株式会社毎日放送様では、チームのSNS運用を円滑に進めるためのツールとして、コムニコ マーケティングスイートをご導入いただいています。
以下、コムニコ マーケティングスイートをご導入いただいた経緯や使用感について、株式会社毎日放送 SNS運用チームにお話をうかがいました。
- 株式会社毎日放送の事業内容を教えてください
■テレビの放送
「情熱大陸」「プレバト!!」「林先生が驚く初耳学!」など、全国ネットの番組や、「ごぶごぶ」「痛快!明石家電視台」「せやねん」「よしもと新喜劇」など、地域に愛されるローカル番組を制作・放送しています。報道では、調査・検証報道で高い評価を得ているニュース番組のほか、ドキュメンタリー番組「映像」シリーズは真摯な報道姿勢が評価され、国内外の数多くのコンクールで受賞しています。
■アニメとドラマ
深夜枠では若者に向けて、多数のドラマ(「コーヒー&バニラ」「カカフカカ」「文学処女」等)や多数のアニメ(「呪術廻戦」「ハイキュー」「炎炎ノ消防隊」「はたらく細胞」等)を放送しています。
■文化・スポーツ事業
「サントリー1万人の第九」「神戸コレクション」「音舞台」などの文化イベントや「ダンロップフェニックス・トーナメント」などのスポーツイベントも企画・運営しています。 演劇やコンサート、落語など、年間50本以上のエンターテイメントを提供しています。
■インターネットとコンテンツビジネス
報道、制作、スポーツ…。あらゆる部門がこれまでの経験を活かしながら、テレビ以外でのメディアでビジネスも行っています。近年は特にインターネットでのビジネスに力をいれており、MBSの見逃し配信サイト「MBS動画イズム」の管理運営、春のセンバツ高校野球をYahoo!でのライブ配信、選挙特番の生配信、リモートで「1万人の第九」の実施、など新しい分野に挑戦しています。
伝統的な部署に加え、インターネットやIT技術を専門とする部署も新設しています。
- SNS活用の目的を教えてください
SNSアカウントから発信する情報や、ユーザーとの相互コミュニケーションを通じて、MBSコンテンツ/MBS自体のプレゼンスを高め、ネット配信への誘導、更には、番組選局率の向上を目的として活用しています。
Twitterは若手社員8名で運用しており、インターネットネイティブの新入社員には、伝統的な放送局の技術を学びながら、それをネットの世界に応用する人材に成長してもらいたいと考えています。
- ツール導入前の課題はどんなものでしたか
コムニコ マーケティングスイートを導入する以前は、ほとんどのアカウントがマンパワー運用で、具体的な炎上防止策・チェック体制などは整えられていませんでした。
また、投稿後のツイート分析や日々のフォロワー推移を確認することもなく、PDCAサイクルをしっかりまわさずに運用している状態でした。
このような点を改善したいと考え、ツールの導入を検討していました。
- コムニコ マーケティングスイートを選定した理由
まずは、複数ユーザーによる運用がしやすいことです。Twitterは前述の通り若手社員8名で運用していましたので、スムーズに連携が取れることが重要でした。
また、承認フローの機能があり、炎上防止対策が取れることも選定理由のひとつです。承認フローを使うと、複数名のチェックがなければ投稿が公開できないため、投稿内容に炎上リスクがないかを事前に確認することができます。
そして、自社アカウントの分析機能に加えて、競合アカウントとの比較機能なども兼ね備えており、費用面でも導入しやすかったため、導入を決定しました。
- 導入によってどのような効果がありましたか
承認フロー設定によるミスの防止
投稿の承認依頼や投稿内容の確認作業をツール上でスムーズに行うことができるため、投稿ミスの防止につながっています。ツール上で依頼を出すと、依頼相手にメールで通知が届くので、確認漏れも防ぐことができます。
オペレーターごとの権限設定
また、オペレーター(コムニコ マーケティングスイートの利用ユーザー)ごとに権限のレベルを変えられるので、複数名でのアカウント運用で非常に助かっています。例えば、投稿の作成はできるけど公開はできない「編集者」という権限があったり、アカウントごとにアクセスできる人を制限できたりします。
分析レポートの負荷を軽減
分析は週次で行っています。コムニコ マーケティングスイートは分析機能も充実しているため、毎週の分析レポート作成が楽に行えました。エクセルのレポートが自動で作成されますし、簡単な分析ならサマリーのキャプチャだけでも問題ありません。詳細に分析したい場合は、各データをCSVでエクスポートして分析することもできます。
- おすすめのポイントがあれば教えてください
複数名でアカウントを運用する場合は、コムニコ マーケティングスイートのようなツールを導入することで、連携がかなりスムーズになると思います。メール通知の機能もあるので、作業忘れを防止することもできます。
また、分析データはすべてCSVでエクスポートできるので、詳細な分析ができる点もおすすめです。
データでわからないところがあったり、疑問が出てきたときにサポートチャットですぐに問い合わせができる点もおすすめできるポイントですね。
法人名 | 株式会社毎日放送 |
業種 | 放送局 |
事業内容 | 放送法による基幹放送事業(テレビの放送)放送番組の企画、製作ならびに販売 ほか |
URL | https://www.mbs.jp/ |