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【2026年夏】SNS担当者が押さえたい季節イベント・事例まとめ|花火大会・夏祭り・音楽フェス

作成者: 吉澤 理奈|2026.05.22.03:00

夏の注目イベントをSNSに投稿する理由

夏は、お祭りや花火大会、音楽フェスなど、SNSでの言及数が急増する「モーメント(話題のタイミング)」が目白押しです。こうしたトレンドキーワードを投稿に取り入れることで、フォロワー外へのリーチを広げ、ユーザーとの親和性を高めることができます。

しかし、企業のSNS担当者として必ず知っておきたいのが、「アンブッシュ・マーケティング(便乗商法)」のリスクです。
公式スポンサーではない場合、特定のイベント名を過度に使用したり、公式ロゴを模した画像を使用したりすることは、権利侵害やブランドイメージの低下に繋がる恐れがあります。

ここからは、2026年夏の主要イベントスケジュールとともに、「夏イベントをSNS投稿に取り入れるコツ」をプロの視点で解説します。

7月の注目イベントスケジュール

■天神祭(大阪府)

https://osakatemmangu.or.jp/saijireki/tjm

開催時期:毎年7月24日、25日

日本三大祭りの一つと言われる、大阪天満宮のお祭り。
24日(宵宮)には堂島川で神童が斎船(いわいぶね)から神鉾を流し、市民の無病息災と市中平穏を祈願する「鉾流神事(ほこながししんじ)」や、25日には約3,000人が大阪天満宮から船着場まで練り歩く「陸渡御(りくとぎょ)」なども行われます。

■FUJIROCK FESTIVAL(フジロックフェスティバル)

https://fujirockfestival.com/

開催時期:7月24日〜26日

新潟県の苗場スキー場で毎年開催される野外の音楽イベント。毎年世界各国から200組以上のアーティストが出演します。

■隅田川花火大会(東京都)

https://www.sumidagawa-hanabi.com/

開催時期:7月25日

毎年7月の最終土曜日に隅田川で開催される花火大会で、国内最大規模の2万発を打ち上げています。江戸時代に打ち上げられた「両国川開きの花火」を起源とする、日本最古の花火大会でもあります。

8月の注目イベントスケジュール

■長岡まつり大花火大会

https://nagaokamatsuri.com/

開催時期:8月2日、3日

新潟・長岡市の信濃川の河川敷で開催されている花火大会です。長岡まつりは、1945年8月1日に起こった長岡空襲で亡くなられた方々への慰霊と長岡の復興を願って開催された「長岡復興祭」が起源となっています。

■青森ねぶた祭(青森県)

https://www.nebuta.jp/

開催時期:8月2日〜7日まで

東北三大祭りの一つで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。ねぶた祭では、「人形ねぶた」と呼ばれる山車に続いて「跳人(ハネト)」と呼ばれる踊り子たちが、「ラッセラー、ラッセラー」という掛け声を上げながら踊り歩きます。

■仙台七夕まつり

https://www.sendaitanabata.com/

開催時期:8月6日〜8日まで

仙台七夕の歴史は古く、伊達政宗公の時代から続く伝統行事として受け継がれています。7月ではなく、8月に開催されることが特徴です。期間中は、仙台市中心部や周辺の地域商店街などが趣向を凝らした色鮮やかな飾りで埋め尽くされ、その飾りを見に毎年200万人以上の人が訪れます。

■高知よさこい祭り(高知県)

http://www.cciweb.or.jp/kochi/yosakoiweb/

開催時期:8月9日〜12日まで

よさこい祭りは毎年8月9日(前夜祭)10日、11日(本番2日)、12日(後夜祭・全国大会)の4日間、高知市内9カ所の競演場・7ヶ所の演舞場で約200チーム、約18,000人の踊り子が舞い踊ります。街中がよさこいの活気にあふれます。

■阿波おどり(徳島県)

https://www.awaodorimirai.com/

開催時期:8月11日〜15日まで

400年以上の歴史を持つと言われる徳島の伝統芸能で、毎年国内外から100万人を超える観光客が訪れます。期間中は、複数の会場で阿波おどりを楽しむことができます。
なお、2025年から舞台公演の名称等が新しくリブランディングされました。阿波おどり全体の総称は、「THE AWAODORI」へ。11日オープニングの舞台公演は、「選抜阿波おどり前夜祭」「THE AWAODORI」から「匠の舞台 優りび(すぐりび)」へ。12日~15日の舞台公演は、「選抜阿波おどり」から「夢の舞台 祭りび(まつりび)」になりました。

■SUMMER SONIC(サマーソニック・サマソニ)

https://www.summersonic.com/

開催時期:8月14日〜16日

毎年8月に東京と大阪で同時開催される都市型の音楽イベント。

■全国花火競技大会「大曲の花火」

https://www.oomagari-hanabi.com/

開催時期:8月29日

秋田・大曲で開催されている、100年以上の歴史を誇る花火の競技大会です。各地で開催される花火競技会の中で最も権威のある大会であるため、全国から腕利きの花火師たちが一堂に会して自身の作品を打ち上げます。夏は毎年8月の第4土曜日に開催されており、夏を核としながらも、1年を通して季節ごとに異なるテーマで大会を展開しています。

