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SNS採用を始めよう!企業の採用アカウント活用事例12選

SNS採用を始めよう!メリット・デメリット解説と企業活用事例12選

近年の採用市場は、新卒も中途も売り手市場と言われ、企業の採用競争は激化の一途を辿っています。どのようにすれば自社に優秀な人材の応募がたくさん集まるのか、頭を抱えている採用担当者も少なくないでしょう。
そんな今の時代に活用したい新たな採用手法が、SNSを使って採用活動を行う「SNS採用」です。この記事では、そのメリットやデメリット、実際にSNSを採用に役立てている企業の事例などを、詳しくご紹介します。

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SNSで採用活動はできるのか?

X(Twitter)やInstagramなどのSNS利用者が増えると同時に、ブランディングや認知向上のためにSNSを活用する企業が増え、今や企業のSNS活用は一般的になっています。

そんな中、最近はSNSを通じて採用を行う企業も目立つようになりました。そうしたSNSを使った採用活動は「SNS採用」や「ソーシャルリクルーティング」とも呼ばれています。主に、SNSの利用者に多い20代〜40代をターゲットに、新卒採用や中途採用を目的としてSNS運用されることも増えています。

採用でSNSを活用するメリット・デメリット

SNS採用には、SNSならではのメリットとデメリットがあります。それを、以下にまとめました。

メリット:

  • 潜在層にもアピールできる
    求人情報サイトは基本的に、就職しよう、転職しようという意識を持って企業を探している人が訪れます。しかしSNSでは、就職活動や転職活動を行っていない潜在層も含め、多くの人に自社をアピールできます。それによって、採用候補者の母集団を広げたり、この会社であれば転職を考えてもいいかもと、転職意思の喚起につなげたりすることができます。

  • 自社に興味を持った候補者に情報を提供できる
    求人情報サイトで知った企業をもっと知りたいときに、SNSでクチコミや企業の情報を検索することも一般的になってきました。その際、採用を意識したコンテンツの投稿を行っていれば、他社よりも親しみを感じてもらうことができ、採用を有利に進めることができるようにもなります。

  • 就職や転職を考える人に想起してもらいやすくなる
    SNSを通して、常にユーザーとの接点を持ったり、企業認知の拡大や理解の促進を行ったりすることで、業界内で想起してもらいやすくすることもできます。

  • ブランディングやコミュニケーションの手段として活用できる
    SNSは、認知拡大や興味喚起、入社意向の向上などに活用できますが、SNSだけで採用を完結させようとするよりも、採用サイトと併用するのがおすすめです。SNSは採用サイトの受け皿として採用ブランディングやコミュニケーションに集中することで、運用もしやすくなります。

デメリット:

  • 炎上のリスクがある
    SNS上での失言などによって炎上してしまうと、企業のブランドを毀損してしまう可能性もあります。採用担当者が個人アカウントを持つ場合もありますが、個人の発言がもとになって炎上してしまった事例もあるため、発言には十分な注意が必要です。

  • 社風に合わない投稿で、採用機会を逃してしまうことも
    TikTokやYouTubeなどの動画を主体にしたSNSでは、流行りのダンス動画などで拡散を狙う手もあります。しかし、中にはそれによって「自分には合わないかも…」とマイナスに捉えられてしまう可能性もあります。そうした投稿が社風に合っていれば問題ありませんが、社風に合わない場合は採用機会を逃してしまうこともあるため、自社の社風に合わせ、ブランディングを意識したSNS活用を心がけると良いでしょう。

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採用活動に使える主なSNSとその特徴

主なSNSについて、採用活動という視点で見た場合はどのような特徴があるのでしょうか。以下に、特徴を簡単にまとめました。

■Instagram

画像や動画を主体にしたSNSです。画像をメインとしたSNSとなっており、画像や動画を活用して現場の雰囲気を伝えたり、社員の1日のスケジュールを公開するなど自社のブランディングなどに活用しやすい媒体です。国内の月間アクティブユーザー数は6,600万以上(2023年11月時点)で、ユーザー層は10~20代が中心です。また、ユーザーの過半数を女性が占めているのが特徴です。

