【スマートフォンとPCで簡単】X(Twitter)アカウント開設ガイド!開設時の注意点や最初の投稿事例
この記事では、X(Twitter)で企業アカウントを始めたいという方に向けて、アカウントの開設方法をはじめ、アカウント作成時の注意点やX(Twitter)の開設メリット、企業アカウントが押さえておきたいセキュリティについてなど、アカウント開設時に一読すべき情報をまとめました。
個人ではX(Twitter)をよく使っているという人であっても、企業アカウントは個人アカウントの運用と違い、自社のイメージダウンや炎上などのトラブルを起こさないために注意すべき点が多くあります。そのため、初めて企業アカウントを開設するという場合は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
X(Twitter)アカウントをスマホで開設する方法
X(Twitter)で企業アカウントを作成する手順を紹介します。開設には難しい手続きを必要としませんので、まずは気軽に始めてみましょう。
まずはスマホアプリ編です。
STEP 1.アプリをインストールする
まず、お手持ちの端末がiPhoneの場合はApp Store、Androidの場合はGoogle Playから、「X」のアプリを検索し、インストールします。
STEP 2.アカウントを作成
インストールしたXアプリを立ち上げ、「アカウントを作成」を押下します。
次に、言語を選択します。「日本語」(または任意の言語)を選択し、「次へ」を押下します。
アカウント名、電話またはメールアドレス、生年月日を登録します。生年月日には、会社の創立記念日や商品の発売日、担当者の生年月日など、好きな日付が設定できますが、必ず年齢が13歳以上にする必要があります。(詳細は後述します)
STEP 3.パスワードを設定
「認証コードを送信しました」と表示された場合は、2時間以内に設定した電話番号のSMSまたは設定したメールアドレスの受信ボックスを開いて認証コードを確認し、アプリに入力します。
8文字以上のパスワードを決め、入力します。
STEP 4.プロフィール画像とアドレスを設定する
プロフィール画像を設定します。プロフィール画像は、アカウントの丸いアイコンとして表示される画像です。「今はしない」の押下でスキップし、のちに設定することも可能です。
アカウントのユーザー名(@以降に表示される文字)を英数字で設定します。「今はしない」の押下でスキップし、のちに設定し直すことも可能です。
これでアカウントの完成です。何らかのアカウントをフォローしないと先に進めない場合は、適当なアカウントをフォローし、アカウントを完成させてからフォローを外せば問題ありません。
STEP 5.ヘッダー画像や紹介文などを設定する
左上の丸いアイコンをタップし、「プロフィール」を開きます。
「プロフィールを入力」からヘッダーの選択や自己紹介の入力を行ってください。
X(Twitter)アカウントをPCで開設する方法
続いて、PCブラウザでアカウントを開設する方法をご紹介します。
STEP 1. X(Twitter)にアクセスする
まずは https://x.com/ にアクセスします。
STEP 2.アカウントを作成
「アカウントを作成」を押下します。
アカウント名、電話またはメールアドレス、生年月日を登録します。生年月日には、会社の創立記念日や商品の発売日、担当者の生年月日など、好きな日付が設定できますが、必ず年齢が13歳以上になるようにしましょう。(詳細は後述します)
STEP 3.パスワードを設定
実在の人物であることを確認するために、アカウントの認証が行われる場合があります。2時間以内に設定した電話番号のSMSまたは設定したメールアドレスの受信ボックスを開いて認証コードを確認し、入力します。
アカウント認証がクリアできたら、パスワードを設定します。
STEP 4.プロフィール画像とアドレスを設定する
プロフィール画像を設定します。プロフィール画像は、アカウントの丸いアイコンとして表示される画像です。「今はしない」の押下でスキップし、のちに設定することも可能です。
アカウントのユーザー名(@以降に表示される文字)を英数字で設定します。「今はしない」の押下でスキップし、のちに設定し直すことも可能です。
これでアカウントの完成です。興味のあるトピックやフォローアカウントの設定などを行わなければアカウント作成が完了しない場合もあります。フォローをしたくない場合は、適当なアカウントをフォローしてアカウントを完成させてからフォローを外せば問題ありません。
STEP 5.ヘッダー画像や紹介文などを設定する
