※本記事は4/9時点での情報です。最新情報はX Corp.の発表やX広告認定代理店に相談して確認してください。
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Xでは、アカウント名の末尾のチェックマークやプロフィール写真の形状で、アカウントの種類や背景情報を提供しています。アカウント名の末尾につくチェックマークはブルー、ゴールド、グレーの3色があります。このチェックマークをX認証バッジと呼びます。
2023年3月31日以前は、Xが著名で信頼に値するアカウントに対して認証を行っていましたが、同年4月1日よりこの条件が変更されました。2024年4月4日以降、一部アカウントでサブスクライブしていないユーザーの青バッジ取得があります。条件については、フォロワー数2,500人以上と言われていますが、詳細は明らかにされていない部分もあります。
基本的には「サブスクライブ(月額課金)したユーザーが認証バッジを取得し、活用できる」と考えておきましょう。
変更頻度が非常に高いため、企業のアカウント運用ではコムニコなどのX広告認定代理店に確認しながら取得するようにしましょう。
政府機関や多国間機関、またはその関係者のアカウントのみ、無料もしくはサブスクリプションでグレーのチェックマークが付与されます。
参考:https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/profile-labels
法人が取得できる認証バッジの種類と特徴を整理しました。
表:認証バッジの種類と特徴
Verified Organizations フルアクセス |
Verified Organizations ベーシック |
X Premium プレミアムプラス |
X Premium プレミアム |
X Premium (広告出稿金額によって付与) |
|
バッジの色 | ゴールド | ゴールド | ブルー | ブルー | ブルー |
アイコンの形状 | 四角 | 四角 | 丸 | 丸 | 丸 |
費用/月 | ¥135,000 | ¥30,000 | ¥1,980 | ¥980 |
広告出稿が必要 |
開設初期取得難易度 | 低 | 低 | 並 | 並 |
高 |
関連アカウント | 追加可能 | ー | ー | ー |
ー |
認証済み組織ポータル | 利用可能 | ー | ー | ー |
ー |
広告クレジット | あり | あり | ー | ー |
ー |
採用情報 | 掲載可能 | 掲載可能 | ー | ー |
ー |
優先表示 | あり | あり | ー | ー |
ー |
広告非表示 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能(1/2まで) |
可能 |
X Premiumの機能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
利用可能 |
ブルーのチェックマークは、一般的に対象のアカウントが「X Premium」というサブスクリプションに加入しており、所定の資格基準を満たしていることを表しています。X Premiumに加入することで、様々な追加機能を利用することができます。個人でも組織でも取得可能です。
ゴールドのチェックマークは、組織のみ加入できるサブスクリプション「Verified Organizations」として認証済みであることを示すバッジです。法人、非営利団体などの組織に対して、安全で確実な方法で認証することを目的としています。「フルアクセス」「ベーシック」の2種類のプランがあります。プロフィールの写真が四角で表示されるため視認性が高くなります。
グレーのチェックマークは、Verified Organizationsに加入したアカウントのうち、政府機関や多国間機関、またはその関係者のアカウントであることを意味しています。認証済み組織資格をもつ、政府機関もしくは他国間機関のみが利用できます。
Xに広告を配信するには、いずれかの認証バッジを取得していることが広告配信条件になっています。
なお広告出稿のためだけに認証マークを取得したい場合、X社の提示する条件額以上の広告出稿額を提示することで、サブスクリプションに加入せずにバッジの付与を受けることができます。X Premiumのすべての機能が使えるようになりますが、①アカウントがアクティブな状態であること、②広告ポリシーに準拠していること、③利用規約を遵守していることなど、細かな条件も追加されています。
広告出稿によって付与されるバッジの色は以前はゴールドでしたが、2023年10月以降ブルーに変わりました。また、バッジを取得するための必要な広告出稿金額の条件が変更になっています。
X Premiumには、月額368円(Web版)で利用できる「X Premium ベーシック」もあります。
投稿の編集、長文投稿、長尺動画、リプライでの優先表示、コミュニティー作成などの特典は利用できますが、青いバッジや広告収入の分配、サブスク機能、X Pro(旧Tweetdeck)などは利用できません。
Verified Organizations(X認証済み組織)は、認証済み組織サブスクリプションを通じてXに公式に認証された組織のアカウントです。フルアクセスプランの最大の特徴は「関連アカウントの紐付け」と、「リーチの拡大が期待できること」です。
認証済み組織へのアクセス申請(https://twitter.com/i/verified-orgs-signup)から必要項目を入力します。
必要条件は以下3つとされ、その他の詳細情報を提供するよう求められる場合があります。
月額13万5,000円
関連アカウントは月額8,000円
加入には審査があり、承認までに1週間程度かかるとされています。ただし、審査の基準は非公開で、審査は人の手で行われているため、余裕を持っての申請が推奨されています。
Verified Organizationsのベーシックプランは、フルアクセスプランから、関連アカウントの紐づけ、認証済み組織ポータルなど一部の機能が制限されたプランです。
フルアクセスプランと同様
月額3万円
フルアクセスプランと同様
X Premium プレミアムプラスプランは、個人・企業問わず利用できる、有料のサブスクリプションサービスです。もともとはTwitter Blueというサービス名称でしたが、Xへのブランド変更に伴い、名称が「X Premium」へと変更されました。ブルーの認証バッジが付与されます。
