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【2023年4月・5月・6月】SNS投稿ネタとして使える記念日キーワード予測と事例28選

【2023年4月・5月・6月】SNS投稿ネタとして使える記念日キーワード予測と事例28選

SNS運用で、投稿のネタ探しに困ることはありませんか?Twitterでは話題のネタがトレンドとして表示されますが、それを見てから投稿を作成するのでは余裕がなく、大変ですよね。

この記事では、速報性が高く言及数が多い媒体であるTwitterで話題のトピック「Twitterトレンド」から、2022年4月・5月・6月のトレンド入り実績を収集分析し、TwitterをはじめInstagramやTikTok、note、LINEなどのSNSでおさえておきたい記念日キーワードを予測しました。
また、企業のSNS投稿事例から、実際に高い反応(バズ)を得たものもご紹介します。

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Twitterトレンド実績とは?Instagramなど他のSNSでも使える?

「いま起こっていること」がリアルタイムにわかるTwitterでは、特に話題になっている最新トピックを知ることができる機能である「Twitterトレンド」があります。Twitterではトレンド入りしているキーワードをベースに会話が発生することも多く、自社の投稿を広くユーザーに注目してもらうために、トレンドをとらえたコンテンツを発信することが重要です。

トレンドの中でも事前に予測可能な「記念日」に関連したキーワードは、InstagramやTikTok、note、LINEなどの他のSNSでも投稿ネタとしてお使いいただけます。ぜひ、ご活用ください。

■Twitterトレンドの調査方法

株式会社コムニコが提供するSNS管理ツール「コムニコ マーケティングスイート」では、過去1年分のTwitterトレンドを1時間ごとにデータとして取得・保存しています。

そこから、2022年4月・5月・6月のデータを収集し、各キーワードのトレンド入り回数を算出。出現回数の多かったキーワードから、記念日・季節・イベントなど、2023年4月・5月・6月も発生する可能性が高いものをピックアップし、トレンドを予想しました。

このトレンド実績は、「コムニコ マーケティングスイート」でも確認いただけます。配布するカレンダーでは含まれないトレンドについても細かく確認したい場合は、ツールからご確認ください。  
>>無料トライアルはこちらから

Twitterトレンド実績が確認できる「コムニコ マーケティングスイート」画面

なお、ハッシュタグ付きでトレンド入りしていたものはハッシュタグ付きで、ハッシュタグなしでトレンド入りしていたものはハッシュタグなしで記載しています。

4月投稿ネタ:主要な記念日と企業のSNS投稿事例

  • 4月1日 エイプリルフール、新年度スタート
  • 4月4日 幸せの日
  • 4月14日 オレンジデー
  • 4月22日 よい夫婦の日
  • 4月25日 初任給の日(ファーストペイデー)
  • 4月26日 よい風呂の日
  • 4月29日 ゴールデンウィーク、GW突入、GW初日、昭和の日、連休初日
2022年4月にトレンド入り回数の多かった主要な記念日と関連したキーワードにまつわる企業公式アカウントのSNS投稿事例を、トレンド入り回数の多い順にご紹介します。
※カッコ内の数字が前年のトレンド入り回数(1時間毎)

■4月1日 「エイプリルフール」(21回)の関連キーワードと投稿事例

人を楽しませる嘘やジョークであれば、仕掛けることが許される日です。
毎年Twitterでは、企業アカウントが個性や面白さ、インパクトを追求した投稿などを行い、ユーザーも大きな盛り上がりを見せます。企業にとっては普段と違う投稿ができる機会であり、これによって企業の印象アップも狙えます。
しかし、楽しませようと考えた嘘やジョークでも、思いがけず人を傷つけてしまうことがあります。そうなると、企業の印象ダウンや炎上にもつながってしまいかねないので、投稿前に社内でいろいろな人に見てもらい、問題ないことを確認するのが良いでしょう。

4月1日にSNS投稿ネタとして使えるトレンド入り回数の多い他のキーワード

  • 新年度スタート(10回)
  • 四月一日(7回)