左側に表示されているメニューから「Profile(プロフィール)」をクリックして開きます。
「Set up profile(プロフィールを入力)」からヘッダーの選択や自己紹介の入力を行ってください。
アカウント作成時の注意点
目的に合っているか
SNSの運用目的が、「SNSキャンペーンを実施して認知を広めたい」「ユーザーとのコミュニケーションを行って好意形成したい」という場合は、X(Twitter)が適していると言えます。しかし、140字以上の文章でしっかりと情報を伝えたい場合や、自社に関するコメントへの対応を少なくしたい場合は、他の媒体の方が向いている可能性があります。
どういった目的でSNSを利用するかを考え、最適なSNSを選ぶようにしましょう。また、より効果的なSNS活用につなげるために、目的に合わせたKGIやKPIを設定して運用することも重要です。
KGI・KPIの詳しい決め方は、以下の記事を参考にしてください。
参考記事:X(Twitter)、Instagram、FacebookのKGI・KPIの考え方
継続運用のために複数名での運用チーム構築を
SNSは1人で運用することもできますが、企業アカウントの場合は、複数名の運用チームを構築し、チェック体制を設けながら運用するようにすべきです。
過去には、1名体制で運用していた企業アカウントに批判が集中し、炎上した結果、ブランドイメージの低下や株価暴落といったことが起きてしまったこともあります。一度に投稿できる文字数が少ないX(Twitter)では、言い切りの表現や、ネットスラングが使われることも多々あります。見る人によっては誤解を招く可能性があるため、複数名でのチェック体制を設けることで、誰にとっても誤解のない表現を目指し、炎上リスクを軽減しましょう。
また、1人で運用を行っていたアカウントが、担当者の退職を理由にアカウントの運用を停止するといった事例もしばしば見られます。いったん運用が停止すると、せっかく集めたフォロワーが離脱していく原因にもなってしまうため、複数名の運用チームを構築することで、アカウントを継続的、安定的に運用できるようにすることが望ましいでしょう。そのためにも、企業アカウントは、チームメンバーがアクセスできるチームや会社のアドレスを設定しましょう。自社でSNS運用のリソースが割けない場合は、運用の外注もおすすめです。
参考記事:SNS運用代行おすすめの委託先・代理店14選!委託するメリット・料金相場についても解説!
アカウントを凍結させない誕生日を設定
X(Twitter)では、アカウントの誕生日を設定することができます。誕生日当日にプロフィールへ遷移すると風船が飛ぶ仕様になっているため、「ブランド開設日や商品リリース日を誕生日として設定したい」という企業も多いでしょう。
しかし、X(Twitter)は規約上13歳以上の利用のみとなっているため、誕生日の設定で13歳未満と判定されてしまうと、アカウントが凍結されてしまいます。もちろん、X社に申請すれば解除されますが、アカウントロック状態から解除までの期間はアカウントによって異なります。凍結させないために、利用規約を確認しておきましょう。
誕生日の設定は必須ではないため、企業アカウントの場合は誕生日を設定しないことを推奨します。設定する場合は13歳以上になるか確認した上で実行するようにしてください。
X(Twitter)アカウント開設に必要なもの
アカウントを開設する際は、事前に以下の準備を行うとスムーズです。
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ユーザー名
「@」マークの後ろに表示される文字列のことで、そのアカウントに固有のものです。英数字と一部記号のみ使用できますが、プロフィールページのURLに表示されるなど、ユーザーが目にする機会も意外と多いため、企業名やブランド名、その他自社のビジネスに関連する単語の活用がベストです。文字数は最大で15文字まで。 -
表示名
ユーザー名の真上や前に表示される、いわばアカウントの呼び名です。ひらがなやカタカナ、漢字、絵文字なども使用できます。企業名やブランド名、場合によってはキャラクター名など、それが何のアカウントなのかが一目で分かる名前にするといいでしょう。表示名の文字数は最大50文字ですが、タイムラインでは前10文字程度しか表示されません。できるだけ簡潔にしておきましょう。 -
メールアドレス/パスワード
ログイン時に必要です。一般公開はされません。
企業アカウントの場合は担当一人のメールアドレスではなく、チームで利用しているアドレスなどアクセスしやすいメールアドレスを設定しておくようにしましょう。 -
プロフィール画像とヘッダー画像
