X(Twitter)によると、梅雨に関する投稿数は843万件。期間が比較的長い梅雨は、卒業式・卒園式(505万投稿)やお盆休み(328万投稿)よりも多く投稿される傾向があるモーメントとなっています。 国土交通省の調査によると、世界の主要国における年間降水量の平均と比較して、日本の降水量は世界平均の約2倍というほど、世界的にみても日本は雨の多い国です。
さらに、統計局のまとめによると、年間降水日数の都道府県平均は116日。雨だけでなく雪の日も含みますが、降水日数は1年のうち約1/3を占めているのです。
梅雨については、その投稿量の多さから、長期間にわたって一定の関心が見られることがいえます。年間でみても日本は降水日数が多く、雨の日に関連させた投稿を行うことでユーザーの共感を得たり、コンテンツのバリエーションを増やしたりすることができるのではないでしょうか。
雨は生活に豊かな水資源をもたらす欠かせないものですが、その一方で、集中豪雨や線状降水帯によって河川の増水や土砂災害などの自然災害を引き起こす場合もあります。
そのため、どこかの地域で警報が出るほど強い雨が降っている日や、過去に雨による大きな災害が起きた日には、注意が必要です。場合によっては、「雨の日」投稿の延期を検討する必要もあるでしょう。
たとえば、過去に雨による大災害が起こった日は、以下があります。
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日本語は、雨に関する言葉の表現が400以上と言われるほど豊富にあり、そういった言葉を使うととても詩的で素敵な文章になります。しかし、難しい漢字を使った言葉や意味が複雑な言葉は、SNSではたくさんの投稿の中に埋もれてしまうこともあります。
そこで、雨に関連する言葉としてSNSでも使える、パッと見で読みやすく印象も伝わりやすいものをピックアップしてみました。
3月下旬から4月の菜の花が咲く頃に降る雨のこと。
梅雨入り前にひととき天気がぐずつき、梅雨のような雨が降ること。
麦が実り収穫を迎えるころに降る雨のことで、五月雨とも呼ばれる。つまりは梅雨のこと。
9月から10月ごろの秋に降る長雨のこと。
11月下旬から12月上旬の山茶花が咲く季節、つまり初冬にしとしとと降り続く長雨のこと。
悲しみの涙が化したかのように思われる雨、悲しみの涙に例えられるような雨のこと。ほんの少し降る雨。嬉し涙として表現される場合も。
鬼の仕業かと思われるような、並外れて激しい雨のこと。ゲリラ豪雨。
夏に涼しさをもたらす雨のこと。
雹(ひょう)や霰(あられ)、あるいはみぞれ混じりの冷たい雨のこと。
雨が降って冷え込むこと。
日が照っているのに降る雨のこと。天気雨。天照雨(そばえ)とも言われる。
夜に降る時雨のこと。
旧暦の5月28日(今の暦では6月下旬から7月中旬ごろ)に降る雨のこと。鎌倉時代、この日に曽我祐成が切り殺され、それを悲しんだ愛人の虎御前 の涙が雨となったという云われがある。
雨の降る音のこと。
梅雨は長期間にわたるので、投稿タイミングによって文言を使い分けてみると、さらに投稿内容のバリエーションが広がります。梅雨に関する投稿で使いやすい文言を例に挙げてみましたので、ぜひ投稿する文章づくりの参考にしてみてください。
「さわやかな初夏」「清々しい初夏」「梅雨がもうそこまでやってきています」
「入梅(にゅうばい)」「梅雨の季節」「紫陽花の候、雨に洗われて紫陽花の色が鮮やかになってまいりました」
「梅雨(つゆ・ばいう)」「長雨」「梅雨晴れ」「梅雨明け待たれる今日このごろ」「梅雨空の毎日」「久しぶりの青空」
「向暑(こうしょ)」「初夏の訪れを感じる季節」「暑さ日増しに厳しく」「次第に夏めいてまいりましたが」
「走り梅雨(はしりづゆ)」「麦雨(ばくう)」など、前の章参照
☔☔☔
— 株式会社 明治 / meiji (@MeijiCoLtd) June 23, 2021
梅雨明けが待ち遠しいですね・・(´・ω・`)☂
「雨後の筍(たけのこ)」ということわざをご存知ですか?
