この記事は2025年11月時点の情報をもとに更新しています。
SNS運用代行とは、企業公式アカウントの運用を外部のプロに委託することです。
投稿企画や投稿文制作・画像制作・投稿代行から、コメントへのいいねや返信、投稿分析やレポーティング、キャンペーンなど、SNS運用で発生する業務をすべて委託することができます。
人件費をかけてSNS専任のメンバーを採用するよりも、同額程度でSNSの知見をもった専門チームに依頼している企業も多く、そのほうが成果につなげやすいという利点があります。
特に最近では、SNS媒体ごとにバラバラに依頼するのではなく、ブランド全体の整合性を取るために「総合的な運用」ができるパートナーを選ぶ企業が増えています。
SNS運用における課題は多岐にわたります。例えば、最新のトレンドを即座にキャッチアップする必要があることや、ユーザーとのコミュニケーションを円滑に行うためのリソース確保が求められます。また、複数のプラットフォームを横断的に運用する場合、それぞれの特性を理解し、適切に対応することが求められます。
具体的な例として、X(Twitter)では短期間での情報拡散を狙ったコンテンツ力が求められる一方、Instagramではビジュアルの訴求力が重要です。これらの違いを理解し、それぞれに最適化したコンテンツを作成することが課題となってきます。実践的なポイントとして、まずは自社のリソースを明確にし、どの業務を内部で行い、どの業務を外部に委託するかを決定していくとよいでしょう。また、運用フローの効率化を図るために、SNS管理ツールの導入も検討してみてください。
この記事では、日本におけるSNS黎明期である2008年に創業し、SNSマーケティング最前線を支援してきた株式会社コムニコがおすすめの委託先・代理店を解説しています。目的や予算に応じて、適切なSNS運用代行の委託先が見つかるヒントになれば幸いです。
>>株式会社コムニコとは?コムニコのSNS運用支援サービス資料をダウンロードする
SNS運用代行では、一般的に次のような業務を依頼できます。企業によって依頼可能なSNS媒体や業務は異なるので、最初に何を依頼できるのか、頻度はどれくらいか、要件を確認しておきましょう。一般的に、個別に業務を依頼するよりも、企画、投稿作成、コメント返信、レポーティングなど、一括してお願いしたほうが費用を抑えられますし、運用効果も高くなります。
こうした業務をすべて社内で完結させるのは大変ですし、なんとなくの運用では成果も出づらくなります。
最小限のリソースで最大限の成果を出したい、という場合は、SNS運用の経験豊富な外部のプロに委託することも検討してみましょう。
目的に応じてどんな施策が必要か不明な場合は株式会社コムニコのような運用代行とコンサルティングができる企業に相談し、自社にとって必要なものはなにか確認してみましょう。
>>株式会社コムニコに相談してみる
運用代行を提供する企業の場合は、企画から投稿作成、分析、レポーティングまで含めて月額50〜100万円以上が相場です。運用代行会社によっては、他の企業との合同キャンペーンへの参加やコラボ企画への参加がしやすいといったメリットもあります。
企業によって得意な業界や、特定のSNSのみ対応していることがあります。自社との相性も含めて検討してください。
SNS運用代行会社の料金設定は、依頼する業務内容やプラットフォームの種類、運用の頻度などによって異なり、一般的には、投稿作成や代行、レポート作成などの基本業務に加え、分析や戦略立案、キャンペーン企画などの違いで変動します。内訳としては、投稿作成にかかるコスト、画像や動画のクリエイティブ制作費、アカウント管理費、レポート作成費などが挙げられます。また、広告運用やインフルエンサー活用を含む場合は、別途予算が必要です。
| 費用 | 提供サービス | 目的 | デメリット |
| 月5万円〜 |
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一部業務負担軽減 | 生成AI(ChatGPTやGemini)などで対応できる可能性がある |
| 月10万円〜30万円 |
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SNS業務効率化、負担軽減 |
投稿代行や簡易分析のために導入する場合はツール導入の方が安価になる場合が多い |
| 月50万円以上 |
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SNSによる成果最大化 | 知見のある外部SNS専門チームに丸ごとお任せできるメリットはあるが、高額な費用がかかる場合が多い |
「守り(リスク管理)」と「戦略の深さ」の違いです。低価格プランは「投稿作業のみ」などサービスが限られますが、月額50万円以上のサービスは、炎上リスクの常時監視、ブランド毀損を防ぐ二重チェック体制、そして「事業成果(売上や認知)」に繋げるためのデータ分析が含まれます。 企業公式アカウントとして「失敗できない」場合は、体制が整った総合支援型を選ぶようにしましょう。
