
nstagramインサイトとは、投稿の成果やフォロワーの行動を「数字で見える化」できるInstagram公式の無料分析ツールです。プロアカウント(ビジネス/クリエイター)であれば誰でも利用できます。
特に2025年以降、すべての投稿形式で指標が「閲覧数(Views)」に統一され、おすすめを表示する仕組みであるInstagramアルゴリズムも「シェア(送信)」を重視する傾向が強まりました。
この記事では、仕様変更に対応した最新のインサイトの見方から、2026年のトレンドを押さえた分析・改善のポイントまで、SNS担当者が迷いやすい部分をまとめて解説します。
本記事は、Instagram運用支援実績が豊富な株式会社コムニコが、Instagramを運営するMeta社の公式発表および最新のアルゴリズム情報を基に作成・監修しています。
Instagramインサイトとは?【2026年最新仕様】
Instagramインサイトとは、投稿の成果やフォロワーの行動を「数字で見える化」できる、Instagram公式の分析機能です。プロアカウント(ビジネス・クリエイター)であれば誰でも無料で利用でき、アカウント全体の反応から、投稿タイプごとのパフォーマンスまで幅広いデータを確認できます。
特に2025年以降、すべての投稿形式で指標が「閲覧数(Views)」に統一され、アルゴリズムも「シェア(送信)」を重視する傾向が強まりました。
インサイトは「どの投稿がどれだけ見られたか(閲覧数)」「フォロワーがシェアなどの行動をしたか」「どんなユーザーに見られているか」など、運用改善に欠かせない情報をまとめて把握できるのが特徴です。
ここでは、インサイトの仕組みと、画面上で表示される「プロフェッショナルダッシュボード」との違いもあわせて整理します。
プロアカウントへの切り替え方法は、以下の記事で説明しています。まだ切り替えが完了していない方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
関連記事:Instagramの企業アカウント開設方法まとめ
プロフェッショナルダッシュボードとは?Instagramインサイトとの違い
プロフェッショナルダッシュボードとは、Instagramのプロアカウント向けに提供されている「管理画面の総称」です。
アプリのプロフィール画面上部に表示され、インサイトの確認だけでなく、以下のような機能がまとめられています。
- インサイト(アカウント・投稿ごとの分析)
- アカウントの成長や収益化状況の確認
- プロ向けリソース・最新情報
- 広告、プロモーションへの導線
つまり、プロフェッショナルダッシュボードは「入口」であり、その中にインサイト機能が含まれているイメージです。
名前が分かれていることで混乱しやすいのですが、
運用や分析に使うデータは、基本的に「インサイト」で確認するものと考えて問題ありません。
インサイト分析を深めたい方へ|徹底ガイドを無料ダウンロード
Instagram運用で欠かせない「Instagramインサイト」。
本資料では、運用担当者が押さえておくべき項目や注意点を一冊にまとめています。
以下のような方におすすめです。
- インサイトで取得できるデータの種類を知りたい
- 見たい数値が“どこに表示されるのか”迷ってしまう
- 表示されている数字の意味を正しく理解したい
- インサイトをもっと使いこなして、運用改善につなげたい
<資料の内容(全24ページ)>
- Instagramインサイトの利用条件と注意点
- インサイト概要で確認できる項目の説明
- 投稿タイプ別(フィード/ストーリーズ/リール)のインサイト確認方法
- 各コンテンツのインサイト項目の意味
- インサイトで“見られる数値”と“見られない数値”の整理 など
日々の運用に役立つ内容をまとめた保存版です。
必要に応じてダウンロードしてご活用ください。
以下のフォームを送信すると、資料がメールで届きます。
フォームが表示されない方はこちら
アカウント全般のインサイト(インサイト概要)の見方
Instagramインサイトでは、アカウント全体のパフォーマンスから投稿単位の成果まで、運用改善に役立つ多くのデータを確認できます。インサイトの確認方法から解説します。
まずは、アカウント全般のインサイトを見てみましょう。インサイトの確認方法は2つあります。
- スマホアプリ版のプロフィールページにアクセスし、右上のハンバーガーメニューをタップし「インサイト」を選択してインサイトを表示します。

