<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://tr.line.me/tag.gif?c_t=lap&amp;t_id=68cdfaa5-a1ca-4593-b56c-91fa1378b120&amp;e=pv&amp;noscript=1">

【事例付き】X(Twitter)・Instagramを活用した企業コラボのやり方ガイド

【事例付き】X(Twitter)・Instagramを活用した企業コラボのやり方ガイド

X(Twitter)やInstagramなどのSNS上で、2社以上の企業アカウントがお互いにメンションをつけた投稿をしているのを見かけたことがあると思います。企業アカウント同士のコラボレーション(以下、コラボ)は、企画決めなどの調整が大変ですが、それだけ話題性や認知度の向上など、得られる成果も大きくなります。

では、企業コラボでは何が期待でき、どのように進めるべきなのか。初めてでも実施しやすいよう、本記事に分かりやすくまとめました。

SNS上での企業コラボとは

X(Twitter)やInstagramなどSNS上の企業コラボには、大きく分けて、通常投稿とキャンペーンの2通りがあります。

通常投稿は、企画内容や企業アカウント間のやりとりなどで、ユーザーを楽しませることがメインとなり、好感度や親近感の醸成に効果的です。
一方キャンペーンは、ユーザーに楽しんでもらう他、アカウントフォローを応募条件にすることによるフォロワー数の増加や情報拡散を促すこともできます。

企業コラボのメリット

主に以下の4つのメリットが考えられます。

①話題性
複数のアカウントによる企画性のある投稿内容により、ユーザーを巻き込み、話題化しやすい傾向があります。

②認知獲得
複数のアカウントから発信することで、より多くの人に自社アカウントや製品についての情報が届き、知ってもらう機会を作ることができます。

③新規フォロワー獲得
コラボ相手のフォロワーにも自社アカウントの情報が届くことでフォローしてもらえる可能性があります。
X(Twitter)キャンペーンを行う場合は、応募条件に両アカウントのフォローを含めると、新規フォロワーの獲得ができます。

④好意形成
コラボレシピといった企画の内容や、コラボ企業同士のやりとりなどに楽しめる要素があると、好意形成にもつながります。

企業コラボの手順

実際に企業コラボをすると決めたら、以下のような順でするとよいでしょう。

  1. 企業コラボの準備をする
  2. コラボ相手を探す
  3. 企画を考える
  4. 企業コラボを実施する
  5. 効果を検証して次に活かす

「1.企業コラボの準備」と「2.コラボ相手を探す」の順番は逆にして進めても問題ありません。

企業コラボの準備

具体的にどのような準備をしておけばよいのかをまとめました。事前に決めておくことで、コラボが実現しやすくなったり、思うような成果が得られやすくなります。

・目的
コラボを実施すること自体が目的とならないよう、事前に企業コラボを実施する目的を明確にしておきましょう。

・対象SNS・・・X(Twitter)、Instagram、TikTok、その他
複数のSNSにアカウントを持っている場合は、どのSNSでコラボを行うかを決めます。その際、拡散性や話題性を重視するならX(Twitter)、ビジュアルで訴求するならInstagramなど、SNSの性質も含めて検討しましょう。

・実施時期
だいたいの実施時期も決めておきましょう。コラボは企業間での調整も必要になるため、自社のみで企画を実施する場合よりも長めに準備期間を取れるようにするのがおすすめです。また、夏休みやクリスマスなど季節のイベントに合わせて実施すれば、より話題性を高めるといった効果も見込めます。

・コラボ内容(投稿、キャンペーン、その他)
キャンペーンを実施するのか、それとも通常の投稿にするのかなど、ざっくりした内容もイメージしておきましょう。そうすることで、コラボ相手と企画を決める際にスムーズに進めやすくなります。
キャンペーンを実施する場合は、以下の記事も参考にしてください。
>> X(Twitter)やInstagramキャンペーンにおける注意事項と実施方法