プレミアムプラスプランに加入することで、Xを使いやすくする豊富な機能が利用できるようになります。主に、クリエイターなどの個人向け機能が充実しています。加入すると使える機能には、以下のようなものがあります。
メニューのXアイコンをクリックすると加入の申込みができます。条件は以下のとおりです。
月額1,960円
X Premiumに登録すると、アカウントの審査があります。審査が完了するまで、認証マークは付与されません。一般的には、審査には48時間程度かかるとされています。そのため、広告出稿を行うためにX Premiumに加入しようと考えている場合は、余裕を持ってアカウントを準備しておくことが必要です。
加入後にプロフィール画像・アカウント表示名・ユーザー名(@から始まる名前)を変更する場合は、変更のたびに審査が行われます。この審査が完了するまで、青いバッジは表示されなくなります。また、この審査期間中にプロフィール画像・アカウント表示名・ユーザー名を再度変更することはできません。
プレミアムプラスと同じ機能が利用できます。ただし、広告の表示の分量のみ変わります。
プレミアムプラスプランと同様
月額980円(iOSアプリやAndroidアプリ経由の場合は1,380円)
プレミアムプラスと同様
広告出稿のためだけに認証マークを取得したい場合、X社の提示する条件額以上を提示することで、サブスクリプションに加入せずにバッジの付与を受けることができます。ただし、アカウントがアクティブな状態であること、広告ポリシーに準拠していること、利用規約を遵守していることなど、細かな条件も追加されています。
詳しいバッジの付与条件や方法は、X広告認定代理店経由でご確認ください。
X Premiumのすべての機能が使えるようになります。
バッジ付与に必要な広告出稿金額の条件があります。
月額費用は不要だが、バッジ付与に必要な最低広告出稿額をクリアしなければなりません。
詳しい方法は、X広告認定代理店であるコムニコにご相談ください。
お問い合わせください。
X(Twitter)の利用目的によって判断が分かれるため、「必要に応じて加入すべき」と考えています。
特に、情報拡散や認知拡大のためにXを活用している企業は、Verified Organizationsへの加入をおすすめします。
今後もVerified Organizations加入アカウントが優遇される状況は変わらないはずなので、X(Twitter)に注力したい企業は、加入を検討すべきでしょう。
ちなみに、X社としてはX Premiumは個人向けサービスとして捉えている側面があり、企業向けにはVerified Organizationsを推奨しています。今後の企業向けアップデートもVerified Organizationsが対象になっています。
いずれにせよ、広告配信するためには認証バッジが必要なので、広告を検討している場合は、認証バッジを取得しておきましょう。
また、フォロー&リポスト(リツイート)、フォロー&コメント(リプライ)、ハッシュタグ投稿などのプレゼントキャンペーンを行う場合は、認証バッジを取得するようにしましょう。X(Twitter)上でのキャンペーン実施にあたり押さえておきたい仕様は、「当選通知に必要なメッセージの送信上限数」と、「APIを使用した自動返信キャンペーン」の2つです。
まず、メッセージの送信上限数は、アカウントの認証タイプによって異なります。
認証を受けていないアカウントでは1日に送信できるメッセージ数が数十件ほどと、著しく制限されています。ブルーバッジの認証アカウント(X Premium加入者)および広告出稿による付与ではそれより多く、ゴールドバッジの認証アカウント(VO加入者)ではさらに多くのメッセージを送信できます。この上限数を超えてメッセージを送信すると、アカウントが凍結されるリスクがあります。
このことから、今後、認証を受けていないアカウントでは、多くの当選者を出すようなキャンペーンは実施が難しくなるでしょう。数名の当選者程度であれば問題なく当選連絡が行えるため、有料プランに加入していないアカウントでキャンペーンを行う場合は、当選数を調整するようにしてください。
なお、SNSキャンペーンを効率化するツール「ATELU(アテル)」では、こういった凍結のリスクを回避するため、アカウントの認証状況に応じてメッセージの送信数をコントロールする機能を有しています。未認証でもキャンペーンを実施したい、という企業様は、ぜひお問い合わせください。
APIを使用した自動返信キャンペーン(インスタントウィン等)は、ブルーまたはゴールドの認証を受けているアカウントであれば、実施が可能です。ただしインスタントウィンを実施するには、X社が定める額以上の広告出稿と、X社への実施申請が必要になります。広告出稿や申請は、X広告認定代理店を通して行います。
インスタントウィンツールを提供しているツールベンダーの中には、上記認定代理店の会社もあります。認定を受けているベンダーに依頼すれば、ツール提供・広告出稿・実施申請をすべて一括して任せることができるため、やりとりもスムーズになり、おすすめです。
X(Twitter)広告認定代理店である、株式会社コムニコが提供する「ATELU(アテル)」は、インスタントウィンにも対応しています。豊富なインスタントウィン実施実績があり、大手から中小まで幅広く導入いただいています。
Xの認証バッジの獲得にあたっては、申請の手間がかかる上に、申請の条件や機能が変更されることが多くあります。そのため、キャンペーンや新商品プロモーションを行う場合は、コムニコなどのX広告認定代理店に申請の依頼をして進めると安心です。
X広告認定代理店限定で公開されている情報もありますので、詳細についてはお問い合わせください。
コムニコでは、認証バッジの取得に関する部分的なサポートやご相談も可能です。
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イーロン・マスク氏による買収騒動後、TwitterがXへ名称変更やサブスクリプション機能の追加など、さまざまな変化が起こっています。企業のX運用ではバッジ取得がほぼ必須となったといえるでしょう。キャンペーンや広告配信を行って成果に繋げたい場合は、制限が多い無償版で運用していくことは非常に困難です。
Xが持つ情報の拡散力や露出(インプレッション・リーチ)の強さは他のSNSよりも依然として強く、ユーザーも引き続き活発に利用しています。情報発信の場として、活用していくためにコムニコなどX広告認定代理店とタッグを組んでX運用を進めるのが安心です。
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