【運用支援事例】株式会社dinos

テレビ通販のディノスが挑む「動画活用」の次なる一手。YouTube再生数10倍を実現した、コムニコの“伴走力”とは?

支援実績 - 株式会社dinos

dinosについて

ディノスが創業したのは、家庭用カラーテレビが広く普及していた1971年。その翌年、フジテレビの番組でスタートした視聴者向けのショッピングコーナーが、日本で初めてのテレビ通販として人気を博しました。その後カタログ通販に進出し、さらに「ディノスオンラインショップ」がオープン。⻑年にわたり、こうしたメディアミックスと、付加価値の高い商品やサービスのご提供を通じて、お客さま一人ひとりにとって価値ある生活提案ができる老舗総合通販ブランドとして、認知されています。

今回は、コムニコが支援する株式会社dinosの公式YouTubeチャンネル(@dinos)について、株式会社dinosのSNS運用ご担当者様にお話をうかがいました。

SNSを活用する目的

私たちディノスの総合通信販売事業は、もともとテレビ通販からスタートしました。そのため、長年の歴史の中で培ったテレビメディアでの強みはあるものの、現在テレビを超える規模に成長している「動画プラットフォーム」をまだまだ活用しきれていないという課題がありました。これは、幅広い層のお客様が日常的に「ディノス」の情報に触れる機会を損失しているとも言えます。

私たちがYouTubeなどのSNSを活用する最大の理由は、テレビ以外の場所でもお客様との接点を持つことです。 単に商品の情報を発信するだけではありません。動画プラットフォームを通じて、ディノスの社名やブランド名の認知を広げることはもちろん、企業としての想いやイメージを醸成し、より幅広いユーザーにブランドを深く理解していただくことを目的にしています。テレビを見ない世代やライフスタイルの方々にも、ディノスの魅力を届けていきたいと考えています。

コムニコに相談したきっかけ

コムニコさんに最初にご相談した当時、私はレシピ系のYouTubeアカウントの運用を担当していました。その中で、レシピ動画というコンテンツはYouTubeだけでなく、他のSNSとも非常に相性が良いことに気づき、動画資産をYouTube以外でも横展開していきたいと考えたのが始まりです。

当時、レシピ系のYouTube運用はある程度軌道に乗っていたのですが、その他のSNSに関しては、「どの指標をKPIにすべきか」「アカウントのトーン&マナーをどうするか」といった、まさに初期構築の段階でした。社内のリソースだけで手探りで進めるよりも、プロの知見を借りてしっかりと土台を作りたい。そう考えて、私たちと並走してくれるパートナーを探すことになり、コムニコさんにお声がけしました。

その後、約1年間Instagramの運用をサポートしていただいたのですが、ご提案いただく内容が非常に丁寧で、かつ困った時のサポートも迅速かつ柔軟でした。その信頼関係があったからこそ、YouTubeの運用体制を見直す際にも「コムニコさんにお願いしたい」と迷わず決断し、現在はコンサルティングだけでなくコンテンツ制作も含めて依頼しています。

コムニコをパートナーに選んだ理由

Instagram運用のパートナーを探していた際、コムニコさんを含めた数社でコンペ形式のご提案をお願いしました。 当時の私たちは、YouTubeの動画を切り出してInstagramにカルーセル投稿などはしていたものの、戦略的な意図は薄く、正直に言えば「一応投稿しているだけ」という状態でした。ほぼゼロからのスタートと言っても過言ではありません。

この状態から脱却し、アカウントをブラッシュアップするためには、単なる作業代行ではなく、「具体的で明確な方向性」を打ち出してくれるパートナーが必要でした。「なぜやるのか」「どうやるのか」という道筋をしっかり示してくれる会社を探していたのです。 その点において、コムニコさんの提案は私たちの課題を深く理解しており、目的や方向性が最も理にかなっていて、一番マッチしていました。それがパートナーとして選ばせていただいた決め手です。

コムニコによる支援内容

現在は、YouTubeに関してはレポート作成に加え、長尺・短尺動画の「企画・構成」「撮影」「編集」といった制作業務全般を、Instagramに関してはレポート作成による分析支援をお願いしています。