- もしくはプロフィール文下の「プロフェッショナルダッシュボード」ボタンをタップすることで過去30日間のインサイトを表示することができます。確認できる項目は「リーチしたアカウント」「アクションを実行したアカウント」「合計フォロワー数」「あなたがシェアしたコンテンツ」です。

■インサイトやプロフェッショナルダッシュボードが表示されない場合
「インサイト」や「プロフェッショナルダッシュボード」の表示がない場合は、プロアカウントへの切り替えが完了していないことが考えられます。簡単に切り替えることができ、戻すことも可能ですので、分析したい場合はプロアカウントにするとよいでしょう。企業の場合はビジネス、個人の場合はクリエイターを選ぶと迷わずにプロアカウントへの切り替えが進められます。以下の記事も参考にしてください。
インサイトで確認できる主要項目(閲覧数・シェアなど)
ここでは、まず全体のインサイト(概要)で見られる主要項目を整理します。
特に「インプレッション」等の旧指標が「閲覧数(Views)」に統一された点にご注意ください。
以下ジャンプリンクから気になる項目だけ確認することもできます:
- リーチしたアカウント数(リーチ):届いた人数
- 閲覧数(Views):表示・再生された合計回数
- インタラクション数(エンゲージメント):シェア・いいね・保存・コメントの合計
- フォロワー数の推移・属性:基本デモグラ
- 上位の投稿(リーチ順/閲覧数順):伸びやすいコンテンツ
- 収益化・プロモーション関連の指標:該当アカウントのみ
● リーチしたアカウント数(リーチ)
投稿やプロフィールが、何人のユーザーに届いたかを示す指標。Instagramインサイトで「リーチしたアカウント」とは、投稿やストーリーズが表示されたユーザー(ユニークアカウント)の数を指します。これにより、フォロワーだけでなくフォロワー外のユーザーにもリーチしているかどうかを把握できます。
同じユーザーが複数回見ても「1」としてカウントされるため、純粋な到達人数を把握できます。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| フォロワーとフォロワー以外 | コンテンツを見た人がフォロワーかフォロワー以外かを見ることができます。 |
| 閲覧数(Views) | コンテンツが表示または再生された回数です。リーチは「人数」、閲覧数は「回数」となります。同一人物が2回見れば、リーチは1、閲覧数は2となります。 |
| コンテンツタイプ別(リーチ順) | 投稿、ストーリーズ、リールといったコンテンツタイプ別によるリーチ数をフォロワー/フォロワー以外で確認することができます。 |
| トップコンテンツ | 指定期間に投稿されたコンテンツのうち、パフォーマンスの高い投稿(投稿・ストーリーズ・リール)を確認することができます。 |
| リーチしたオーディエンス | 広告を含め、コンテンツを1回以上見たユニークアカウントの数が表示されます。ここでは、広告、上位の国、上位の都市、性別、年齢層などを確認することができます。 |
| プロフィールのアクティビティ | ユーザーがプロフィールに対して行ったアクションの数。プロフィールへのアクセス、ウェブサイトのタップ数、ビジネス住所のタップ数などが表示できます。 |
● 閲覧数(Views)※旧インプレッション・再生数
投稿・プロフィール・ストーリーズなどが表示、または再生された合計回数。
2025年の仕様変更により、従来の「インプレッション」やリールの「再生数(Plays)」はすべて「閲覧数(Views)」という名称に統一されました。
同じ人が何度見ても回数分カウントされる(リプレイ含む)ため、「どれだけ繰り返し見られたか」を知るのに役立ちます。
リーチが人数を示すことに対して、閲覧数は回数を示します。どちらも露出の規模を測る指標です。
● インタラクション数(エンゲージメント)
投稿に対してユーザーが起こしたアクションの合計。
現在のアルゴリズムで特に重要視される指標は以下です:
- シェア(送信数):DM等で友人に送られた回数(拡散の最重要シグナル)
- いいね
- 保存
- コメント
その他、プロフィールアクセス、ウェブサイトクリックなども含まれます。
「反応の質」を確認する際は、以前は「保存数」が重視されていましたが、現在は「シェア数」が発見タブやおすすめ表示に大きく影響します。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| トップコンテンツ(エンゲージメント順) | リール動画や投稿、ストーリーズといったコンテンツによるエンゲージメント数の差を確認できます。 |
