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話題のUGCとは?SNSアカウント運用に活用する方法

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wls_20190917_4最近、耳にすることも多くなったUGC。UGCとは一般ユーザーによって制作されたコンテンツを意味します。
SNSアカウント運用にもUGCを活用する企業が増えてきましたが、上手く活用できていますか?

今回は、企業がアカウント運用にUGCを活用するメリットや注意点、UGCが活発に活用されているInstagramでの企業事例をご紹介します。


【目次】

UGCとは?

UGCとは「User Generated Contents」の略称で、ユーザー生成コンテンツとも呼ばれています。一般ユーザーによって制作されたコンテンツのことで、具体的にはSNSの投稿やブログ記事、動画、写真などを指します。

日本においては2007年頃から、主に通販サイトや口コミサイトのレビューからUGCが始まりました。その後、SNSの普及とともに、個人がInstagramやTwitterなどのSNSに投稿したコンテンツがUGCの主流となっています。

さらに、クリエイターが投稿したコンテンツを、協業関係にある企業が広告配信することができる「ブランドコンテンツ広告」が2019年6月にInstagramで提供開始され、今まで以上にUGCをSNSマーケティングに活用しやすくなりました。

 

企業がアカウント運用にUGCを活用するメリット

①反応率
企業が制作したコンテンツよりも、UGCの方が反応率が良い傾向にあります。消費者目線で情報が伝わるため、広告色が少ないなど、より身近に感じてもらえることが理由として考えられます。

②ファンの育成
UGCを活用した結果、ユーザーのモチベーションが上がり積極的に商品やサービスに関する投稿をするようになりました(自社調べ)。UGCの活用は、ユーザーの熱量を高め、かつクチコミによる認知拡大にもつながり、態度変容を引き起こすきっかけにもなります。

③ユーザー目線のアイデア
ユーザーの自由な発想から、新たなコンテンツのヒントをもらえることもあります。ユーザーのアイデアを取り込み、さらに膨らませてみましょう。

④運用コスト
企業が一からクリエイティブを作る手間の省略など、UGCを活用することで時間や運用コストを抑えるができます。


UGCを集める方法

自社の商品やサービス名を検索する方法でもよいのですが、指定したハッシュタグをつけて投稿してもらえるように促すことも大切です。

・アカウントのプロフィールやキャプション内、公式サイトで紹介
アカウントのプロフィールやキャプション内、ストーリーズ、公式サイトなどで、UGCを募集していることを紹介しましょう。

・フォロー&ハッシュタグ(投稿)キャンペーンを実施
指定ハッシュタグで投稿を募集するキャンペーンを行うことで、そのハッシュタグを育てることができます。
さらに、キャンペーンで集めた投稿を公式ホームページなどに掲載することで、キャンペーン告知にも繋がり更なるUGCを集める手段となります。(※2次利用する場合は規約に明記することが必要です。)

・アンバサダーを募集
個人として企業のサービスや商品の情報を発信するアンバサダー。アンバサダーに応募するユーザーは、その企業のサービスや商品のファンである場合が多いため、より熱量のあるクオリティの高いUGCを集めることができます。

 

UGCの注意点

自社の商品やサービスに関する投稿だからといって、UGCを自由に自社のフィードに投稿していいわけではありません。以下の点に注意して活用するようにしましょう。

①使用許可を取る
無断で使用すればトラブルに発展し、最悪の場合、訴訟などの問題に発展する可能性があります。必ず承諾を得てから使用しましょう。投稿へのコメントまたはダイレクトメッセージ(DM)でコンテンツ利用の旨を伝えます。

リポスト(リグラム)であることを明記する
キャプションに引用元のアカウント名を記載しましょう。また、画像内にリポストマークとして入れることができる外部アプリもあります。

③著作者人格権(著作権)・肖像権・商標権
TV番組や小説の二次創作などの著作権に違反するコンテンツや、許可を取っていない第三者、他社商品やロゴが映り込んでいる場合は、使用不可となるので注意が必要です。ハッシュタグキャンペーンなどで自発的な投稿を促す場合は、規約に入れるなど注意を呼び掛けてください。

画像の基礎知識についてもっと知りたい方はこちらもぜひご覧ください。
担当者が知っておくべきSNSに使う画像の基本知識

 

企業のUGC活用事例

東京ディズニーリゾート
年間3,200万人を超える来場者を誇る東京ディズニーリゾートは、指定ハッシュタグ「#tokyodisneyresort」をつけて投稿されたUGCを、公式アカウントの投稿として活用しています。2019年9月時点で400万件近い投稿がされており、ディズニーファンとの距離を縮める施策としても一役買っています。夢の国と言われるディズニーならではのフォトジェニックな写真をアップしたくなるモチベーションの創出にもつながっています。

ニコンイメージングジャパン
ニコン機材で撮影された写真を公式アカウントの投稿として活用しています。指定ハッシュタグ「#light_nikon」を付けて光をテーマに撮影した写真を募集し、UGCを紹介しています。季節ごとの風物詩や人物、風景など吸い込まれるような美しい写真が並び、自分もこんな写真を撮ってみたいと、カメラの購買意欲が湧いてきます。

GoPro
GoProファミリーと呼ばれるインフルエンサーが指定ハッシュタグ「#GoProJP」を付けて投稿した写真や動画を活用しています。一般ユーザーの撮影シーンや、使い方のアイデアが投稿を見た他のユーザーの参考となり、多目的に利用できるカメラの可能性をさらに広げてくれます。

 

まとめ

UGCは消費者目線のリアルな情報を伝えることができるコンテンツです。上手に活用することで、自社の商品やサービスに関する熱量のある、クオリティの高い投稿の増加、それに反応するユーザーの態度変容、ひいては購買のきっかけにもなることもあるでしょう。

キャンペーンの実施やアンバサダーの募集などによるUGC収集も、ぜひ検討してみてください。

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