プロフィール画像は、投稿の左上に表示される、アイコンになります。ロゴなど、企業やブランドを視覚的に分かりやすく表現できる画像がベストです。画像の推奨サイズは400x400ピクセルで円形にトリミングされます。Verified Organizations(認証済み組織)などで認証済みアカウントとなり、金色のチェックマークを取得した場合は正方形で表示されます。企業アカウントの場合は正方形画像を用意しておくのがよいでしょう。
ヘッダー画像は、プロフィールの最上部に表示される画像です。企業やブランドのイメージを表現できる画像のほか、新商品や広告キャンペーンの最新情報などを掲載してアピールしましょう。
X社では、「ブランドイメージの新鮮さを保ち、常にユーザーの興味関心を引くため、ヘッダー画像は四半期ごとに変更しましょう」としています。画像の推奨サイズは1500x500ピクセルです。
プロフィールとヘッダーのどちらにも、鮮明で高品質な画像を使用し、ビジュアルに一貫性を持たせましょう。JPG、GIF、PNGフォーマットの画像をアップロードできます。 -
紹介文
160字を上限に、自己紹介文が書き込めます。提供している商品やサービス、アカウントのコンセプト、アカウントをフォローするメリットなどを伝えましょう。 -
ウェブサイトURL
設定できるのは1つのURLのみですが、企業アカウントの場合は関連サイトのURLを入れておくとよいでしょう。
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ガイドラインのチェック
X(Twitter)には、運営側が定めたガイドラインがあります。アカウント運用を行う際は、こちらを遵守する必要があるため、事前に一読しておくようにしましょう。
Xプレミアムなどサブスクリプションに加入するべき?
X(Twitter)は基本的に無料で使用できますが、サブスクリプション(月額課金)型の有料プランも提供しています。加入すると、X上での広告配信に必要な認証バッジ(チェックマーク)の獲得をはじめ、いくつかのメリットが得られます。
サブスクリプションプランは、「X Premium」「Verified Organizations」の大きく2つのカテゴリに分かれます。
X Premium
X Premiumは主に個人をターゲットにしたカテゴリですが、企業も利用可能です。
X Premiumには「ベーシック」「プレミアム」「プレミアムプラス」の3つのプランがあり、料金や付与される特典が異なります。「プレミアム」「プレミアムプラス」に加入すると、ブルーの認証バッジが付与されます。「ベーシック」は最も安価なプランですが、認証バッジは付与されないため注意が必要です。
X Premiumに加入すると、ポストの編集機能や140文字を超越する長いポストおよび長い動画の投稿などが可能になります。
詳細:https://x.com/i/premium_sign_up
Verified Organizations
企業は、Verified Organizationsへの加入を推奨されています。
Verified Organizationsには「ベーシック」「フルアクセス」の2つのプランがあります。どちらもゴールドの認証バッジが付与され、プロフィールの写真が四角で表示されるため視認性が高くなります。
「ベーシック」では、「プレミアムプラス」の全特典に加えて、広告クレジットの獲得や求人情報の掲載などが可能になります。「フルアクセス」に加入すると、「ベーシック」の全特典に加えて、関連アカウントの紐づけやタイムリーなサポート対応を受けることができるようになります。
詳細:https://x.com/i/organizations
サブスクリプションに加入すべきか
加入すべきかどうかは、X(Twitter)の利用目的によって判断が分かれます。
まず、広告の活用を検討している場合は、認証バッジが取得できるプランへの加入がおすすめです。
また、フォロー&リポスト(リツイート)、フォロー&コメント(リプライ)、ハッシュタグ投稿などのプレゼントキャンペーンを行う場合も、認証バッジを取得するようにしましょう。それによって、当選通知に必要なダイレクトメッセージの送信上限数を拡大でき、APIを使用した自動返信キャンペーン(インスタントウィンなど)の実施も可能になります。
情報拡散や認知拡大を目的にXを活用しようと考えている企業も、引き続きX社から優遇され続けるであろうVerified Organizationsへの加入がおすすめです。
企業がX(Twitter)運用を行うメリット