| コンテンツでのインタラクション | 投稿、ストーリーズ、リール動画での各アクション(いいね、コメント、シェア、保存など)の合計数です。 |
| アクションを実行したオーディエンス | コンテンツに対してアクションを実行したアカウントのオーディエンス(上位の国、都市、性別、年齢層、フォロワー/フォロワー以外)を確認することができます。 |
● フォロワー数の推移・属性
フォロワーの特徴を確認できます。
確認できる指標は以下:
- アクティブな時間帯
- 性別・年齢層
- フォロワーの地域
「投稿すべき時間」や「届けたいユーザー像との一致度」を判断する材料になります。
Instagramアカウント運用はフォロワーがいないと始まりませんから、まずはフォロワー数をKPIにおいて運用していくという場合が一般的です。フォロワーを増やす方法としては、広告やキャンペーン、インフルエンサー活用などお金のかかる手法やイベントなどリアルな場でフォローを促す手法などが考えられます。
インサイトの分析画面では、フォロワーの合計数などを確認できます。詳細ページでは、フォロワーが100人以上いる場合に、指定期間でのフォロワーの増減や、フォロワーのエリアや年齢性別、アクティブな時間(Instagramにアクセスしている時間帯)や曜日が確認できます。
● 上位の投稿(リーチ順/閲覧数順)
過去の投稿を一覧で比較でき、どんな投稿が伸びやすいかの傾向をつかむことができる指標です。
確認できる指標は以下:
- 閲覧数(Views)上位
- シェア数上位
- リーチ上位
- いいね上位
人気コンテンツを確認し、アカウント方針を定める判断材料になります。
● 収益化・プロモーション関連の指標(該当アカウントのみ)
クリエイター機能を利用している場合、収益に関する数値の確認が可能になることもあります。
分析タイプ別:Instagramインサイト分析・改善の具体的手法
実際にインサイト分析を行う上ではKGIを定め、KPIを追っていく形になりますが、どの数字をどのように分析し、改善していくべきかお悩みの方も多いようです。以下にインサイト分析からわかる内容と見るべきポイント、改善への具体的手法を分析タイプ別に紹介します。
■リーチ分析でわかること・できること
Instagramアカウント運用でリーチを分析することがなぜ重要か、わかることやできることの一例を紹介します。
- ペルソナやターゲットとしている層と合っているか
国や都市、年齢、性別の推定値を確認し、ターゲットとズレていないか確認することができます。
例えば、20代向けのコスメアカウントなのに、40代男性が多いのであれば、ペルソナに合ったコンテンツ作りができていない可能性が考えられます。ターゲット層に合わせたコンテンツ配信、フォロワー獲得が出来ていれば、適切な運用ができていると考えられます。 - エンゲージメントを増やす施策
インサイトから確認できる「フォロワーとフォロワー以外」からフォロワーの数値が実際のフォロワー数よりも圧倒的に少ない場合は、フォロワーが投稿に関心を示していない(ホーム率が低い)ため、コンテンツの改善が必要です。
Instagramのアルゴリズムでは、投稿直後の「シェア」や「滞在時間」が重要視されています。まずはフォロワーに好まれるコンテンツを理解して、どういったコンテンツがシェアされやすいか「トップ投稿」などを活用して分析するとよいでしょう。
コメントやDMでのやり取りを促すキャンペーン、質問箱などを活用してエンゲージメントを増やす施策も検討してみましょう。
関連記事:Instagramチャットボットツール比較5選!DM自動化で効率よく成果を生み出そう - フォロワーを増やす施策
フォロワー以外へのリーチが少ない場合は、新規フォロワーが増えにくくなります。新規層に届けるには、発見タブやリールのおすすめに載ることが重要です。
そのためには、「シェア数(送信数)」「閲覧数(Views)」「検索流入」の3点を意識して分析しましょう。
関連記事:Instagramのアルゴリズムを理解しよう
また、InstagramはThreadsも強化しています。Threadsでシェアされることで、Instagram側の閲覧数が増えるケースも多いため、合わせて活用してみるとよいでしょう。
関連記事:Threads(スレッズ)とは?基本の使い方と企業活用事例
