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ユーザーの心をつかめ!エイプリルフール事例(Twitter・Instagram・Facebook)16選

エイプリルフール事例16選

4月1日は「楽しいウソであればついてもよい」とされるエイプリルフール。
SNS上では毎年、奇抜でインパクトのある投稿でユーザーの関心を集めています。

今回の記事では、Twitter、Instagram、Facebookの2021年エイプリルフール投稿の中から、いくつか事例をピックアップしてご紹介します。
ジョーク系投稿だけでなく、硬めのトンマナで運用を行っているアカウントでの事例も掲載しています。ぜひそちらもご確認ください。

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企業がエイプリルフール投稿を行う理由

エイプリルフールは、Twitterの「2021年の最も急増したハッシュタグランキング」では、「エイプリルフール2021」が1位を取るなど、ユーザー間で最も注目を浴びるイベントとなっています。

ですが、ウソが許される日と言っても、ユーザーから反感を買うような投稿は炎上を招きます。過激な内容は避け、他人を傷つけない、ユーザーとの交流が生まれるような楽しい投稿を心がけ、自社アカウントのイメージを向上させましょう。
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Twitter:時勢を反映したパロディ

目まぐるしく変わるSNSのトレンド。そういった時勢を反映したパロディは、エイプリルフール投稿の定番です。昨年も、SNS上で話題となったもののパロディ投稿が多く行われました。

■ハロー!ダイハツ【ダイハツ工業公式】

自動車メーカーのダイハツは、新型軽自動車としてモルモットが車になった「ミラ モルモット」を発表。2021年にSNSを中心に流行したアニメ「PUI PUI モルカー」をパロディした投稿で、ユーザーからは「可愛い」「どこで購入できますか」などの声が集まりました。

■シルバニアファミリー

かわいい動物の人形でおなじみのシルバニアファミリー。動物の赤ちゃんがアイドルデビューする設定で、日韓合同オーディションを経て誕生した9人組ガールズグループ「NiziU」のパロディを投稿。オンラインストアへのリンクも用意することで、関心を持ったユーザーの導線になっています。

Twitter:ツッコミどころ満載!

自社製品をネタにした、「こんなのアリ!?」と思わせるような投稿も、エイプリルフールならでは。
単なるジョーク投稿だけでなく、エイプリルフールと見せかけた商品化なども行われていました。

■激安の殿堂 ドン・キホーテ

こちらはエイプリルフール前日の投稿。自社製品を用いたジョーク等ではなく、「エイプリルフールについたウソ」のネタバラシ用の素材配布という、ユニークな投稿で注目を集めました。「助かる!」「使わせていただきます」など、ユーザーからの反応を集めています。

■バイオハザード(カプコン)

ホラーゲームシリーズ「バイオハザード」公式の投稿。本作はゾンビが蔓延した地域を舞台にした、陰鬱な雰囲気が漂うシリーズ。吉幾三さんの「俺ら東京さ行くだ」の楽曲を使い、教育番組の1コーナーかと見紛うような人形劇の配信告知を行いました。シリーズのイメージに反して牧歌的な雰囲気のコンテンツを投稿したことで驚いたユーザーが多かったようです。
上記の企画はエイプリルフールのジョーク投稿で終わらず、実際にコンテンツが配信されたことで更に注目を集めました。冗談のような本当の告知を行うことで、エイプリルフール当日・コンテンツ配信日両日に言及を集めた施策です。

関連:吉幾三が歌う「俺らこんな村いやだLv.100」『バイオハザード ヴィレッジ』公式イメージソング 「俺ら東京さ行ぐだ」をスペシャルアレンジ

■レゴ ジャパン公式

レゴで遊んだことのある人なら一度は経験する「片付け忘れたレゴブロックを踏んで…」というトラブルをネタにした、「人間の足を避けるレゴ」を発売するという、自社製品のあるあるネタをつかった投稿。こんな機能があったら......とコメントしたユーザーへ「その機能いいですね!」とリプライするなど、ユーザーとのコミュニケーションの足掛かりとなっています。

Twitter:異色の企業間コラボ

企業間コラボは、それぞれの企業のファンに認知させ、自社製品の新たなファンを獲得する効果的な手段です。
今回は、エイプリルフールならではのコラボを行った2社の投稿をピックアップしました。

■アイスxラーメン 異色のコラボ!?

