「いま起こっていること」がわかるX(Twitter)では、特に話題になっている最新トピックを知ることができる「X(Twitter)トレンド」があります。トレンド入りしているキーワードをベースに会話が発生することも多く、自社の投稿を広くユーザーに注目してもらうために、トレンドをとらえたコンテンツ発信は重要です。
トレンドの中でも事前に予測可能な「記念日」に関連したキーワードは「モーメント」とも呼ばれ、InstagramやTikTok、note、LINEなどの他のSNSでも投稿ネタとしてお使いいただけます。ぜひ、ご活用ください。
株式会社コムニコが提供するSNS管理ツール「コムニコ マーケティングスイート」では、過去1年分のX(Twitter)トレンドを1時間ごとにデータとして取得・保存しています。
7月・8月・9月のデータを収集し、各キーワードのトレンド入り回数を算出。出現回数の多かったキーワードから、記念日・季節・イベントなど、2025年の7月・8月・9月も発生する可能性が高いものをピックアップし、トレンドを予想しました。
このトレンド実績は、「コムニコ マーケティングスイート」でも確認いただけます。ここで紹介していないキーワードもありますので、細かく確認したい場合は、ツールからご確認ください。
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なお、ハッシュタグ付きでトレンド入りしていたものはハッシュタグ付きで、ハッシュタグなしでトレンド入りしていたものはハッシュタグなしで記載しています。
七夕は、天の川に隔てられた織姫と彦星が、その夜に年に一度だけ会えるという伝説にちなんだ年中行事です。街中のお店や学校、家庭などで短冊に願い事を書いて笹に吊るしたりと、日本全国で子どもから大人まで参加する一大イベントとなっています。この日を結婚記念日とする人も多いようです。
7月7日にSNS投稿ネタとして使えるトレンド入り回数の多い他のキーワード
参考記事:七夕SNS投稿完全ガイド!企業担当者向け事例&アイデア
サーティーワン アイスクリームは七夕の短冊を用意。よく見ると短冊の端に人気のアイスクリームがあしらわれています。だれでも簡単に画像加工ができるようになった今、こうした素材配布のエンゲージメントが高くなっていました。
キングジムは、多くの人がよく目にする「キングファイル」を短冊風にアレンジした素材を配布しました。よく見ると短冊に紐を通す穴がついています。認知度の高い企業ならではのネタです。
願いを聞きつつ、「フォロワーさんの願いが叶いますように」とメッセージを掲載する投稿です。ポジティブな印象を抱きやすいシンプルな投稿なので、業界問わず、どの企業も参考にしやすい事例です。
「いいね」が増えるたびに、スレッドが増え、画像で織姫と彦星のキャラクターの間に橋がかかり、最後に出会うことができるという仕掛けです。「いいね」でフォロワーが参加できるようにしたことで、コミュニケーションをはかり、注目を集めることができました。スレッド投稿を活用した事例です。
画像素材がなくても、いいねを増やすことは可能です。メガネ店のパリミキでは、短冊の両端にメガネの絵文字を使っています。シンプルで嬉しくなるようなメッセージでフォロワーとのエンゲージメントを高め、結果として認知拡大にもつながっています。
ティファールは、七夕を意識したそうめんのアレンジレシピを紹介しました。トッピングを星形にくり抜いたり、いくらやオクラを星に見立てたりして、ビジュアル的にも美しく目を引く投稿となっています。2枚目の画像やテキストでは自社商品も絡めた訴求を行っており、ユーザーメリットの高い投稿になっています。
チョコレートメーカーのリンツは7/7の七夕「じゃないほう」をお知らせ。日本では一般的に「七夕」のイメージが強い日ですが「ワールドチョコレートデー」であることを伝え、そこからチョコレートにまつわるエピソードを募集しています。やわらかな絵文字・記号使いも素敵ですね。
2025年の海の日は7月21日です。毎年、7月の第3月曜日に設定されている国民の祝日です。海の恵みに感謝しつつ、島国である日本が海とともに繁栄することを願う日であり、海に親しみ感謝する日とされています。
7月21日にSNS投稿ネタとして使えるトレンド入り回数の多い他のキーワード
海の日にプレゼントキャンペーンを行ったのはシヤチハタ株式会社。デコレーション用のスタンプパッドのブルーを集めてフォロー&リポストキャンペーンを実施しました。
