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【2023年版】SNS運用のプロが思わず唸った!SNS事例16選~Instagram・TikTok・Pinterest・YouTube・note編~

【2023年版】SNS運用のプロが思わず唸った!SNS事例17選~Instagram・TikTok・Pinterest・YouTube・note編~

2023年も、あっという間に12月になりましたね。2023年はどんな1年でしたか?
新型コロナウイルスが「5類感染症」へと変わり、マスクなしでの外出も当たり前になってきました。それに伴い、外出にからめた投稿を再開したSNS担当者さまもいるのではないでしょうか。

この記事では2023年を振り返り、SNS運用のプロであるコムニコの社員が思わず唸った好事例を、ピックアップしてご紹介します。今年は、Instagram・TikTok・Pinterest・YouTube・noteから、事例を取り上げました。

こちらから各SNSの特徴がまとまったeBookがダウンロードできます!資料では国内のSNSユーザー数のほか、「令和3年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を元に更新した利用者数グラフ、各媒体が公表している世界のユーザー数を確認しておきましょう。

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SNS運用のプロ「コムニコ」とは

SNS黎明期である2008年に創業し、企業のSNSマーケティングを1,800件以上(2023年3月時点)支援してきたコムニコ。チーム体制とって随時多くのアカウント運用を行うコムニコ社員がピックアップしました。

2023年はX(Twitter)編と分けて2記事でお届けします。
関連記事:【2023年版】SNS運用のプロが選んだX(Twitter)好事例23選

SNS運用企画考案、コンサルティングをご希望される場合は以下よりお問合せください。
最新のSNS動向を加味して、貴社の目的に合わせた成果につながるSNS運用を支援いたします。

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Instagram事例:コミュニケーションを重視

フォトジェニックな投稿だけではなく、ユーザーからの応募やコメントを通じた「コミュニケーション」を重視する投稿が目立ちました。ユーザーとコミュニケーションしている様子をコンテンツにしたり、ツールを活用したコミュニケーション施策を行ったり、「ツッコミ待ち」なコメントが増加するコンテンツ投稿を行ったりするものです。
フォロワーとコミュニケーションを取ることはInstagtamも推奨しており、コミュニケーション施策によってアルゴリズムにプラスの変化が生まれ、インプレッションやエンゲージメントが上がる効果が期待できます。

■代官山Candyappleりんご飴専門店

りんご飴専門店のSNS担当者が、フォロワー10万人を目指して「力を貸してほしい」と呼びかけた投稿です。発信してほしいことややってほしいキャンペーンなどを呼びかけた企画がヒットし、215万再生、500以上のコメント数を記録しました。特徴的だったのは、「ネタ切れしそう」と正直に危機的状況を明かしていたことです。ユーザーコメントを見た別のユーザーが「いいね!」で共感したり、さらにコメントしたりと、コメント欄におけるユーザー同士のコミュニケーションが活発に行われました。その後も、この投稿に寄せられたユーザーの声を反映した企画を行っています。

■Lierrey(リエリィ)|⾎流ケア×⼤⼈アクセサリー

磁気アクセサリーブランドのLierreyは、2023年から実施企業が増えてきたInstagramでのインスタントウィンキャンペーンを実施しました。
この事例では、「好きなカラー」をコメントすることで、DM上でチャットボットが起動し、コミュニケーションを自動化しています。つまり、応募・抽選を通してフォロワーとコミュニケーションすることでシグナルがたまり、アルゴリズムに良い影響を与えている好事例です。この手法は、DM上のやりとりを自動化できるautou(オウトウ)で実施可能です。

autouとは
※無料ツールをはじめとしたDM自動化ツールは、コムニコが開発・提供しているautouのようなMeta社に認可されたものを選ぶようにしましょう。安価であるから、と選択したツールでアカウント制限されてしまう場合もあります。
なお、いいね自動化ツールの使用は禁止されています。

■シルバニアファミリー【公式】

世界的な人気を誇るSFアニメ『AKIRA』の有名なワンシーンを、かわいらしいシルバニアの人形で再現した投稿です。ハードなバイクシーンとシルバニアの世界観のギャップが、ユーザーを惹きつけました。このようなギャップを押し出したネタ投稿は、コメント欄でのコミュニケーションが生まれやすくなります。