依頼する内容に応じて費用を抑えたいのは当然です。
例えば、複数アカウントをまとめて依頼する・年間契約にするなどで割引が可能となる場合がありますので状況に応じて相談してみるとよいでしょう。(例えばコムニコの場合は相談可能です)また、自社で対応できる部分は内部で行い、専門的な業務のみを外部に委託することで、コストを効率的に管理することができます。
依頼する業務内容、投稿やレポート、打ち合わせの頻度、対応するSNS、アカウントの数などによって月額費用は異なるため、まずは依頼したい企業に相談して、要件を伝えて、見積りしてもらうようにしましょう。
一部作業を軽減するために運用代行を依頼する場合、フリーランスや個人インフルエンサーへの依頼にしようか迷う場合があると思います。費用や対応範囲、おすすめの業種など異なる点がありますので、SNS運用代行会社・代理店としてコムニコの場合として例をあげ、比較します。
| フリーランス・個人インフルエンサー | SNS運用代行会社(コムニコ) | |
| 費用 | 安い(月5万円〜) | 相応の費用(月50万円〜) |
| 対応範囲 | 作業のみ・特定媒体のみ | SNS全媒体対応・戦略・分析・広告・プレゼントキャンペーンなど |
| リスク | 連絡が取れなくなる・炎上対応不可 | 媒体社からの正確な情報のキャッチアップ・チーム体制で安定運用・実績あるクリエイティブ作成・災害時の対応や炎上リスクへの対策 |
| おすすめの業種 | 個人の飲食店・小規模店舗 | 中堅・大手企業・ブランド |
実際に、新ブランド「+tmr」のPRにおいて、X・Instagram・TikTokを「面」で捉えて戦略的に活用したことで、大きなマーケティング成果に繋げることができた事例を紹介します。
認知拡大のためにメディアミックスを行い、媒体特性に合わせたクリエイティブを投下。「SNSで9秒に1回の頻度で投稿*」されるほどの話題化を実現しています。
* 2024年2月7日~2月29日までのX(Twitter)とInstagramでの+tmrに関する口コミ投稿数(ファイントゥデイ調べ)
コムニコ運用実績紹介:ブランド立ち上げから「SNSで9秒に1回の頻度で投稿*」されるほどの話題化を実現-株式会社ファイントゥデイ 「+tmr(プラストゥモロー)
では、SNS運用の外部委託先はどのように選べばよいでしょうか。
結論から言うと、自社がSNS運用にどんな課題を持っているか?という視点で選ぶのがおすすめです。
代行会社は大きく3つのタイプに分かれます。自社の課題がどこにあるかで選びましょう。
得意な媒体で選ぶというのがこれまでの常識でしたが、企業のSNS運用が一般化した今、課題に合わせた選び方が重要になっています。
実績は多いに越したことはありません。また、実績が少ない業界の場合はどのような提案をしてくれるか、その実現可能性を確認しましょう。運用フローや担当者の実績、何名体制でサポートしてくれるかは運用代行会社によって異なります。
また、外部委託する場合は、適切な報告や提案が重要です。レポートの内容や分析に不足はないか、定例会などで提案してもらう機会があるかどうか確認しておく必要があります。
ここでは、SNS運用代行を提供している会社とサービス内容について紹介します。提供サービスの詳細については、各企業にお問い合わせください。
SNSを事業成果に繋げたい、複数媒体を横断して依頼したい企業におすすめです。
👑 全主要SNS対応 📈 戦略設計 🛡️ 炎上対策 📊 独自ツール
https://www.comnico.jp/
>>コムニコにSNS運用を相談する
株式会社コムニコは、SNSの黎明期である2008年よりSNS関連事業を開始しています。SNS運用支援実績は、大手企業を中心に2,600件以上(2024年10月時点)。
プランナー・コンサルタント・コンテンツクリエイターがチームを組んで運用支援を行うため各分野のプロフェッショナルがトレンドに沿ったコンテンツ提案行うことができ、災害時などリスクがある場合にもスピーディかつ安定した体制が取れるのが特徴です。投稿のプランニングから運用・コンサルティング・効果検証まで、ワンストップで依頼することが可能です。
SNS運用代行、広告運用、インフルエンサー活用、フォロワー調査(効果検証)、セミナー/勉強会の開催などにも対応しています。InstagramやX(Twitter)、Facebook、TikTok、note、ThreadsなどSNSごとの特徴を生かした複数媒体の運用も相談できる企業です。
自社開発のSNS運用支援ツールを開発・提供しており、多様な施策提案が可能なのもポイントです。ツール導入のみで課題解決できる場合はプロダクトのご案内も行っており、費用対効果が高いのが特徴です。
・森ビル株式会社|シミュレーションの5倍のCVを獲得!