Twitter投稿事例:画像のタップで詳細を表示

1投稿の上限枚数である4枚の画像を投稿すると、タイムライン上では各画像の一部のみが表示されるというTwitterの性質を利用した事例。各画像をタップすると、隠されていた部分が見られるようになります。
ケンタッキーフライドチキンは「月面店オープン」というジョークネタで、月面に立つKFCの店舗と宇宙服を着たカーネルサンダースを描いた画像を作成し、投稿しました。これだけでも相当なユニークさがありますが、各画像をタップすると、「月面店限定メニュー」や、地球が望める「アースビュー席」の案内、アルバイトの募集情報など、ユーザーが思わず人に共有してしまいたくなるような面白ネタが満載です。

 

Twitter投稿事例:フォロワーインサイトに刺さる内容

誰かしらが「こんな商品やサービスがあったらいいのに」と考えたことがあるであろう、アイデアを追求し、形にしたもの。「推奨使用環境-18度」など、ユーザーが思わず「行き過ぎだ!」とツッコミたくなるような遊び心が光っています。自社アカウントのフォロワーをしっかり分析して考案されている様子が伺えます。

 

Instagram投稿事例:競馬ファンならわかる?!ありそうであり得ない内容

こちらも、フォロワーインサイトを追求したアイデア。Instagramだからこそ画像に力が入っており、水面に映る馬の影はまるで実写のよう。ともすれば実現していてもおかしくない内容なので、テキスト下部には「※今日はエイプリルフールですよ〜🤗」という注意書きがきちんとされており、「騙された~!」というコメントが多数。ドッキリのような面白さがあります。

 

■4月22日 「よい夫婦の日」(17回)の関連キーワードと投稿事例

夫婦にまつわる記念日はいくつかありますが、4月のこの日は語呂合わせで「よい夫婦の日」とされていいて、入籍日としても人気です。夫婦や家族で楽しめる、あるいは結婚にまつわる商品やサービスを提供している企業などは、ぜひ活用したいキーワードですね。
ちなみに、この日は地球のことを考えて行動する「アースデー」でもあります。SDGsへの意識の高まりから、この日に開催されるイベントが増えるとともに、言及数も年々増えています。「よい夫婦の日」にはあまり関係がないという企業は、「アースデー」に注目してみるのはいかがでしょうか。

4月22日にSNS投稿ネタとして使えるトレンド入り回数の多い他のキーワード

  • 地球の日 (4回)
  • アースデー (2回)

Twitter投稿事例:特別な日だからこそ、利用を呼びかける

普段ビールはあまり飲まないという人もいますが、「今夜はパートナーと一緒に乾杯」「普段あまり飲まない方もきっと麦のうまみに驚くはず」という形で、特別な日だからこそ自社のビールを飲んでみてほしいと語り掛けています。また、正午ぴったりという投稿時間と、「早く帰ろうと思ったらRT」という呼び掛けで、「早く仕事を終わらせて家に帰り、ビールを飲もう」というワクワクする気持ちを後押ししています。

 

Instagram投稿事例:記念日に合ったおすすめの紹介

「食が進んで会話も弾む」として、2種類のメニューを紹介しています。ハート形のスライスチーズという特別感はありますが、焼きそばのメニューという点が気を張らずに記念日を楽しめるいいところ。結婚記念日などとは違い、ラフに楽しめる夫婦の日だからこそ、こういった提案もアリです。
また、「作ってみたい度合いを絵文字の数で表して」と、ユーザーが楽しんでコミュニケーションが取れるスタイルになっているところもポイントです。

 

■4月29日 「GW初日」(20回)の関連キーワードと投稿事例

この日は、世の中の多くの人がゴールデンウィークの初日を迎えます。企業アカウントはもちろん、一般投稿も非常に盛り上がる日です。また、同じように「ゴールデンウィーク」「GW突入」「連休初日」といったキーワードも多く見られます。
この日の特徴は、キャンペーン投稿が多いこと。休日でTwitterの閲覧者数が増え、いつもよりも多くの反応が返ってきやすいので、より注目度を上げようと、多くの企業アカウントがSNSキャンペーンを開始します。キャンペーンを行う場合は、ユーザーの参加ハードルが低いインスタントウィンキャンペーンで、参加率を高めましょう。