X(Twitter)は、最大140字の短文のコミュニケーションで、今起きていることを気軽に発信できるリアルタイム性や、リポスト機能による拡散性が特徴のSNS。短文発信が中心で利用しやすく、拡散する仕組みがあることから企業のマーケティング活動の場としても欠かせないものとなってきています。
X(Twitter)のユーザー層
ユーザー数は、全世界で2億4,500万(2023年9月「Code 2023」時点)、国内の収益可能な月間アクティブアカウント数(mDAU)は6,650万以上(2023年12月/ X Update内)。ユーザーの年齢層は20代を中心としながら幅広く、平均は37歳となっています。
また、興味関心を同じくする人とつながるメディアとして活用しているユーザーも多く、趣味やコミュニティごとに使い分ける形で、複数のアカウントを所持するケースも多く見られます。
参考記事:人気SNSのユーザー数まとめ|X(Twitter)、Instagram、LINE、TikTokなど
X(Twitter)の特徴①:拡散力が高い
企業にとって、X(Twitter)利用の一番の利点と言えるのは、情報の拡散力が高いこと。その拡散力の高さは、他のユーザーの投稿を自分のタイムラインに表示させ、自分のフォロワーに見せることができるリポスト機能によるものです。企業はこの機能を活用して、企業や商品の認知拡大を行うことができます。
また、つい SNSに投稿したくなってしまうような商品設計を行うことでユーザー投稿(UGC)を狙ったり、商品に関する投稿などを募集する投稿キャンペーンを行ってUGCを増やしたりすることで、ほかのユーザーに自社商品を知ってもらうきっかけにするという使い方も可能です。
一方で、拡散力が高いがゆえに、企業への悪い言及が広がる「炎上」が起こることもあります。そうした万が一の場合にも、X(Twitter)にアカウントがあればいち早く炎上に対処することができるでしょう。
以下の記事では、SNSの炎上事例やその対策についてまとめていますので、ぜひ目を通してみてください。
参考記事:【SNS炎上最新情報】2023年に起きた炎上件数ランキング!言及数まとめ
X(Twitter)の特徴②:ユーザーが発信しやすい
X(Twitter)は短文で気軽に発信できるという特性があるため、企業にとってはユーザーの声が集めやすく、ユーザーの要望に応えた商品開発が行いやすいこともメリットです。自社名やブランド名をキーワードにして検索し、ユーザーのポストに対してコミュニケーションすると、効果的にユーザーの意見が集められます。
X(Twitter)の特徴③:カスタマーサポートなどのコミュニケーション
SNS上のコミュニケーションでは、自社やブランドに言及している投稿に「いいね」やリプライ(返信)を送ることで、ユーザーに親近感を持ってもらったり、好意度の向上を図るアクティブサポートといわれる手法があります。
たとえマイナスな言及であっても、コミュニケーションの誠実さやその内容次第で、投稿したユーザー本人やそのやりとりを見た人たちの印象をプラスに変換することもできます。自社やブランドに対して、どのような言及があるかをこまめに確認し、マーケティングに役立てていきましょう。
アクティブサポートについては、以下の記事で詳しく解説しています。
参考記事:【SNSで愛される企業に】X(Twitter)で使えるアクティブコミュニケーションのやり方と企業事例7選
アカウントの新規作成でよくある疑問と答え
複数のアカウントを作成できる?
X(Twitter)では、複数のアカウントを同時に所持することができます。アカウントは、アプリ上またはブラウザ上で切り替えて利用できます。
サブスクのVerified Organizationsのフルアクセスに加入すると、関連アカウントを紐づけて表示することもできるようになります。
電話番号なしでも新規作成できる?
電話番号の代わりに、メールアドレスでもアカウントを新規作成できます。
アカウントの名前は変更できる?
変更できますが、サブスクリプションに加入している場合は再審査になる可能性もあります。その際、一時的にバッジが外れることがあるため、以前はキャンペーン期間中だけ「@キャンペーン中」などと名前を変更する企業アカウントもありましたが、現在はそうした運用も難しくなっています。
アカウント情報は本名である必要はある?
匿名性が高いSNSなので、名前や自分を売りたい場合以外で本名を設定する人はほとんどいません。
アカウントの名前には、ブランド名や商品名なども設定可能です。また、誕生日も、創立記念日などに設定できます。ただし、前述のとおり年齢が13歳未満にならないように注意する必要があります。
連絡先は同期するべき?
