画像のALTテキストは「代替テキスト」とも呼ばれ、目が不自由なユーザーも含めた多くのユーザーが画像を理解できるよう、テキストで画像の説明を追加できる機能です。「ALT」はインターネット業界に共通の用語で、Webページ上の画像の代わりとなる説明テキストのことを指します。
X(Twitter)では2022年にALTバッジが実装され、現在では画像投稿における「標準的なマナー」として定着しつつあります。X公式は、ALTバッジの記入方法について、「簡潔にすることが望ましいが、画像の前後関係をよく理解できるよう正確に説明すること」を求めています。
画像に追加されたALTは、画像の左下の「ALT」ボタンから閲覧できます。X(Twitter)の投稿テキストの文字数上限は140字(Xプレミアム未加入の場合)ですが、ALTは1,000文字まで入力できるようになっています。
たとえば、こちらの画像の場合は「青空と満開の桜」と設定すると、画像が見えない場合であっても内容が分かるのではないでしょうか。ALTテキストは、できるだけわかりやすく、誰にでも伝わるように設定するのがポイントです。
参考X(Twitter)ヘルプ:アクセシビリティ>ALTバッジとGIF画像ラベルの使い方
すでに官公庁や大手企業の公式アカウントがALT機能を「画像に写っていない情報の記載場所」として誤用し、批判が集まるケースが増えています。
視覚障がいのあるユーザーにとって、音声読み上げ機能は「情報を得るための生命線」です。
そこに画像と無関係な長文(レシピの詳細や裏話など)が書かれていると、「画像の内容を知りたいのに、関係ない情報を延々と読み上げられてしまう」という深刻なストレスを与えてしまいます。
あくまで「画像を見られない人に、画像の中身を伝える」ことに徹しましょう。
「毎回、適切な説明文を考えるのが大変」という方は、生成AIを活用してALTテキストの「たたき台」を作成してみましょう。2026年現在、AIの画像認識精度は飛躍的に向上しており、実務で十分に使えるレベルになっています。
画像生成AIやチャットボットは多数ありますが、現状ALTテキストの作成にはGoogleの「Gemini」が特におすすめです。マルチモーダル(画像とテキストの同時理解)性能が高く、客観的な描写を得意としているためです。
AIは便利ですが、画像に写っていないものを勝手に付け加えたり(ハルシネーション)、文字を読み間違えたりすることがあります。そのままコピペせず、必ず担当者が内容を目視で確認・修正してから設定するようにしましょう。
設定の仕方は後述しますが、Xから設定する方法と「コムニコ マーケティングスイート」など管理ツールから設定する方法があります。
>>資料ダウンロード・無料トライアル:X(Twitter)のALT画像設定もできるSNS管理ツール「コムニコ マーケティングスイート」
目の不自由な方がWebサイトを閲覧する際には、一般的に音声読み上げ機能を利用します。
このとき、画像にALTテキストが設定されていると、そこにどのような画像が掲載されているのかという情報を伝えることができるようになります。ALTテキストを設定することによって、目の不自由な方などのWebアクセシビリティの配慮につながるわけです。
2025年6月より「欧州アクセシビリティ法(EAA)」が適用開始となり、世界的にもWebアクセシビリティへの法的・社会的要請が強まりました。日本国内においても、障害者差別解消法の改正により、合理的配慮の提供が義務化されています。
そのため「当然のマナー」としてALTを設定する公式アカウントが増えてきているようです。
個人による画像の投稿が非常に多いX(Twitter)において、ALTバッジは画像の代わりとなる説明テキストとしてだけでなく、いろいろな使われ方をされています。
たとえば、以下のような使われ方がありますが、これらはすべて正しい使用方法ではありません。
ALTは通常の投稿よりもはるかに多くの文字数を書き込めるという便利さはありますが、誤った使い方をすることで炎上リスクにもなり得ます。特に企業の場合は、本来のALTの存在意義を意識して書き方を考えるようにしましょう。
スマホ版のX(Twitter)では、以下の手順で画像ALTを設定することができます。
※アプリのバージョンにより、UIが若干異なる場合があります。
新規投稿の作成画面を開き、画像の追加ボタンから投稿したい画像を選択します。
画像右下の「+ALT」をクリックし、ALTテキストの入力画面を開きます。
ALTテキストを1,000文字以内で入力し、右上の「完了」を押下します。
必要があれば投稿テキストを入力し、「ポストする」を押下します。すると、投稿した画像の左下に「代替」の表示が出現します。これをタップすると、先ほど入力したALTテキストが表示されます。
次に、PCで設定する際の手順をご紹介します。
テキスト入力エリアの下部にある画像の追加ボタンをクリックして、自身のファイルから投稿したい画像を選択します。
画像左上の「編集」をクリックし、さらに「ALT」のタブをクリックして「ALT」の入力画面を開きます。または、画像下部の「件の説明を追加」をクリックして、直接「ALT」の入力画面を開きます。
ALTテキストを1,000文字以内で入力し、右上の「保存」を押下します。
必要があれば投稿テキストを入力し、「ポストする」を押下します。すると、投稿した画像の左下に「ALT」の表示が出現します。
ちなみに、画像のALTテキストは、コムニコが提供しているSNS運用ツール「コムニコ マーケティングスイート」からも設定できます。
ALTテキストを設定するときの注意点やありがちな疑問点についてまとめました。
その画像がどのような内容のものなのか、その画像が投稿テキストとどのように関係しているのかといったことが正確に理解できるように記入しましょう。ただ、長々と説明すればいいというわけでもありません。画像を見なくても伝わるように、できるだけシンプルに、わかりやすく書くことを心がけましょう。
ALTは1,000文字まで入力できますが、短くても伝わる内容であれば、数文字の短文でも問題ありません。また、たくさん記入すればいいというわけでもないので、画像が見られない人にもこちらの言いたいことが伝わる範囲で、できるだけ簡潔にまとめることを意識することが重要です。30-80文字程度に収めてはいかがでしょうか。
X(Twitter)のALTは、日本語入力が可能です。必ずしも英数字で記述する必要はありません。英語で伝えたい場合は英語で、日本語で伝えたい場合は日本語で記入しましょう。
ちなみに、X(Twitter)のALTには、絵文字を入力することもできるようになっています。
画像内の情報の全てを説明した方が正確に理解できるように、可能な限り詳しく記載するのが望ましいです。
一方、その中で必要な情報は一部であるという場合は、その情報の説明のみでも問題ありません。あくまでも、その画像を見られない人が、どうすれば投稿の内容を理解できるかということを基準に考えましょう。
あらかじめ画像にALTを設定しておくということができないため、基本的にALTの設定はX(Twitter)上で行います。ただ、なかには「コムニコ マーケティングスイート」など、SNS運用ツールから設定できるものもあります。
>>資料ダウンロード・無料トライアル:X(Twitter)のALT画像設定もできるSNS管理ツール「コムニコ マーケティングスイート」
画像のALTテキストは、画像の説明を追加できる機能です。目が不自由なユーザーも含めた、多くのユーザーが画像の内容を理解できるように存在しています。
X(Twitter)のALTテキストは、ユーザーによってさまざまな使われ方をしていますが、本来の意義を無視した誤用は、企業の信頼を損なう原因にもなります。特に2026年はアクセシビリティへの関心が高まっている年ですので、正しい活用を心がけましょう。
ALTテキストは、株式会社コムニコが提供しているSNS運用ツール「コムニコ マーケティングスイート」上からも設定できます。このツールでは、投稿管理や分析などもできますので、興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。
>>「コムニコ マーケティングスイート」へのお問合せ・お見積もり依頼