■野原みさえ

アニメ『クレヨンしんちゃん』の野原みさえ名義で作られたアカウントです。キャラクターから見た日常の様子を投稿しています。
「何の投稿だろう?」と思わせることで、ユーザーの目を引く構成になっています。実はこのアカウント、第一三共ヘルスケアの皮膚保護薬「プロペト」のプロモーションアカウントになっており、キャラクターの日常を描いた投稿から商品紹介までさまざまな投稿をされています。原作ファンも楽しめてPR色も薄い、好事例といえるでしょう。

Instagram運用について相談する>>コムニコにInstagram運用について相談する

TikTok事例:日常に寄り添った内容で流入を狙う

趣向を凝らした企業アカウントの投稿が目立ちました。ユーザーの身近に感じられる投稿でサービスへの流入や求人応募につなげる、スムーズな導線が特徴的です。

■幼馴染と共同生活中【おさ活】

@osakatsu_tapple 反応早すぎない???www#幼馴染 #モニタリング ♬ 接吻の手引き - 乃紫

マッチングアプリ「タップル」がプロデュースしている、幼馴染との共同生活をイメージしたチャンネルです。幼馴染との、恋人のような関係性の日常風景を投稿しており、企業アカウントとしての運用の上手さが感じられます。恋愛や出会いを自然に想起させ、その手段として「タップル」のサービス利用に繋げる運用は、さすがです。

■TikTok事例 わかさ生活【公式】

@wakasa_eye 夜はかえる#わかさ生活 #会社 ♬ 夜に駆ける - YOASOBI

ブルーベリーサプリメント「ブルーベリーアイ」でおなじみ、わかさ生活の社風がわかるアカウントです。「飲み会ガチャ」「残業ガチャ」など、上司と部下の歪な関係がコミカルに表現されており、認知や求人の拡大につながっているのではないでしょうか。

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Pinterest事例:特性を利用して他SNSへと誘導

美しい画像でユーザーを惹きつけつつ、他SNSや申し込みへと動線を引く投稿・アカウントに「上手い!」の声が上がりました。フォロワー数が直接関係するわけではありませんが、他SNSと関連させて活用していくことができる媒体です。

■FREEDOM ARCHITECTS

best-pinterest

https://www.pinterest.jp/freedomarchitec/

フォロワーに依存しないSNSであるPinterestにおいて、FREEDOM ARCHITECTSのフォロワーは1万人を超えています。投稿画像の1枚目でユーザーを惹きつけ、2枚目以降で公式LINEの登録や無料注文住宅作品集の申し込みへ誘導。Pinterestの特性を理解し、他SNSへと誘導できるよう、うまく利用した投稿となっています。

 Pinterest運用について相談する>>コムニコにPinterest運用や広告配信について相談する

YouTube事例:エンタメ化して、まず興味を引く

広告色の強い内容というよりは、ユーザーの興味に合わせた内容の動画が目立ちました。まずエンタメとして興味を持ってもらうことで、最終的に求人への応募や商品の購入につなげているようです。長めの動画だけではなく、ショート動画との活用など、使える機能を活用してチャンネルづくりをするのもポイントとなりそうです。

■職人の労働後メシ〜究極の空腹スパイス〜

職人の労働後メシ〜究極の空腹スパイス〜

https://www.youtube.com/@Craftsmansmeal/featured

建設業の職人と工事会社のビジネスマッチングサービスを行う、株式会社助太刀のチャンネルです。流行しているリアルなドキュメンタリー(「THE ROLAND SHOW【公式】」 、「街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜」など)を、職人を対象に実施。職人の魅力を伝えて求人につなげるという、きれいな導線と企画力が光っています。

■SLOBE IÉNA YouTube Channel

SLOBE IÉNA YouTube Channel

https://www.youtube.com/@slobeiena_youtube/videos

アパレルブランド「SLOBE IÉNA」のYouTubeチャンネルで、アパレル社員が自ら運営しています。同じメンバーでゆるく企画を実施し続けていたり、他社の商品(アパレル以外)の紹介をしたりと、自由な運用体制も特徴的。インタビュアーも社員が担当しているため、普段の何気ない会話がリアルに引き出されています。自分もアパレル社員になって、おしゃれさんの一員になったような感覚を味わえます。

