<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://tr.line.me/tag.gif?c_t=lap&amp;t_id=68cdfaa5-a1ca-4593-b56c-91fa1378b120&amp;e=pv&amp;noscript=1">

【2026年最新】企業キャラクターSNS運用とは?成功事例と運用のコツを解説

企業のSNS運用において、「企業キャラクター」を活用するアカウントが増えています。
対話を意識したり、世界観を徹底することでキャラクターそのものがブランド資産として機能するケースも少なくありません。特にX(Twitter)では、企業色を前面に出した発信よりも、キャラクターを介した自然なコミュニケーションのほうがユーザーに受け入れられやすい傾向があります。

そこで本記事では、企業キャラクターSNS運用を「4つの成功モデル」に分類し、最新事例とともに、運用のコツを解説します。

企業キャラクターSNS運用とは?

企業公式キャラクターの名前やアイコンで運用される公式SNSアカウントのこと。
主に、キャラクター自体の周知やブランディング、そのキャラクターに関する告知、そのキャラクターが広告塔を務めるブランドや商品の認知拡大などを目的としています。

キャラクターSNS運用の方向性は、大きく以下の2つに分けられます。

  • キャラクターに人格を持たせた運用
  • スタッフ(中の人)による運用

企業がキャラクターを活用することで、企業アカウント特有の“広告感”をやわらげ、ユーザーとの心理的距離を縮めることができます。さらに、キャラクターごとの人格や世界観を持たせることで、投稿そのものを「楽しみにされるコンテンツ」へ変化させることも可能です。

なお、本記事では「着ぐるみ・マスコット型のキャラクター」だけでなく、企業人格を持った“中の人”運用や、バーチャル広報・VTuber型のアカウントも広義の「キャラクター運用」として扱っています。

企業キャラクターのSNS運用が注目されている理由

近年のSNSでは、単純な情報発信だけではユーザーの反応を得にくくなっています。特にX(Twitter)では、広告色の強い投稿よりも、「共感」「会話」「人間味」を感じる投稿のほうが拡散されやすい傾向があります。

■一方的な告知投稿だけでは反応されにくい時代に

企業SNSでは、商品情報やキャンペーン告知、新商品リリースなどを中心に発信するケースが多く見られます。しかし、こうした「お知らせ中心」の投稿だけでは、ユーザーからの反応は鈍くなってきています。企業らしい定型文や過度に整った文章よりも、「思わず共感する投稿」や「"中の人"を感じる投稿」のほうが拡散されやすい空気感が強まっています。

そのため現在のSNS運用では、単に情報を届けるだけでなく、ユーザーに自然に受け入れてもらう見せ方が重要になっています。

■アルゴリズム変化で「会話」が重視されるように

近年のSNSでは、単純なフォロワー数だけではなく、返信・滞在時間など、ユーザー同士のコミュニケーションを促す投稿が重視される傾向があります。その影響もあり、一方通行の告知投稿よりも、

  • 思わず返信したくなる投稿
  • キャラクターとの会話を楽しめる投稿
  • “中の人”を感じる投稿

のほうが、ユーザーとの接触機会を増やしやすくなっています。

■「人間味」ある投稿が支持される背景

SNSでは近年、「企業っぽくない企業アカウント」が支持される傾向が強まっています。例えば、

  • 日常のつぶやき
  • 少しゆるい言い回し
  • トレンドへの自然な反応
  • ユーザーとの雑談

など、人間らしさを感じる投稿は、多くの共感や拡散を生みやすくなっています。
一方で、企業公式アカウントが人間味を出そうとすると、「どこまで崩していいのか」が難しく、炎上リスクとのバランスに悩むケースも少なくありません。

そこで有効なのが、キャラクターを介したコミュニケーションです。

企業キャラクターSNS運用における4つの成功モデル

ひとことで「企業キャラクター運用」といっても、成功しているアカウントには以下のようなタイプがあります。

  • ブランドの世界観を象徴する「公式マスコット型」
  • ユーザーとの会話を重視する「バーチャル広報・スタッフ型」
  • 地域やコミュニティとのつながりを深める「ご当地型」
  • 話題化を目的とした「IPコラボ型」

自社がSNSで実現したい目的に合わせて運用モデルを選ぶことが重要です。
特にX(Twitter)では、「誰が喋っているのか」が投稿の印象を大きく左右します。キャラクターの人格設計やトンマナを整理したうえで、長期的に運用できる形を考えるようにしましょう。

