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2024年のX(Twitter)成功事例!SNS運用のプロが選んだ企業事例25選と2025年トレンド予測

2024年のX(Twitter)運用、バズ投稿はありましたか?
SNS運用のプロである株式会社コムニコの社員が注目したX(Twitter)の成功事例を紹介します。2025年のX(Twitter)運用をどう進めていくか参考になれば幸いです。

2024年のX(Twitter)投稿

2024年のX(Twitter)では、ファンを大切にした企業アカウント投稿が目立ちました。

X(Twitter)ユーザーと同じ目線で楽しむだけではなく、ファンを大切にしたことで、共感を得られるコンテンツづくりができ関心を集めた投稿が多かったようです。これまでのX(Twitter)は、攻めた企画で注目を集める投稿で人気を集めることもありましたが、企業アカウントの場合は炎上リスクが高まるため堅実なファンづくりを重視される動きが加速しました。

特に注目されたのが、「企業オリジナルの素材配布」などで思わずユーザーが参加したくなるような企画でした。さらに、企業アカウントの運用スタイルにも変化が見られ、これまでのような「バズを狙った尖った投稿」から「親しみやすい人柄が感じられる投稿」が支持されるようになりました。これまで以上にユーザーとのやり取りで丁寧にリプライをすることが重視されるようになり、ますますユーザーとの信頼関係を生み出すコミュニケーションが評価されるようになっています。

2025年もユーザーがシェアしたくなる素材の配布や参加型の投稿企画は引き続き関心を集めていくでしょう。ファンとの信頼関係を作り上げ、ファンから応援される・支持されるアカウントづくりが求められそうです。

SNS運用のプロ「コムニコ」とは

この記事でX(Twitter)成功事例をピックアップしている、株式会社コムニコについて簡単にご紹介します。

株式会社コムニコは、大手企業を中心に2,200件以上(2024年3月時点)のSNSマーケティングを支援してきました。現X、当時のTwitterがサービス開始した2008年に創業いたしました。バズもリスク対策もでき、トレンドに合わせた提案を行っているのが特徴です。社員全員がSNSエキスパート検定上級を取得し、企業団体の規模・業界を問わず、安定したSNS運用体制構築や目的達成につながる支援を行っています。

SNS運用支援ならコムニコ!

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この記事では、企業のSNS運用支援を行う中で、さまざまなアカウントの投稿を見てきたコムニコ社員が選んだX(Twitter)成功事例のうち一部をご紹介します。


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画像加工が当たり前!使ってみたくなる透過素材配布事例

昨今は、アプリを活用すれば誰でも簡単に画像加工ができるようになりました。そのため、画像加工をして投稿というハードルの高いお題であっても、参加するユーザーが増えています。透過素材配布はこれまでもありましたが、今年は一部界隈にとどまらず広く拡散した印象です。

■無添くら寿司【公式】

寿司チェーンの無添くら寿司【公式】は、「お寿司あーん」用のテンプレート画像素材を配布しました。これを活用して、ペットや推しのアイドル、好きなキャラクターなどに「お寿司あーん」するUGCがたくさん生まれました。

ロゴを配置することで画像だけが出回っても「くら寿司」だと分かるようになっており、また #ふり塩熟成まぐろ の認知にも広がった成功事例です。

■プレイステーション公式

趣味で活用するユーザーが多いX(Twitter)で人気の  #いい推しの日 (11月4日)にプレイステーション公式が投稿したセリフ素材。「推し」と呼ばれる、好きなアイドルやキャラクターと組み合わせて活用してもらえるようにしています。

人気の高い透過素材配布とトレンドモーメント(記念日)をうまく組み合わせたのが見事です。

■スシロー

こちらも11日4日の「いい推しの日」に因んだ投稿。スシローの投稿は、話題性の高い「推し」に関する投稿となっており、お題の通り、アイドルやVtuber、キャラクターなどの推しをお皿にのせた投稿が見られました。

