こと。API制限など、様々な問題を抱えるX(Twitter)に代わるSNSとして注目を集めました。
オープン・ソーシャルネットワーキング・プロトコル「ActivityPub」に対応しています。分散型SNSとも呼ばれるこのシステムは脱中央集権的であるといわれています。
なお、現在Threadsでは、ActivityPubをサポートしているMastodonやWordPress等の他のプラットフォームを利用している人と相互にやりとりすることが可能な機能がベータ版として実装されています。プラットフォーム間でフォローなどの交流ができる新しいソーシャルメディアネットワークを「フェディバース」といいます。
関連記事:スレッズどう使う?1周年記念イベント開催レポート-Threads 1st Anniversary Master Class Report-
InstagramとThreads(スレッズ)の使い分け
Metaの調査では、ユーザーの3分の1以上が「InstagramとThreadsでフォローしているアカウントの大半が異なる」と回答。Instagramがビジュアルで「広げる」場所であるのに対し、Threadsは言葉で「深める」場所として使い分けられています。また、日本はグローバル平均よりも「テキストのみの投稿」が占める割合が高いのも特徴です。
Instagramのアカウントを元にThreadsアカウントが作られるため、利用開始当初からフォロワーを獲得した状態で始められるのが非常に大きなメリットとなります。Threadsの投稿コンテンツはInstagram上でもおすすめされることがあり、テキストによるコミュニケーションがしやすい、という特徴もあります。(設定から制限することも可能です)
また、Threads上で表示されるおすすめのアカウントも、Instagramのおすすめとは少し違ったアカウントが表示されるようです。Threadsの活用によってInstagramのリーチを拡大することができる可能性が高くなるため、InstagramとThreadsの両方を活用していくとよいでしょう。
Threadsの基本情報|ユーザー数・主な機能
Threadsのユーザー数

- 月間アクティブ利用者数(MAU):5億(2026年7月1日発表)
Threadsは、サービス提供開始からわずか5日で利用者数が1億人を突破し、アプリとして史上最速ペースで成長を続けています。サービス提供から1億人を突破するまで、これまでの最短記録は「ChatGPT」で2ヶ月、「TikTok」で9ヶ月となっていました。
Threads3周年を記念して2026年7月1日に開催されたラウンドテーブルでは、月間アクティブ利用者数(MAU)が、2026年6月時点で5億人を突破したことが発表されました。特に、日本市場においては、アプリ利用時間の成長率が前年比+130%(2.3倍)を記録。一人ひとりのユーザーがアプリに滞在する時間が劇的に伸びていることが示されています。
関連記事:Threads(スレッズ)3周年記念!最新動向や今後の戦略は?イベントレポート
Threadsの主な機能
2026年8月時点で使える機能をまとめました。それぞれを組み合わせて利用することも可能です。
- 10,000文字までのテキスト投稿
- 動画や画像コンテンツ共有(サイズは縦幅に準拠し、ほぼ自由)
- スレッド返信によるユーザー同士の会話・メンション・タイアップ投稿
- ダイレクトメッセージ(DM)
- 投稿後のテキスト編集(投稿後15分以内)
- GIFスタンプ機能、投稿テキストの翻訳機能、音声クリップを投稿できる「ボイススレッド」、投票機能
- リンク投稿(OGP表示あり)
- 再投稿(Xのリポストのような機能)、引用(Xの引用ポストのような機能)
- Instagramフィード投稿、ストーリーズ、リンクコピーなどのシェア
- アカウントの公開範囲(公開/非公開)
- (アカウント)プロフィールブロック機能
- スレッドごとのリプライ可能範囲設定(全ての人/フォローしている人/メンションしている人)、スレッド返信の非表示
- 投稿アクティビティ機能(いいね!/再投稿/引用した人を表示)
- キーワード検索機能
- トピックのタグ付け機能
- コミュニティ機能(現在は一部トピックのみで使用可能)
- トレンドランキング
- Threads広告
- 分析(インサイト)
2025年4月からThreads広告がリリースされ、Meta広告マネージャから活用することができるようになりました。
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Threadsのユニーク機能の詳細
Threadsは、より自由な表現を目指して次々と機能のアップデートを行っています。その中からユニークなものをいくつかご紹介します。
- 10,000文字までの長文投稿
投稿作成画面下の「・・・」を開き、「スニペット」を選択することで、10,000文字までのテキストを添付できます。フォントのスタイルを太字や斜体などに変えることも可能です。 - タグ付け機能
投稿内容に関連するトピックを設定し、興味・関心ごとに投稿を見つけてもらいやすくする機能です。既存のトピックを選ぶほか、新しいトピックを作成することもできます。Instagramのハッシュタグとは異なり、1投稿につき設定できるトピックは1つです。コミュニティ機能は現在、日本では一部のトピックで利用可能で、今後正式提供が予定されています。

-
ゴースト投稿
24時間後に自動的にアーカイブされ、他の利用者は見ることができなくなる投稿です。
