X(Twitter)から発表されている、2026年4月〜6月のモーメントカレンダーによると、梅雨に関する投稿数は1,690万件。期間が比較的長い梅雨は、お花見(980万ポスト)や母の日(650万ポスト)よりも多く投稿される傾向があるモーメントとなっています。
世界的にみても日本は雨の多い国です。国土交通省の調査によると、世界の主要国における年間降水量の平均と比較して、日本の降水量は世界平均の約1.4倍となっています。
総務省統計局や気象庁の平年値データによると、年間の降水日数は、おおよそ110〜130日程度とされています。
地域差はありますが、日本に暮らすわたしたちの1年の約3分の1が「雨や雪の降る日」という計算になります。
参考:気象庁「平年値(1991〜2020)|天気出現日数(年)」
X(Twitter)のまとめから見ても梅雨の投稿量が多く、長期間にわたって一定の関心が見られる「雨の日」「梅雨」。
こうした「雨や雪の日の多さ」は、ユーザーの気分や行動に大きく影響します。
たとえば「月曜の雨、つらい」「傘忘れた」などの投稿に対して、企業アカウントがその気持ちに寄り添った投稿をすることで、ポジティブな接点をつくることができます。
雨の日をポジティブにするためのポイントは、あなたのブランドならではの“ひとこと”かもしれません。
ユーザーの気持ちに寄り添う投稿を用意しておきませんか?☔️
2026年の梅雨は、地域によって大きな差がありそうです。
奄美・沖縄では平年より早く5月上旬に梅雨入りしており、九州南部も5月下旬に梅雨入りと予想されています。一方で、本州を含む多くの地域では6月上旬から中旬にかけて梅雨入りする見込みです。
梅雨明けについては、ほとんどの地域で「平年並み」もしくは「やや遅め」の予想です。関東甲信や近畿、九州などでは7月ごろを中心に、例年どおりの時期に梅雨明けを迎える地域が多い見込みです。
以下の表では、主な地域の梅雨入り・明けの時期を整理しています。梅雨入りの日は「トレンド入り」する可能性が非常に高くなります。SNS投稿などに地域ごとの情報を加える際の参考や投稿準備のためにご活用ください。
| 地域 | 梅雨入り(速報値予測) | 梅雨明け(速報値予測) |
|---|---|---|
| 東北北部 | 6月中旬 | 7月下旬 |
| 東北南部 | 6月中旬 | 7月下旬 |
| 北陸 | 6月中旬 | 7月中旬 |
| 関東甲信 | 6月上旬 | 7月中旬 |
| 東海 | 6月上旬 | 7月中旬 |
| 近畿 | 6月上旬 | 7月中旬 |
| 中国 | 6月上旬 | 7月中旬 |
| 四国 | 6月上旬 | 7月中旬 |
| 九州北部 | 6月上旬 | 7月中旬 |
| 九州南部 | 5月下旬 | 7月中旬 |
| 奄美 | 5月3日頃 | 6月下旬 |
| 沖縄 | 5月4日頃 | 6月下旬 |
参考:株式会社ウェザーニューズ「今年の梅雨はどうなる?ウェザーニューズ、2026年「梅雨入り・梅雨明け見解」を発表」
雨は、生活に豊かな水資源をもたらす欠かせないものですが、その一方で、集中豪雨や線状降水帯によって河川の増水や土砂災害などの自然災害を引き起こす場合もあります。
そのため、どこかの地域で警報が出るほど強い雨が降っている日や、過去に雨による大きな災害が起きた日には、注意が必要です。場合によっては、「雨の日」投稿の延期を検討する必要もあるでしょう。
これまで起きた雨による大災害が起こった主要な日を確認しておきましょう。
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投稿アイデアのヒントとなるハッシュタグやキーワードを使った事例を確認していきましょう。ポイントは「雨の日の過ごし方から共感を生む」「雨の日を天気トレンドと捉えて活用」「コミュニケーションのきっかけ作り」の3つです。
梅雨に活躍する折りたたみ傘を賞品にキャンペーンを開催。「入梅」のタイミングに合わせ投稿をしています。
梅雨入りをポジティブにとらえ、雨の日ならではの美しい風景を投稿した、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン。ユーザー自身が撮影した写真のシェアも呼びかけることで反応を獲得しています。
ユーザー自身に「タイミングゲーム」を楽しんでもらう体験型の投稿。ゲームが成功したら「いいね」、挑戦回数は「コメント」へ誘導することで、ユーザーのアクションを自然に促しており、エンゲージメント率を高める設計になっています。