このような、トレンドモーメント×プレゼントキャンペーンは注目度が高まりやすいので自社製品やサービスと関連させた企画を考えてみるとよいでしょう。
海の日にちなんだゼリーを投稿したのは「カルピス“水玉通信”」。もともと爽やかな印象の強いカルピスをゼリー仕立てにして涼しげなスイーツにしています。
ケンタッキーフライドチキンは、ユーザー参加型の投稿を実施。快晴の海を背景にカーネルおじさんがスイカ割りにチャレンジする様子の画像を貼り付け、「みなさんの力でスイカ割りを成功させて!」と、「いいね」か「リツイート」でカーネルおじさんに左右の指示を出すよう呼び掛けました。さらに、翌日にはスイカ割りに無事に成功した様子の投稿も行い、ストーリー性を持たせています。
和菓子を提供するとらやは、美しい海をイメージさせるお菓子を紹介。涼しげなガラスの器と畳地がなんとも爽やかな印象を与えます。
ぺんてるは、海をイメージする青色の自社商品を紹介しました。文房具は色を統一して購入する人も多いため、そういった商材ならではの投稿だと言えます。また、カタログ風の洗練されたクリエイティブで、公式らしさを出している点も魅力的です。テキストでは、商品特長の紹介も自然にできています。
ディズニープラスは、海を舞台にした作品である「ファインディング・ニモ」シリーズに着目し、ユーザーが画像の中からそのキャラクターを探して楽しめる投稿を行いました。投稿画像は2枚で、世界観がつながっており、2枚の画像を行き来しながらキャラクター探しをするようになっています。子ども向けの作品が多いディズニープラスならではの親子で楽しめる投稿であり、投稿の滞在時間を増やすことのできる投稿でもあるといった形で、工夫が散りばめられています。
この日に「う」のつく食べ物を食べると、夏負けしないという言い伝えがあります。「う」のつく食べ物は色々ありますが、中でも「うなぎ」が最も多くの人に食べられています。 2025年の土用の丑の日は7月19日、31日。昨年は前日から複数回トレンド入りするなど人気の高いモーメントで、うなぎに限らず、その他の「う」の付く食べ物に関連した投稿も見られました。ただ、ニホンウナギは「絶滅危惧種」に指定されているため、「たくさん食べよう」等の記載には注意が必要な可能性もあります。
7月19日、31日にSNS投稿ネタとして使えるトレンド入り回数の多い他のキーワード
沖縄のビールである「オリオンビール」は、那覇市が最高温度になったことに触れながら、夏バテ対策として「土用丑の日」「鰻」というキーワードを活用しています。
ピューロランドは、夏の限定メニューの中からメニュー名に「う」が付くものをピックアップし、「う」の字や「う」を含む漢字を協調してわかりやすく紹介しました。また、「食べたことがある方は、コメントで感想を」と呼び掛け、コメントの書き込みを訴求しています。
養命酒のキャラクターである「ビンくん」は、「養命酒ひとつで『う』のつくものを完全攻略できるのでは」と、養命酒に含まれる「う」のつく生薬を紹介しました。養命酒自体も「う」を含みますが、さらに一歩踏み込む形で、記念日に上手に絡めて深みのある内容としています。やや難しいクイズの出題があるのもポイントで、思わず画像をジッと見て考えたり、公式HPを見て答えを探したりした人もいたのでは。
すき家は、自社商品のうなぎを画像で紹介しつつ、テキストには、「土用の丑の日」を「土“曜”の“牛”の日」だと思っていたと、あるあるネタを投稿してコメントを訴求しました。その際、通常のコメントだけでなく、挙手の絵文字だけでもコメントできるような記載にして、コメントのハードルを下げています。
※8月は「終戦記念日」など、センシティブな記念日があります。この日に行う投稿の内容には注意が必要です。注意すべき点や、その他の投稿注意日については、以下の記事を参考にしてください。なお、こうした投稿注意日については「コムニコマーケティングスイート」でアラートとして確認することもできます。
参考記事:炎上を防ぐ!SNS投稿注意日・テーマ別7選
2024年8月にトレンド入り回数の多かった主要な記念日と関連したキーワードにまつわる企業公式アカウントのSNS投稿事例を日付順に3つご紹介します。
「猫の日」といえば、日本では2月22日を思い浮かべる方が多いかもしれません。それとは別に、カナダに本部を置く動物愛護団体の「ifaw(国際動物福祉基金)」が2002年に制定したのが、「世界猫の日」です。動物愛護の観点から、この日は人間と猫の友情を深めあい、猫に安全な生活を提供することを誓う日とされています。