■X(Twitter)

テキストを主体とするSNSで、短文でのコミュニケーションやリアルタイム性が特徴です。拡散性が高くバズる可能性もありますが、その一方で、配慮の欠いた発言が炎上につながってしまうこともあります。過去には、採用担当者個人の投稿で炎上した事例もありました。
国内の月間アクティブユーザー数は6,650万以上(2023年12月時点)で、幅広い年齢層のユーザーに使われています。割合として多いのは20代ですが、平均年齢は37歳となっています。

■TikTok

縦型短尺動画を主体とするSNSで、流行りの音源や振りに合わせて踊ったダンス動画がよく投稿され、見られています。おすすめタブでフォローしていないユーザーにも見てもらいやすい構造になっているため、幅広い認知が獲得でき、TikTokの活用で応募が急増した例もあります。ただし、動画から受ける印象で、「自分には合わないかも」と思われてしまう可能性も。自社の社風に合っているのかブランディングに合わせて慎重に検討しましょう。
国内の月間アクティブユーザー数は950万以上(2019年2月時点)で、ユーザー層は10~20代が中心となっています。

■Facebook

テキストや画像、動画など、多彩なコンテンツが投稿されています。実名や所属する企業名を登録し、ビジネスを意識した活用をしているユーザーが多いことが特徴です。ユーザー同士がビジネスをベースにつながっている場合も多いことから、リファラル採用にもつなげやすいという効果があります。また、長文での投稿ができるため、働き方などのストーリーを伝え、情報に深みを持たせることも可能です。
国内の月間アクティブユーザー数は2,600万以上(2019年3月時点)で、ユーザー層は30代以上が中心となっています。

■YouTube

動画を中心としたプラットフォームです。最近は短尺動画のYouTubeショートも人気ですが、長尺動画も視聴してもらいやすく、動画でストーリーを伝えやすいことが特徴です。
国内の月間アクティブユーザー数は7,120万以上(2023年10月時点)で、ユーザー層の年齢層は幅広く、約4割が45歳以上となっています。

■note

長文のテキスト記事をメインとしたプラットフォームです。数千字という長文のテキストでも読んでもらえるため、インタビュー記事などでストーリーや企業の想いを伝えることに適しています。オウンドメディアやオープン社内報として活用されることも多い媒体です。
会員数は733万人以上(2023年11月末時点)で、主なユーザー層は20~40代となっています。

■LinkedIn

ビジネス特化型のSNSで、自分のプロフィールや職歴、スキルなどを記載しているユーザーが多いという特徴があります。日本ではFacebookほど普及していませんが、世界の英語圏ではよく利用されており、日本でも英語圏に本社を置くような外資系企業を中心に採用目的で活用されています。
国内のユーザー数は300万人以上(2023年8月時点)となっています。


■無料DL eBook:主要SNSの特徴や年代別利用率

そのほか、各SNSの詳しい特徴や年代別利用率などは、eBookの資料にも詳しく記載しています。ぜひダウンロードして参考にしてみてください。

各SNSの特徴がまとまったeBookがダウンロードできます!資料では国内のSNSユーザー数のほか、「令和4年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を元に更新した利用者数グラフ、各媒体が公表している世界のユーザー数を確認できます。

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eBookには、記事にはない年代別利用率グラフも含まれていますので、ぜひフォームを送信し、ダウンロードください!
▶︎フォームが表示されない方はこちら

企業の採用アカウントの投稿事例

採用のためにSNSアカウントを運用するといっても、具体的にどのような投稿をすればいいのでしょうか。ここからは、企業アカウントの採用に関する投稿をいくつかご紹介します。

■カワサキモータースジャパン

SNSを使って、整備士の新卒採用の受付を開始したことをアナウンスしています。Xはリアルタイム性があるため、受付開始をすぐに知ってもらうことで、早めの応募にもつなげられます。

■キー・ポイント株式会社【新卒採用】

新卒採用に特化したXアカウントです。匿名で届いた会社についての質問に、投稿で回答しています。新卒採用サイトなどには書いていないマニアックな情報も、匿名で気軽に質問できるため、いろいろな観点から自社の理解を深めてもらえるようになっています。