明治と、エースコックのコラボ投稿です。互いに同名の商品があるという繋がりから、”スーパーカップ味のスーパーカップ”として、ラーメン味のアイス/アイス味のラーメンを新発売する、という投稿を行い、ユーザーからは「ちょっと食べてみたい」「本当に一度コラボしてみてほしい」など、関心を大きく集めました。

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Instagram:本当にあったらいいのに!なウソ新商品投稿

画像がメインとなるSNSなこともあり、動画や画像をメインとした、サムネイル画像の時点でわかるような凝った投稿が目立ちました。
ジョーク投稿の中にも、企業理念をあらためてユーザーに周知させるものなど、少し硬めのアカウントの投稿も見受けられました。

■kurashiru [クラシル] 料理・献立・レシピ

料理レシピサービスのクラシルではCM風クリエイティブを投稿。ユーザーからは「ぜひ実現を!」「普通に検索かけてしまった」など、実際の実装を望む声が多く見受けられました。レシピとユーザーをつなぐマッチングアプリ、ほしいですね。
このような投稿から、ユーザーの隠されたニーズに気づくパターンもあるかもしれません。

■BOTANIST(ボタニスト)

ヘアケアやスキンケア商品などを開発しているボタニスト。「植物との会話に成功した!」というキャプションとともに、スマートフォンのアプリで植物と意思疎通をしているかのようなクリエイティブを投稿。
同社の強みである「植物性のケア商品開発」という部分に触れながら、自社の開発理念をユーザーに伝える投稿となっています。

■香港エクスプレス

香港の航空会社である香港エクスプレス航空によるエイプリルフール投稿。”超高速!香港グルメデリバリー「香港エクスプレス」”と題して香港から日本へ本場の味をお届けする新規サービスを開始する、という投稿を行いました。作り込まれたデリバリーメニュー画像で、自社を印象づけ、香港旅行への関心を訴求しました。

■MOUSSY

ファッションブランドのMOUSSYの投稿は、「着る家具」と題した「ベッドをそのまま着て寝る人」のクリエイティブを使ったもの。キャプション自体も実際の新商品紹介のような形でしっかりと書き込まれています。最後までスクロールするか、画像の二枚目に気づいてやっとエイプリルフールとわかる形になっています。

■アクアビーズ ホイップる 公式

エポック社のアクアビースのアカウントでは、UberEatsをモチーフにしたパロディ。自社製品であるアクアビーズを「一粒から直接お届け」するサービスを開始した!と投稿し、ユーザーからも「一粒足りない時ってありますよね」「落としたビーズを拾ってくれるサービスはないですか」など、投稿に合わせたノリの良いコメントが返っていました。

■令和の伊能忠敬(三井不動産公式アカウント)

三井不動産のアカウントは「測量を行い日本地図を初めて作った伊能忠敬がアカウントを運営している」という設定でユニークな投稿を行ってきました。さまざまな名所を伊能忠敬が楽しむといった投稿をしています。エイプリルフールでは、「測量隊員募集のお知らせ」のキャプションとともに、まるで劇場版CMのような動画クリエイティブを投稿。ユーザーからの反応もよく、「参加したい!」といった声が相次いでいました。

Facebook:お堅めだからこそ直球勝負!

硬めのトンマナを使った運用を行うアカウントが多いFacebook。もちろんエイプリルフールならではのジョーク投稿も見受けられましたが、他のSNSと比べて、シンプルに自社製品のPRを行うアカウントが多くみられました。4/1はさまざまなアカウントが一斉にジョーク投稿をする日のため、あえてシンプルなPRを行うことでユーザーの目を惹きつけるのもよいでしょう。

■Lamborghini

大手車メーカーのランボルギーニでは、シンプルなキャプションのクリエイティブを投稿。ウソが許されるエイプリルフールに「ウソ偽りのない」という文を使うことで、投稿自体を目立たせています。自社製品の魅力をシンプルに伝えることができた、マネしたくなる投稿です。

■SanktGallenBrewery / 元祖地ビール屋 サンクトガーレン

地ビール蔵のサンクトガーレンは毎年4/1限定の新商品を発表しています。2021年は「うん、このブレンド黒」という動物の糞から取れるコーヒー豆を使った黒ビールの新商品情報を投稿。一瞬エイプリルフールのジョークかと思わせて、本当に販売を行っています。4/1限定で販売したことで、ユーザーの購買意欲を促進しています。

Facebook:自社キャラクターでキャッチーに

■エルビー

飲料メーカーのエルビーは、自社製品「ばあちゃんの赤しそドリンク」の対になる「じいちゃんの青じそドリンク」を発表。慣用句の「真っ赤なウソ」に対して「真っ青なウソ」というユニークなワードでユーザーの関心を誘い、「飲み比べてみてね」と最後に付け加えることで商品への興味訴求を図っています。

■伊藤ハム / ITOHAM FOODS inc.

食品大手の伊藤ハムのアカウントは、「ハム係長」というイメージキャラクターが投稿を行うスタイル。エイプリルフールでは、「社長に就任しました!」というキャプションとともに、名刺のようなクリエイティブが投稿されました。ユーザーからの「おめでとう!」といったコメントにも細かく返信を行っており、ユーザーとの関係性がうかがえる投稿となっています。

まとめ

毎年、SNS含めたネット上で盛り上がるエイプリルフール。 ユーザーの興味を誘うようなジョークやパロディ製品の投稿だけでなく、アカウントの運用スタイルに合わせた投稿が多く見られました。

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関連:https://www.comnico.jp/products/cms/jp/functions/post-reserve-management

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