■interior shop ACTUS

 interior shop ACTUS

https://www.youtube.com/@Actuskikaku/featured

「丁寧な暮らし」をコンセプトにした、インテリアショップ「アクタス」のYouTubeチャンネルです。それぞれの企画がしっかりと役割を持っていて、チャンネル運営の参考になります。
たとえば、最も再生数が伸びやすい「ルームツアー」企画でチャンネル自体の集客を行い、バイヤーさんがディープなうんちくを語る「商品紹介」企画で、視聴者に製品の奥深さを伝えながらユーザーとの関係構築を行っています。さらに、「BEST BUY」シリーズでは、購買をプッシュするのではなく、社員さんが買ってよかった商品として私物を紹介し、自然に購買に導いています。コミュニティ機能でもセール情報を告知したり、自社以外の商品について聞かれても真摯に返信したりと、チャンネル全体でユーザーと深くつながりながら、購買を促進しています。

■KINDAI UNIVERSITY

KINDAI UNIVERSITY

https://www.youtube.com/@KINDAIUNIVERSITY

近畿大学が運営するチャンネルです。ありがちな学校のPR動画だけでなく、入試に関する最新情報や入試攻略のポイントなど、ユーザー目線のコンテンツが充実しています。各学部の過去問解説や、在校生の1日に密着など、YouTube上で需要がある企画も数多く実施。学校の色がよく出ていて、大学の雰囲気や風土がよく伝わってきますね。

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note事例:ストーリー性を持って社内事情を発信、ファン化

しっかりと読ませる記事を載せ、企業の開発秘話や社員たちの想いを発信する傾向が強いようです。ユーザーのみならず、採用候補者や現役社員にもより親しみを持たせるような運用が目立ちました。サービスや商品を紹介してコンバージョンさせるというよりも、ブランディングや好意度を高めてリピートしてもらう使い方に注目が集まりました。

■THE CALBEE

note_CALBEE

https://note.calbee.jp/

カルビーは、商品の開発秘話を軸に、数多くの濃い内容を投稿。工場の職人さんからベテラン社員まで、現場のメンバーにもフォーカスしたインタビューを記事にしています。コアなファンが多いブランド商品を手がける企業として、効果的な運用を行っています。

■JA全農 広報部【公式】

JAのnoteアカウント

https://note.com/zennoh_pr/

画像の見栄えにかかわらず読者が読みたいテーマを取り上げ、質の高い記事を投稿しているJA全農広報部のnote。公式HPには掲載されていない、全農の裏側に密着して発信しています。「『この食べ方に出会ったから、この食材を買うようになった』エピソードを集めてみた」など、コアな記事ほどスキ数が顕著になる傾向があり、X(Twitter)などでも拡散されやすいようです。

■SHARP

SHARPのnoteアカウント

https://note.com/sharp/

X(Twitter)における代表的な企業アカウントとして認知を獲得しているSHARPが、2022年7月からnoteに参入しました。開発秘話から小説まで、幅広い内容でひとクセもふたクセもある投稿をしています。特に開発秘話や商品レビューは、「ここまで話してくれるのか」と思うほど赤裸々に書き下ろされています。

■カミナシnote編集部

KAMINASHIのnoteアカウント

https://note.kaminashi.jp/

企業の公式アカウントでありながら、各メンバーが執筆した個人アカウントの記事も、ピックアップして運用しています。記載方法やトンマナはばらついているものの、自社・社員の想いが表現されており、そこに共感する人を増やしていく目的があると思われます。

■ベーシック note編集部

basicのnoteアカウント

https://note.com/basicinc/

Webマーケティングメディア「ferret」を運営している、ベーシックの企業アカウントです。記事の執筆は強制せず、社員が自発的に記事を書きたくなるような雰囲気づくりを心がけられています。採用面接においても、事前にnoteのリンクを送るなどして活用。その結果、内定承諾率が上がり離職率も下がっていったそうです。

note活用について相談する>>コムニコにnote活用・運用について相談してみる

まとめ

2023年は、ユーザー目線に立ち広告色を薄めた投稿が目立ちました。どんどん身近なものになっていくSNSにおいて、ユーザーの日常に入り込みコミュニケーションを取る。そうすることで、認知の獲得や応募への誘導につなげている傾向がうかがえます。

また、媒体ごとに異なる特徴を持つSNSをそれぞれに活用して関連させている企業も目立ちました。今後もよりよいSNS運用を行っていくために、改めて各SNSの特徴やユーザー層を確認して施策考案に役立てましょう。

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コムニコでは大手企業を中心に、戦略策定から投稿代行、効果検証までワンストップでSNS運用担当者様のご支援をしています。運用効率化ツールやキャンペーンツールの提供もございますので、予算に応じたご提案をいたします。複数のプラットフォームにまたがったSNSマーケティングで成果につなげたいとお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。

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