新規スレッドの作成画面で、画面下部にあるゴーストのアイコンをタップして切り替えることで、ゴースト投稿に設定することができます。
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ネタバレ防止機能
テキストや画像にぼかしを入れ、ネタバレを防ぐことができる機能です。
テキストの場合は、投稿を作成する画面でぼかしたい文字を選択し、オプションから「ネタバレありにする」をタップすることで設定できます。画像の場合は、画像を追加してから左下に表示される「・・・」をタップし、「ネタバレありにする」を選択することで、画像全体にぼかしがかかります。
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スタンプ機能
テキスト作成において、いわゆる「動く絵文字」を使用できる機能です。投稿作成画面の下部にあるスタンプマークから、さまざまなスタンプを検索して使用することができます。

- リプライ承認機能
自分の投稿に返信があった場合、他の利用者に表示される前に確認し、承認したもののみ表示することができる機能です。投稿作成画面下部の「投稿オプション」から設定できます。
Threadsのアルゴリズム
Threadsのフィードは利用者のアクティビティによってパーソナライズされています。上位表示されるために必要な要素は3つあります。
-
投稿頻度
Threadsでは、投稿頻度が高いほど、1投稿あたりのインプレッションも増加する傾向が見られています。そのため、MetaはThreadsで1週間に2-5回という頻度で投稿することを推奨しています。
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会話
フォロワーなどから返信が得られた投稿は、会話を生み出す投稿として、より多くのユーザーにおすすめ表示される傾向があります。投稿に対する返信が多く、よく閲覧されている投稿は興味を持っている人が多いと見なされ、アルゴリズムにも優位に働きます。また、投稿を行う際は、動画や画像だけでなく、必ずテキストを入れることが重要です。
-
トレンド
世間で話題になっている出来事やポップカルチャー、旬の時事ネタなどのトレンドを捉え、トレンドに乗った投稿を行うことも重要です。それによって多くのユーザーの興味を引き、返信を促すことができます。
実際にコメントでのやり取りが多い投稿でインプレッションが高くなったり、投稿頻度が高いタイミングの方が多くリーチしたりする様子が見受けられます。積極的に活用していくとよいでしょう。
Threadsのアルゴリズムに関しては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
参考記事:【Threadsアルゴリズム】伸びる企業アカウントの運用術 — Meta発表会で判明したThreadsのこれから
参考記事:【Threadsの最適な投稿頻度は?】2026年の鍵を握る「パーソナライズ」活用術
Threadsで使われる用語解説
Threads公式がInstagramで発表した用語集を日本語訳と共にまとめました。
| 呼び方 | words | 意味 | 用例 |
| スレッズ | Threads | アプリ名 |
SNS「スレッズ」が熱い。 |
| スレッド | thread |
議論を表す言葉 |
@mosseriは、良いスレッドを開始しました。 |
| ポスト | post |
①[名詞]個々の投稿を表す |
①彼らの最新ポストを見ました? |
| リプライ | reply | 誰かの投稿に返信すること | 私にリプライしましたか? "Did you reply to me?" |
| リポスト | repost |
誰かの投稿を自分のプロフィールに再投稿すること |
@zuckさんの写真をリポストしました。 "I reposted @zuck’s photo." |
| クオート | quote |
誰かの投稿を引用して、自分の考えとともに投稿すること |
@mosseri をクオートしました。 "I quoted @mosseri." |
参考:https://www.instagram.com/p/CuXjJeqOQF-/
Threadsの利用条件
Threadsは、Instagramチームが開発したInstagramアプリとされています。そのため、Threadsを利用するためにはInstagramのアカウントが必要です。そのため、13歳以上など、Instagramが利用できる人であればアプリをダウンロードさえすれば利用可能となるでしょう。
アカウントIDや名前とユーザーネームなどはInstagramアカウントがそのまま引き継がれます。
Threadsで使用される可能性がある個人情報データ
- Instagramのログイン情報
- InstagramアカウントID
- Instagramでの名前とユーザーネーム
- Instagramのプロフィール情報(プロフィール写真、自己紹介、リンクなど)
- Instagramフォロワー
- Instagramでフォローしているアカウント
- Instagramでの年齢 など
なお、プロフィールやフォロワー・フォローしているアカウントについては、利用開始時に引き継ぐかどうか選択することができます。
個人情報の収集項目が多く、セキュリティ上不安という声もありますが、Instagramをすでに活用している場合は個人情報収集に同意済みとなっていますから、Instagramアカウントがある場合は利用を検討してもよいでしょう。
Threads アカウント開設方法
では、さっそくThreadsを使い始めてみましょう!