同期の必要がある場合以外、する必要はありません。
企業アカウントが押さえておきたい設定・セキュリティ
設定やセキュリティは、PCから「もっと見る」>「設定とプライバシー」を選択して確認します。アカウントのセキュリティについてはこちらも参考にしてください。
「セキュリティとアカウントアクセス」>「セキュリティ」>「2要素認証」
企業アカウントの場合は、アカウント乗っ取りを予防するために必ず2要素認証を設定しましょう。X(Twitter)では、テキストメッセージ・認証アプリ・セキュリティキーから認証方法を選ぶことができます。
- テキストメッセージの場合:登録した携帯電話に認証コードがショートメッセージで届きます。
- 認証アプリの場合:アプリを使って認証コードを確認できます。バックアップをとっておくようにしましょう。
- セキュリティキーの場合:USBやBluetooth、NFC機器と同期させます。セキュリティキーを追加して2要素認証の保護を強化した場合、他のバックアップ方法を使用して保護を強化する必要はなくなります。セキュリティキーは、唯一の認証方法として使用でき、他の認証方法はオフになります。
参考:https://help.x.com/ja/managing-your-account/two-factor-authentication
「プライバシーと安全」>「オーディエンス、メディア、タグ付け」
アカウントの公開・非公開設定と画像へのタグ付けを設定できます。投稿テストなどをするテストアカウントを作る場合は非公開アカウント(鍵アカウント)にしましょう。ただし、なんらかのシステムエラーで公開設定になってしまうことも考えられるのでテスト投稿をした後は必ず投稿削除しておきましょう。
企業公式の場合、むやみに画像へのタグ付け許可をしてほしくない場合もあると思います。そうした場合にはタグ付けできないようにするなどの設定をしておきましょう。タグ付けできないようにする、フォロー中のアカウントのみ許可、全てのアカウントを許可の3種類から選択できます。初期では全てのアカウントのタグ付けを許可している状態になっています。
「プライバシーと安全」>「ダイレクトメッセージ」
ダイレクトメッセージを送信できるユーザーを管理します。初期設定ではメッセージリクエストを許可しているアカウントがない状態であるため、フォローしていないユーザーからのメッセージは「メッセージリクエスト」へ格納されます。基本的には全てオフの状態でよいでしょう。
- メッセージリクエストを許可するアカウント:「全員」を選択
フォローしていないアカウントもメッセージリクエストを送信し、あなたをグループ会話に追加できるようにできます。
企業アカウントの場合は、メッセージリクエストを確認してからやりとりすることが推奨されるため、オフのままにしておきましょう。 - 不審な内容のメッセージをフィルタリングする
スパムまたは不適切な内容の可能性があると判断されたメッセージリクエストを非表示にします。これらのリクエストは、メッセージリクエストの一番下にある別個の受信トレイに入れられます。希望する場合はそれらのリクエストを表示できます。 - 既読通知を表示
メッセージを表示したときに相手に知らせます。既読通知は、メッセージリクエストには表示されません。
企業アカウントの場合、メッセージを確認した後に返信するまで時間がかかることもあると思います。オフの状態にしておきましょう。
「プライバシーと安全」>「Grok & Third-party Collaborators」
2024年11月16日から、Xの利用規約とプライバシーポリシーが変更され、X上に投稿された情報はAI学習に使用することがあると明記されました。そのため、X(Twitter)に投稿した情報をAI学習に使われたくない場合は、「Grok & Third-party Collaborators」のチェックを外し、AIトレーニングへのオプトアウトをする必要があります。
参考:https://help.x.com/ja/using-x/about-grok
「通知」>「設定」>「メール通知」
X(Twitter)にログインしていないときでも、メールで最新情報を受け取ることができます。新しい通知やダイレクトメッセージを受け取ったときに、メールを受信するかどうかを選択しましょう。
詳細:https://help.x.com/ja/managing-your-account/updating-email-preferences#tweet-activity
「アクセシビリティ、表示、言語」
設定したブラウザのみで見え方が変わります。コントラストを強めたり、背景やメインカラー、フォントサイズを変えて見えやすくすることが可能です。
企業アカウント最初のポスト事例8選
アカウントの開設ができたら、最初の投稿をしてみましょう。とはいえ、最初に何を投稿すればいいのかは、なかなか迷うところ。そこで、いろいろな企業アカウントの最初の投稿をピックアップしてみました。
■ローソン
ローソンは、運用担当者の内面が垣間見えるような、カジュアルな投稿になっています。
もうすぐ始まるゥゥ~どきどきどき。
— ローソン (@akiko_lawson) March 31, 2010
■SHARP シャープ株式会社
自社の歴史とアカウントの主旨を簡単に簡潔に説明しています。企業らしい、落ち着いた言葉遣いの投稿です。
シャープは、ツイッター公式アカウントをオープンいたします。シャープペンシルの発明から、メーカーとしての歩みを始めたシャープ。ここでは、みなさまによく知られた製品から、あまり馴染みのない製品まで、現在多岐にわたるシャープの活動を発信していきます。どうぞよろしくお願いします。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) June 1, 2011
■キリンビール / KIRIN BEER
ユーザーに元気よく語りかけ、明るい印象を与えています。また、問いかけ文で早速ユーザーとのコミュニケーションを図っているのも好印象です。
みなさん、こんにちは!本日よりキリンビールの公式Twitterがオープンしました!キリンビールに関する様々な情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。さて、4月は始まりの季節。何か新しいことにチャレンジしてますか?ぜひ、教えてくださいね!
