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LINE公式アカウントをビジネスに活用するには?企業アカウントの作り方や事例、運用のポイントを紹介

LINE公式アカウントをビジネスに活用するには?企業アカウントの作り方や事例、運用のポイントを紹介

LINEは、2011年6月に誕生して以来、国内外で利用されています。国内MAUは9,400万人(2022年12月末時点)を超え、日本の人口の70%以上をカバーしていることから日本国内の生活インフラのような存在になっています。
コミュニケーションツールとしてはもちろん、決済サービス、アプリやマンガのコンテンツなどLINEプラットフォーム上で様々なサービスが提供されており、企業や店舗などが利用できるLINE公式アカウントは、多くの人に向けたメッセージの一斉配信、クーポンの配信、個別のチャットなど様々な活用が可能です。

ここでは、LINEの特徴とLINE公式アカウントの作成方法、企業活用事例などについて紹介します。

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LINE、LINE公式アカウントとは

テキストやスタンプ、音声、動画などを使って友だちとコミュニケーションがとれるLINEのトーク(チャット機能)は、LINEの基本機能です。LINEは機能拡張を続けており、決済サービス、コンテンツサービス、金融サービスなど様々なサービスが利用できます。LINE公式アカウントは、企業や店舗などを主な対象としてサービスで、アカウントを友だち登録したユーザーにメッセージを配信できるサービスです。まずはLINEやLINE公式アカウントの利用状況について確認しましょう。

「LINE Business Guide 2023年4月-9月期」によれば、2022年12月末時点のLINEの国内月間利用者数は9,400万人以上。これは国内人口の約7割に当たります。

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参考:https://www.linebiz.com/jp/download/

地域別の利用者割合は、国内の人口比率分布とほぼ一致しており、地域を問わず全国で利用されていることがわかります。LINEは国内の「生活インフラ」として定着しているといえるでしょう。

性別、年齢、職業を問わず、みんなに利用されているLINE

LINEの特徴の一つが、ユーザーの性別、年齢、職業に大きな偏りがなく、まんべんなくすべての属性のユーザーに利用されていることです。60代以上のユーザーは15%を占めていますし、10代、20代のユーザーも1/4弱を占めています。職業では、会社員が最も多く48.6%、ついで主婦・パート・アルバイトが30.6%、学生が10.8%となっています。

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参考:https://www.linebiz.com/jp/download/

LINE上でつながれるLINE公式アカウント

企業や店舗向けのサービスであるLINE公式アカウントは、普段家族や友だちと連絡しあうのと同じような形式でユーザーとコミュニケーションがとれます。日常の中に自然に溶け込みながら、顧客との接点を作れることが特徴です。認証済みアカウントで、月に1回以上機能の利用があるアクティブアカウント数は、約33万にのぼります。

LINE公式アカウントには、メッセージ配信だけでなく、様々な機能が用意されており、実店舗への送客力があります。もちろん、店舗を持たいないECサイトでも集客に活用できます。

LINE公式アカウントは、高い反応が見込める点も見過ごせません。「企業からのメッセージを読んだ」という人は7割、クーポンの利用やキャンペーンの応募、Webサイト訪問などアクションにつながっているという調査データもあります。

LINEの企業活用参考:https://www.linebiz.com/jp/download/

LINE公式アカウントは、次のような機能を利用できます。

メッセージ配信:

手動配信だけでなく、自動応答メッセージやステップ配信も可能。メッセージは、テキスト、画像を加えたリッチメッセージ、カードタイプメッセージの配信もできます。

LINEチャット:

ユーザーとの1:1のチャットを非公開でやり取りできます。予約や在庫確認など、個別に連絡したい時に活用できます。

クーポン、ショップカード:

店舗への来店をうながすクーポンの配信や、来店者がポイントを貯められるショップカードの実装ができます。

プロフィール:

