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10代から30代の女性はSNSをどう利用している?利用スタイル調査

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SNSは日々の生活に自然に溶け込む、なじみ深い存在となりました。企業のマーケティング活動においても、SNSの活用は不可欠とも言えるアプローチ方法の一つとなっています。
どのSNSをよく利用するのかや、どのように使い分けするのかなど、利用スタイルは、性別や年齢層などによっても違いが見られます。

今回は、18歳~39歳の女性SNSユーザーを対象に実施したSNS利用スタイルの調査結果から、10代から30代女性のSNS利用の実態を見ていきます。

■目次

「10代~30代女性のSNS利用スタイル調査」

調査は、18歳から39歳の女性で、「Facebook」「Twitter」「Instagram」のいずれかの内、1日1回以上利用するSNSが2種以上ある方を対象に実施しました。回答者は学生261名、社会人775名の合計1,036名となりました。

10代から30代の女性ユーザーは、どのように各SNSを利用しているのでしょうか? 「10代~30代女性のSNS利用スタイル調査」の結果に見られた傾向の中から、いくつか取り上げて見ていきます。

毎日閲覧する人が多いのはInstagram

2018-12-19_16h05_37「Facebook」「Twitter」「Instagram」「LINE」「YouTube」の5つのSNSについて、どのぐらいの頻度で「閲覧」を行っているのかについて質問を実施しました。

この質問に対して、「ほぼ毎日利用する」という人が最も多いのはLINE(閲覧86.1%、投稿46.4%)という結果でした。ただしLINEについては、ホーム画面への投稿に限らず友だちとのトーク画面の閲覧や投稿も含めているため、SNSとしての利用というより、メールなどと同様の単純なコミュニケーション手段として活用する人が多いことから特に頻度が高いという結果になったと考えられます。

LINEを除けば、「ほぼ毎日閲覧する」という人が最も多いのはInstagramで、50.0%を占めることがわかります。次いで多いのはTwitterで42.8%がほぼ毎日利用しています。YouTubeは「ほぼ毎日閲覧する」という人は35.1%とやや少なくなりますが、「週に数回閲覧する」という人が30.3%と多く、合計すると6割以上の人が週一度以上はYouTubeを観ているということがわかります。

毎日投稿する人が多いのはTwitter

2018-12-19_16h08_32一方、投稿利用については、閲覧利用とはやや傾向が異なります。ほぼ毎日投稿するという人がLINE以外で最も多いのはTwitterの19.1%。次いでInstagramの10.8%となっています。写真や動画などが投稿のメインとなるInstagramに比べ、Twitterはやはり気軽に投稿しやすいという点があるようです。

一方で、週に一度や月に一度などの頻度で投稿する人をみると、投稿利用する人の割合自体はInstagramがTwitterを上回っています。新機能が次々に導入されユーザー数を伸ばしているInstagramは根強い人気が覗える結果となっていますね。

YouTubeは週に一度以上閲覧する人が6割以上という利用者の多さに対して、投稿利用する人の割合はかなり少なく、「投稿はしない」という人が85.9%を占めました。

企業・ブランドのアカウントのフォローは10件以下の人が最も多い

2018-12-19_16h23_13「Facebook」「Twitter」「Instagram」「LINE」において、企業やブランドのアカウントをどの程度フォローしているのかを訊ねた質問には、どのSNSでも「10件以下」と回答した人の割合が最も多いという結果になりました。

企業・ブランドのアカウントを1件もフォローしていないという人の比率が最も少なかったのはLINEの20.3%で、逆に最も多かったのはFacebookの38.0%。Instagram(22.8%)とTwitter(24.2%)がその中間に位置付けました。

女性ユーザーは企業公式アカウントをどのように利用している?

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「企業/ブランドの公式アカウントを何件フォローしていますか?」の結果を受けて、「企業・ブランドのアカウントをフォローする動機は?」の質問を合わせてみると、企業の公式アカウントを一番多くフォローしているという結果になったLINEに関しては「無料スタンプが欲しいから」が最も多く48.8%を占めていました。多くの女性は「スタンプ」を目的とした明確な理由をもってフォローしています。LINEは、やはりトークを中心とした使い方のようですね。

Instagramでは、「ブランド・製品が好きだから(47.6%)」「役に立つ/楽しい/興味深い情報を発信しているから(44.0%)」「ブランドの最新情報・新製品情報を知りたいから(39.6%)」などコンテンツを重視する声が目立っています。ファッション雑誌を読むように、好きなブランドの商品やトレンド情報はInstagramで「知る」手段として利用しています。

また、Twitterは「中の人(運用担当者)」が好きだから」が10.6%と、ほかのSNSと比較するとかなり多いところが特徴的です。Twitterへの期待はクスっと笑える中の人のアイデア満載のツイートに続き、最近、多くの企業が開催している「懸賞キャンペーンに参加するため」24.6%が伸びてきています。

まとめ:女性SNSユーザーへの理解をマーケティング活用しよう

10代から30代の女性SNSユーザーに対するアンケート調査結果から一部を紹介しました。毎日観覧する人や毎日投稿する人、企業やブランドのアカウントのフォロー数など、多くの女性利用者が「Facebook」「Twitter」「Instagram」の使分けをどのような意識やスタイルで利用しているのか理解できたのではないでしょうか。

この記事で紹介した内容以外にも「Q5 TwitterやInstagramでの主なハッシュタグの使い方」や「Q9 ブランドに対してどの程度「好感」「不快感」を感じますか?」など、さまざまな調査結果下記のeBookにまとめました。ぜひ、ダウンロードして、自社のSNSマーケティングの参考にしてみてください。

SNS利用スタイル