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SNS採用を始めよう!企業の採用アカウント活用事例11選

SNS採用を始めよう!メリット・デメリット解説と企業活用事例11選

近年の採用市場は、新卒も中途も売り手市場と言われ、企業の採用競争は激化の一途を辿っています。どのようにすれば自社に優秀な人材の応募がたくさん集まるのか、頭を抱えている採用担当者も少なくないでしょう。
そんな今の時代に活用したい新たな採用手法が、SNSを使って採用活動を行う「SNS採用」です。この記事では、そのメリットやデメリット、実際にSNS採用を始めるための5ステップや、採用活動にSNSを活用している企業の投稿事例などを詳しくご紹介します。

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SNSで採用活動はできるのか?

X(Twitter)やInstagramなどのSNS利用者が増えると同時に、ブランディングや認知向上のためにSNSを活用する企業が増え、今や企業のSNS活用は一般的になっています。

そんな中、最近はSNSを通じて採用を行う企業も目立つようになりました。そうしたSNSを使った採用活動は「SNS採用」や「ソーシャルリクルーティング」とも呼ばれています。新卒採用や中途採用などを目的に、ターゲットとなる求職者に向けてSNSを運用する企業も増えています。

採用でSNSを活用するメリット・デメリット

SNS採用には、SNSならではのメリットとデメリットがあります。それを、以下にまとめました。

メリット

  • 潜在層にもアピールできる
    求人情報サイトは基本的に、就職しよう、転職しようという意識を持って企業を探している人が訪れます。しかしSNSでは、就職活動や転職活動を行っていない潜在層も含め、多くの人に自社をアピールできます。それによって、採用候補者の母集団を広げたり、この会社であれば転職を考えてもいいかもと、転職意思の喚起につなげたりすることができます。

  • 自社に興味を持った候補者に情報を提供できる
    求人情報サイトで知った企業をもっと知りたいときに、SNSでクチコミや企業の情報を検索することも一般的になってきました。その際、採用を意識したコンテンツの投稿を行っていれば、他社よりも親しみを感じてもらうことができ、採用を有利に進めることができるようにもなります。

  • 就職や転職を考える人に想起してもらいやすくなる
    SNSを通して、常にユーザーとの接点を持ったり、企業認知の拡大や理解の促進を行ったりすることで、業界内で想起してもらいやすくすることもできます。

  • ブランディングやコミュニケーションの手段として活用できる
    SNSは、認知拡大や興味喚起、入社意向の向上などに活用できますが、SNSだけで採用を完結させようとするよりも、採用サイトと併用するのがおすすめです。SNSは採用サイトの受け皿として採用ブランディングやコミュニケーションに集中することで、運用もしやすくなります。

デメリット

  • 炎上のリスクがある
    SNS上での失言などによって炎上してしまうと、企業のブランドを毀損してしまう可能性もあります。採用担当者が個人アカウントを持つ場合もありますが、個人の発言がもとになって炎上してしまった事例もあるため、発言には十分な注意が必要です。

  • 社風に合わない投稿で、採用機会を逃してしまうことも
    TikTokやYouTubeなどの動画を主体にしたSNSでは、流行りのダンス動画などで拡散を狙う手もあります。しかし、中にはそれによって「自分には合わないかも…」とマイナスに捉えられてしまう可能性もあります。そうした投稿が社風に合っていれば問題ありませんが、社風に合わない場合は採用機会を逃してしまうこともあるため、自社の社風に合わせ、ブランディングを意識したSNS活用を心がけると良いでしょう。

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失敗しない!SNS採用を始めるための5つのステップ

「とりあえずアカウントを作って投稿してみる」という運用では、求める人材にはなかなか届きません。ここでは、SNS採用を成功に導くための具体的な進め方を5つのステップで解説します。

ステップ1:目的とターゲット(ペルソナ)の明確化

まずは、SNS運用を通じて「どのような課題を解決したいのか(認知拡大、企業理解の促進、応募数増加など)」という目的を明確にします。その上で、採用したい人物像(ペルソナ)を具体的に設定しましょう。年齢、性別、現在の職種だけでなく、「仕事に何を求めているのか」「休日はどんなSNSを見ているのか」まで深掘りすることで、発信するべきメッセージの方向性が定まります。

ステップ2:ターゲットに合ったSNSの選定

ペルソナが明確になったら、その層が日常的に利用しているSNSプラットフォームを選びます。新卒採用Z世代)がターゲットであればInstagramやTikTok、中途採用やビジネス層向けであればX(Twitter)やLinkedInなど、媒体ごとにユーザー層や文化は大きく異なります。※各SNSの具体的な特徴については、次の章で詳しく解説します。)