この投稿をRTすると、RTの数だけ「たけのこの里」が増えますよ(^^)/
(ちなみに「雨後の筍」とは、同じような物事が次々と現れることのたとえだそうです〆(・∀・*)ヘェー) pic.twitter.com/Szv7jK1tIH
ポジティブなキーワードをハッシュタグにして、コミュニケーションをとってみてもいいでしょう。以下の事例はこれまで梅雨時期にトレンド入りしたことのあるハッシュタグです。
ブランドのキャラクターがお猪口のお風呂に浸かっているのが可愛らしい。キャラクターの表情もなんだか気持ちよさそうで、ほっこりしつつ、ツッコミを入れたくなってしまう内容に仕上がっています。
#雨の日のほっこりする思い出
— So-net【公式副音声】 (@Sonet_fukuonsei) May 24, 2021
雨の日にメールの配達から帰ってきた後で、風呂に入れてあげた pic.twitter.com/SaEWJymdT8
\5社合同/#雨を好きになる キャンペーン☔
— じゃがりこ【公式】 (@jagarico_cp) May 25, 2021
🌂応募方法
①このアカウントをフォロー
② #雨の日だからしたいこと のハッシュタグと雨の日だからしたいことをコメントして引用RT
③その場で結果が届く💌
🌂規約https://t.co/dQtdregG3i
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— ザ・プレミアム・モルツ (@PremiumMalts_jp) June 27, 2021
雨の日を楽しむ!#最高の時間 とは?
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[ちょっとした工夫]で梅雨を #最高の時間 に!
フォロー&RTで100名様に #プレモル が当たる!
さらに、あなたの「#最高の時間 のすごし方の写真」と一緒に
この投稿を引用RTすると当選確率が[2倍]に!
雨の日ならではの #最高の時間 を #みんなでつくろう!
ちくわアートチャレンジ!🐥🐶🌷
— ニッスイ フードパーク【ニッスイ公式】 (@nissuikoushiki) June 11, 2021
梅雨だからこそ、食卓を華やかに演出してみませんか?
「ちくわアレンジ(ひよこ・いぬ)」https://t.co/YbLwMgSm4g
「ちくわアレンジ(花)」https://t.co/vKpQYIl3bc
アートに限らずおすすめのアレンジあれば「 #ニッスイちくわ 」で投稿お願いします!😀 pic.twitter.com/rZPs0Axg2Z
「マイロ、おそとにいこうよ!」
— シルバニアファミリー【公式】 (@SylvanianJP) June 7, 2021
「うん、いいよ!」
メイプルネコの赤ちゃんアルフィとトイプードルの赤ちゃんマイロはお気に入りのレインコートを着て、園庭をお散歩することに。
ちょうどいい水たまりはないかな?雨が好きな生き物がいないかな?と探検しています。#シルバニアファミリー pic.twitter.com/m4o4jE0aod
このように、ポジティブなキーワードを使って投稿をしたり、反応を得やすい問いかけ形式でプレゼントキャンペーンを行ったりするのも、ユーザーとの良好なコミュニケーションに有効です。
キャンペーンは、ツールを活用するとより効率的に実施することができます。キャンペーン効率化ツール「ATELU」は、応募者の収集、抽選、当選メール配信、簡易レポートの作成までを自動化します。キャンペーンは定期的に行うと有効なので、あわせてツールの活用も検討してみてくださいね。
梅雨がひと月以上も続くなど、何かと雨の日が多い日本ですが、雨に関する言葉を活用したり、雨の日だからこその内容を投稿したりすることで、雨の日の投稿バリエーションを広げることができます。
また、憂鬱な気分になりがちな雨の日をコンテンツで楽しいものにできれば、ユーザーとの距離もそれだけ縮まります。
投稿にはトレンドのワードをうまく活用すると、ユーザーの興味を引きやすくなります。自社に合うトレンドを見つけたい、SNSのトレンドをもっと知りたいという場合は、前年のトレンド入り実績を確認できる「コムニコ マーケティングスイート」の導入も検討してみてくださいね。