「GW初日」にSNS投稿ネタとして使えるトレンド入り回数の多い他のキーワード

  • 連休初日 (13回)
  • ゴールデンウィーク (6回)

Twitterキャンペーン事例:SNSキャンペーンから、ゲーム内キャンペーンに誘導

リツイートと投稿で応募できるTwitter上のSNSキャンペーンと、ゲーム内のプレゼントキャンペーンを同時に開催。Twitterでキャンペーンを行うことでゲーム外からも広く注目を集め、本命のゲーム内に人を誘導するという二段構えの作戦となっています。これによって、普段からゲームをプレイしている人だけでなく、プレイをやめてしまった人や、新しく始めてみようと思う人を引き込んでいます。

 

Instagram投稿事例:商品を使った連休の過ごし方を提案

Twitterに比べてモーメントが少ないInstagramでも、記念日についての投稿は盛り上がりを見せます。この投稿では、商品の1機能に着目して、それを使ったGWの過ごし方を提案しています。お手軽ながら、「パーティー」という表現で、連休を楽しもうとする人の心を掴んでいます。

 

■4月29日 「昭和の日」(19回)の関連キーワードと投稿事例

GW初日は「昭和の日」の祝日でもあります。もともとは昭和天皇の誕生日であった「昭和の日」ですが、Twitterでは昭和の時代や社史の振り返り、昭和から長く愛されている商品の紹介などが多く見られます。当時を知る人には共感や懐かしさを呼び起こし、昭和の時代を知らない世代には「そんなことやものがあったんだ」「そんなに前からあったんだ」と興味を持ってもらうことが狙えます。

Twitterキャンペーン事例:ロングセラー商品の紹介をキャンペーン投稿で拡散させる

こちらはメーカーではなく小売りですが、自社で取り扱っている商品について、昭和から存在しているものを紹介しています。今でも子どもから大人まで親しまれている商品をピックアップし、幅広い世代の興味を引きました。また、紹介した商品を、フォロー&リツイートで簡単に応募できるキャンペーンでプレゼントしました。

 

Instagram投稿事例:自社商品で昭和を振り返る

昭和に発売された自社商品を、発売年とともに紹介しています。写真ではゲーム機を5機紹介していますが、昭和に発売されたとは思えないほど綺麗な機体に加え、それをすべて同じ角度で並べ、Instagramのカラーに合うような見映えにしています。古い商品だからと雑多に写すのではなく、なるべく綺麗に、あるいはオシャレに見せることが、Instagramのユーザーに受け入れられるポイントです。

 

5月投稿ネタ:主要な記念日と企業のSNS投稿事例

  • 5月1日 メーデー
  • 5月3日 憲法記念日
  • 5月4日 みどりの日
  • 5月5日 こどもの日
  • 5月6日 ゴムの日
  • 5月7日 GW最終日、連休最終日
  • 5月9日 アイスクリームの日
  • 5月10日 メイドの日
  • 5月14日 母の日
  • 5月23日 キスの日
  • 5月25日 主婦休みの日

2022年5月にトレンド入り回数の多かった主要な記念日と関連したキーワードにまつわる企業公式アカウントのSNS投稿事例を、トレンド入り回数の多い順に3つご紹介します。

■5月5日 「こどもの日」(24回)の関連キーワードと投稿事例

小学生くらいまでのお子さんがいる家庭であれば、特に意識することの多い「こどもの日」。各地では、こどもや家族連れに向けたイベントも多く開催されています。「子供の日」のトレンド入り回数は22回。「こどもの日」は24回と1日中トレンド入りしている状態なので、「こども」とひらがな表記で投稿するのが良いでしょう。