「限られた時間と予算の中で予想を大きく上回る結果になりました。初めてのInstagram広告で不安がある中でも、コムニコの親身で迅速なサポートにより、シミュレーションの5倍ものCV獲得という成功を実現しました」(森ビル株式会社 広報室 山﨑雅道様、立島栞大様より)
・株式会社カプコン|フォロワー7万人増、月間4%を超えるエンゲージメント率を実現!
「SNS上での企画、日々の投稿内容考案については、弊社で思いつかないような提案をしてくださるので、相談して良かったと感じています」(株式会社カプコン ご担当者様より)
・株式会社ファイントゥデイ|ブランド立ち上げから「SNSで9秒に1回の頻度で投稿」されるほどの話題化を実現!
「+tmrを『SNSで話題』のブランドにすることができたと考えています。SNS上で露出を増やせたことによる『SNS売れ』の実感もあります」(株式会社ファイントゥデイ ご担当者様より)
運用代行 月額50万円〜
部分的なサポートの場合は都度見積もり
>>コムニコにSNS運用支援について相談する
>>コムニコ会社概要・サービス案内資料
>>コムニコのサービス価格表をダウンロード
✅ BtoBに強み ✅ 戦略設計
https://gaiax-socialmedialab.jp/
ソーシャルメディアやマーケティングの情報サイト「ソーシャルメディアラボ」を運営する株式会社ガイアックスが提供しているSNSアカウント運用代行サービス。
企画・投稿・レポーティングという一連の運用支援が可能です。
初期費用50万円
1アカウント月額50万円〜
※最低契約期間6ヶ月
✅ 戦略策定 ✅ 口コミ醸成
https://www.tribalmedia.co.jp/
株式会社トライバルメディアハウスでは、SNSのアカウント運用戦略の立案やUGC(口コミ)を増やすための施策立案などを中心にサービスを提供しています。
運用代行 都度見積り
✅ 全媒体対応 ✅ データ分析
株式会社ホットリンクでは、X(Twitter)、Instagramの運用代行、コンサルティング、戦略策定、キャンペーン企画、広告運用代行などを行っています。独自理論を活用してSNS運用を目指すのが特徴です。
運用代行 都度見積り
✅ 企画力 ✅ プロジェクトチーム制
https://tetemarche.co.jp/account-counsul/
テテマーチ株式会社では、SNSの戦略設計から投稿コンテンツの制作、運用業務、分析までトータルで支援しています。1案件にプランナー、ディレクター、ライターなどがプロジェクトチームとして参加します。
※最低契約期間6ヶ月
✅ 大規模運用 ✅ エンゲージメント
株式会社メンバーズでは、いち早くFacebookに着目し培ったノウハウを活かし、クライアント企業さまのソーシャルメディアのマーケティング戦略・KPI設定から運用、効果測定まで総合的な支援を行っています。これまで100社以上のSNS運用代行・支援事例実績があります。
要問い合わせ
TikTok動画を作りたい、Instagramの世界観を作りたいなど、特定の制作を依頼したい企業におすすめです。
✅ YouTube/動画 ✅ ショート動画
サムライト株式会社は、2025年10月1日以降、朝日新聞グループ3社と統合し、新会社「株式会社4X(フォーエックス)」へ変更。これまでさまざまな種類のSNSアカウント運用代行サービスを展開。新規ユーザー獲得を目的とした、ショート動画制作サービスや採用特化型のYouTube運用サービスがあるのが特徴です。
要問い合わせ
✅ キャンペーン ✅ イベント
株式会社バケットでは、Instagram、X(Twitter)、Facebook、LINEのアカウント運用に対応しています。SNS活用支援やコンサルティング、運用代行、SNS広告に対応しています。2007年に創業し15年以上の運用ノウハウがあり、約200の企業アカウントの運用実績があります。
戦略策定(初回):20万円
SNSアカウント開設(初回):15万円
運用マニュアル作成:20万円
アカウント管理/投稿管理:30万円/月
運用報告レポート:10万円/月 など
その他別途内容に応じて都度見積もり
✅ 海外向け ✅ インバウンド
https://www.globallinkjapan.com/
株式会社グローバルリンクジャパンでは、さまざまな種類のSNSアカウント運用代行サービスを展開。英語でのSNS運用にも対応しており、海外向けにも強みをもつのが特徴です。
要問い合わせ
✅ Instagram特化 ✅ アルゴリズム分析