- Threadsアプリをダウンロードします。
iPhoneの場合はApp Storeから、Androidの場合はGoogle Playストアを利用しましょう。 - アプリを開き、下部にある[Instagramでログイン]をタップすると、Instagramアプリでログインしているアカウントが表示されます。
-Instagramアプリにログインしていない場合は、下部の[Instagramでログイン]をタップして、Instagramアカウントにログインしてください。ログインすると、Threadsアプリに戻ります。
-複数のInstagramアカウントを所有していて、別のアカウントでログインしたい場合は、下部の[アカウントを切り替える]をタップして別のアカウントを選択します。アカウントがリストに表示されない場合は、[他のInstagramアカウントにログイン]をタップして、Instagramアカウントにログインします。 - プロフィールをカスタマイズします。
自己紹介やリンクはInstagramからインポートでき、後から変更することも可能です。インポートすると、プロフィールアイコンや自己紹介、リンクが自動的に挿入されます。
なお、アカウントIDやユーザーネームはThreads上では変更できず、Instagram上で変更する必要があります。 - プライバシー設定を選択します。
2つのプライバシー設定から選択できます。
-公開プロフィール
Threads利用者以外を含むすべての人があなたのコンテンツを見てシェアやアクションを実行できます。
-非公開プロフィール(鍵アカウント)
あなたのコンテンツを見てアクションを実行できるのは、承認済みのフォロワーのみです。 - Threadsのしくみが表示されます。
取得データの活用方法や他のプラットフォームとやり取りができる新しいソーシャルネットワークを使用できるようになることが記載されています。表示されている内容を確認してから利用するようにしましょう。
補足事項
- Threadsで別のプロフィール写真、自己紹介、リンクを選択しても、Instagramのプロフィール写真、自己紹介、リンクに影響はありません。ただし、アカウントIDやユーザーネームはInstagramと同じでなければなりません。
- Threadsでいつでも自分のプロフィールを編集できます。ユーザーネームや個人情報など、その他の情報を変更するには、Instagramでプロフィールを編集します。なお、Threadsのプロフィール文は150文字(12行)まで。
- Instagramアカウントが認証済みの場合、Instagramのプロフィール写真のみを変更できます。認証バッジは、Threadsのプロフィール情報とともに表示されます。
アカウントの削除方法
以下の手順でThreadsアカウントを削除することができます。
- 「設定」を開く
- 「アカウントセンター」>「アカウントの管理」>「利用解除または削除」を選択
- 「アカウントの削除」を選択
Threadsプロフィールの削除リクエストは、30日の期限前にキャンセルできます。キャンセルするには、Threadsプロフィールに再度ログインする必要があります。
参考:https://help.instagram.com/313703828012423
一時的にThreadsの利用を中止する方法
アカウント削除ではなく、一時的に利用停止することもできます。
ただし、一時的な利用解除方法で、利用解除できる頻度は週1回までとなっています。
- 「設定」を開く
- 「アカウントセンター」>「アカウントの管理」>「利用解除または削除」を選択
- 「アカウントの利用解除」を選択
参考:https://help.instagram.com/558007373138554
Threadsのビジネス活用|企業はどう活用すべき?