8月8日の世界猫の日、8月17日の黒猫感謝の日がトレンド入り可能性の高い注目キーワードです。以下の記事も参考になさってください。
参考記事:🐱「猫の日」に話題化を目指す!企業アカウントのSNS投稿事例
8月8日にSNS投稿ネタとして使えるトレンド入り回数の多い他のキーワード
ガーナチョコレートは世界猫の日に合わせてアイコンを「Ghanya」に変更。認証済み組織などのサブスクリプションアカウントの場合は、変更時に注意が必要ですが、アイコンやアカウント名を変更することでコメント訴求を狙うのもひとつの手ですね。
事務用品を扱うキングジムは、主要商品であるキングファイルに入り込んだ猫の写真を投稿。愛らしい姿と「猫あるある」の姿にコメントが集まりました。
認証済み組織やサブスクリプションで認証している場合、アイコンやアカウント名を変更すると再認証が必要となることがあります。そうした手続きを避けるために過去実行した様子のスクリーンショットを紹介しつつ、「リプ欄をかわいい猫さままみれにしたい」「カメラロールにある猫さまをシェアして」とつたえて、たくさんのリプライ(猫さま写真)が集まりました。
ナイキは、2色の猫の絵文字を使って企業ロゴを表現し、ユーザーの目を引きました。「#世界猫の日」のハッシュタグだけでなく、「#InternationalCatDay」のハッシュタグや記念日に関連する絵文字「✔︎❤️🐱🌏」を使用して、海外のユーザーが見ても伝わる内容にしています。このように、絵文字や記号で一枚絵をデザインする場合や、特殊な記号や絵文字を使う場合などは、事前のテスト投稿が欠かせません。「コムニコ マーケティングスイート」のように、投稿のプレビュー機能があるツールの活用もおすすめです。
ゼブラは、世界猫の日が制定された背景に着目。商品を使って猫のイラストを描き、「世界中の猫がリラックスして幸せに過ごせるように」との願いを込めた投稿を行いました。複数の色の商品を使うことで、モーメントに絡めながら自然に商品訴求につなげています。
ペット保険を提供するアニコムは、この日からInstagramとX(Twitter)の両方で同時にキャンペーンをスタートしました。キャンペーンでは、猫の飼い主さんたちから「世界征服できるほど可愛い愛猫の写真」を募集。22名に写真でつくるオリジナル缶バッジが当たるという、猫飼いにとって嬉しい内容となっています。キャンペーンの終了日が22日なのもポイントです。
こうした複数SNSの同時キャンペーンを行う場合は、X(Twitter)/Instagram/TikTokに対応したキャンペーンツール「ATELU(アテル)」などを活用するのがおすすめです。
X(Twitter)やInstagramでSNSキャンペーンを実施する際は、「ATELU(アテル)」などのキャンペーン支援ツールを活用して、作業の効率化と成果の向上の両方を叶えましょう。「ATELU」では、インスタントウィンを含むX(Twitter)キャンペーンやInstagramキャンペーン、TikTokキャンペーンに対応しています。
おすすめツール:Instagram/X(Twitter)/TikTokキャンペーンツール「ATELU(アテル)」
山の日は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」として制定された国民の祝日です。毎年8月11日が山の日とされています。2025年はこの日が三連休最終日。前後するように有給休暇を取得して夏季休暇にする方もいらっしゃるかもしれません。
8月11日にSNS投稿ネタとして使えるトレンド入り回数の多い他のキーワード
アサヒ飲料は山の日にちなんで、富士山とロックアイスで三ツ矢サイダーの写真を投稿しました。透明な三ツ矢サイダーだからこそ、ロックでいただき、富士山が背景に見える姿が映えますね。
お〜いお茶くん【公式】は、山の日を紹介しつつ車窓から眺める山に想いを馳せた素朴な投稿を実施。切実な願いが伝わってくるようで、ついつい応援したくなります。
1本満足バーは、登山時にお腹が空いて力が入らないことを表す「シャリバテ」という言葉を紹介し、夏のレジャーに絡めて、その栄養補給にと自然に商品を紹介しました。豆知識を含む投稿をしたことで、「初めて聞きました」というコメントが多く得られています。また、山の頂上で1本満足バーを持った写真を添えており、ユーザーがイメージしやすい投稿になっています。
