Facebook、Twitter、LINE・・・・。新しくソーシャルメディアアカウントを増やそうと考えている方にとって、各ソーシャルメディアにはどれくらいのユーザー数がいて、実際にどれくらい活用されているのかを知るのは重要です。
なお、本記事のアップデート版を公開しました。最新情報を追っている方は以下の記事をごらんください。
そこで今回は、Facebook、Instagram、Twitter、LINE、Google+、LinkedIn、Pinterestのソーシャルメディアのユーザー数やアクティブ数などについての数値データをまとめました。
Facebook:世界で8億人以上が毎日使うソーシャルメディア
ソーシャルメディアの中でも圧倒的な存在感を持つFacebook。公式サイトで様々な数値を公開しています。
2014年12月時点の数字として、以下の数値が公開されています。
- 2014年12月時点での月間アクティブ利用者数(MAUs)は13億9,000万人
- デイリーアクティブユーザー:8億9,000万
- うち、モバイルからのデイリーアクティブユーザー:7億4,500万人
- モバイル端末からの月間アクティブユーザー:11億9,000万人
さらに、Socialbakersが2014年12月に発表したデータでは、企業はYouTubeで動画を公開するよりも、Facebookに動画を公開するほうが増えているとしています。YouTubeがFacebookに抜かれたのが11月でその差はわずかでしたが、12月はその差がさらに開くことになりました。企業にとっての動画の公開場所としてもFacebookはその存在感を示しています。
出典:Socialbakers:Facebook Video is Now Bigger Than YouTube for Brands
Facebookページを始めたいという方はFacebookページスタートアップガイドもダウンロード出来ますので、あわせてご覧ください。
Instagram:企業アカウント急増中の注目ソーシャルメディア
Facebookのサービスの1つであるInstagramは、以下の数値を公式に発表しています。
- 月間アクティブユーザー:3億人
- シェアされた写真:300億枚以上
- 1日にシェアされる写真:平均7,000万
Instagramを最もよく利用するユーザー層は16歳〜24歳で、全体の41%を占めています。
(参考:http://www.globalwebindex.net/blog/instagram-infographic)
今、一番人気のInstagramerは、女優のKim Kardashian で2,600万フォロワーです。
企業としての活用を取組みたい方はInstagramビギナーズガイドも併せてご覧ください!
LINE:日本国内登録者数が、5,800万人のLINE
日本では、圧倒的な人気を誇るLINE。Facebookページのファン数が数万人の企業で、LINE公式アカウントでは数百万人のフォロワーがいるアカウントもたくさんあります。
- 月間アクティブユーザー:1億8,100万人以上
- 上位3カ国(日本・台湾・タイ)の月間アクティブユーザー:9,200万人
- 国内登録者数:5,800万人
- 日本の人口の40%以上をカバー
- 日本国内のアクティブ率:63%
- LINE公式アカウント平均友だち数:520万人
この数値から見て日本では圧倒的なユーザー数、アクティブ率を誇ります。また年代、職業などに偏りがないのも特徴です。
LINEは、公式アカウントだけでなくLINE@ が全ユーザーに公開されるなどの動きもあり、大企業のみならず、中小企業も活用できるプラットフォームとして成長しそうです。LINEの公式アカウントで出来ることや事例はLINEビギナーズガイドをご覧ください。
Twitter:ゆるくつながるならTwitter
Facebookと並んで存在感を示すTwitterは、以下のような数値を公式に発表しています。公式サイトではTwitterの本社社員が週に消費するゆで卵の数も公開されているので、豆知識として知りたい方はチェックしてみてください。
- 月間アクティブユーザー:2億8,800万人
- モバイルユーザー:アクティブユーザーの8割
- 1日のツイート総数:5億ツイート
- Vineのユーザー数:4,000万人
Vineのユーザー数も着々と増えていますね。Twitterのモバイルアプリからは、そのままダイレクトに動画をアップする機能も加わりました。
Twitterが最も使われているエリアは、アジア太平洋地域であり、グローバルで見るとFacebookよりもユーザー数が少ないですが、日本ではTwitterは存在感があります。企業の活用事例を知りたいという方はTwitterの企業活用法も参考になるでしょう。
Google+:日常的な利用と結びつくGoogle+アカウント
Google+が公式に公開しているアクティブユーザー数は、2013年10月にブログで発表した数値になります。
公式データでは以下のようになります。
- 月間アクティブユーザー:3億人
検索、Gmail、YouTubeなどのGoogleのサービスを利用するにあたって、Google+アカウントでのログインが求められるため、日常的にログインしているユーザーが多くなっています。またGoogle+ページの情報は、Google検索の結果に優先的に表示されることがあるため、SEO対策としても重要視されています。
LinkedIn:海外でビジネスするなら必須ツールに
プロフェッショナルネットワークのLinkedInは、グローバルでは着々とユーザー数を増やし、特に米国ではビジネスパーソンにとって必須のソーシャルメディアとして活用されています。LinkedInでは以下の数値を公式に発表しています。
- 登録ユーザー:3億4,700万人以上
- 米国ユーザー:1億1,100万人以上
- 日本ユーザー:100万人以上
Pinterest:日本語対応もされて、いよいよ!
画像共有サイトのPinterestは日本語化が進み、いよいよ日本でも盛り上がるか?と言われています。公式にユーザー数などを発表していないので、以下のインフォグラフィックから読み取れる数字をまとめてみました。
globalwebindex.net/blog/profiling-pinterest-users
- 登録ユーザー:7,000万人
- うち女性ユーザー:56%
- ピンされた画像数:300億
Pinterestは企業アカウントを登録できる上、Eコマースとの連動が注目されています。Pinterestビギナーズガイドにも出来るだけ最新の情報を盛り込んでいるので、参考にしてください。
まとめ:それぞれのソーシャルメディアの特性を意識して使おう
さて、今回はソーシャルメディアの数値をまとめてみました。どのソーシャルメディアもそれぞれ特性があります。2015年度はInstagramやPinterestを始める企業も多そうです。
また、どのソーシャルメディアでも動画の重要性が高まっており、気軽に見られる動画作りにも注目が集まるでしょう。

株式会社深谷歩事務所代表取締役。ソーシャルメディアやブロクを活用したコンテンツマーケティング支援を行う。Webメディア、雑誌の執筆に加え、講演活動、動画制作も行う。またフェレット用品を扱うオンラインショップ「Ferretoys」も運営。
著書
『自社のブランド力を上げる! オウンドメディア制作・運用ガイド』(翔泳社)
『小さなお店のLINE@集客・販促ガイド』(翔泳社)
『SNS活用→集客のオキテ』(ソシム)
『小さな会社のFacebookページ制作・運用ガイド』(翔泳社)
『小さな会社のFacebookページ集客・販促ガイド』(翔泳社)