ステップ3:運用体制の構築とガイドライン策定

SNS運用は属人化しやすいため、担当者の負担を減らし、炎上リスクを防ぐためのルール作りが不可欠です。
運用体制: 誰が投稿を作成し、誰がチェック(承認)するのか、問い合わせやコメントが来た際の対応フローを決めます。
ガイドライン: 発信してはいけない社外秘情報や、トーン&マナー(絵文字の使用ルールや言葉遣い)、炎上時の緊急連絡網を事前に策定しておきましょう。

ステップ4:発信コンテンツの企画・作成

求職者が本当に知りたいリアルな情報を企画・発信します。企業側の一方的なPRではなく、以下のようなコンテンツが好まれます。
・社員への1日の密着スケジュール
・オフィスツアーや周辺のランチ事情
・失敗談や本音を交えた社員インタビュー

ステップ5:効果測定と改善(PDCA)

定期的にSNSのアナリティクスを確認し、振り返りを行います。
「どの投稿のインプレッションが高かったか」「プロフィールへのアクセスにつながったか」などを分析し、ユーザーの反応が良いコンテンツの傾向を掴みながら、次の投稿へと活かしていくPDCAサイクルを回しましょう。

採用活動に使える主なSNSとその特徴

主なSNSについて、採用活動という視点で見た場合はどのような特徴があるのでしょうか。以下に、特徴を簡単にまとめました。

■Instagram

画像や動画を主体としたSNSで、現場の雰囲気や社員の1日のスケジュールを公開するなど自社のブランディングなどに活用しやすい媒体です。国内の月間アクティブユーザー数は6,600万以上(2026年8月時点)で、ユーザー層は10~20代が中心です。また、ユーザーの過半数を女性が占めているのが特徴です。

■X(Twitter)

テキストを主体とするSNSで、短文でのコミュニケーションやリアルタイム性が特徴です。拡散性が高くバズる可能性もありますが、その一方で、配慮の欠いた発言が炎上につながってしまうこともあります。過去には、採用担当者個人の投稿で炎上した事例もありました。
国内の月間アクティブユーザー数は6,800万以上(2026年8月時点)で、幅広い年齢層のユーザーに使われています。割合として多いのは20代ですが、平均年齢は37歳となっています。

■TikTok

縦型短尺動画を主体とするSNSで、流行りの音源や振りに合わせて踊ったダンス動画がよく投稿され、見られています。おすすめタブでフォローしていないユーザーにも見てもらいやすい構造になっているため、幅広い認知が獲得でき、TikTokの活用で応募が急増した例もあります。ただし、動画から受ける印象で、「自分には合わないかも」と思われてしまう可能性も。自社の社風に合っているのかブランディングに合わせて慎重に検討しましょう。
国内の月間アクティブユーザー数は4,950万以上(2026年8月時点)で、ユーザー層は10~20代が中心となっています。

■Facebook

テキストや画像、動画など、多彩なコンテンツが投稿されています。実名や所属する企業名を登録し、ビジネスを意識した活用をしているユーザーが多いことが特徴です。ユーザー同士がビジネスをベースにつながっている場合も多いことから、リファラル採用につながる可能性もあります。また、長文での投稿ができるため、働き方などのストーリーを伝え、情報に深みを持たせることも可能です。
国内の月間アクティブユーザー数は2,600万以上(2026年8月時点)で、ユーザー層は30代以上が中心となっています。

■YouTube

動画を中心としたプラットフォームです。最近は短尺動画のYouTubeショートも人気ですが、長尺動画も視聴してもらいやすく、動画でストーリーを伝えやすいことが特徴です。
国内の月間アクティブユーザー数は7,370万以上(2026年8月時点)で、ユーザー層の年齢層は幅広く、約4割が45歳以上となっています。

■note

長文のテキスト記事をメインとしたプラットフォームです。数千字という長文のテキストでも読んでもらえるため、インタビュー記事などでストーリーや企業の想いを伝えることに適しています。オウンドメディアやオープン社内報として活用されることも多い媒体です。
会員数は733万人以上(2023年11月末時点)で、主なユーザー層は20~40代となっています。

■LinkedIn

ビジネス特化型のSNSで、自分のプロフィールや職歴、スキルなどを記載しているユーザーが多いという特徴があります。日本ではFacebookほど普及していませんが、世界の英語圏ではよく利用されており、日本でも英語圏に本社を置くような外資系企業を中心に採用目的で活用されています。
国内のユーザー数は300万人以上(2023年8月時点)となっています。


■無料DL資料:主要SNSのユーザー数・特徴まとめ

そのほか、各SNSの詳しい特徴や年代別利用率などは、資料にも詳しく記載しています。
ぜひダウンロードして参考にしてみてください。

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企業の採用アカウントの投稿事例

採用のためにSNSアカウントを運用するといっても、具体的にどのような投稿をすればいいのでしょうか。ここからは、企業アカウントの採用に関する投稿をいくつかご紹介します。