特徴 向いている企業
公式マスコット型 信頼・認知形成 大企業・金融
バーチャル広報・スタッフ型 会話・親近感 BtoC
ご当地型 地域密着 自治体
IPコラボ型 拡散・話題化 消費財
ただし、どのモデルでも成果が出るわけではありません。例えば金融・インフラ業界では、過度に砕けたキャラクター運用がブランド毀損につながる場合もあります。業界特性やブランドイメージに合わせて、「どこまで親しみやすくするか」の設計が重要です。

【最新事例】モデル別 企業キャラクターSNS運用

①公式マスコット型

チキンラーメン(ひよこちゃん)

可愛いビジュアルからは想像のつかない「毒舌」や「自虐」の投稿に走っているひよこちゃん。企業のキャラクターの殻を破り、Xユーザーが好む「シュールさ」や「毒」を含んだギャップある投稿を行うことで、ひよこちゃんを通してブランドへの親近感を醸成しています。

タイムラインで手を止めてもらうためのインパクトが大事なXの特徴に合わせ、キャラクターを使ったインパクトある投稿が得意なひよこちゃん。パッと見で「何だこれ!?」と思わせる強烈なビジュアルと、一言で刺さる鋭いコピーを組み合わせることで、タイムラインを流し読みするユーザーの手を止めさせています。

三井住友銀行(ミドすけ)

金融という堅いイメージをゆるキャラ×可愛らしい動きで中和し、心理的ハードルを自然に下げることで、ブランドへの親近感を醸成しています。

金融とは無縁に見える記念日(喫茶店の日)でも、キャラクターをフックにすることで、違和感なくモーメントに参加している事例です。ユーザーのタイムラインに自然に溶け込んでいます。

ゼスプリキウイ(キウイブラザーズ)

単なる企業アカウントの枠を越え「キウイブラザーズ」としての投稿を徹底しているゼスプリキウイ。高い更新頻度を維持しつつ「宣伝色のないエンタメコンテンツ」に徹することで、ユーザーのタイムラインに自然に溶け込み、コアなファンの育成に繋がっています。

エゴサーチによる引用リプライにおいても、企業の宣伝活動としてではなく、キャラクターからの返信という世界観に徹し、その結果多くのファンの獲得に成功しています。

②バーチャル広報・スタッフ型

ローソン(あきこ)

画像内にキャラクターを入れることで、単なる「メニュー紹介」をローソン店員・あきこによるおすすめという見せ方に変え投稿を行っています。このようにテキストだけでなく視覚情報の中にキャラクターを組み込むことで、ユーザーがタイムラインを流し見していても、瞬時にローソン公式の投稿であることを認識させる効果を生んでいます。

一方的な商品告知ではなく、「みなさんはどの商品が気になりますか♪コメントで教えてください(^^)」と問いかけることで、双方向のコミュニケーションを実現した投稿事例です。一方向ではなく双方向を意識した投稿はより「中の人」の存在を印象づけ、親近感を高めています。

ロート製薬(根羽清ココロ)

ロート製薬では公式YouTuberを宣伝塔にして運用を行っています。YouTuberの日常をつぶやくポストは、YouTube等での活動を通じて「声」と「動き」の記憶がユーザーにあるため、ユーザーにより「中の人」の存在を強く感じさせることができています。

商品を直接紹介するのではなく、キャラクターを介した「体験型の物語」として間接的に紹介する手法は、キャラクター運用においてとても参考になる事例です。

シャープ株式会社(中の人)

企業アカウントでは言いにくいことをつぶやくことでより「中の人」の存在を感じるシャープ株式会社の投稿。商品の宣伝投稿かと思いきや、リプライの募り方も「ビリヤニ好きの人はおすすめのお店をリプで貼ってください。」と一個人としての興味関心を募ることで、運用者の顔が見える投稿となっています。

シャープ公式アカウントは、ユーザーの「エアコン試運転」に関する投稿へ引用リポストで反応。「冷房18度10分。凍えるほど冷えれば問題なし。」というシンプルかつ人間味のある返答で、多くの反響を集めました。企業らしい堅い説明ではなく、“中の人”を感じさせる自然な言い回しで実用的な情報を届けている点が特徴です。

③ご当地型

熊本県(くまモン)

イラストではなく、実写の写真を行い投稿を行うことで、ユーザーとの距離を縮めているくまモン。実際の仕事の内容を発信することで、単なるマスコットではなく「熊本県の一職員」という実在感を演出しています。その懸命に働く姿がリアリティのあるストーリーとなり、ユーザーを思わず応援したくなる気持ちにさせ、多くのファンを生んでいます。