■インタラクション分析でわかること・できること
アルゴリズムにおける「シグナル」の中で、近年最も重要度が増しているのが「送信(シェア)」です。
ユーザーがコンテンツをDMで友人に送る行為は、Meta社にとって「価値あるコンテンツ」という強力なシグナルとなります。
関連記事:【最新】Instagramのアルゴリズムを理解しよう
以前は「保存数」が重視されていましたが、2026年現在は「保存」以上に「シェア」を狙うことが、リーチ拡大への近道です。
インサイトで「シェア数」が多い投稿を分析し、「共感して誰かに言いたくなる」「役に立つから送ってあげたい」と思われる要素を特定しましょう。
■フォロワーの推移を分析してわかること・できること
フォロワー分析を行うとアカウント運用の最適化を行うことができます。KPIとしてフォロワーを追っている場合は特に、どんな投稿や施策を打ったときにフォロワーが増加・減少したのか分析することで、フォロワー獲得に貢献している投稿や施策を見つけてみましょう。
フォロワーの最もアクティブな時間に合わせて投稿することもできます。一般的には18時〜21時頃に高まる場合が多いようですが、アカウントによっては曜日や時間が異なるので、インサイトから分析し、適切な投稿タイミングを検討してみましょう。
Instagramインサイトを確認する際の注意点
Instagramインサイトは利用しやすく、手軽に分析できるのが利点ですが、アカウントを成長させるために詳細な分析をしたい場合には次のような難点もあります。
-
フォロワーやオーディエンスの属性は、100人以上のデータがないと表示されない
-
累計フォロワー数の推移はインサイトでは確認できない
-
アカウントデータ(投稿データ以外)は過去90日までしか確認できない場合がある
「長期間のデータを確認・保存したい」「日ごとの変化を分析したい」「より詳しい分析を行いたい」という場合は、「コムニコ マーケティングスイート」などの分析ツールの導入を検討してみましょう。
コムニコ マーケティングスイートについては、後半の章でも詳しく解説していますので、そちらもご覧ください。
フィード/ストーリーズ/リール分析:閲覧数・シェアの確認
アカウント全体から見た分析インサイトの見方と、それぞれのコンテンツ別の分析を紹介します。
※2025年以降、すべての動画・静止画の表示回数は「閲覧数(Views)」に統一されています。
以下ジャンプリンクから気になる項目だけ確認することもできます:
インサイト-あなたがシェアしたコンテンツ
プロフィールから「プロフェッショナルダッシュボード」をタップした際に「あなたがシェアしたコンテンツ」が表示されます。アカウント全体のコンテンツを総ざらいするときに便利です。
「あなたがシェアしたコンテンツ」では最大過去2年間の投稿コンテンツを一覧で確認することができます。期間やコンテンツタイプ(投稿 / ストーリーズ / リール)を選択して絞り込むことができます。

■投稿(フィード)
「投稿」を選択した場合、指定期間の自分のフィード投稿が表示されます。
画面上部では、期間のほか、指標(いいね数、閲覧数、シェア数など)や、投稿タイプ(写真、カルーセル投稿)を切り替えるフィルターの選択ができます。
■ストーリーズ
「ストーリーズ」を選択した場合、フィード投稿と同じように、指定期間に投稿したストーリーズが表示されます。
画面上部では、期間や指標を切り替えるフィルターの選択ができ、確認できる指標は「ストーリーズからの移動数」「次のストーリーズ」など離脱や遷移に関する指標を確認できます。
■リール
「リール」を選択した場合、指定期間に投稿したリールが表示されます。
ここで確認すべき最重要項目は「閲覧数(Views)」と「シェア数」です。
■ライブ動画
「ライブ動画」を選択した場合、指定期間に配信したライブ動画が表示されます。
ライブ配信中の「コメント数」「リーチ」「ピークの同時視聴者数」「ライブ配信中のインタラクション」といった指標順に並べ替えることができます。なお、現在はフォロワー1,000人以上のアカウントのみライブ配信可能となっています。
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フィード投稿のインサイトの見方
投稿からインサイトを表示するには、投稿の左下の「インサイトを見る」をタップします。
投稿インサイトから確認できるアイコンとその内容は以下の通りです。
- ハートマーク(いいね!)