■【公式】ZEIN株式会社 採用アカウント

こちらも採用に特化したXアカウントです。自社の採用情報だけでなく、どの会社の選考にも役立てられる面接ノウハウをあわせて発信することで、就職や転職を考えているユーザーに広く閲覧してもらうことができます。

■DeNA Tech

採用に関連するセミナーの開催を告知しています。拡散性の高いXでセミナーの告知を行うことで、参加者を効果的に集めることができます。また、Xでは学生同士でつながっているユーザーも多いことから、新卒採用を目的としたセミナーの場合は、そうしたユーザーがのリポストによって学生間でのすばやい情報の拡散も期待できます。

■日清紡マイクロデバイス株式会社【公式】

半導体メーカーで働くことに興味を持つ人であれば、気になる豆知識を紹介しています。また、さりげなく採用サイトの社員インタビュー記事に誘導し、より自社への興味を深めてもらえるようにしています。

■株式会社村田製作所【公式】

YouTubeに投稿した、若手社員による座談会動画を紹介しています。1つのSNSだけでなくYouTubeとXを併用することで、長尺動画による豊富な情報を幅広いユーザーに拡散することができています。

■新明和工業 / ShinMaywa Industries

写真とテキストで、工場の現場の様子を紹介しています。テキストだけで紹介するよりも、より現場の雰囲気を伝えられるため、候補者が入社後に働いている様子をイメージしやすくなっています。

■京セラ株式会社【公式】

「らしく働くって?」をテーマに先輩社員が語っているコンテンツを紹介しています。コンテンツ自体は外部サイトで公開し、Instagramではプロフィール画面から見られる「ハイライト」の機能に、そのコンテンツへのURLを掲載。そして、通常投稿でハイライトのチェックを促しています。コンテンツにつながるURLをハイライトに掲載することで、投稿から時間が経っても通常投稿のように新しい投稿に埋もれてしまわず、すぐに閲覧できるようになっています。

■【ユニリーバ・ジャパン新卒採用公式アカウント】

新卒採用に特化したInstagramアカウントです。社員の1日のスケジュールを表にして、画像でわかりやすく紹介しています。さらに、画像の色遣いやデザインをアカウント全体で統一することで、会社の世界観も伝えています。

■株式会社SmartHR

「オープン社内報」として、主に社員向けの情報を発信しています。社員向けではあるものの誰でも読めて、一つひとつの記事から詳しく会社の制度や組織の様子を知ることができるため、採用候補者の企業理解の促進にも役立てられるようになっています。

SmartHRのnote

https://note.com/smarthr_co

■株式会社トリニアス

会社の歴史や価値観、提供しているサービス、組織カルチャーなどを丁寧に紹介しています。採用に向けた記事コンテンツを多く制作しており、そうしたコンテンツを「まとめ記事」として紹介することで、企業理解を深めてもらえるようにしています。「トリニアスってなんの会社?」と題した記事を固定して、候補者が記事を確認しやすくしています。

note-trinias

https://note.com/trinias/

■みえる!コクー|コクー株式会社

こちらも「オープン社内報」として、社内イベントのレポートや経営層のメッセージ、社員インタビューなどを掲載しています。これによって、採用候補者は楽しそうなイベントの様子や社員の仕事の様子、社風などを詳しく知ることができ、その中で働く様子を想像しやすくなっています。

cocooのnote

https://note.cocoo.co.jp/

まとめ

SNS採用には、潜在層へのアプローチや採用候補者とのコミュニケーションなど、採用サイトだけではできない、SNSならではの活用方法があります。また、使用するSNSによっても、アプローチできる層や訴求できる内容などが変わりますので、自社の目的や社風に合ったSNSを選定して、運用しましょう。

コムニコにも、採用目的でSNSを活用したいというご相談が増えています。コムニコがこれまで培ってきたSNSの豊富な経験から、一社一社の課題に合わせて活用すべきプラットフォームや施策をご提案いたします。SNS活用に関するお悩みがあれば、まずはコムニコにご相談ください。

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