今回、YouTubeのコンテンツ制作まで依頼範囲を広げたのには理由があります。 以前担当していたアカウントでは、「動画制作会社」と「コンサルティング会社」が別々に入っていました。それぞれの専門性は高いのですが、連携面で時折不便さを感じることがあり、PDCAを回すスピードに課題を感じていました。 そこで、今回ディノス公式YouTubeアカウントで新規コンテンツを作るにあたっては、企画から制作、公開後の分析、そして次の施策検討までを「一気通貫」で回せる体制にしたいと考えました。

また、今回の目玉施策であった商品は公開時期が決まっており、制作スケジュールが非常にタイトでした。 私たちのブランドや考え方をすでに理解してくれていて、こちらの意図を的確かつスピーディーに汲み取り、期日までにクオリティの高いコンテンツを仕上げてくれるパートナー。その条件で考えたとき、これまでInstagram運用で私たちに寄り添い続けてくれたコムニコさんこそがベストパートナーだと思い、制作まで包括的にお願いすることにしました。

目標に対する現状の進捗や成果

今回のYouTube施策では、ディノスの顧客提供価値を体現する商品のひとつである寝具「パシーマ」を紹介しました。 この施策は単発のものではなく、2025年度の注力施策として、YouTube以外にもテレビ、カタログ、Web広告、メールマガジン、外部モールなど、社内の様々なプラットフォームや部門を横断して実施したものです。 結果として、売上や顧客数、サイトへのセッション数や指名検索数など、主要な数字において昨年度と比較して大幅な伸びを記録することができました。

その中でもYouTube施策の成果は顕著でした。 動画公開から約2週間で視聴回数は34,902回を突破。これは、通常投稿している動画と比較して約10倍の視聴数です。 再生数だけでなく、視聴維持率やクリック率といった質的な指標も他の投稿と比較して非常に好調で、ユーザーからの関心度が極めて高いコンテンツとなりました。「動画を見て興味を持った」というお客様の導線を作れたことは、大きな自信になりました。

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コムニコへの評価

まず、コンサルティング会社として長きにわたるSNS運用の実績があり、対応可能なプラットフォームが幅広いという安心感があります。 しかし、それ以上に評価しているのは「人」の力です。サポートしてくださる社員の皆様が、常に私たちにとって価値のある提案やフィードバックをくださる点です。

今はAIを活用すれば、ある程度のデータ分析や企画出しは事業者側でもできる時代です。 ですが、データには表れない文脈や、感情を動かす企画、ブランドへの深い理解に基づいた提案など、「人」しかもっていない知見や、「人」にしかできない提案というものが間違いなくあります。コムニコさんは、その知見を最大限に活かして提案してくださるので、いつも助けられていますし、一緒に仕事をしていて非常に心強い存在です。

今後に向けて

今回の「パシーマ」シリーズの成功体験を活かし、今後も「点」ではなく「面」での施策を強化していきたいです。 YouTube単体で完結するのではなく、テレビ、カタログ、Web、SNS、広告など、さまざまなプラットフォームや部門を横断して効果の最大化を狙う取り組みです。そのためには、YouTubeなどのSNSコンテンツも、最初から全体戦略を見据えた視点で企画・制作していく必要があります。

お客様との出会いの入り口は、テレビでもSNSでもどこでも構いません。 どこが入り口であっても、ディノスの商品に出会ったお客様が、そこからご自身の「好き」を見つけるお手伝いができる。そんな素敵な体験を、コムニコさんと一緒にこれからも作っていければ嬉しいです。

コムニコ担当者より

AI時代だからこそ際立つ「人」の力。数値と想いを紡ぐ、プロの動画制作を目指しました

今回長尺動画でご相談~公開まで、約1.5か月という中でしたが、日頃からコンサルティングや分析に携わらせていただいたこともあり、素敵な動画を作成させていただくことができました。
現在では、AI技術の発展に伴いSNS上のコンテンツでは自動化が進んでいますが、私たちSNSプロは現在のSNSの動向だけではなく、企業の想いやコンセプト、ユーザーに対して何を伝えたいかなどを総合的に判断し提案させていただいた結果、dinos様・ユーザー様共に評価いただけるコンテンツが制作できたと考えております。

(アカウントプランナー ⼤崎 深優)

企業名

株式会社dinos

事業内容

総合通信販売事業

従業員数 639名
ブランドサイト

https://dinos-corp.co.jp/

SNSアカウント https://www.youtube.com/@dinos