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話題の「Substack(サブスタック)」とは?機能・特徴・アカウント開設方法まとめ

作成者: 吉澤 理奈|2026.06.17.01:00

Substack(サブスタック)とは?

すでにたくさんのSNSが存在する中で、後発のSNSでありながら、日本でもクリエイターを中心に利用が広がり、存在感を表し始めているSubstack。どのようなSNSなのか、その概要や特徴をご紹介します。

プラットフォームの概要

Substackは、2017年に米国でニュースレター配信サービスとしてスタートしました。

その後さまざまな機能が追加され、2026年現在では、ニュースレターやブログ記事の投稿をメインに、ユーザー同士が交流できるチャット機能、音声の配信ができるポッドキャスト機能、X(Twitter)のように短いテキストを気軽に投稿できる機能、ライブ配信機能などを備えたプラットフォームとなっています。

なぜ注目されているのか?

注目されている理由の一つとして、X(Twitter)やInstagramなどのようにプラットフォームに組み込まれたアルゴリズムに影響されることなく、フォロワーや購読者に直接コンテンツを届けやすい仕組みが挙げられます。

コンテンツをアプリやWeb上だけでなく、メールでも受け取ることができるため、クリエイターにとってはフォロワーや購読者にきちんとコンテンツを届けられるプラットフォームとして、フォロワーや購読者にとっては興味を持っている人のコンテンツを逃すことなく受け取れるプラットフォームとして注目されています。

従来のブログやメルマガ(ニュースレター)との違い

従来のブログは記事を公開することが中心ですが、Substackは記事公開とメルマガ(ニュースレター)配信を一つのプラットフォームで行えます。また、Substackは有料サブスクリプションでコンテンツを販売することも可能です。

加えてSubstackは、すでにプラットフォームにいるユーザーから、メルマガ(ニュースレター)の読者を集めることができます。従来のメルマガは、自前のWebサイトをはじめ、何らかの方法で接点を持った人からメールアドレスを取得して配信する必要がありました。そうした方法に比べて、Substackは全ユーザーに向けて公開された無料のコンテンツから、フォローや購読、有料サブスクリプションにつなげるという段階的なアプローチもできます。

プラットフォームの特徴はnoteにも近いと言えますが、noteが記事単位で読まれる傾向があるのに対し、Substackはクリエイター単位で継続的に購読する利用スタイルが比較的強いとされています。

Substackの主な機能と特徴

■「記事(ニュースレター・ブログ)」機能

無料および有料の購読者に向けて、長文の記事コンテンツを作成することができます。記事には、テキストだけでなく、画像や動画、リンクなども挿入できます。購読者は、記事コンテンツに「Like(いいね)」で反応したり、コメントを付けて著者やほかの購読者と交流したり、「Restack(リポスト)」して自分のフォロワーに記事コンテンツを共有したりすることが可能です。


■「Note」機能

記事機能に比べて、X(Twitter)やThreadsなどのテキストSNSのように気軽に、日常や考えたことを投稿できる機能です。ここでもテキストだけでなく、画像や動画を添付することができます。また、NoteでもLikeやコメント、Restackといった反応を送ることができます。


■「フォロー」「購読」機能

「フォロー」と「購読」はどちらも好きなクリエイターの投稿を追える機能ですが、その適用範囲が少々異なります。

「フォロー」は、「Note」機能に投稿されたコンテンツのみをフォローする(自分のタイムラインに表示させる)機能。「購読」は、「Note」に投稿されたコンテンツに加えて、「記事(ニュースレター・ブログ)」機能で投稿されたコンテンツもフォローできる機能です。「購読」は、無料購読と有料購読があり、クリエイターが有料に設定した記事は有料購読者のみ閲覧することができます。

■「アップグレード」機能

「購読する」を押下して、無料の購読者になったあと、そのクリエイターが有料コンテンツを配信していれば、「アップグレード」ボタンが表示されます。アップグレードすると、そのクリエイターの有料購読(サブスクリプション)に登録でき、有料コンテンツを利用できるようになります。

■「Chat」機能

Substackの他のユーザーとやりとりできる機能です。Chatは2種類で、購読者であれば参加できる「すべて」と、1対1のやりとりができる「ダイレクトメッセージ」があります。「すべて」はグループチャットや掲示板のイメージで、クリエイターが参加資格を有料購読者のみとしていることもあります。


■「ポッドキャスト」機能(ブラウザ版のみ)

音声コンテンツを作成できる機能。Substackで作成したポッドキャストは、Spotifyなど他のポッドキャストアプリでも配信が可能です。コンテンツには、テキストも追加することができます。

■「Go Live(ライブ配信)」機能

Substackでは、無料購読者が10人いれば、リアルタイムのライブ配信も行うことができます。配信の手法は、動画による配信や音声のみの配信、他のクリエイターをゲストに迎えた共同配信などから選べるようになっています。

【画像付き】Substackの始め方・アカウント開設手順

この項では、スマホアプリを使ったSubstackのアカウント開設手順を具体的にご紹介します。

Step 1:アプリをインストールする

お手持ちのスマホがAndroidの場合はGoogle Playから、iPhoneの場合はApp Storeから「Substack」のアプリをインストールします。アプリを開き、メールアドレスで登録する場合は「無料で登録する」、Googleアカウントで登録する場合は「Googleで続行」を選択します。