株式会社SAKIYOMIは、Instagramの運用代行に特化しているのが特徴です。100以上の運用実績とノウハウから、最短でのフォロワー増加が実現でき、各ジャンルに精通した専門スタッフが運用を支援します。
Instagram運用(個人マッチング依頼) 10万円〜
✅ Instagram特化 ✅ 定額プラン
https://ripuca.co.jp/lp-instagram/
株式会社リプカは、Instagramの企業アカウント運用代行に特化しているのが特徴です。最新トレンドを熟知した経験豊富なスタッフが運用を担当し、競合・ユーザー調査から投稿制作、効果測定までをトータルサポートします。
STARTERプラン:月額20万円~30万円
BUSINESSプラン:月額35万円
PROFESSIONALプラン:月額50万円
まずは安く始めたい、リソース不足の事務作業だけ頼みたい企業におすすめです。
✅ 自走支援 ✅ 自治体
株式会社ジソウでは、SNS運用のノウハウがない方や、手が回らない方に向けて、SNSマーケティングの自走から代行まで、課題に応じたサポートを行っています。特に自社運用の企業や、自治体向けの「自走支援」が特徴で、現状分析・KPIの設定・効果分析・業務効率化など、段階を踏んだサポートをしています。月1回程度のオンラインMTGやチャット相談窓口でのフォローも行っています。
自走ミニマムプラン 月額費用20万円~
運用代行ミニマムプラン 月額費用35万円~
MEOプラン 月額5万円〜
✅ 事務代行 ✅ 時間制
株式会社ニットが提供するHELP YOUは、オンラインアウトソーシングサービスで、様々な業務を依頼できます。SNS運用代行もその一つで、FacebookやX(Twitter)、Instagramの投稿代行を依頼できます。
SNS運用代行にはチームプランがよいでしょう。時間に応じて変更されるため、依頼内容の実働工数を見ておく必要があります。
稼働時間30時間〜:月額10万円〜
✅ 投稿代行 ✅ 安価
株式会社ライトアップでは、Facebook、X(Twitter)、Instagram、LINEの運用代行などをしています。投稿記事の企画・制作から投稿代行、コメント監視、コメントやメッセージへの返信、レポート制作、改善提案、リプレイスなど幅広くサポート可能です。投稿記事制作のみ、コメント監視のみなど、一部の業務にも対応。
課題別のプラン例:月5本までの原稿作成 月額10万円〜
内容に応じて都度見積もり
SNS運用を外部委託する前に確認しておきたいメリットとデメリットを解説します。
SNS運用代行のメリットは、大きく分けて「時間の削減」と「プロ目線」の2つです。
運用を委託した場合、投稿の企画や制作はパートナー会社が行ってくれます。また、レポートの作成や改善点の洗い出し等もお任せすることができるので、SNS運用にかける時間は大幅に削減できるでしょう。
また、コンテンツの制作やレポート、企画の提案など様々な面で、プロ目線の意見をもらえることは大きなメリットです。経験豊富な代理店は、SNSでの成功法やノウハウを持っていますので、確実に成果を出したい場合は、プロに相談するようにしましょう。
外部に委託をする場合、やはり費用がかかることはデメリットの一つです。
ただし、外部委託先と同じレベルの人材を採用し、運用チームを社内に立ち上げることを考えると、費用を支払って外部に委託するほうが安く済むと考えることもできます。
SNSの運用代行を行う会社は年々増加しており、安く請け負ってくれる制作会社やフリーランスも増えてきています。その分クオリティやサービスレベルは会社によって差が大きいため、過去の実績や、どのようなコンテンツが作れるのかは事前にしっかり確認しておきましょう。
今回はSNS運用代行について解説しました。運用代行会社は様々ありますが、運用の目的を明確化する戦略設計、自社の魅力を十分に伝えられるコンテンツ制作などには、十分な経験とノウハウが求められます。実績を見て、自社に近い業界での運用経験の有無を調べたり、対応しているSNSの種類を確認してみましょう。
SNS運用を社内で行うと、専任の担当者を雇用したり、担当部門全体で承認フローを回したりと、継続的に行うには人的コストがかかります。運用代行会社に依頼したほうが、費用対効果が高くなる傾向があります。
コムニコでは、SNSの運用代行に特化したプロフェッショナルチームで対応します。X(Twitter)、Instagram、Facebook、TikTok、LINE、noteなど、様々なSNSに対応しており、多くの知見があります。ご関心のある方はまずはお問い合わせ下さい。
>>株式会社コムニコに相談してみる
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