Threadsは、Instagramアカウントがあればすぐに始められるテキスト中心のSNSです。フォロー外のユーザーにも投稿が届きやすく、企業認知の拡大やユーザーとのコミュニケーションに活用できます。
また、2025年4月からはThreads広告も利用可能となり、オーガニック投稿と広告を組み合わせたマーケティング施策も実施できるようになりました。企業の主な活用方法は以下のとおりです。
■オウンドメディアやWebサイトへ誘導する
Threadsではリンク付き投稿ができ、OGP(リンクカード)も表示されます。ブログ記事やキャンペーンページ、サービスサイトへの導線として活用できます。
■Instagramや他SNSへの導線として活用する
Threadsではフォロー外にも投稿が表示されやすいため、新たなユーザーとの接点づくりに適しています。Threadsで興味を持ったユーザーをInstagramや他SNSへ誘導し、商品やサービスの詳細を見てもらう活用方法もおすすめです。
■ユーザーとのコミュニケーションを深める
質問形式やコメントを促す投稿は、返信が集まりやすく、ユーザーとのコミュニケーション活性化につながります。
■偽アカウント防止のためにアカウントを取得する
すぐに運用を開始しない場合でも、なりすまし防止のために公式アカウントを開設した例もあります。
■Threads広告を活用する
Threads広告はMeta広告マネージャから配信できます。認知拡大やWebサイトへの集客などに活用できます。Threadsの商用利用

Threadsの利用規約内にある禁止事項として「商業目的でThreadsサービスを活用すること」という記載があり、企業公式アカウントの活用が難しいのではないか、という憶測も飛び交いました。
この件について、We Love Social編集部がMeta広報に確認したところ、「クリエイターから企業、個人アカウントまで、すべてのInstagramアカウントで利用いただけます」との回答がありました。Threadsは、ビジネスで活用する企業アカウントも活用できるアプリです。
Threadsの企業活用事例
ここからは、Threadsに公式アカウントを開設し、運用を開始した企業の事例をいくつかご紹介します。
■エレコム株式会社
ネットワーク機器をはじめとしたサプライ製品の開発・販売を行っているエレコム株式会社。カジュアルで親しみやすいトーンの投稿を高い頻度で発信しており、ユーザーとの自然なコミュニケーションが参考になります。
https://www.threads.net/@elecomjp
■アイラップ【公式】
袋状ラップ「アイラップ」の公式アカウント。画像・動画・カルーセルなどさまざまな投稿形式を活用しながら、商品の活用方法やレシピなど、ユーザーに役立つ情報を発信しています。
https://www.threads.net/@i_wrap_official
■Mori Art Museum 森美術館
東京・六本木にある現代アート美術館「森美術館」の公式アカウント。開催中・開催予定の展覧会情報を中心に、美術館の魅力が伝わる投稿を発信しています。
https://www.threads.net/@moriartmuseum
■モデルプレス(オフィシャル)
日本最大級の女性向けエンタメ・ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」の公式アカウント。ドラマを一覧形式でまとめた投稿など、思わずシェアしたくなるコンテンツでリポストを促しています。
https://www.threads.net/@modelpress
■マクセル / maxell
電池や光学部品などを手掛けるマクセルの公式アカウント。トピック機能を効果的に活用し、ユーザーの反応を集めています。
https://www.threads.net/@maxelljp
■ブルーシールアイスクリーム|沖縄(公式)
沖縄発のアイスクリームブランド「ブルーシール」の公式アカウント。商品の魅力が伝わる投稿に加え、コメントしたくなる話題や問いかけを取り入れ、ユーザーとのコミュニケーションを活発に行っています。
https://www.threads.net/@blueseal_icecream
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まとめ
本記事では、Threadsの特徴や基本機能、アルゴリズム、企業の活用方法について解説しました。
Instagramとの連携を活かしながらX(Twitter)などテキスト共有のSNSの良さをあわせ持ったSNSといえます。企業の情報発信やファンとのコミュニケーション、Webサイトへの送客、広告配信など、さまざまなマーケティング施策に活用できます。
ThreadsなどのSNS運用について、「自社に合った活用方法が分からない」「運用や広告配信までまとめて相談したい」という場合は、コムニコへご相談ください。コムニコは日本のSNS黎明期である2008年に創業し、3,000件以上の運用実績(2026年3月時点)があります。
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化粧品会社にてオウンドメディアの企画制作に従事した後、コムニコへ入社。コンテンツクリエイターとして、食品や医薬品など多岐にわたる業界のSNSアカウントを担当し、クリエイティブの企画制作・運用支援を行っています。