・同業種なのか異業種なのか
例えば食品系の企業であれば、同じ食品系の企業とコラボするのか、それとも別の業種の企業とコラボするのかということも、コラボの方向性を決めるためには重要です。同業種であれば、コラボ相手には自社の分野と同じ分野に興味を持っているフォロワーがついているため、自社にも興味を持ってもらえる可能性が高まります。
また、異業種であれば、企画の可能性が広がったり、異色のコラボとして広く興味を持ってもらえる可能性もあります。

・トンマナ
企画を通してブランディングをしたいのか、親しみを持ってもらいたいのかなどの目的に合わせたトンマナを決めておくことも重要です。そうすることで、コラボ相手とのすり合わせがスムーズに進みやすくなります。

・何社でコラボするのか(2社、3社以上)
コラボは2社だけでなく、3社以上で実施することもできます。関係する企業数が多ければ調整も大変になりますが、その分より大きな話題化が狙えます。

・広告配信(有無)
広告配信をするのかどうかも決めておけば、予算が決めやすくなります。

ほかにも、コラボの目的に対して成果を得るために方向性として決めておくべきことがあれば、あらかじめ検討しておきましょう。

コラボ相手を探すには

コラボ相手を探すには、次のような方法が考えられます。

①SNS上でコラボしたいアカウントに直接声をかける
SNS上でコラボしたいと思うアカウントを探し、リプライやDMなどで直接声をかけます。ただし、返信がない可能性も充分あります。普段からSNS上で交流のあるアカウントであれば、前向きに検討してもらえる可能性は高まります。もしいつかコラボしてみたいと思う相手がいるなら、普段からコミュニケーションを取って距離を縮めておくのがいいかもしれません。

②面識のある会社の担当者に声をかける
面識がある人の中にSNSの運用に関わっている人がいれば、声を掛けてみるのもいいでしょう。初めての相手に声を掛けるよりも検討してもらえる可能性が上がりますし、企画のすり合わせなどもスムーズに行きやすくなります。ただ面識がある人に絞ると選択肢が狭まってしまい、商材やサービスがうまく合わない可能性も出てきてしまいます。

③SNS上で募集する
なかにはSNS上で公開募集し、コラボに至るパターンもあります。ただ、この場合は相手から声を掛けてもらうのを待つため、実現しない可能性もあります。アカウントが有名であったり、多くの企業アカウントにフォローされている場合は、試してみるのもいいでしょう。

④外部サービスを利用する
企業コラボをサポートするサービスを利用するのも一つの手です。事前に希望内容を登録しておけるため、希望に合った相手とのコラボが実現しやすくなります。
>> 「コラボ先仲介サービス」の資料をダウンロードする

新規CTA

X(Twitter)のコラボ事例

X(Twitter)を活用した企画の参考にしてください。拡散力が強いリポスト(旧リツイート)機能があるX(Twitter)は、引用ポストやスレッド機能があるのが特徴です。片方のアカウントのみフォローしているユーザーや、途中から見たユーザーでも、他アカウントとのやり取りを把握しやすいことがメリットです。

■アサヒ飲料×キッコーマン
「『和紅茶』のパッケージデザインが醤油に似ている」という声がSNSで多く上がったことをきっかけに、キッコーマンとのコラボが実現!「本当にそっくり!」「間違えて醤油を持って出かけてしまいそう」といったコメントも見られ、まさに禁断のコラボとなりました。

 

クラシエフーズ×アイラップ
食品と非食品の異業種コラボ。一見すると違和感がありますが、『なんでもシート』があれば、(小さなお子さんでも、粉の散らかりやすい)『グミつれた』を楽しめるといった内容のツイートに納得させられます。
『なんでもシート』の新たな用途の訴求と、『グミつれた』のお困りごとを一手間で解消できることが伝わる、良いコラボといえます。

 

■カップヌードル×Galaxy
カップヌードルは、「5G=5つの具材」としてカップヌードルに入っている具材を画像で紹介する投稿の中で、ハッシュタグを使って携帯会社にコラボを呼び掛けました。