ミンティアは、アウトドアで活躍するハンディファンの持ち手をミンティア仕様にカスタマイズし、「オリジナルグッズ!?」としてネタ投稿しました。実際に販売されることはないとしましたが、「欲しいと思ったらRT」と呼び掛けて反応を求めると、暑い時期に人気のアイテムであったため、コメントで「欲しい」という声も聞かれました。過去にはこうした投稿から実際に商品化されたものもあるため、トレンドに合わせたお遊び投稿で、ユーザーとコミュニケーションを取るのもおすすめです。
NHKニュースは、アウトドア関連の話題として、川や海など水辺の事故の注意喚起を行いました。事前に知っておいて欲しいこととして、注意事項を親しみやすいイラストにまとめ、わかりやすく、為になる情報を発信しています。
フィアットは夏のドライブ風景を投稿しました。楽しい毎日を想像させる投稿は「#相棒フィアット」というオリジナルハッシュタグで投稿されたUGC(ユーザー投稿)です。ユーザー投稿を紹介しながら、ファンコミュニティづくりもでき、ブランドイメージの向上にもつながる好事例です。
キャンプ用品を取り扱うコールマンジャパンは、山の麓でキャンプする様子を紹介。山の日がどんな日か説明しつつ、ユーザー投稿を紹介することでファンとの交流やリアルな使用イメージを伝えています。
「や(8)きに(2)く(9)」の語呂合わせで、全国焼肉協会によって制定されました。焼肉に関連するアカウントはもちろんですが、特に関連のないアカウントでも中の人が食べたお肉の写真を掲載したり、ユーザーに好きなお肉の部位を問いかけたりと、モーメントに乗ってユーザーとコミュニケーションをとる工夫が見られています。
焼肉に関連させて、自社製品であるアイラップの活用方法を伝えました。具体的なやり方が記載されていて、かつ、難しくなさそうなので「試してみたい!」というユーザーが続出しました。
かっぱえびせんは、画像をタップすると、タイムライン上では隠れていた部分が表示されてオチが分かるネタ投稿を行いました。
まず、テキストには「美味しそうな焼き肉だから絶対に見て」と記載し、タイムライン上から見える画像では、Twitter特有の警告画面を模して「意図しない食欲をそそる」と注意喚起を表示。「さぞ美味しそうな焼肉の画像が見られるのだろう」というユーザーの期待感を醸成しました。
その上で、隠れていたのは焼肉ではなく自社商品のかっぱえびせんだったというオチを打ち出し、「ひっかかった」感のあるいたずら投稿に仕上げました。商品は焼肉に直接関係ありませんが、モーメントを上手に絡めて紹介しています。
投稿:https://twitter.com/CalbeeKappaCP/status/1564025070388912132
上記の投稿のように、Twitter上で画像表示の特徴を使ったネタ投稿を行う場合は、どのようなサイズの画像がどのように表示されるかを確認しておきしましょう。以下よりお役立ち資料をダウンロードしてご活用ください。
お役立ち資料:【原寸画像付き】SNS担当者のための画像サイズ早見表
敷島製パンは焼肉の日に合わせて、美味しそうな「味噌だれ焼肉ロールサンド」を紹介。シズル感のある半熟卵と味を想像させる「味噌だれ」でレシピを知りたい気持ちを誘います。
エバラ食品は、おいしい焼肉やステーキ肉の焼き方を紹介。カルーセル投稿の仕組みを活かして、部位ごとに丁寧に焼き方を伝授しています。レシピにはさりげなく商品が登場しますが、肉の日にちなんでお肉にもきちんと焦点を当てた投稿になっていることがポイントです。
※9月はモーメントが少ないので、上記のモーメントは必ず押さえておきたいところ。ぜひ投稿できそうなネタを考えてみましょう。
大正時代、この日に関東大震災が起こったことにちなんで、国によって制定されました。災害に対する意識や理解を深め、災害に対処する心構えと備えをするための日です。日本各地ではこの日にあわせて、防災訓練をはじめとする防災啓発が実施されています。自宅や職場に置いている災害備蓄品の保存期限をチェックしたり、内容を見直したりする日でもあります。
防災グッズの中に入れることを忘れがちな「服」の備えを伝えたのはユニクロ。これまでも被災者会の支援活動を行ってきた経験から備えとして必要なものやチェックリストをまとめています。
車メーカーのレクサスは、防災の日に関連して、やむをえず車中泊避難をする際の注意点と過ごし方を紹介しました。万が一は起こらないことを祈るばかりですが、いざという時の備えとして、こうした知識も重要です。
