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採用に使えるLinkedInを使いこなそう!企業アカウントの作り方と活用事例5選

採用に使えるLinkedInを使いこなそう!企業アカウントの作り方や事例を紹介

LinkedIn(リンクトイン)は、ビジネスおよびプロフェッショナルネットワーキングを目的としたSNSで、全世界で10億人以上に活用されています。会社ページには、求人情報を掲載でき、LinkedInをきっかけに転職する人も多くいます。
ここでは、LinkedInの基本的な活用や会社ページの作成方法、活用事例などについて紹介します。

LinkedInとは?

LinkedInとは、個人の職歴や職務経験、スキルをプロフィールに登録できるSNSサービスです。LinkedInは2003年に創設され、2016年にMicrosoftに買収。世界屈指のプロフェッショナルネットワークを有するSNSプラットフォームとなっています。

LinkedInは、ビジネスの関係者とつながったり、企業の求人情報を閲覧したり、主にビジネスに関連する目的で利用されています。他のSNSと比較すると、より仕事やキャリアに関する情報発信や情報交換が中心です。

現在は、個人向けサブスクリプションサービスをはじめ、広告ソリューションや採用ソリューションの提供など、幅広いサービスを展開しています。

LinkedInのユーザー数・特徴

■LinkedInのユーザー数

  • 世界のユーザー数:10億人以上(200以上の国と地域で利用)
  • 日本のユーザー数:300万人以上

世界最大のプロフェッショナルネットワークであるLinkedInは、世界200以上の国と地域で10億人を超えるユーザーに利用されています。日本国内のユーザー数は300万人以上(2023年8月時点)。ユーザー数だけでみると他の主要なSNSと比較して少なく見えるかもしれませんが、プロフェッショナルなネットワーキングやビジネス関係の構築に特化しているサービスであるため、他のSNSプラットフォームとは異なるユーザー層にリーチすることができるのが特徴です。

参考:https://news.linkedin.com/about-us#Statistics

■LinkedInの特徴

特に特徴的なのが、求人と直接結びついていることです。LinkedIn内に豊富な求人情報があり、企業は求人情報を掲載し、ユーザーは自分のプロフィールを通じて求人に応募できます。ユーザーがフィードに投稿をすることもできます。LinkedInでは、特にビジネスに関するコンテンツや専門知識を共有する人が多く、プロフェッショナルな情報発信や収集に活用されています。

LinkedInのプロフィールは履歴書のように細かく職歴やビジネス上の経験を登録でき、自分のプロフィールを正確かつ詳細に登録することでビジネス上の信頼性を高められます。Facebookよりも「ビジネス寄り」とイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。

■LinkedInの「つながり」とは

LinkedInのネットワークは、主に「つながり」を通じて形成されます。ユーザー同士が直接つながっている「1次つながり」、自身は直接つながっていないが、自分の1次つながりの人とつながりがある「2次つながり」、2次つながりの人とつながりがある「3次つながり」までが表示されます。LinkedIn内では、他のユーザーとの自分のつながりの関係が常に表示されており、つながりを介して他の人を紹介してもらったり、直接メッセージを送ることもできます。

また現在・過去に同じ企業や学校に在籍していると、つながりの提案がされることがあります。求人情報にも、そこで現在・過去に働いていたつながりのある人や、同窓生などが表示されるようになっています。

企業がLinkedInを活用するメリット

企業活用をしていく上で最も特徴的なのが、会社ページに無料で求人情報を掲載し、人材を募集できることです。一般的な求人情報に加え、応募者の学歴や経験、スキルなどからスクリーニングの質問を設定することができます。

LinkedInには、「会社ページ」という企業用のページが用意されています。会社ページには、会社概要、事業内容、福利厚生、ダイバーシティやサステナビリティへの取り組み、リード獲得フォームなどを掲載できます。ロゴやヘッダーなどのビジュアル要素も設定できます。

会社ページからは情報の発信もできるので、最新ニュースや企業活動などを投稿することで、フォロワーのフィードに情報が配信することができます。従業員がLinkedInアカウントを持っており、職歴に自社を登録していれば、会社ページを閲覧したユーザーが従業員とつながりがある場合、その従業員が表示されるようになります。また、従業員のタブ内には、従業員の居住地、出身校、職種、スキルなどの統計データや、採用状況、平均勤続年数なども表示されます。

管理画面からは会社ページの統計データとして、フォロワーの増減や会社ページの閲覧状況などをモニタリングすることもできます。日本では主に外資系企業を中心に活用されているようです。

LinkedInアカウントを作成する方法

1. LinkedIn(https://jp.linkedin.com)にアクセスし、メールアドレス、パスワードを登録する

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2.地域を指定する

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3.職業を指定する
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4.登録メールに認証コードが届くので、登録する。

5.自分のページが用意される

LinkedInの基本的な使い方

画面構成は次のようになっています。

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プロフィールを登録する

まずは プロフィールアイコンをクリックし、「プロフィールを表示」をクリックします。職歴、学歴などの入力し、プロフィール情報を充実させましょう。

知り合いにつながりリクエストを送る

知り合いを探してみましょう。知り合いを探すには次の方法があります。
  • メールアドレス帳をインポートし、リストのメンバーにリクエストを送信する
  • 「もしかして知り合い?」セクションを見て、知り合いにリクエストを送信する
  • 「卒業生」ページで、同じ学校に通った仲間や卒業生を見る
  • LinkedInホームページの検索バーを使用する