- 吹き出しマーク(コメント)
- 紙飛行機マーク(シェア)
- 再投稿マーク(リポスト)
- しおりマーク(保存済み)
■概要
- 閲覧数(Views)
- インタラクション数
- プロフィールのアクティビティ
■閲覧数(Views)※旧インプレッション
あなたの投稿が表示された合計回数です。
フォロワー/フォロワー以外の割合を円グラフで確認することができます。
- 閲覧数の内訳
- プロフィール:プロフィールを表示した時に表示された数
- ホーム:ホームボタンを表示した時に表示された数
- ハッシュタグ:ハッシュタグを検索した時に表示された数
- 発見:おすすめ表示経由(ここが多いとバズっている証拠です)
なお、「Instagramのハッシュタグは終わりです」とつけないことを薦めるインフルエンサーもいますが、Meta公式はハッシュタグ利用を推奨。インサイトから確認できることから考えてもハッシュタグをうまく活用することが求められます。
関連記事:意味ない?インスタのハッシュタグ効果を最大化する付け方と選定方法
■インタラクション数(エンゲージメント)
現在、アイコンの並び順も変更され、「シェア(紙飛行機)」が左側など目立つ位置に来る傾向があります。
- シェア数
- 「いいね!」の数
- コメント数
- 保存数
参考記事:【最新】Instagramのアルゴリズムを理解しよう
■プロフィールのアクティビティ
投稿にアクションを実行した人がその後あなたのプロフィールにアクセスして実行したアクセスの数。フォロー前にプロフィールを確認するユーザーが大半であるとMetaが発表。プロフィールへのアクセスとそこからのフォロー数を分析することで、フォローにつながった投稿かどうか確認しましょう。
ストーリーズのインサイトの見方
24時間で投稿が消えるストーリーズ。ストーリーズ画面を上にスワイプアップするか、アクティビティをタップして、グラフマークから詳細なインサイトが確認できます。
上部にある目のアイコンをタップすると、ストーリーズを閲覧したアカウントの一覧が表示されます。
その隣のグラフマークをタップすると、ストーリーズの詳細なインサイトを確認することができます。確認できる項目は以下の通りです。
■概要
- 閲覧数(Views)
リーチしたアカウント数とは異なり、リプレイも含んだ表示回数です。 - インタラクション数(いいね、シェア、返信など)
■ナビゲーション(重要指標)
ストーリーズ分析で特に重要なのが「ナビゲーション」です。
- 次のストーリーズ:スキップされた数(ネガティブ要素)
- ストーリーズからの移動数:離脱された数
- 戻る:もう一度見直された数(ポジティブ要素)
なお、ストーリーズの公開から24時間経過した場合は、「設定とアクティビティ」の「アーカイブ」からストーリーズを表示して上にスワイプすると、インタラクションや発見の数値を確認ができます。
※プロアカウントに切り替える前のストーリーズはインサイトが表示されません。
リール動画のインサイトの見方
リール動画のインサイトは、リール動画上にある「インサイトを見る」または3点リーダー「…」をタップし、「インサイト」をタップすると表示されます。
2026年現在、リール分析は最も仕様変更が多い箇所です。
リール動画のインサイトから確認できるアイコンとその内容は以下の通りです。
- ハートマーク(いいね!)