ホームページのように、店舗や企業の基本情報を掲載できるページです。

LINE公式アカウントの料金体系

LINE公式アカウントは、無料で利用できる「フリープラン」があります。フリープランの場合、配信できるメッセージの数は1,000通までです。メッセージの数は、友だちの数×配信回数で算出します。1,000通以上配信したい場合は、有料の「ライトプラン」「スタンダードプラン」に切り替えてください。アカウント開設直後はフリープランとなっています。

LINEビジネス料金体系

LINE公式アカウント作成方法

LINE公式アカウントを利用するには、「LINEビジネスID」のログインが必要です。

1.LINEビジネスIDのログイン

LINEビジネスIDにログインします。個人のLINEアカウントまたはビジネスアカウント(メールアドレスで登録可能)でログインしてください。

LINE公式アカウントの作り方

2.LINE公式アカウントの登録

「LINE公式アカウントの作成」からLINE公式アカウントに関する情報を登録します。認証済みアカウント(LINEから存在を認証されたアカウント。LINE上の検索結果に表示されるようになる)の申請を行う場合は、必要情報を登録してください。

LINE公式アカウントの作り方

3.管理画面にログイン

LINE公式アカウントの管理画面にログインします。管理画面からアカウントの初期設定を行います。

LINE公式アカウントの作り方

4.最初に設定しておこう

LINE公式アカウントは、作成するとすぐに利用できるようになります。まずは、以下のような情報を設定しましょう。

  • あいさつメッセージ:友だち登録したユーザーに最初に自動送信されるメッセージ
  • プロフィール:アカウントの基本情報を登録する

LINE公式アカウントの企業活用事例

ここからは、実際にLINE公式アカウントを運用している企業の取り組みを紹介します。

フジッコ:1日1回できるおみくじで関係性構築

友だち登録者をセグメント(趣味嗜好・年齢性別・行動など)で分けて運用しており、キャンペーンや友達登録時にアンケートを行うことでセグメント分けし、一人ひとりに合ったメッセージ配信を行っています。ユーザーとの関係性を築くため、1日1回できるおみくじでポイントを貯めるキャンペーンを行っています。

LINE企業活用事例_フジッコ

フジッコ株式会社では、SNSマーケティングのゴールを「フジッコ商品を性別・年代問わずたくさんの方にご活用頂くこと」として双方向コミュニケーションが行えるSNS施策をコムニコが運用支援しています。

>>フジッコ株式会社のSNS運用支援実績を見る<<
>>LINE運用などSNSコンサルティングをコムニコへ相談する<<

オルビス:リッチメニューの参考に

2013年からアカウントを開設し、2022年4月現在で3460万人以上の友だちを持つ化粧品会社オルビスの公式LINEアカウント。オルビスでは、新製品の情報や季節にあわせたおすすめ商品を画像1枚で配信しています。画像をタップするとECサイトに遷移します。

LINEには、自由に構成や画像、リンク先をカスタマイズできるリッチメニューという機能があります。オルビスでは、タブで「オルビス初めての方」と「ご愛用いただいている方」を分けて、メニューを作成しています。リッチメニューは、タップすれば公式サイトやECサイトに誘導できます。新製品のお知らせを見て、「買おうかな?」と思った人がすぐにアクセスできるので、ぜひ設定したい項目です。

「ご愛用いただいている方」向けには、LINEアカウントとオルビスの顧客ID連携を促すメニューを設置し、ユーザーにあわせたメッセージ配信を行っています。

LINE企業活用事例_オルビス



タカノフーズ:カードタイプメッセージで公式サイトに誘導

タカノフーズは、納豆や豆腐を販売する食品メーカーです。LINE公式アカウントの友だち数は約100万人となっており、製品情報やレシピを配信しています。LINE友だち限定のキャンペーンを時々開催しています。

LINE公式アカウントのメッセージ配信形式には、カードタイプメッセージがあります。複数の画像を最大9枚まで並べて表示し横にスライドしながら見てもらうタイプのメッセージで、カードにはURLを指定することができます。タカノフーズでは、この機能を活かして公式サイトの様々なページやレシピに誘導しています。

