調査概要
今回の「#新生活エイプリルエール キャンペーン」では、Wチャンスキャンペーンを並行して実施しました。
これは、参加企業8社すべてのキャンペーンに応募し、Webアンケートに答えると、参加者の中から抽選でギフト券が当たるというものです。
このアンケートでは、企業/ブランド公式アカウントでのTwitterキャンペーンに関するユーザーの意識を調査しました。まずは、回答者のデータを見ていきましょう。
有効回答者7,319名のうち、67%が女性からの回答でした。年代別では、30代>20代>40代の順に多く、この3世代が回答者の8割以上を占めています。
20~30代女性はTwitterのメインユーザー層であり、Twitterユーザー層の実態が反映された割合となっています。
フォローの動機は「好意」や「キャンペーン」
ここから、今回の調査結果のポイントとなる部分をピックアップしてご紹介していきます。
Q.Twitterで企業/ブランド公式アカウントを「フォロー」する動機は何ですか?(複数回答可)
この質問に対し、「その企業/ブランドが元々好きだから(65.4%)」と、企業/ブランド公式アカウントへの好意を動機として挙げる人が最も多い結果となりました。
また、「キャンペーンに参加するため(63.4%)」と、キャンペーンへの参加をきっかけに企業/ブランド公式アカウントをフォローする人も6割以上見られました。
キャンペーン実施の際は、フォローしてくれたユーザーの期待に沿うような、企業/ブランドのイメージに合ったインセンティブを用意するとよいでしょう。
さらにキャンペーン終了後は、獲得したフォロワーの離脱を防ぐ施策も実施していくことが大切です。
ポジティブな気持ちが「いいね」のモチベーションに
Q.Twitterで企業/ブランド公式アカウントの投稿を「いいね」する動機は何ですか?(複数回答可)
この質問では、「見た瞬間に嬉しい・すごい・面白いと思ったから(63.4%)」「その企業/ブランドを応援したいから(55.3%)」というポジティブな動機に票が集まりました。
「共感」「応援」といったキーワードを意識し、ユーザーからファンになってもらえるような投稿を行い、エンゲージメント獲得につなげていくとよいでしょう。
公式アカウントの投稿は購買に影響を与えている
次の質問は、「特定のSNSをきっかけに、商品やサービスを購入したことはありますか?」という問いに対し、「購入したことがある」と回答した人に、さらに詳しく回答してもらったものです。
Q.どの情報を見て商品やサービスを購入しましたか?(複数回答可)
この質問は、「好きな企業/ブランド公式アカウントの投稿(66.6%)」と答えた人が最も多くなりました。また、「たまたま見たキャンペーン(57.1%)」「たまたま見た広告(32.8%)」など、偶然見かけたキャンペーンや広告が動機となっている人も一定数見受けられます。
キャンペーンや広告を定期的に取り入れつつ、日々のアカウント運用を行っていくことが重要だといえるでしょう。
まとめ
今回の調査結果からは、ユーザーのフォロー・いいね・購買などのアクションの動機が見え、そこから運用担当者が意識すべきことなどが明らかになってきました。
この記事でピックアップしてご紹介した内容をまとめると、次のようになります。
・キャンペーン参加のために公式アカウントをフォローする人は6割以上
・半数以上のユーザーは共感や応援の気持ちから「いいね」をしている
・6割以上のユーザーの購買動機は公式アカウントの投稿
なお、この記事でご紹介した内容は調査結果の一部となり、ほかには下記のような調査項目があります。
・キャンペーンに参加したことによる気持ちや行動の変化
・企業/ブランド公式アカウントの認知方法
・企業/ブランド公式アカウントのフォロー解除の動機
・企業/ブランド公式アカウントのリツイートの動機
・企業/ブランド公式アカウントで最も「リツイート」「いいね」したいと思う投稿
・ユーザーの購買動機に影響するSNS
調査結果の全容をまとめた資料は下記よりダウンロードできます。SNS運用やキャンペーン企画にお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。