Twitter投稿事例:こいのぼり×キウイカラーのかわいいイラスト

自社キャラクターをこどもの日の象徴であるこいのぼりと掛け合わせ、お子さんにも喜ばれそうなかわいいイラストに仕上げて投稿しました。こいのぼりはキウイカラーで、自社の商品とリンクさせ、ブランドを印象付けました。

 

Twitter投稿事例:親子2世代で働くスタッフを紹介

こちらは「こども」から派生し、自社で働く親子に着目。自社のオウンドメディアに掲載している記事を紹介しました。「こどもの日」といえど、こどもを持つ人に限らず、幅広い世代に刺さる投稿です。

 

Instagram投稿事例:家族で使える商品を紹介

こちらは、こどもが写る画像と合わせて投稿することで、親御さんの興味を引きました。また、テキストは「じゃじゃ〜〜〜ん!」などの軽快な語り口と、「川遊びでずぶ濡れになっても気にせず座れる」という情報提供で、ユーザーとの距離を縮めています。

 

Instagram投稿事例:こどもの日にちなんだ商品を紹介

こいのぼりをイメージしてデコレーションしたケーキを紹介しています。こどもはもちろん、大人から見てもかわいらしいケーキで、幅広くユーザーの興味を引きました。背景に写る青いテーブルクロスも、5月晴れの爽やかな空をイメージさせるようです。

 

■5月7日 「GW最終日」(16回)の関連キーワードと投稿事例

2023年のGW最終日は、5月7日という人が多いと予想されます。
ただ、その日以外にも、毎年GW最終日の前後数日は「GW最終日」やそれに関連するキーワードが連日トレンド入りします。トレンド入りする関連キーワードは、「連休最終日」「GW終了」「次の祝日」「GW明け」などです。
ちなみに、TwitterではGWの関連モーメントが大きく盛り上がるものの、Instagramでのモーメントはそこまででもないという傾向があります。

「GW最終日」にSNS投稿ネタとして使えるトレンド入り回数の多い他のキーワード

  • 連休最終日 (13回)※2022年は、休日の関係で4日間トレンド入り。
  • ゴールデンウィーク最終日 (9回)
  • GW終了 (3回)
  • GW明け(10回)
  • 次の祝日(12回)

Twitter投稿事例:連休最終日も全力で楽しもうとする人を後押し

仕事などで気合いを入れなければいけない場面や、夕方から夜にかけてもうひと踏ん張りという場面で飲む印象が強いエナジードリンクですが、連休最終日×青い空×エナジードリンクという組み合わせで、連休最終日も疲れを度外視して全力で楽しもうとする人の背中を押しました。パッケージの青も空の青にぴったりと嵌っています。

 

Twitter投稿事例:ゆったり過ごす連休最終日を提案

忙しく遊んで過ごす最終日もあれば、家でゆったり過ごす最終日もある。パルムは、こどもの日と連休最終日の両方に向けた提案として、家族で楽しめる期間限定の味を提案しました。また、「少し時間を置けば、とろんとした黒蜜も一緒に楽しめる」という提案も、時間に余裕がある連休ならでは。

 

Instagram投稿事例:母の日×GW最終日の来店キャンペーン

2022年は、GWの最終日が母の日と重なっていたことから、GW最後の土日限定で、実際に来店してブッフェを利用したお母さんにカーネーションをプレゼントするというキャンペーンの告知を、Instagramで行いました。ハッシュタグ「#母の日」や「#母の日プレゼント」を使って、実店舗の集客につなげています。

 

■5月23日 「キスの日」(24回)の関連キーワードと投稿事例

1946年のこの日に日本で初めてキスシーンが登場する映画が公開されたことから、キスの日に制定されました。当時はキスシーンそのものが珍しく、刺激的だったことから多くの観客が映画館に足を運び、映画は大ヒットとなったそう。
自社の商品やサービスをキスと関連付けることが難しくても、テキストにさらっと書くことで、企業アカウントにも人間味を感じさせることができるかも…。

5月23日にSNS投稿ネタとして使えるトレンド入り回数の多い他のキーワード

  • 恋文の日 (7回)
  • ラブレターの日 (6回)