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西武池袋本店:人気投票に参加するとプレゼント

百貨店の西武池袋本店のLINE公式アカウントでは、店舗の最新情報などを配信している他、クーポンの配信なども行っています。LINE公式アカウントには、リサーチという機能があり、アンケート調査や投票などを実施することができます。リサーチに参加した人には、お礼としてプレゼントを用意することもできます。この機能を活用して、母の日にプレゼントしたいコスメに投票すると、先着でコスメサンプルプレゼントのクーポンを配布しています。

LINE企業活用事例_西武池袋本店

無料DL資料:LINE公式アカウントの企業活用事例集

投稿内容や運用方針に迷っている方に向けて、「業界別LINE企業アカウント事例」を無料公開しています。さまざまな分野の事例を業界別にまとめていますので、これらを参考に、自社のLINE運用を考えてみましょう。LINEのメッセージ内容やリッチメニューの作り方を参考にしたい方にもおすすめです。ぜひダウンロードしてください。

  • 外食
  • 食品・飲料
  • 小売
  • 美容・ファッション
  • 家電・電化製品
  • 日用品
  • レジャー
  • エンタメ
  • インフラ
  • 金融・保険
  • 不動産
  • 官公庁 など

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LINE公式アカウント運用のポイント

LINE公式アカウントの運用のポイントを紹介します。

基本設定をしっかり行う

LINE公式アカウントは、アカウントを開設するとすぐに利用できるようになります。しかし、メッセージを配信する前に、基本的な設定として、プロフィール設定、あいさつメッセージ設定、リッチメニュー設定を完了しておきましょう。

基本設定を行ってから、店舗やWebサイト、メールマガジンなど様々な手段を活用してアカウント開設を告知して友だちを集めましょう。管理画面からLINE公式アカウントを知らせるポスターのダウンロードができる他、ポップなどの販促物を注文することもできます。

配信回数、配信タイミングに注意する

LINE公式アカウントは、メッセージがダイレクトにユーザーのスマートフォンに届いて通知が届きます(通知はオフにすることもできます)。メッセージを開いてもらいやすいのがメリットですが、配信回数が多すぎると、ブロックされてしまうことがあります。ブロックされると、以降メッセージを配信できません。

配信タイミングにも注意してください。夜や早朝などは迷惑に感じるユーザーが多いので避けましょう。飲食店などは、正午少し前に送ることが多いので、その時間はあえて避けるのもテクニックです。LINE公式アカウントでは、管理画面から開封状況などを確認できるので、何曜日の何時くらいが開封されやすいのか、検証してみてください。

お客様に不快な思いをさせないようにする

他のSNSと同様にLINE公式アカウントでも炎上には注意しなければいけません。投稿する前に内容が行き過ぎていないか、ブランドの毀損にならないか、見た人を不快にしないかチェックするようにしてください。

また、クーポンを配信する場合、店舗での対応がしっかりできるように教育をしておいてください。クーポンの種類によっては、お客様の端末を見て、クーポンを使用済みにするなど、都度都度オペレーションが必要になるので、間違いなく運用できるようにしておきます。

同様に1:1でチャットを送信できるLINEチャットを活用する場合は、こまめにチェックして返信するようにしてください。メッセージを配信する際も相手に不快な思いをさせないように気をつけてください。

まとめ:LINE公式アカウントで中長期的な関係を作ろう

日本人口の約70%が使っているLINE。無料から始められるLINE公式アカウントは、メッセージの配信だけでなく、自動応答メッセージやLINEチャットなど多様な機能が用意されています。機能を組み合わせて活用すれば、お客様との重要なコミュニケーションポイントになります。メルマガなどが届きにくくなっている中、LINEはお客様と中長期的な関係を作るためにも重要です。店舗や中小企業はもちろん、大企業での活用も活発です。

LINE公式アカウントは基本機能でも十分活用できますが、店舗などでは予約やテイクアウトなどの機能を実現できる「LINEミニアプリ」や自社の顧客IDとLINE IDを連携するLINEログインのような高度な活用もできます。

LINE公式アカウント運用や広告配信をお考えの方や他のSNS媒体と組み合わせたマーケティング施策をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

LINE_SNS運用ならコムニコ