2026年1月に入り、X(Twitter)のタイムラインで「画像をタップすると、縦に4枚並んで表示される」という投稿形式をよく見かけるようになりました。
通常の4枚投稿は「田の字(グリッド)」型に表示されますが、この新しい形式では、タップした瞬間に画像が縦一列に展開されます。スマホ画面を大きく占有するそのインパクトと、ギミックの面白さから、多くのユーザーや企業アカウントが活用し始めています。
現在のところ、X Premium限定の機能となっていますが、バッジのないユーザーであっても成功している様子がみられるアカウントがあるため検証を進めています。投稿時点でX Premiumである必要はありそうですが、今後、変化があればこの記事でお知らせします。
本記事では、このトレンドの仕組みや作り方、そして企業アカウントでの活用事例を解説します。
この投稿形式の最大の特徴は、「タイムライン上では一部が見えており、タップすることで全体像(縦長)が表示される」という点です。気になるポイントを解説します。
2026年1月現在、Xの公式ヘルプやブログには、この機能に関する正式な記載が見当たりません。
そこで、Xに搭載されている生成AI「Grok」にこの機能について聞いてみたところ、以下の回答が得られました。
🤖 Grokによる回答まとめ
ここからはWe Love Social編集部の独自の考察です。
検証の結果、この機能は「長文投稿(Long-form posts)の画像表示仕様」が関係している可能性が高いと考えられます。
「長文投稿」はX Premium限定の機能であり、通常の投稿よりもリッチな記事作成(ブログのようなレイアウト)が可能です。
今回の「縦4枚投稿」もPremium限定であること、そして通常のグリッド表示(田の字)とは異なるレイアウト処理がされていることから、長文投稿機能のアップデートにより、画像のドラッグ並べ替えや表示仕様が拡張され、そこから生まれたテクニックであると推測されます。
「タップして全体を見る」という能動的なアクションが発生し、かつ画像を縦にスクロールして見るため、投稿の滞在時間が通常より長くなる傾向があります。
これが直接的に「おすすめ」などのアルゴリズム評価にどう影響するか公式な発表はありませんが、少なくともユーザーの関心を惹きつけ、エンゲージメント(クリックや滞在)を高める要因のひとつになりそうです。
アルゴリズムについては以下の記事もご確認ください。
参考記事:Xアルゴリズム徹底解説!フォロワー増加・エンゲージメントを高める12のシグナルとこれからの運用戦略
この機能は、X Premium(有料プラン)ユーザー限定の機能です。
現在のところ、無料ユーザーのアカウントでは、PCブラウザから投稿手順を踏んでも「縦並び」にはならず、通常のグリッド表示(田の字)になることが確認されています。なお、無料ユーザーであっても閲覧は可能です。
そのため、企業アカウントで実施する場合は、「X Premiumへの加入」および「PCブラウザからの投稿」が必須条件となります。
「うちは無料プランだから流行に乗れない」と諦める必要はありません。
今回のトレンドの本質は「画像をタップさせることで、隠れていた全体像を見せる」というユーザー体験(エンゲージメント)です。通常の4枚投稿であっても、タップすることを前提にデザインされた「ギミック投稿」を作ることで、同じようにユーザーを楽しませることが可能です。
実際に、「縦になるはず」と投稿してユーザーとコミュニケーションの起点にしたり、これまでも活用されていた画像トリミングの仕様を利用した画像をタップさせたりすることで、このトレンドを活かした投稿が見受けられます。
このギミック投稿の画像テンプレートやSNS画像サイズをまとめた資料は以下からダウンロードできます。
▶︎フォームが表示されない方、詳しいお役立ち資料の内容を知りたい方はこちら
「どうやったら縦に並ぶの?」という疑問が多いこの形式ですが、実は特殊なツールを使っているわけではありません。この章で紹介する縦4枚表示は、X Premium(有料プラン)に加入しているアカウントのみで再現可能です。
画像を4枚用意したら、Xに投稿します。ここで重要なのが、スマホアプリではなく「PCのWebブラウザ版」を使用することです。
※単にアップロードするだけでなく、「ドラッグして動かす」というアクションを入れることで、Xのシステムが「縦スタック表示」として認識する挙動が確認されています。
⚠️注意:予約投稿ツールは非推奨
現時点(2026年1月)の調査では、APIを利用した予約投稿ツールからは、この「ドラッグ&ドロップによる並べ替え」の挙動が再現できないため、「PCブラウザからの手動投稿」をおすすめします。
なお、プレビューを確認することも難しいため他アカウントでテスト投稿などを行うことをおすすめします。
投稿方法がわかったところで、次は画像作成です。
結論から言うと、「厳密な決まり(推奨サイズ)」はありません。
かなり極端な横長画像でも成立しますが、スマホ画面できれいに見せるためには作成のコツがあるようです。
デザインツール「Canva」を使用する場合、アプリ内の「Image Splitter」機能などを使い、作成した縦長画像を「行数4・列数1」の設定で分割・書き出しするとスムーズです。
ここでは、実際に企業公式アカウントが投稿している事例をご紹介します。これまでSNS投稿では活用しづらかった、縦長の画像を活用した事例が目立ちます。
投稿埋め込みをタップして、確認してみてくださいね!
失敗してもコミュニケーション起点になった例もあります。「完璧に縦に並ばなくても、それがユーザーとの会話を生む」 という点は、企業SNS運用において重要なヒントになります。
Xのタイムラインは情報が流れていきやすいですが、この投稿形式はタップした後に画面全体を占有するため、他人の投稿よりも記憶に残りやすいというメリットがあります。
X(Twitter)のトレンドは移り変わりが早いですが、新しい表現方法を試すことはユーザーを飽きさせないために重要です。
今回トレンドになった「タップで画像4枚が縦に並ぶ」投稿は、投稿への滞在時間を増加させることからインプレッション増などポジティブな影響もありそうです。一時的なトレンドではなく、今後も使える投稿画像のギミックとなるのではないでしょうか。
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