すると約1ヶ月半後に、スマホ機種のアカウントである「Galaxy Mobile Japan」が、引用ポストでコラボに前向きな反応を示しました。こういったやりとりを、ユーザーも楽しんでいます。

そしてさらにその3ヶ月半後、カップヌードルがGalaxyから発売されている折りたためるスマホ「Galaxy Z Flip 5G」をカップヌードル仕様に改造した画像をアップ。Galaxy Z Flip 5Gはこの2日前に発売されているため、発売のプロモーションも兼ねたと見られます。

 

■ニクレンジャー
外食産業のガスト、吉野家、松屋、ケンタッキーフライドチキン、モスバーガーの5社がコラボした企画。吉野家のアカウントの投稿をきっかけに、戦隊キャラクターとして2018年7月に結成されました。結成の過程も、最初にガストがリプライで「レッドもらってもいいですか?」と反応したあと、毎日1社ずつ自社のキャラクターの絵とともに自社のアカウントで参加を表明。リリースなどで一斉に発表するのではなく、1社ずつ参加していくというストーリーを見えるようにしたのもおもしろいところです。

1年後の2019年7月には食育が学べる絵本「外食戦隊ニクレンジャー 悪をにくんでおにくを愛す」を発売したり、同年10月にはスマホゲーム「モンスターストライク」とコラボしたりと、長期的に活動しています。

 

■ゴディバ×ブラックサンダー
きっかけは、バレンタインに際して、ゴディバが義理チョコ文化を推奨するブラックサンダーに挑発とも取れる、以下のようなツイートをしたこと。

ブラックサンダーの公式アカウントは、これにすぐさま反応。その後、有楽製菓のオフィスにゴディバのサンプリングブースが設置され、有楽製菓の社員は自由にゴディバのバレンタイン商品を食べられるというコラボに発展しました。

 

■Supraスコーン
コイケヤが、スナック菓子「スコーン」の派生商品「SUPERスコーン」についてのツイートをしたところ、誤って「Supraスコーン」と記載。そこに「Supra(スープラ)」というスポーツカーを販売するTOYOTA GAZOO Racingが反応し、その日のうちにコラボキャンペーンの開催が決定しました。その翌日にはコラボ内容も発表され、応募がスタートするという驚異のスピード感でした。

その約半年後、改めてコラボキャンペーンを実施。「Supraスコーン」を真面目に開発し、応募者に抽選でプレゼントしました。

 

■おかしつなぎ
「#おかしつなぎ」は、コロナ禍をきっかけに2020年4月の緊急事態宣言下で始まりました。発案したのは、チロルチョコの公式アカウント。お笑いタレントがSNS上で一発ギャグのバトンをつないでいくという「#ギャグつなぎ」に着想を得て、「お菓子で楽しい気持ちになってほしい」と考えました。

それに続き、チーズタルト専門店などを運営するBAKEをはじめ、大小さまざまなお菓子メーカーやスイーツ店が「#おかしつなぎ」のハッシュタグをつけてプレゼントキャンペーンを実施。このハッシュタグは、現在も使われています。

 

■森永乳業
森永乳業が運営する4つのアカウントで実施したキャンペーン。森永乳業のブランドであるピノ、MOW、PARM、もーりー(蜜と雪)の4アカウントで同時に実施し、投稿には他アカウントでも実施している旨を記載して、4アカウントを回遊しやすい仕組みとしました。
詳細はこちらからご覧ください。

Instagramのコラボ事例

Instagramを活用した企画の参考にしてください。拡散力という部分ではやや弱いInstagramですが、異業種でのコラボキャンペーンを実施することで、いままでのフォロワーとは異なる層に情報を届けることも可能です。

■UCC上島珈琲×ALPRO
UCC上島珈琲とオーツミルクのアルプロのコラボキャンペーン。プレゼント内容は、2種類のインスタントコーヒーと、2種類のオーツミルクで、好きに組み合わせて、自分好みの「オーツラテ」を見つけてもらう企画です。若者の珈琲離れや、SDGsの浸透による代替ミルクへの切替など、時代の流れに沿った、新しいラテの飲み方を提案しています。

