押さえておきたい!Twitterキャンペーン成功のコツ
2019年10月28日~31日までの4日間、株式会社コムニコ企画のハロウィンをテーマにしたインスタントウィンキャンペーン「#みんなでトリックorリツイート キャンペーン」を開催。
Wチャンスキャンペーンも並走して行い、これに参加したユーザーへウェブアンケートを実施。売上/ブランド好意度向上においてのTwitterキャンペーンの効果について、5,165名の回答から得た調査結果をご紹介します。
なお、調査結果の詳しい資料のダウンロードもできますので、企業のTwitterキャンペーンのヒントにお役立てください。
【目次】
調査概要
今回の「#みんなでトリックorリツイートキャンペーン」では、参加企業10社すべてのキャンペーンに参加し、アンケートに回答した参加者の中から抽選でギフト券が当たるWチャンスキャンペーンを並走させました。
売上/ブランド好意度向上におけるTwitterキャンペーンの効果について、アンケートを行った調査結果をご紹介します。まずは回答者データから見ていきましょう。
有効回答者数5,165名のうち、65%が女性からの回答でした。年代別に見てみると、30代>20代>40代の順に多く、回答数の約8割をこの3世代が占めています。Twitterのメインユーザー層が30代、20代の女性であることからも、それに比例した回答者数の割合となっています。
キャンペーンで企業アカウントの好意度がアップに!
Q.このキャンペーンに参加することで、気持ちや行動にどんな変化がありましたか?当てはまるものをすべて教えてください。(複数回答可)
こちらの質問に対して、「購入意向が高まった、または購入行動をした(51.18%)」、「企業・商品のことが好きになった(47.77%)」が大半を占める結果となりました。「他の人に薦めた、また薦めたくなった(22.74%)」、「自分のSNSで投稿した(9.61%)」の回答も含め、ポジティブな回答に票が集まっています。キャンペーン参加者のブランドに対する好意的な態度変容が示される結果となりました。
キャンペーンをきっかけにブランド公式アカウントの認知やブランドについてより深く知ってもらえたこと、ブランドに対する各指標が全体的に上昇することが改めて実証されました。このことからも、Twitterにおいてフォロワー内外を巻き込んだキャンペーンを定期的に実施することが効果的だと考えられるのではないでしょうか。
ユーザーは企業からのアクションを待っている
Q.企業の公式Twitterアカウントからリツイート、返信、「いいね!」されるとどう感じますか?
企業からのアクションに関して、「好感が持てる(65.15%)」と「やや好感が持てる(26.85%)」と合わせて、回答者の実に92%という非常に高い割合で好感が持てるという回答が得られました。また、「やや不快に感じる(0.89%)」、「不快に感じる(0.21%)」が合わせて1.1%であることからも、日頃のアカウント運用において、ユーザーに対する返信やいいねは積極的に行うべきであることが言えるでしょう。
企業公式アカウントの中には「天丼てんや てん娘(こ)ちゃん」のような、うまくアクティブサポートをしている会社もあります。1対多数ではなく1対1で行うユーザーとのコミュニケーションが特徴で、できることなら参考にすべきです。
しかし、今回の調査結果からも分かるように実利的なご褒美(クーポン等)がなくても、返信やいいね!をするだけでもユーザーの多くは好意を持ってくれるため、どの会社もアクティブサポートを積極的に行っていくことが有効であると言えそうです。
まとめ
5,165名もの有効回答者が集まったこの調査。この記事でご紹介した調査結果は一部となりますが、その他の調査項目からもユーザーの思考や行動が分析できる調査結果が出ています。
・キャンペーンを知るきっかけはリツイートから
・最も参加したくなるキャンペーン手法
・ユーザーに好まれるキャンペーン仕様
・ユーザーに好まれるキャンペーン賞品
今回の結果を企業のTwitterアカウント運用のヒントに活用することで、フォロワー数増加やエンゲージメント率の向上に結びつけることも期待できそうです。日々のアカウント運用やキャンペーンの企画内容に悩んでいる運用担当者にはぜひご一読いただきたい内容となっております。
調査結果を下記資料にまとめていますので、ぜひダウンロードをして自社のSNSマーケティングの参考にしてみてください。
SNSアカウントの運用からコムニコの各施策の企画やマーケティング、SNS広告などを担当してきました。日々の業務からSNS担当者が知りたい情報を「We Love Social」で発信していきます。 どうぞ宜しくお願いします♪