企業公式ならでは!親しみやすいコミュニケーション事例

X(Twitter)の企業公式アカウントには、フランクなトンマナで友達のように接するものもあります。この章では、親しみやすさと企業公式らしい告知事項・お願いをうまく組み合わせた成功事例を紹介します。

■お〜いお茶くん【公式】

ひと目でわかる商品とお~いお茶の俳句を活用し、ユーザーに素材を提供しています。画像加工しなくてもそのまま返信欄や引用で答えられるようになっていて参加ハードルが低いのもお見事。

募集が始まっていることを告知しながら、キャラクターである「お〜いお茶くん」が嬉しくなる俳句素材をお題として提示しました。5・7・5の間、7文字を考えるだけなので、コメントで気軽に参加できそうです。「買いたいな」とつけることで、「買って欲しい」という企業側の気持ちも伝わってユニークさをプラスしていますね。

■よなよなエール|ヤッホーブルーイング公式

「た す け て」として、ユーザー写真を集めたヤッホーブルーイング公式。すでに認知があり、多くのファンがいるブランドだからこその協力依頼として、「#インドの青鬼使っていいよ」というハッシュタグで写真を募集しています。今後公式写真として使わせてください、という控えめな姿勢も好感をもてます。

■フジドリームエアラインズ【公式】

こちらも「助けてください」投稿。こうした若干のネガティブな印象を受ける言葉を使った投稿には注意が必要ですが、他企業の投稿を引用して乗っかる形で、綺麗な飛行機写真とあわせて投稿することでマイナスイメージを払拭しています。カラフルな機体を持つフジドリームエアラインズらしい投稿です。

■SHARP シャープ株式会社

ボーナスの出る6月に入ってすぐ(ボーナスを意識する)タイミングでのネタ投票投稿をしたシャープ株式会社。自社と全く関係の無いネタにはせず、家電を買ってほしい気持ちを選択肢で表現しているのが見事です。回答が4つ目に集中するようなツッコミどころのある選択肢にしたことで、投票数自体も増えたのではないでしょうか。

■丸亀製麺【公式】

X(Twitter)利用がアクティブになる夜を狙った企業公式による「飯テロ」投稿。

あえて横長画像を使用してるのは、タイムラインの邪魔にならないような配慮でしょうか。上下を見切れさせていることで、タップしやすくする狙いもありそうです。美味しそうな玉子あんかけうどんにズームした写真を活用してシズル感を伝えています。夜なのに、見るだけでお腹が空いてしまうかも・・・。

ついやってみたくなる!教えたくなる!事例

運用担当者としては、フォロワーからのコメントやUGC投稿がほしいところ。この章では、実際に試したくなったり、教えたくなったりするような「上手い!」成功事例を紹介します。

■ロッテ クーリッシュ【公式】

X(Twitter)ユーザーのほとんどがスマホから閲覧している、というインサイトを活かした投稿。ユーザーの挑戦心をあおることに成功しています。たとえクーリッシュ飲みたい気分ではなかったとしても、入力チャレンジさせることで、頭に「クーリッシュのみたい」とすりこませる恐ろしく美しい企画です。

■マインクラフト 日本公式 / Minecraft Japan

「たしかにマインクラフトっぽい!」という投稿を上手に集めています。ポイントは、マインクラフト 日本公式自身がお手本を見せたこと。ユーザー投稿によって、現実世界でマインクラフトっぽいものが多いことも分かり、身の回りにないか探したくなります。ゲームの世界と現実の世界をうまく繋ぎ、想起率向上につながる事例です。

■コメダ珈琲店

コメダ珈琲店が投稿した、企業間コラボ企画のティザー投稿。見覚えある青いリボンはすぐに「東京ばな奈」とわかったユーザーも多いようです。最近のコラボ事前投稿は、コラボ先の一部を見せたりシルエット化したものが主流になっていますが、この投稿では、利用者なら誰でも分かるコメダ珈琲店内に「落とし物」として見せています。
リリース日に落とし物を届けるという言い方も粋ですね。長文でコメントを載せながらコラボ商品を紹介しているのも目を引きます。