LinkedInで、つながりを増やすことでネットワークを構築することができます。ネットワークが充実するほど、同窓生や同僚、人事担当者と連絡を取ったり、新しい仕事の機会を見つけたりしやすくなります。つながりリクエストを送信し、相手がリクエストを承諾すると、その人はあなたの「1次つながり」になります。

投稿を作成する

投稿は、LinkedIn フィードを通じて共有されるコンテンツです。自分の専門性や職種に関連する最新情報や注目されているトピックなどについて投稿するのがおすすめです。テキストだけでなく、画像や動画をシェアしたり、外部メディアのURLをシェアすることもできます。

LinkedIn上にブログを書くこともできます。長い文章を投稿したいときは「ブログ」を利用して発信するとよいでしょう。

LinkedIn会社ページの作成方法

1.メニューの「ビジネス向け」をクリックすると「会社ページを作成」をクリックできます。
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2.ページのタイプで「会社」を選択します。

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3.画面にしたがい会社の情報を登録し「ページを作成」をクリックします。


fig7
4.会社ページが作成されます。

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LinkedInの推奨画像サイズ・フォーマット

プロフィール写真

ピクセルサイズは、400 x 400 ピクセルから 7680 x 4320 までです。アップロード後に写真のトリミングなどができます。ファイルタイプは、PNG または JPG である必要があります。

バックグラウンド写真(個人)

推奨ピクセルサイズは 1584 x 396 ピクセルです。ファイルタイプは、PNG または JPG である必要があります。個人のページに表示されます。

会社ロゴ

推奨: 300 x 300ピクセル、JPG、JPEG、PNGが対応しています。

カバー写真

推奨:1128 x 191 ピクセル、JPG、PNGが対応しています。

投稿する画像

画像サイズ:552 (幅) x 276 (高さ) ピクセル以上
画像のフレーム比:3:1~2:3 (幅/高さ) 。
※フレーム比がこれよりも大きい場合は、センタリングとトリミングが行われます。
最大ファイルサイズ:5MB

投稿する動画

動画の最大ファイルサイズ: 5GB 、最小ファイルサイズ: 75KB です。
解像度範囲: 256 x 144~4,096 x 2,304 
動画の最大再生時間: デスクトップからアップロードする場合は15分、LinkedInモバイルアプリからアップロードする場合は10分まで。 
最小動画再生時間: 3秒間 

LinkedInの企業活用事例

国内企業のLinkedIn活用事例を紹介します。日本国内というよりも、海外人材の求人、海外向けの情報発信が多いため、英語で運用している企業が多いのが特徴です。

資生堂:Shiseido

https://www.linkedin.com/company/shiseido/

資生堂では、ほぼ毎日投稿しており、会社の活動やイベントの様子、ダイバーシティの取り組みなどについてとりあげています。一方、製品の紹介などはありません。

世界各国の様々な職種の求人を公開しており、2023年12月では400件以上の求人が登録されています。

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JTインターナショナル:JTI (Japan Tobacco International)

https://www.linkedin.com/company/jti/

日本タバコ産業(JT)のグループ企業であり、ジュネーブに拠点を置くJTインターナショナルの会社ページでは、募集中の職種について投稿をしています。2023年12月では約600件の求人が掲載されています。

投稿では、求人情報以外では、同社のカルチャーを紹介をするような投稿、従業員の考えの紹介などを行っています。一部日本語での投稿もあります。

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メルカリ:Mercari, Inc.

https://www.linkedin.com/company/mercari-inc-/

メルカリの会社ページでは、キャリアに関するイベントや従業員のストーリーなどを英語と日本語で発信しています。求人は2023年12月で約100件公開されており、新卒採用のためのページも用意されています。

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立命館大学

https://www.linkedin.com/school/立命館大学/

立命館大学では、投稿や求人はしていませんが、大学の概要などを設定しています。学校の場合、同窓生というタブがあり、現在の所属や居住地、職業やスキルなどが確認できるようになっています。

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株式会社レイン(LeIN)

https://www.linkedin.com/company/lein-lab/

株式会社レインは、エンジニア採用やグローバル採用に強みを持った採用コンサルティング/RPO企業です。LinkedInのオフィシャルビジネスパートナーとしてLinkedIn活用全般に関するアドバイス・サポートを提供しています。

投稿では、会社イベントや従業員による投稿、社員インタビューなどがあります。

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LinkedInで海外人材の採用を成功させよう

今回は、LinkedInの基本的な活用や会社ページの作成、事例について取り上げました。特に海外人材の採用に強いことから、日本企業でも英語での発信に力を入れていることがわかりました。会社ページには、募集中の職種の情報を無料で掲載でき、そこから応募を受け付けることもできます。ぜひ、採用目的で活用を強化してみるとよいでしょう。

コムニコでは、企業のLinkedIn活用の支援を行っています。基本的な活用だけでなく、採用に強いページの作成方法などをアドバイスすることも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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