— キリンビール / KIRIN BEER (@Kirin_Brewery) April 2, 2012
■東急ハンズ
最初の投稿とは思えないような、日常の投稿から始まっています。あえて始まりを意識させないような投稿もひとつの選択肢かもしれません。
ポイント5倍キャンペーンが終了したので、バナー降ろしたところ。またの機会をお楽しみに。
— 東急ハンズ (@TokyuHands) July 5, 2009
■キングジム
簡潔に自己紹介しています。これくらいのラフさで始まりが飾れるのは、X(Twitter)ならでは。
こんにちは!キングジム公式twitter @kingjimです。#kingjim
— キングジム (@kingjim) February 10, 2010
■パインアメの【パイン株式会社】
「ゆるーくつぶやいていきたい」の言葉通り、ひらがなが多めの投稿で、アカウントの雰囲気を伝えています。この一言に親近感を持った人も多いかもしれません。
みなさんこんばんは!はじめまして!パインアメでおなじみ、パイン株式会社が公式ツイッターはじめました!ゆるーくつぶやいていきたいと思いますので、みなさんどうぞよろしくお願いします!!
— パインアメの【パイン株式会社】 (@pain_ame) July 31, 2010
■NHK広報局
告知から始まるパターンも。「NHK」や「紅白歌合戦」という目につきやすいワードで、検索からたどり着いた人も多かったのでは。こちらもあえて始まりを意識せず、広報というアカウントの主旨を全うしているところが好印象です。
今年、NHKでは「紅白歌合戦60周年」を記念して、皆さんから動画の投稿を募集しています。顔出しするのってちょっと恥ずかしいかも知れませんが、ぜひこの機会にチャレンジしてください。詳しくは→ http://ow.ly/MAQy
— NHK広報局 (@NHK_PR) December 16, 2009
■Wantedly 開発チーム
開発チームらしく、プログラミング言語でよくつかわれるキーワードを投稿しています。そのまま受け取っても意味が通じる上に、それに紐づく意味を知る人の心をくすぐる投稿です。
"Hello, World!"
— Wantedly 開発チーム (@wantedly_dev) May 12, 2017
無料ダウンロード:X(Twitter)業界別 企業アカウント事例集
投稿内容や運用方針に迷っている方は「X(Twitter)業界別 企業アカウント事例集」をDLしてみましょう。
外食や美容・ファッション、日用品、不動産など、さまざまな分野の事例を業界別でまとめました。
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おわりに
X(Twitter)のアカウント開設方法や、企業がXを運用すべきメリット、開設時に注意すべきことなどをまとめました。
当然、X(Twitter)アカウントを開設して終わり、ではありません。アカウントの目的設計や運用していく上で必要な炎上対策、SNSキャンペーンの実施方法など、開設したあともやるべきことはたくさんあるように思えます。しかし、ひとつずつクリアにしていくことでみなさんの企業にとって大切な資産となり得るものです。関連記事もご覧ください。
X(Twitter)関連記事:
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X(Twitter)管理ツールを使ってアカウント運用を効率化しよう!企業公式アカウントが成果を出す方法とは?
【2024年最新】X(Twitter)アナリティクスを使った分析・解析方法を徹底解説!インプレッション、エンゲージメントとは?
これからの運用に不安がある場合や、運用リソースの不足が心配な場合などは、「We Love Social」を運営する株式会社コムニコから運用支援を行うことも可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
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2018年に株式会社コムニコへ入社。コンテンツクリエイターとして、企業・自治体のSNS企画・運用・コンテンツ制作を行う。コムニコが持つ知見を広めるために編集経験を活かして「We Love Social」運営・編集・記事執筆などのコンテンツマーケティングを担当。一般社団法人SNSエキスパート協会認定講師としてSNSに関する安全で正しい知識の啓蒙にも努めている。