■MKタクシー🚕 

京都のタクシー会社と認知されているMKタクシーならではの投稿。京都エピソードをリプライで集めることに成功しています。コメント返信も抜かりなく実施されています。投稿の滞在時間も増やすことができている見事な事例。

ひと工夫が光る!モーメント(記念日)をうまく活用した事例

X(Twitter)運用の基本ともいえる「モーメント(記念日)」活用の好事例が集まりました。一捻り工夫した投稿で多くの反応が集まっているようです。

■味の素冷凍食品オンラインストア【公式】

10月4日の「天使の日」のモーメントに合わせ、ストレートに餃子を天使に見立ています。ちょっと上から目線の「いいねしてごらん?」というのも天使なら許されるのかもしれません。ウェブサイトカードの見出しに「羽根つきってこういうこと?」と小ネタが挟んであるのもユニークです。

■楽天モバイル

9月20日の「空の日」モーメントを活用したのは楽天モバイル。ユーザーに好きな空の画像アンケートを実施。
気になる空をタップすることで隠れていた風景の全景が表示されるため、ついついすべての画像をタップしたくなる工夫が見られます。これによってタップ数と滞在時間が獲得できていると考えられ、インプレッション向上に寄与しているのではないでしょうか。コメント欄においても質の高いユーザー反応を獲得できている成功事例です。

■予知できるトレンドモーメント(記念日)を取り逃がさないために

コムニコでは、モーメント(記念日)を活用をおすすめしています。参考記事をご確認ください。

参考記事:【2025年1月・2月・3月】SNS投稿ネタとして使える記念日キーワード予測と成功事例26選

投稿予約・管理ができるツール「コムニコ マーケティングスイート」では、前年トレンド入りキーワードが分かるトレンドカレンダーを活用できます。トレンドを理解して安定運用をしたい、投稿承認作業や分析にかかる時間を削減したいという方におすすめです。
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つい参加したくなる!コレクション広告を活用した事例

X(Twitter)には、広告アカウントのみが活用できる投稿カード形式があります。コレクション広告の活用も広がっています。

■刀剣乱舞ONLINE【運営】

テキストでのハッシュタグボタンになるカンバセーションカードではなく、コレクション広告のカードをうまく活用してポスト生成する仕組みになっています。画像を使うことでよりわかりやすく参加してみたくなりますね!

https://x.com/TOUKEN_STAFF/status/1847835139281215859

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こちらもコレクション広告のカードをうまく活用して投稿を作成する仕組みになっています。パッとみてわかりやすいビジュアルで武器を選択できるため、ゲームを知らない人であっても参加したくなります。

https://x.com/houkaistarrail/status/1833339726365163608

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差がつく絵文字💙🌈✨活用事例

X(Twitter)では投稿文もポイントとなります。絵文字を活用したことで注目度を高めた投稿をご紹介します。

■ファミリーマート

みかんの絵文字を記号と組み合わせることでテキスト内で新鮮なみかんが素早く届けられる様子が伝わってきます。
ちょっとした工夫ではありますが、各段に目に留まりやすくなり、一番伝えたいパッケージ写真もしっかり見てもらえそうです。

■ボディメンテ

絵文字だけで日本地図を表現してたボディメンテの投稿。写真素材がなくても工夫次第でビジュアルを伝えられることが分かる事例です。これはスゴイ!

■うるう農園 | いちご狩り九州1位

絵文字と記号を掛け合わせてAA(アスキーアート)投稿をしているうるう農園。いちごの絵文字を入れることでいちご農園であることが一目でわかります。モーメントを活用したり、「おはうる〜🍓」と独自の挨拶をしているのも素敵ですね。

どこかで見たような?工夫をプラスしたミーム活用

■あすけん公式

あすけん公式は、話題になったドラマ「地面師たち」のセリフと、ハロウィンで話題化する「地味ハロウィン」を組み合わせた投稿。話題の掛け合わせ方がうまく、かつアカウントのトンマナに沿った投稿が出来ているのがお見事。

