2024年のSNS運用はいかがでしたか?
この記事では、SNS運用のプロである株式会社コムニコの社員が注目したTikTokとFacebookの企業成功事例を紹介します。ご確認いただき、2025年のSNS運用戦略の参考にしてください。
2024年のTikTok&Facebook投稿
2024年のSNS投稿では、「企業アカウントならでは」の投稿が光りました。TikTokでは意外性を見せること、Facebookではコアファンといかにコミュニケーションを図るか、というところがポイントとなっていたと考えられます。
この、高品質なクリエイティブ投稿とファンとの関係性構築につながる良質なコミュニケーションについては2025年も継続して意識していく必要がありそうです。
SNS運用のプロ「コムニコ」とは
この記事でTikTokとFacebookの成功事例をピックアップした、株式会社コムニコについて簡単にご紹介します。
株式会社コムニコは、大手企業を中心に2,200件以上(2024年3月時点)のSNSマーケティングを支援してきました。Facebookがサービス開始した2008年に創業し、拡散もリスク対策も、トレンドに合わせたさまざまな提案を行いSNSマーケティングの成果達成をサポートしてきました。コムニコでは、社員全員がSNSエキスパート検定上級を取得し、企業団体の規模・業界を問わず、安定したSNS運用体制構築や目的達成につながる支援、ツール提供などを行っています。
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この記事では、企業のSNS運用支援を行う中で、さまざまなアカウントの投稿を見てきたコムニコ社員が選んだTikTokとFacebookの成功事例から一部をご紹介します。
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TikTok成功事例:意外性のある企画と耳に残る音源で勝負
企業のSNS運用の基本となるのは「自社が伝えたい情報×共感が持てるコンテンツ」を組み合わせること。基本を踏まえた上でTikTokの場合は、企業ブランドとのギャップを見せた企画と、トレンド性が高く耳に残る音源を活用するとよいでしょう。
■YANMAR/ヤンマー【公式】
トレンド音源になっていた「全方向美少女」という楽曲で、歌詞にあわせて重機が踊る投稿をしたヤンマー。意外性はあるものの、しっかりとしたクリエイティブでユーザーのコメントも多数獲得できています。全方向から紹介できることで、製品の特徴も伝えられており、基本となる「トレンド×自社の商品」という公式に合わせた優等生な投稿です。
■ハイマッキー
アーティストの岡崎体育さん書き下ろし音源を使用したTikTok広告。TikTokの場合は耳に残るトレンド音源を使用したUGCが生まれやすく「できる?」と聞くことで新しいコンテンツの創出を狙っていると考えられます。ループして何度も繰り返し再生できる仕掛けになっています。
@hi_mckee_official 続きは公式サイトをチェッキュ!
♬ Promoted Music - hi_mckee_official
■とある地方の銀行員
地方「銀行」という堅実な業種がツッコミどころの企画動画を出したことで、内容のギャップが大きいことからユーザーの興味関心を集めました。こちらは、公式に広報リリースを出したことで一般メディアによるパブリシティ(参考①、②)が増え、TikTok媒体外での認知が広がったと推測されます。
アカウントが銀行公式となったことで、山梨中央銀行の広報感のある投稿と、これまでのお役立ち情報投稿でユーザーの反応の違いが出てくるか注目です。頭取が出てくるなど、企業の柔軟性が伝わることで、就活生などにとって面白い企業だといったイメージアップに繋がっているのではないでしょうか。
■ロート製薬【公式】
仕事風景をタイムラプス撮影して音声読み上げ式の動画を投稿したロート製薬。勉強動画界隈やそうでない人でも誰でも真似できる「凍らせたコーヒーが溶けるまでやる」という内容でユーザーの注目を集めました。実際に「終わる頃に美味しいコーヒー飲めるのいいな」「そうかコーヒーを氷にしたら味が薄まらない」などポジティブなコメントが寄せられました。このように、身近な話題で簡単に真似できるものは反応が増えやすいのではないでしょうか。
@rohtotiktok コーヒー氷が溶けるまで仕事☕️🧊ご褒美になったからみんなもやってみて! #icemeltingchallenge #ロート製薬 #ロート ♬ オリジナル楽曲 - ロート製薬【公式】
■鈴鹿サーキットパーク【公式】
こちらは「着ぐるみキレキレダンス界隈」事例です。激しい動きやアクロバットを見せる着ぐるみは動画映えすることから、公式だけではなくユーザー投稿によるバズが増えています。自社キャラクター着ぐるみを用意している企業の場合はダンサーさんに踊ってもらうことで拡散されやすくなりそうです。
@suzuka.circuit.park 『Can do! Can go!』にチャレンジ✨ #candocango #踊ってみた #鈴鹿サーキットパーク #コチラファミリー #テーマパーク #遊園地 #三重 #鈴鹿 #三重旅行 #子どもとお出かけ #家族でお出かけ #赤ちゃんとお出かけ #おでかけ ♬ オリジナル楽曲 - なるみの気絶記録 - くどうなるみ
■「TikTok活用、どこから始めればいい?」→コムニコがサポートします!