雨の日に向けて「てるてる坊主」を準備する様子を、キャラクター特有の愛らしい語尾や世界観で表現した投稿。天候の変化を、ファンが思わず和むような癒やしコンテンツに昇華させることで、ブランドへの愛着や好感度を高めています。
憂鬱になりがちな梅雨の時期を「おうち時間を楽しめるチャンス」とポジティブに捉え、ユーザーが真似したくなる過ごし方を提案する投稿。「真似したいならいいね」「みんなの過ごし方はコメントへ」と、アクションも促しています。
相合傘から連想するお菓子を2つ答えてもらう投稿。傘をアスキーアートにすることでタイムライン上での視認性を高め、ブランドや商品のファンから多数のリプライを獲得しています。
「傘の日」に絡め、キャッチーな「ペパロニ傘」のアイデアでファンの心を掴む投稿です。「コメントが多い方は商品化するかも」と記載し、ユーザーからのコメントを自然に促しています。
梅雨明けで急な天候の変化に反応し、ユーザーの心情とリンクする絵本も紹介。ユーザーとのリアルタイムな共感を生む投稿です。
キャンペーンは、ツールを活用するとより効率的に実施することができます。キャンペーン効率化ツール「ATELU(アテル)」は、応募者の収集、抽選、当選メール配信、簡易レポートの作成までを自動化します。キャンペーンは定期的に実施すると効果的なので、あわせてツールの活用も検討してみてくださいね。
日本語には、雨に関する言葉の表現が400以上あるとも言われています。それほど日本人と雨は共に歩んできたということでもあり、そういった言葉を使うととても詩的で素敵な文章になります。
しかし、難しい漢字を使った言葉や意味が複雑な言葉は、SNSではたくさんの投稿の中に埋もれてしまうこともあります。
そこで、雨に関連する言葉としてSNSでも使える、パッと見で読みやすく印象も伝わりやすいものをまとめました。
3月下旬から4月の菜の花が咲く頃に降る雨のこと。
梅雨入り前にひととき天気がぐずつき、梅雨のような雨が降ること。
麦が実り収穫を迎えるころに降る雨のことで、五月雨とも呼ばれる。つまりは梅雨のこと。
9月から10月ごろの秋に降る長雨のこと。
11月下旬から12月上旬の山茶花が咲く季節、つまり初冬にしとしとと降り続く長雨のこと。
悲しみの涙が化したかのように思われる雨、悲しみの涙に例えられるような雨のこと。ほんの少し降る雨。嬉し涙として表現される場合も。
鬼の仕業かと思われるような、並外れて激しい雨のこと。ゲリラ豪雨。
夏に涼しさをもたらす雨のこと。
雹(ひょう)や霰(あられ)、あるいはみぞれ混じりの冷たい雨のこと。
雨が降って冷え込むこと。
日が照っているのに降る雨のこと。天気雨。天照雨(そばえ)とも言われる。
夜に降る時雨のこと。
旧暦の5月28日(今の暦では6月下旬から7月中旬ごろ)に降る雨のこと。鎌倉時代、この日に曽我祐成が切り殺され、それを悲しんだ愛人の虎御前 の涙が雨となったという云われがある。
雨の降る音のこと。
梅雨は長期間にわたるので、投稿タイミングによって文言を使い分けてみると、さらに投稿内容のバリエーションが広がります。梅雨に関する投稿で使いやすい文言を例に挙げてみましたので、ぜひ投稿する文章づくりの参考にしてみてください。
「さわやかな初夏」「清々しい初夏」「梅雨がもうそこまでやってきています」
「入梅(にゅうばい)」「梅雨の季節」「紫陽花の候、雨に洗われて紫陽花の色が鮮やかになってまいりました」
「梅雨(つゆ・ばいう)」「長雨」「梅雨晴れ」「梅雨明け待たれる今日このごろ」「梅雨空の毎日」「久しぶりの青空」
「向暑(こうしょ)」「初夏の訪れを感じる季節」「暑さ日増しに厳しく」「次第に夏めいてまいりましたが」
「走り梅雨(はしりづゆ)」「麦雨(ばくう)」など、前の章参照
梅雨がひと月以上も続くなど、何かと雨の日が多い日本ですが、雨に関する言葉を活用したり、雨の日だからこその内容を投稿したりすることで、雨の日の投稿バリエーションを広げることができます。
また、憂鬱な気分になりがちな雨の日をコンテンツで楽しいものにできれば、ユーザーとの距離を縮めるきっかけにもなります。
投稿にはトレンドのワードをうまく活用すると、ユーザーの興味を引きやすくなります。自社に合うトレンドを見つけたい、SNSのトレンドをもっと知りたいという場合は、前年のトレンド入り実績を確認できる「コムニコ マーケティングスイート」の導入も検討してみてくださいね。