Twitterキャンペーン事例:大切な人と食べたいデザートの紹介

キスの日=大切な人と過ごす日と読み替え、大切な人と食べたいデザートとして商品を紹介しています。その上で、開催中のフォロー&リツイートキャンペーンの告知も行いました。また、テンション高めのキャラクターの人格で、違和感なくキスの日と結び付けているところもいいですね。

 

Twitter投稿事例:文末で顔文字とともにさらっと言及

文末にさらっと顔文字と「キスの日」を付け足しています。投稿を「キスの日」のトレンドに乗せたいという思いが見え隠れしていなくもないですが、テキストには全体的に絵文字を散りばめ、可愛らしくデコレーションしているため、その流れで自然な形に収まっています。

 

Instagram投稿事例:絵文字でユーザーとコミュニケーション

キスシーンが出てくる作品を多く持っているウォルトディズニーは、代表的な作品のキスシーン画像とともに、ユーザーに印象的なキスシーンを問いかけました。画像を投稿した作品には、それぞれの作品を表す絵文字を付与し、その問いかけに絵文字一つで答えられるようにして、気楽なコミュニケーションを図っています。

 

Instagram投稿事例:アンケート結果をネタにユーザーとコミュニケーション

エンタメ系のウェブメディアであるモデルプレスでは、読者に「キスシーンが上手い俳優といえば?」というテーマでアンケートを取り、その結果をInstagramで発表しました。アンケート結果でユーザーの興味を引き、8000件以上のいいね!を獲得しています。また、「皆さんが思い浮かべる"キスシーンが上手い俳優"も、ぜひコメントで教えてください」と、ユーザーとのコミュニケーションも図っています。

 

6月投稿ネタ:主要な記念日と企業のSNS投稿事例

  • 6月9日 ロックの日
  • 6月10日 時の記念日
  • 6月12日 恋人の日
  • 6月15日 千葉県民の日
  • 6月16日 和菓子の日
  • 6月23日 慰霊の日(沖縄慰霊の日)
  • 6月24日 UFOの日

6月には祝日がなく、大きなモーメントも少ない傾向があります。ただ、6月といえば梅雨。雨の日が格段に増えるので、梅雨や雨の日にも関連させた投稿を行うなど、変化をつけましょう。雨の日ならではの投稿アイデアは以下の記事にまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください。

参考記事:雨の日ならではのSNS投稿アイデア・使える例文・企業事例

 

さて、2022年6月にトレンド入り回数の多かった主要な記念日と関連したキーワードにまつわる企業公式アカウントのSNS投稿事例を、トレンド入り回数の多い順に3つご紹介します。

■6月9日 「ロックの日」(21回)の関連キーワードと投稿事例

語呂合わせで制定された記念日です。「ロック」という言葉にはいろいろな意味がありますが、もともとは音楽系のメディア企業によって制定されたため、音楽ジャンルの「ロック」が本来の意味となっています。
ただ、SNS上では、音楽のロックをメインストリームとしながらも、表現としてのロックや、施錠のロック、お酒の飲み方としてのロックなど、さまざまな方面から「ロックの日」への言及が見られます。

Twitter投稿事例:施錠のロックでツッコミどころをつくる

一見「ロックの日」とは何も関係なさそうなチキンラーメンですが、「大事なものはロックしましょう!」というテキストとともに、どんぶり型の錠前でチキンラーメンとオリジナルキャラクターを“ロック”している画像を投稿しました。どこから見てもツッコミどころしかない遊び心満載の投稿で、9000件以上のいいねと多数のコメントを獲得しています。

 

Twitterキャンペーン事例:自社ネタのロックバンドでツッコミどころをつくる

こちらもツッコミどころをたくさん用意した画像で、ユーザーの興味を引いた事例です。同時にフォロー&リツイートキャンペーンも開催し、より多くの人の注目を集めました。画像では、カーネルサンダースが分身状態でボーカルやギター、ベースを務めていることに加えて、フライドチキンの部位の一つである「ドラム」がドラムを叩いています。

 