9月の注目イベントスケジュール

■ROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロックインジャパン)

https://rijfes.jp/

開催時期:9月12日、13日、19日、20日、21日

毎年行われている屋外の音楽イベントです。千葉市蘇我スポーツ公園で開催されます。

【担当者向け】夏イベントをSNS投稿に取り入れるコツ

イベントに関連した投稿を行う際は、公式スポンサーであるかのような誤認を招く表現や、主催者のガイドラインに反する利用を避けることが大切です。
そのうえで、イベント名そのものだけに頼らず、「夏フェス」「花火大会」「夏祭り」といった季節感のある表現を取り入れると、幅広いユーザーに共感されやすい投稿になります。

特定のイベント名 季節感を伝える表現例
FUJI ROCK / サマソニ等(特定のイベント名) 音楽フェス、夏フェス、野外ライブ
隅田川花火大会等(特定の大会名) 花火大会、浴衣、花火
〇〇祭(特定の祭事名) 夏祭り、郷土の祭り、夏の風物詩

💡投稿のコツ:音楽フェス

「夏フェスを楽しむための準備(日焼け止め、モバイルバッテリー、撥水バッグなど)」や、「野外フェスにおすすめの商品」など、イベントそのものではなく「参加するユーザーの行動」をサポートする投稿がおすすめです。

💡投稿のコツ:花火大会

大会名に固執せず、「今夜は各地で花火大会ですね。お出かけの皆様、熱中症にお気をつけて!」といった、ユーザーへの気遣いに変換するような投稿もおすすめです。

季節感を活かした企業のSNS投稿事例

音楽フェス事例 - パピコ/papico

単なる商品訴求ではなく、夏フェスならではの楽しさと結びつけることで、季節感のある話題として親しみやすく見せている点が特徴です。

音楽フェス事例 - 太田胃にゃん【太田胃酸公式PR大使】

「夏といえば音楽フェス」という共通認識を前提に、コメントを促す問いかけも入っており、イベントの盛り上がりを起点に、コミュニケーションにつなげています。

花火大会事例 - 銀河高原ビール公式

「花火を見る時間をより快適にするアイテム」という切り口で、便利グッズとしての商品価値を訴求している投稿です。

花火大会事例 - SK-II(エスケーツー)

花火大会やお祭りシーズンの「暑さ」「メイク崩れ」といった悩みに触れながら、商品理解へ結びつけている事例です。

夏祭り事例 - イオン

夏祭りのにぎやかさをそのまま販促・キャンペーンにつなげている投稿です。

夏祭り事例 - Google Play JP

人気コンテンツと夏祭りの要素を組み合わせ、季節感とファン心理の両方に訴求している投稿です。
「誰と行きたいか」と問いかける形式にすることで、ユーザーが参加しやすいコメント導線をつくっている点も特徴です。

SNS投稿時に注意したいポイント

終戦記念日など投稿に注意すべき日

この記事では、投稿のきっかけとなるイベントをいくつかご紹介しましたが、夏にはSNS投稿に注意が必要な日も少なくありません。特に、戦争に関連する日や、過去に自然災害が発生した日には、配慮ある投稿が求められます。

■7月のSNS投稿注意日

  • 7月3日(2021年7月伊豆山土砂災害)
  • 7月7日(2018年7月豪雨・堤防の決壊や冠水)※6月28日 – 7月8日

■8月のSNS投稿注意日

  • 8月6日(1945年広島市への原爆投下)
  • 8月9日(1945年長崎市への原爆投下)
  • 8月12日(1985年日本航空123便墜落事故)
  • 8月15日(1945年終戦記念日)

以下の記事に、具体的にどのように注意すべきなのかを解説していますので、ぜひこのタイミングでご一読ください。
参考記事:炎上を防ぐ!SNS投稿注意日・テーマ別7選

アンブッシュ・マーケティング(便乗商法)とは

注目度の高まるタイミングでユーザーと一緒に盛り上がること自体は、決して悪いことではありません。ただし、企業の広報担当・マーケティング担当としては、「アンブッシュ・マーケティング(便乗商法)と見なされる表現には注意が必要です。

アンブッシュ・マーケティングとは、公式スポンサーではない企業が、あたかも公式スポンサーやライセンシーであるかのように生活者に誤認させ、販促や集客につなげる行為を指します。一般的には、世界的な大会や著名なイベントなどの話題性を利用した便乗広告を意味します。
あくまで「ユーザーとのコミュニケーションや共感を目的としたSNS投稿」を意識しつつ、活用する際は主催団体のガイドラインも必ず確認するようにしましょう。

まとめ

夏は、多くの人が同じ話題について投稿・検索を行う季節です。
季節感のある話題を取り入れることで、ユーザーとの接点づくりや共感形成につながることもあります。
一方で、イベントや大会に関連する投稿では、主催者ガイドラインや権利表記への配慮も欠かせません。SNS運用では、「話題性」と「適切な表現」のバランスを意識しながら、季節トレンドを投稿企画に活かしていきましょう。

「自社に合うトレンドを見つけたい」「SNSのトレンドをもっと効率的に把握したい」という場合は、SNS運用ツール「コムニコ マーケティングスイート」がおすすめです。

前年のトレンド入り実績をもとに投稿ネタを探せるだけでなく、投稿注意日がある場合はアラートでお知らせします。さらに、投稿作成後はそのまま社内チェックへ回せる承認機能も利用可能です。
投稿管理・分析・コメント対応など、SNS運用に関わる工数削減にも活用いただいています。

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