■株式会社アトラス

自社の代表的な製品やサービスのビジュアルを大きくアイキャッチに用いることで、求職者のスクロールの手を止める説明会の告知投稿です。「検討中の方も大歓迎」と参加のハードルを下げつつ、対象者と予約リンクだけを簡潔に記載しています。パッと目を引く画像と情報量を絞ったテキストを組み合わせることで、ユーザーを迷わずアクションへ導く、シンプルでわかりやすい導線設計に仕上がっています。

■防衛省 海上自衛隊

「海上自衛隊といえば制服で厳しい訓練」というイメージがガラッと変わる、私服で働く事務職の1日をVlog形式で親しみやすく紹介した動画投稿です。ランチタイムや退勤後のリラックスした姿まで見せることで、文章だけでは伝わりにくい職場の温かい雰囲気や働きやすさを自然にアピールしています。

■株式会社Cygames(サイゲームス)

大人気ゲーム『ウマ娘』の絵コンテが美しい完成映像へと変わる過程を見せることで、「こんなレベルの高い現場で働きたい!」とクリエイターの心をくすぐる投稿です。ファンが思わずシェアしたくなる「制作の裏側」を公開し、転職活動をしていない層にまで自然と求人を届けるアプローチは参考にしたいポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社TBSホールディングス

有名なアナウンサーや公式キャラクターを登場させ、パッと目を引くポップなデザインで会社説明会を告知している動画投稿です。「番組制作の裏側が聞ける」といった求職者の興味を引く内容を動画内で分かりやすくアピールし、「このイベントに参加してみたい!」とワクワクさせる見せ方を追求しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■株式会社サイバーエージェント

新卒採用に特化したInstagramアカウントで、新入社員の経歴や入社理由を複数枚の画像で紹介しているカルーセル投稿です。1ページごとの情報量を絞ってスマホでの読みやすさを高め、最後の画像ではアカウントのフォローを自然に促しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三菱重工業株式会社

「ここが本当にオフィス?」と驚くような、おしゃれで洗練された内装の写真で、求職者の興味を惹きつけている投稿です。1on1ブースやカフェエリアを実際に利用する風景を見せることで、「こんな素敵な環境で働いてみたい」と入社後の自分を具体的にイメージさせる工夫は、ぜひ参考にしたいポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■Peach Aviation株式会社

社員の子供時代の写真やちょっと意外な過去のエピソードを交え、「こんなユニークな人が働いているんだ」と親近感を持たせる動画投稿です。インタビュー風景と昔の写真をテンポよく切り替えて視聴者を飽きさせず、「続きが見たい!」と本編の長尺動画(YouTube)へスムーズに誘導しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■株式会社 マルエツ

職場の裏側である研修の様子を紹介したショート動画です。先輩が優しく指導する和やかなやり取りを見せることで、「未経験でも安心」というメッセージを直感的に伝えています。現場の温かい雰囲気やリアルな働きやすさを求職者にスッと理解させる、説得力のある構成に仕上がっています。

■株式会社サンリオエンターテイメント

「密着VLOG」形式で1日の業務を疑似体験させつつ、ターゲット層が重視する働きやすさの条件をポップに訴求したショート動画です。求職者が本当に知りたい具体的なメリットを、テンポ良く視覚的に伝えることで応募への心理的ハードルを大きく下げています。自社の強みやアピールポイントを短尺で的確に届けるアプローチです。

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■株式会社ベーシック

社員の声や日々の業務で得た知見などを発信し、会社のリアルな姿を伝える「オープン社内報」のように運用されています。現場の雰囲気や大切にしているカルチャーが詳しく書かれているため、求職者が「自分がこの会社で働くイメージ」を具体的に描きやすくなっています。面接前に読んでもらうことで企業理解を深め、入社後のギャップを防ぐツールとして、自社の採用活動にもすぐに活かせるアプローチと言えます。

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https://note.com/basicinc

■カルビー株式会社

商品の裏側に隠れた開発ストーリーや、そこで働く「社員の想い」に焦点を当てた記事などを発信。単なる会社紹介ではなく、「人」を主役にして仕事への情熱やカルチャーを伝えることで、求職者の共感と志望度を自然に高めています。自社の製品やサービスの裏側にあるストーリーを丁寧に言語化して届ける手法は、業種を問わず採用ブランディングにすぐ活かせるアプローチと言えます。

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https://note.calbee.jp/

まとめ

SNS採用には、潜在層へのアプローチや採用候補者とのコミュニケーションなど、採用サイトだけではできない、SNSならではの活用方法があります。また、使用するSNSによっても、アプローチできる層や訴求できる内容などが変わりますので、自社の目的や社風に合ったSNSを選定して、運用しましょう。

コムニコにも、採用目的でSNSを活用したいというご相談が増えています。コムニコがこれまで培ってきたSNSの豊富な経験から、一社一社の課題に合わせて活用すべきプラットフォームや施策をご提案いたします。SNS活用に関するお悩みがあれば、まずはコムニコにご相談ください。

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