Instagram投稿事例:音楽に関する記念日を紹介し、自社商品も紹介

音楽と深い関わりのある企業のアカウントでは、「ロックの日」のほか、6月6日「楽器の日」や6月24日「ドレミの日」など、6月は音楽に関連する記念日が多い月として、各記念日の詳細を紹介するという方法も。オーディオテクニカでは、その最後に自社商品の紹介も行っています。
その記念日と関連性の深い企業であれば、記念日をネタにするだけでなく、記念日そのものに言及するというのもアリですね。

 

■6月16日 「和菓子の日」(18回)の関連キーワードと投稿事例

由来は平安時代、仁明天皇が6月16日に菓子を食べ厄除けと招福を願う「嘉祥(かしょう)」という行事を始めたことに遡ります。江戸時代には宮中や幕府でも行われるなど長らく続きましたが、その習慣は明治時代に廃れました。「和菓子の日」は、それを現代によみがえらせようと1979年に制定。厄除けと招福を願って和菓子を食べる日となっています。

Twitter投稿事例:可愛らしく親しみのある定例ツイートに乗せて

ほぼ毎週、木曜日が来たことをゆるめのテイストでフォロワーにお知らせしているキングジム。木曜日と「和菓子の日」が重なったこの日は、普段と同じテイストの文面に和菓子の絵文字を加える形で、うまく掛け合わせました。

 

Twitter投稿事例:驚きと愛らしさでユーザーの目を引く

スマホゲーム「ポケモン GO」のアカウント「Pokémon GO Japan」では、ゲーム内に登場するアイテムを和菓子で再現。さらに、AR機能を通じてその和菓子とポケモンを一緒に撮影した画像も投稿しました。和菓子によるアイテムの驚くべき再現度と、その和菓子と可愛らしいポケモンの共演がユーザーの目を引き、「すごい」「かわいい」といったコメントも引き出しました。

 

Instagram投稿事例:記念日と自社商品をストレートに紹介して購買へ誘導

無印良品は、「和菓子の日」の意味と自社商品のお菓子をストレートに紹介しています。和菓子の日は、お菓子を食べて厄除けと招福を願うという日だけに、お菓子を扱っている企業であれば、自社商品の販売促進につなげやすいのがメリットですね。

 

Instagram投稿事例:アレンジレシピの提案からオウンドメディアへ誘導

和菓子に合わせるお茶のアレンジがあることを紹介し、レシピが掲載されているオウンドメディアへ誘導しています。また、紹介している2種類のレシピのうち、どちらを合わせたいか問いかけて、ユーザーとのコミュニケーションも図っています。画像もカラフルで目を引きます。

 

■6月23日 「慰霊の日」(10回)の関連キーワードと投稿事例

太平洋戦争において沖縄県での地上戦が終結した日として、「沖縄慰霊の日」が制定されました。沖縄県では、毎年この日に沖縄全戦没者追悼式が執り行われるほか、沖縄県全域で正午の時報とともに1分間の黙祷を捧げています。とても大きな意味を持つ日ではありますが、センシティブな記念日でもあるため、関連する投稿には十分な注意が必要です。

以下の記事では、投稿に注意が必要な日についてまとめています。こちらも参考にしてみてください。
参考記事:炎上を防ぐ!SNS投稿注意日・テーマ別7選

Twitter投稿事例:記念日に対する姿勢を示す

沖縄の企業のオリオンビールは、あえて「沖縄慰霊の日」に言及し、「正午に1分間の黙とうを捧げる」という企業の姿勢を示しました。

まとめ:2023年4月・5月・6月に使える記念日キーワード

2023年4月・5月・6月に、SNS投稿で抑えておきたいトレンドモーメントは以下の予想です。

  • 4月1日 「エイプリルフール」
  • 4月22日「良い夫婦の日」
  • 4月29日「GW初日」「昭和の日」
  • 5月5日 「こどもの日」
  • 5月7日~8日「GW最終日」
  • 5月23日「キスの日」
  • 6月9日 「ロックの日」
  • 6月16日「和菓子の日」

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