「意外性が重要なのはわかったけれど、TikTok活用のイメージが湧かない。どこからやればいいんだろう」
そんなSNS担当者様からのご相談が増えています。コムニコでは、ショート動画の企画・撮影・編集を行うプランをご用意し、予算消化などのタイミングでチャレンジしやすい価格帯での提供も行っています。
さまざまな業種・業界を支援してきたコムニコならでは、幅広いジャンルの動画製作が可能です。
キー局のテレビ番組のTikTokとX(Twitter)運用支援を行った際は、複数の動画で再生回数10万回以上を達成。大幅なインプレッション、言及数を獲得し、年末特番のトレンド化に貢献しました。
Facebook成功事例:王道コンテンツで着実にファンの心をつかむ
オフィシャルな印象も強いFacebookは、コアファンとの関係構築に繋がるコンテンツが成功事例としてピックアップされました。媒体ごとの使い分けもポイントですね。
■マツダ/Mazda Japan
さまざまなモーメントに絡めて車オタクを沸かせているマツダ。Facebookユーザーの「知っている」「こんなのもあるよ」「懐かしい」を言いたい・シェアしたいインサイトをうまくつかんだ投稿が多いのが特徴です。
媒体ごとの使い分けもできており、Instagramではゲーム性を高めたリール投稿がありました。
マツダの車種の番号にちなんだ投稿で七五三にかけ合わせてくる企画性・トレンド性と、ルーレット形式でゲーム性を高めた投稿となっており、こちらも成功事例としてコムニコ社員が唸った事例のひとつです。
■アッヴィ合同会社
クローン病の患者向けの食事について、コンビニを活用した献立例を紹介したアッヴィ合同会社。身近に考えにくかったり、当事者にとっても難しい内容をわかりやすい画像で示せています。「医薬品の研究開発」という難しい業種であっても、工夫次第で反応を高められる好事例です。
まとめ:2025年のTikTokはどうなる?
2024年の成功事例では、意外性をもったトレンド活用による投稿が目立ちました。その上でコアファンが欲しい情報を適切なタイミングで届けてコミュニケーションをとることがポイントとなってくるでしょう。
コムニコ社員に聞いた2025年のトレンド予測では、今回ピックアップした事例には含まれていませんが、生成AIを活用したショート動画が増加するのではないか、という声が挙がりました。音楽・テロップ・テンポの良い編集をした動画は引き続き関心を集めそうです。ショートドラマや「着ぐるみキレキレ」ダンスなど、つい見てしまいたくなるコンテンツも続きそうです。
また、ファンを大事にし、ファンとのコミュニケーションを続けられるブランドは今後も強いでしょう。自社のブランドのファンがどんな情報を求めていて、どんな人たちがいるのか、あらためて確認した上でSNS戦略設計を考えていく必要がありそうです。
もし現在、SNSアカウント運用が頭打ち状態だったり、リソースが足りなかったりする場合、新しいSNSにチャレンジしていきたい場合はコムニコにご相談ください。2025年の飛躍に向けて並走するパートナーとして、SNSマーケティングを成功に導くお手伝いをいたします。
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【おまけ】TikTok活用完全ガイド
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2018年に株式会社コムニコへ入社。コンテンツクリエイターとして、企業・自治体のSNS企画・運用・コンテンツ制作を行う。コムニコが持つ知見を広めるために編集経験を活かして「We Love Social」運営・編集・記事執筆などのコンテンツマーケティングを担当。一般社団法人SNSエキスパート協会認定講師としてSNSに関する安全で正しい知識の啓蒙にも努めている。