- 吹き出しマーク(コメント)
- 紙飛行機マーク(シェア)
- 再投稿マーク(リポスト)
- しおりマーク(保存済み)
■概要
- 閲覧数(Views):旧「再生数(Plays)」とリプレイ数が統合された指標です。
初回再生+リプレイ=閲覧数(Views)となります。 - 視聴維持率(リテンション):グラフで表示されます。
■閲覧数(Views)
- あなたの投稿が再生または表示された回数。
フォロワー/フォロワー以外の割合を円グラフで確認することができます。 - リーチしたアカウント数
■リテンション
動画の再生時間に合わせて棒グラフが表示されます。
- 平均再生時間:ユーザーが平均して何秒見たか。
- 3秒スキップ率:冒頭でどれくらい離脱されたか。
■インタラクション数
特に「シェア数」のグラフ推移に注目してください。シェアが増えたタイミングで閲覧数(Views)が急増する傾向があります。
- 「いいね!」の数
- 保存数
- コメント数
- シェア数
■収益化・Facebook
Facebook上での閲覧数や反応も確認できます。MetaはInstagramとFacebookのクロス投稿を推奨しており、Facebook側でバズるケースも増えています。
アカウント分析の手順
ここまででご紹介したインサイトの機能を使って、具体的にどのようにアカウント分析を進めていくかをご紹介します。
1. 【運用をはじめる前に】 追うべき指標(KPI)を決める
アカウントの運用を始める前に、まずは分析の際の基準となる指標(KPI)を定めましょう。
2026年現在の推奨KPIは、単なる「フォロワー数」や「いいね数」だけでなく、「リーチ数」「閲覧数(Views)」「シェア数」の3つをセットで追うことです。
関連記事:InstagramなどSNSのKGI・KPIの考え方
2. 【分析をはじめる前に】 投稿を “カテゴリ分け” しておく
多くの投稿を一度に振り返る場合、あらかじめ同じ種類の投稿をまとめておくとよいでしょう。
たとえば「会社紹介」「商品紹介」などのように投稿内容でカテゴリ分けしたり、「画像」「動画」「カルーセル」などの投稿フォーマットでカテゴリ分けをしたりして、それぞれの数字の違いを見て振り返るようにしましょう。
3. 要素を分解して要因を探る
KPIの基準より高い、あるいは低い投稿は、どんなカテゴリの投稿が多いのか、というところをまとめたら、次にその要因を探っていきます。
たとえば投稿の閲覧数が高かった場合、「発見タブ」からの流入(フォロワー外)が多かったのか、「ホーム」(フォロワー)からの閲覧が多かったのかを確認します。フォロワー外が多ければ「シェア」が起爆剤になった可能性があります。
4. 要因を特定し、ネクストアクションを考える
要因が特定できたら、良い要因の場合は別の投稿に同じ要素を組み込んだり、悪い要因の場合は同じことを繰り返さないようにしたりと、PDCAサイクルを回しながら少しずつアカウントの運用を改善していきましょう。
ツールを活用して、インサイト分析を効率化しよう
ここまで、Instagramインサイトを活用した分析方法を解説しました。しかし、累計フォロワー数の推移はインサイトでは確認できないことや、複数のアカウントを運用している場合は、1アカウントずつ確認する必要があり、まとめて確認することはできないという弱点があります。
Instagram運用の成果を示す必要がある企業のSNS運用担当者の場合、インサイトレポートをまとめて作成するには手間がかかります。そこで、Instagram分析に必要なデータをPCから確認でき、複数のSNSアカウントの数値をまとめて見やすく整理ができるツール「コムニコ マーケティングスイート」をご紹介します。
コムニコ マーケティングスイートは、Instagram、X(Twitter)、TikTok、FacebookなどのSNSアカウントの投稿管理や効果測定を効率化するクラウドツールです。Instagramインサイトについては、主に以下の項目が集計できます。
フィード投稿やストーリーズ投稿ごとのデータ
投稿ごとに、リーチや閲覧数(Views)などのデータが確認できます。ストーリーズの一覧データは、コムニコ マーケティングスイートでは1年間保存されます。