Step 2:メールアドレスまたはGoogleアカウントを登録する

「無料で登録する」を選択した場合はメールアドレスを、「Googleで続行」を選択した場合はGoogleアカウントを登録します。

Step 3:プロフィールやユーザー名を設定する

「名前(アカウント名)」を入力し、「プロフィール写真」を設定します。企業やブランドのアカウントを開設したい場合は、「名前」の欄に企業名やブランド名を入力しましょう。「プロフィール写真」は、ここで設定しなくても問題なく進めます。

ユーザー名は、@の後に続く英数です。企業やブランドのアカウントを開設する場合は、企業名やブランド名に関連する文字列にするのがおすすめです。

Step 4:購読しているユーザーの投稿通知を設定する

クリエイターを「購読」すると、クリエイターが記事コンテンツを投稿したときやChatを開始したときに通知を受け取ることができます。受け取り方は、「メールとアプリ」「メールまたはアプリ」「メールのみ」の3パターンから選択できるため、自分自身のライフスタイルや希望に合った方法を考えましょう。

通知をアプリで受け取ることにした場合は、通知の送信を「許可」してください。

Step 5:電話番号を認証する

乗っ取りや不正防止のため、電話番号認証を行います。この段階ではスキップすることもできます。

Step 6:体験の詳細を設定する

Substackをすでに始めている知り合いを見つけたい場合は、連絡先をSubstackに共有しましょう。
次に、Substackを通して閲覧したいコンテンツの分野やクリエイターを選びます。ここで選んだクリエイターは、自動的に「(無料)購読」となります。

Step 7:タイムラインを確認してみよう

アカウント開設はこれで完了です。アカウントができたら、早速タイムラインを確認してみましょう。

画面上部に並ぶのは、購読しているクリエイターのアイコンです。アイコンをタップすると、直接クリエイターの記事ポストが並ぶ画面に遷移します。
画面下部は、フォローしているクリエイターのNoteや記事コンテンツの更新通知が表示されるタイムラインです。自身が投稿したNoteも、このタイムラインに表示されます。

企業のSubstack活用事例

海外では、すでにSubstackの企業活用が始まっています。実際の事例をご紹介します。

Tory Burch

米国のライフスタイルブランド「Tory Burch(トリーバーチ)」は、1956年に出版されたClaire McCardellの著書にちなんで名付けた「What Shall I Wear?」というアカウント名で、スタイルやファッション、文化、女性起業家に関するニュースレターを発信しています。

「ポスト」の欄には、ブランドの創設者であるトリー・バーチ自身のストーリー、ファッションやライフスタイルに関する著名人のコラム、ファッショントレンドの解説など、さまざまなテーマを深く掘り下げて書かれたニュースレターが1カ月に約1回のペースで投稿されています。

企業・マーケター視点で見るSubstackの活用ポイント

Substackの特徴やメリット・デメリットを踏まえたうえで、企業やマーケターがどのように活用できるのかを以下にまとめてみました。

フォロワーや購読者にコンテンツを届けやすい

Substackの特徴の一つは、フォロワーや購読者に直接コンテンツを届けやすい点です。
アルゴリズムが働いているSNSは、プラットフォームの仕様変更でリーチに変動が起きることもありますが、Substackでは情報がユーザーに届く構造そのものが比較的シンプルです。

熱量の高い「ファンコミュニティ」の形成

「購読」という明確な意思を持ってユーザーが参加する仕組みがあるため、関心度の高いユーザーが集まりやすいのも特徴です。ロイヤル顧客やコアな見込み客に対して専門的な知見やブランドストーリーを深く伝え、強いつながりをつくるのに向いていると考えられます。

Substackの留意点

一方で、Substackは現時点で日本語ユーザーに特化した表示設計にはなっていません。
そのため、タイムラインやおすすめ欄に英語のニュースレターや海外クリエイターの投稿が混在して表示される場合があります。結果として、日本国内のターゲットユーザーに対して「情報のノイズ」が発生しやすく、企業のブランドコンテンツが埋もれる可能性があります。

また、読者コミュニティを形成する必要があるため、一定の時間と継続的な発信コストは発生しやすいと言えます。

企業の活用アイデア

日本国内での目立ったSubstack活用はまだ見られていませんが、海外ではブランドのニュースレターや個人発信型のオウンドメディアとしての活用が進んでいます。

日本企業においても、

  • ブランドの裏側や開発ストーリーの発信

  • CEOや事業責任者による専門的なナレッジ発信

  • コアファン向けの限定コンテンツ提供

といった形で、「広く拡散するSNS」というよりも、「関係性を深めるためのクローズドな発信チャネル」としての活用が考えられます。

まとめ

Substackは、従来のSNSやブログ、メルマガとは異なる特色を持っていることから、企業やクリエイターが「読者と直接つながる」ために、これから新たに活用できるプラットフォームだと言えそうです。

Substackは拡散を狙うよりも、集めたフォロワーや購読者を大事にしながら強固な関係性を築いていくことに向いています。X(Twitter)やInstagram、TikTokといったオープンなSNSで広く認知を獲得し、そこからSubstackのアカウントにも興味を持ってもらって、深い関係値を築いていくという使い分けも有効なのではないでしょうか。

また、コムニコでは、SNSの運用代行や戦略設計のご提案、SNSのガイドライン整備などもサポートしています。「新しいSNSを運用したくてもリソースが足りない」「そもそも複数のSNSでどのように戦略を立てていいかわからない」など、SNSに関するお悩みがあれば、ぜひ株式会社コムニコまでお気軽にお問い合わせください。

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