オリジナル画像を使うことでドラマをイメージさせつつ、権利関係もクリアできていそうです。なお、こうしたイメージ投稿は使用方法によっては炎上する例もあります。企業公式の場合は正式なコラボとして行うことをおすすめします。

■みかんのことなら「のま果樹園」

企業アカウントの活用が目立った書類型キャンペーン告知。真似しやすいフォーマットで一気にミーム化しました。なかでも「のま果樹園」では、「やけくそのお知らせ」として投稿してツッコミどころ満載の投稿にしています。

この人好きかも!運用者の人柄がわかる投稿事例

X(Twitter)の運用者、「中の人」が想像できる投稿も注目を集めました。バズのために面白い・尖った「中の人」が多かった時代もありましたが、最近では、礼儀正しく親しみやすい「中の人」がポイントとなるようです。企業アカウントであれば、炎上リスク回避のためにもキチンとした人柄を伝えられると良いのではないでしょうか。

■パナソニックの住まい 「すむすむ」

「猫様」などの親近感のある文章でユーザーとの距離を縮めつつ、商品のアピールポイントもさりげなく伝えられています。引用元の猫の画像が目に留まりやすいため、視覚的にユーザーの興味関心を集めた様子も伺えます。
「出来れば猫語で説明お願いしたい」というコメントには猫語で他商品の紹介をしており、幅広い商品を取り扱っていることの訴求と商品の認知向上に成功しています。その他のコメントにも丁寧に対応されており「パナソニックさんがさらに好きになりました」などの好意的な反応が多くみられ、顧客との信頼関係の強化に貢献した投稿となっています。

こうした投稿はアクティブサポートとも呼ばれるコミュニケーション施策です。詳しくは以下の記事でご紹介しています。
参考記事:【SNSで愛される企業に】X(Twitter)で使えるアクティブコミュニケーションのやり方と企業事例7選

 

■まるごと青森

まるごと青森のアカウントでは、青森県で行われているお祭りやイベント、告知投稿のほか、自治体らしくないトレンドやモーメントを上手く活用しているのが特徴です。青森県民なら分かる「あるあるネタ」を投稿し、寄せられたコメントに丁寧に返信をしており、またコメントをしたい、コミュニケーションしやすいアカウント作りができています。

紹介する事例は、「地味ハロウィン」というモーメントに合わせた投稿。外部リーチが増え、結果として反応数が伸びたのではないでしょうか。このほかにも、「ハロウィンだから仮装してユニバ」というネタでも多くの反応を集めました。

■富士ホーロー【公式】

都こんぶ【公式】とのコラボ企画で引用ポストした富士ホーロー【公式】の手書き投稿。注目したポイントは、元の投稿よりもimpに対するエンゲージメントを稼いでいるところ。きれいでつくりこまれたものよりも、ネタっぽく「X(Twitter)ウケ」しそうなテイストで目に留まり、多くのユーザーが反応したのではないでしょうか。

まとめ:2025年のX(Twitter)はどうなる?

2024年の成功事例はファンとの関係性を大切にした事例が目立ちました。参考にしたい事例が見つかっていれば嬉しいです。

コムニコ社員に2025年のトレンド予測を募ったところ、やはり、ファンを大事にし、ファンとのコミュニケーションを続けられるブランドは今後も強いだろうという声が挙がりました。その上でコンテンツとしては、企業からの「ご自由にお使いください」という素材配布コンテンツや、書類のようなフォーマットなど企業公式界隈が盛り上がるコンテンツフォーマットが出てくると考えられます。

X(Twitter)でのキャンペーンや新商品発売などの予告投稿(ティザー投稿)は、どんどんレベルが高くなっています。予告することでエンゲージメントも高まりやすいためおすすめですが、実際に実施する場合は、ユーザーがどう思考して、どんなコメントをするか、ユーザーインサイトをしっかりと考えた設計が必要となってくるでしょう。

自社のブランドにはどんなファンがいて、どんなコミュニケーションが求められているか、ファンとの関係性をより良くするためにはどんな投稿をしていくべきか考えていく必要がありそうです。

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【おまけ】X(Twitter)活用戦略とKPIの設定方法

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