NANOXは、もしもの災害に備えて「少量の水を効果的に使うお洗濯方法」を紹介しました。箇条書きとイラストで手順とポイントを丁寧に紹介してきちんと役立つ投稿に仕上げ、最終的には災害時に使える商品の訴求にもつなげています。手順を画像としてまとめることで、ユーザーが事前にダウンロードして自分の端末に保存し、いざというときにサッと取り出せるようにもなっています。
マチ付きポリ袋を提供するアイラップは、災害時の水の節約方法を自社の商品に絡めて紹介しました。商品を持っていさえすれば簡単に真似できるお役立ち情報であるため、災害備蓄品にアイラップを買っておこうという行動にもつながりそうです。
災害時の備えとして注目されるポータブル電源。エレコムはポータブル電源をプレゼントするキャンペーンを実施しました。いまや生活に欠かせないスマートフォンを使うためにも電源は確保しておきたいところですよね。
井村屋は、自社商品の非常食「えいようかん」を紹介しました。カルーセルで画像を見ていくと、その中に豊富にテキストが記載されており、投稿テキストを読まなくても要点が理解できるようになっています。また、カルーセルの最後は動画にするなど、商品特性をわかりやすく伝える工夫がされています。
「敬老の日」は、9月の第3月曜日に制定されている日本の祝日です。2025年は9月15日となります。日頃からお世話になっている祖父母などの身近なお年寄りに感謝の気持ちを示す日とされ、一般的には孫が祖父母に贈り物をする家庭が多いようです。
亀田製菓の人気商品である「ぽたぽた焼き」でお馴染みのおばあちゃん。「新作レシピを考えた。どんなの?」として、人気の大喜利テレビ番組風に紹介。参加したくなる投稿で、コメントが集まりました。
ポケモン情報局は、長寿といわれるポケモンをまとめて紹介しました。それぞれのキャラクターの設定をマニアックに掘り下げ、ファンとコミュニケーションをとっています。また、「ずーっと一緒に過ごしたいですね」という文言も、ユーザーが身近な年配の方に思いを重ねてしまうような温かさが感じられます。
トンボ鉛筆は、敬老の日に合わせて「長老お二人」としてご長寿文具を紹介。製品を擬人化して、年齢を伝えているのもユニークです。レトロなロングセラー商品で見たことある人も多いのでは。
ロート製薬は、中の人がテキストでおばあちゃんとの思い出を語る、親近感の湧く投稿になっています。おばあちゃんとイメージが重なる長寿商品であるからこその温かい雰囲気が伝わってくるようです。長く愛されている商品であれば、こういった思い出をユーザーから募集するのもいいかもしれません。近年、レトロな製品は「エモい」という文脈でZ世代を中心に人気が高まっているため、こうしたモーメントをきっかけに、若い世代とのコミュニケーションにつなげたいところですね。
太陽が秋分点(黄道と天の赤道の交点)を通過し、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日が毎年「秋分の日」とされ、祝日となっています。春にも同様に昼と夜の長さがほぼ等しくなる日がありますが、こちらは「春分の日」です。SNSでは、秋に関する話題のほか、秋分の日の行事食「おはぎ」に関する投稿も見られました。
9月23日にSNS投稿ネタとして使えるトレンド入り回数の多い他のキーワード
ユーザー参加型の「秋にちなんだ漢字クイズ」をしたのはアリナミン。つい参加したくなるこうした内容も投稿ネタのひとつになりますね。
キリン一番搾り生ビールは、秋の夜長の晩酌にぴったりの秋の味覚と、ビールを紹介しました。「脂がのったふっくらとした身」というサンマのおいしそうな描写に加え、まさにサンマとビールをいただくような写真を貼付することで、ビール好きの人は今夜にでもそうしたいと思ってしまうような投稿になっています。テキストの最後では、ビール好きの人にリツイートを促し、反応を得ています。
メイクアップ商品を展開するリンメル ロンドン公式は、秋にぴったりの深みカラー商品を紹介。秋分の日といっても、残暑残ることもありますが、メイクだけでも秋気分になれると良いですよね。
昼と夜の長さが同じになる日である秋分の日に合わせて、セロテープを展開するニチバンは半分ずつの衣替えカラーを公開。手持ちの商品も同じようにしてみたくなるような投稿です。
なお、「セロテープ®」はニチバンの商標登録となっており、一般名は「セロハンテープ」です。
2025年7月・8月・9月に、SNS投稿で押さえておきたいトレンドモーメントは以下の予想です。
この他のトレンド実績は、コムニコ マーケティングスイートでも確認いただけます。無料トライアルもございますので、ぜひお試しください!