 

■ケンミン焼ビーフン×macaroni
ケンミン食品が発売する「ケンミン焼きビーフン」とレシピ動画メディアの「macaroni」とコラボし、各家庭のビーフン料理の写真を募集したキャンペーン。2020年8~10月に第一弾、同年10~12月に第二弾と続けて実施してユーザーを盛り上げました。また、コラボと同時に、macaroniの料理家が考案したレシピが記載された限定パッケージの商品も発売。SNSに留まらない企画を展開しました。

 

■おかしのまちおか×江崎グリコ
おかし専門の小売店の「おかしのまちおか」と江崎グリコが、11月11日のポッキー&プリッツの日を記念して行ったコラボ。応募方法はフォロー&リポストとシンプルですが、景品は「ポッキー&プリッツ”11種”の詰め合わせ」とオリジナルグッズと盛りだくさんで、まちおかのイメージを裏切らないサービス精神が垣間見られます。

こちらは「おかしdeつながる”まちおかの輪”キャンペーン」の第8弾として実施されたもので、「おかしdeつながる”まちおかの輪”キャンペーン」では、ほかにも越後製菓やチロルチョコなど、さまざまなお菓子メーカーとコラボしてユーザーを楽しませました。

複数社のコラボ事例(合同キャンペーン)

ハロウィンやクリスマスの時期に、複数の企業が集まって実施されることが多く、同じハッシュタグを持ちいた相互送客や話題創出が期待されます。

当社が企画した合同キャンペーンの一例をご紹介します。

■#みんなでトリックorリツイート キャンペーン
ハロウィンをテーマにしたインスタントウィンキャンペーンを10社一斉に実施。
総応募数は約82万人、推定最大リーチ数は約1億人以上、総獲得フォロワー数は14万人以上と、各社の相互送客が活発に行われ、大反響を集めました。
>> 「#みんなでトリックorリツイート キャンペーン」について詳しく見る

ハロウィンキャンペーン

■#新生活エイプリルエール キャンペーン
“4月全体”にかかる「新生活」と、“1日”で爆発的に盛り上がる「エイプリルフール」、2つのビッグモーメントをかけ合わせた合同インスタントウィンキャンペーン。「2020年はユーザーに“フール(嘘)”だけではなく、“エール(激励)”も送りませんか?」というメッセージが、キャンペーンに参加するユーザーの動機を後押しました。
>> 「#新生活エイプリルエール キャンペーン」について詳しく見る

新生活キャンペーン

おわりに

企業コラボは相手との調整などが大変ですが、話題性もあり、高い実施効果が期待できます。フォロワーを増やしたい、自社の注目度を上げたいといった場合は、ぜひ単独のキャンペーンだけでなく、企業コラボも視野に検討してみてください。

当社では他社アカウントとのコラボレーションをもっと気軽に実現させる「コラボ先仲介サービス」を提供しています。


collabo_image-small

<3つのポイント>

  1. 完全無料
    コラボリストへの登録やマッチングの際に当社にお支払いいただく費用は一切ございません。完全無料でご利用いただけます。

  2. 登録アカウントの匿名リストが閲覧可能
    コラボリスト登録後、他社とのコラボを希望されているアカウントの匿名リスト(※)を自由にご覧いただけます。
    ※登録内容は、コラボ内容、コラボ相手の希望業界、実施希望時期、広告予算の有無等です。自由記入のため記載内容は異なる他、企業名・担当者名・メールアドレス・アカウントURLは非公開となります。

  3. 月3件までコラボリクエストが可能
    匿名リストから自社の希望にあったアカウントを選定し、リクエストをいただくと、当社からコラボ希望先へ代理で打診いたします。月3件までリクエストが可能です。繰り越しはできません。

コラボリストに登録しておくことで、他社アカウントからのオファーも受け取れるようになります。
ぜひこの機会に登録をご検討ください。
>> 「コラボ先仲介サービス」の資料をダウンロードする
>> 「コラボ先仲介サービス」に登録する

新規CTA