フォロワーデータ
フォロワー数の推移や増減数、フォロワーの属性などの情報を確認できます。Instagramインサイトよりも見やすくまとめられ、数値がCSVでダウンロードできます。グラフで簡単に確認ができるため、期間を指定して、グラフをダウンロードして資料作成に役立てられます。
カスタムサマリー
自社のKPIに合わせてサマリーをカスタマイズできます。表示方法も、集計値・グラフ・表などから選択可能。見るべき項目や目標値の設定で、日々の数値のチェックを簡単にし、リアルタイムで進捗を把握しながら毎日の運用に役立てましょう。
そのほか、アクション数やリーチ数の推移なども詳細に確認できます。コムニコ マーケティングスイートの「投稿管理」機能ページや以下の記事でさらに詳しく解説していますので、興味があればぜひご覧ください。
関連記事:Instagram分析ツールを導入して、アカウント運用を効率化しよう
■競合アカウントを分析しよう
自社の分析だけでなく、ベンチマークしているアカウントも分析することで、運用のヒントが見つかることもあります。「コムニコ マーケティングスイート」の「競合アカウント分析」機能では、ベンチマークアカウントのフォロワー数推移や反応数など、様々な数値をチェックできます。
フォロワー数の比較
競合アカウントを複数登録しておくと、フォロワー数を横並びで比較することができます。それぞれのフォロワー数の増減を追うことができるため、フォロワー数が増えたタイミングや、減ったタイミングで各アカウントが何をしていたか、調べることができます。
反応の良い投稿・悪い投稿の傾向把握
競合比較では、競合アカウントの反応が良かった投稿「BEST5」および反応が良くなかった投稿「WORST5」がランキング形式で表示されます。これによって、どんな投稿が人気なのか、逆にどんな投稿は人気ではないのか、傾向を把握することができます。
そのほか、競合アカウントの投稿を一覧で表示させる機能もあります。自社分析と同じように、反応数の多い順やリツイートの多い順に並べ替えることも可能です。
自社のポジション把握
同業界のアカウントの中で、自社のSNSアカウントはどのくらいのポジションにいるのか、X軸、Y軸の位置、円の大きさで比較することができます。
ポジショニングマップを使用すると、より多面的な視点で自社のポジション把握が可能になります。
Y軸、X軸、円の大きさ、に設定できる指標は以下のものです。
- 投稿数
- 反応率
- 反応数
- コメント
- いいね!
- フォロワー数(累計)
- フォロワー数(増減)

まとめ:データに基づいた「閲覧数・シェア」の改善が鍵
Instagramのインサイトは、いろいろな場所で異なるデータを閲覧できるので、どこでどんな情報が確認できるのかをおさえておきましょう。データを俯瞰的に見てみると、いいね!は少なくても、「保存」や「シェア」が多いなど、投稿の特性が見つかるかもしれません。
もちろん、全部のデータを毎日見る必要はなく、定期的にKPIとして決めた数値を追えばよいでしょう。2026年のアルゴリズムに適応し、ユーザーエンゲージメントを高めるために、ぜひインサイトを使いこなしてください。
また、InstagramだけでなくX(Twitter)、TikTok、FacebookなどのSNSアカウントの投稿管理や効果測定にかける作業を大幅に軽減するクラウドツール「コムニコ マーケティングスイート」をぜひご活用くださいね。
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フリーランス編集者として大手出版社の雑誌・書籍を担当後、コムニコへ。SNSコンテンツクリエイターとして、高知県観光のSNS支援では9ヶ月でフォロワーを約15倍に拡大など、さまざまな業種のアカウント支援を担当。「We Love Social」では、編集長として100以上の記事を執筆し、メディアを月間最大37万PVに成長させた。本質的な信頼を育む「ラバブルマーケティング」を実践する、SNSエキスパート協会認定講師(SNSエキスパート検定上級資格保有)。