キャラクターのトンマナをぶらさず、くまモンの感想を込めた投稿を行っている点も注目すべき点です。ダイレクトに宣伝するのではなく、くまモンの言葉とともに自然な形で観光や特産品の情報を届け、ユーザーの興味関心をひいています。結果として「熊本県」という自治体ブランドそのものへの信頼感にも直結しているといえるでしょう。

大阪万博(ミャクミャク)

ゼスプリやくまモンが、キャラクター本人が発信しているような運用であるのに対し、ミャクミャクのアカウントは第三者の視点からキャラクターを観察するような運用が特徴です。

可愛らしいモーメント(記念日)と掛け合わせることで、キャラクターが持つ独特な個性を、見事に「愛嬌」へと昇華させています。

④IPコラボ型

コメダ珈琲店×ポケモン

ポケモンとコラボレーションを行ったコメダ珈琲店。キャラクターコラボを匂わせるようなティザー投稿でユーザー同士の予想合戦を誘発し、期待感を最大化させた上でリリース投稿を行うことで、爆発的な拡散と話題化を実現しています。

企業キャラクター運用で重要な「人格設計」とは?

企業キャラクター運用では、イラストや見た目だけではなく、「どんな人格として発信するか」が非常に重要です。
特に近年はAI生成コンテンツの増加により、テンプレート的な投稿が増えています。そのためSNSでは、「誰が喋っているのか」が以前よりも強く意識されるようになっています。
例えば、以下のような項目を事前に整理しておくことで、キャラクターの世界観を維持しやすくなります。

  • 一人称
  • 口調・敬語レベル
  • 絵文字の使い方
  • 投稿テンション
  • トレンド参加基準
  • NGワード・NG表現
  • ユーザーとの距離感

キャラクターの人格がブレてしまうと、「中の人が変わった感覚」や違和感につながり、ファン離れの原因になることもあります。運用開始前に、投稿ガイドラインやトンマナを整理しておくことが重要です。

人格設計の例

  • 年齢感:20代前半/ゆるい先輩キャラ
  • 一人称:ボク/わたし
  • テンション:日常8:宣伝2
  • NG:政治・炎上ネタ・過度な内輪ノリ
  • 返信方針:返信しない/引用RP重視

キャラクターアカウント運用のメリット・デメリット

通常の企業アカウントやブランドアカウントのほか、キャラクターアカウントを運用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。デメリットもあわせて、簡単にまとめました。

メリット

  • タイムライン上で印象に残りやすい
  • “広告感”をやわらげられる
  • ユーザーとの会話が生まれやすい
  • ファン化・指名検索につながりやすい
  • ブランドの世界観を作りやすい

企業キャラクター運用の最大のメリットは、単なる「情報発信」ではなく、ユーザーとの継続的な関係構築につながりやすいことです。特にX(Twitter)では、“会話したくなる存在”になることで、アルゴリズム上でも接触機会を増やしやすくなる傾向があります。

デメリット

  • 人格設計・トンマナ設計に工数がかかる
  • 運用担当変更でキャラクターがブレやすい
  • “寒い企業ノリ”になるリスクがある
  • 炎上時にブランド全体へ影響する可能性がある

企業キャラクター運用では、単にキャラクターを作るだけでは成果につながりません。
「どんな人格なのか」「どこまで崩すのか」「どんな投稿を行うのか」を事前に整理しておかないと、ユーザーに違和感を与えてしまう可能性があります。

まとめ|企業キャラクターを育てるために

企業キャラクターは、単なるマスコットではなく、ユーザーとの距離を縮め、ブランドの世界観を伝える“人格”として機能する存在です。実際に成功している企業アカウントでは、キャラクター設定やトンマナ、ユーザーとの会話設計まで丁寧に作り込まれています。

これから企業キャラクター運用を始める場合は、ぜひ今回紹介した成功モデルや事例を参考に、自社に合った「キャラクター設計」を考えてみましょう。

「自社のキャラクターはいるけど活用できていない」「キャラクターアカウントを運用してみたいけれど、何から手を付けていいかわからない」などノウハウがない場合は、ぜひコムニコにご相談ください。
これまでの豊富な支援実績から、キャラクターの設計やアカウントの運用まで、しっかりとサポートいたします。

キャラクターアカウント運用もSNSのことならコムニコにお任せ!>>コムニコとは?サービス資料や支援事例・価格例をダウンロードする
>>コムニコにキャラクターアカウント運用について問い合わせる