SNS運用のヒントが見つかるメディア We Love Social|株式会社コムニコ

100万再生を生む投稿は何が違うのか?MiiLaboコンテンツ設計の裏側

作成者: 吉澤 理奈|2026.07.30.08:00

株式会社ライスカレーLSとは

株式会社ライスカレーLSは、アパレルやエンターテイメント、化粧品、電化製品、商業施設、交通サービスなど、生活に深く関わるライフスタイル分野に特化したSNSマーケティング支援を行っている会社です。

さまざまな企業の支援を行ってきたノウハウやインフルエンサー活用のノウハウを生かして、Instagram上で、美容情報メディア MiiLabo(ミーラボ)」や住まい系メディア「Simplehome(シンプルホーム)」 を運営しています。MiiLaboやSimplehomeでは企業からのPR案件も受託しており、運営ならではの期のさや価格の安さが強みです。また、さまざまなご要望に対して、柔軟応を行っています

2026年3月、株式会社コムニコの親会社でもあるラバブルマーケティンググループの子会社となり、コムニコとはグループ会社の関係になりました。同じくSNSマーケティング支援を行うコムニコの強みとも掛け合わせ、より強固なSNSマーケティング支援を実現していきます。

「MiiLabo」はどんなメディア?

MiiLaboは、株式会社ライスカレーLSが運営するInstagram上の美容情報メディアです。
フォロワー数は18.1万人(7月9日時点)で、美容好きな20代後半~30代前半の女性が中心となっています。

Instagramには数多くの美容系メディアがありますが、MiiLaboはスキンケアをメインとした投稿を行うことで差別化を図っており、複数の投稿が100万再生されるなど、美容好きからの信頼を得ています。
、ベースメイクや便利な美容グッズに関する投稿も得意としています。直近では、「外出先で肌を濡らさずに剃れる便利なカミソリ」の投稿が約2週間で50万再生を超えるなど、こちらもしっかりと成果が出ています。

意識しているのは、スキンケアやベースメイク、バズ美容グッズに興味を持つユーザーに、「MiiLaboを見ておけば間違いない」と思ってもらえるメディアづくり。また、そうしたコンテンツを積み重ねていくことで、フォロワーには「自分で調べなくても、いろいろな商品を試して比較してきたMiiLaboだから情報に信頼性がある」と思ってもらえていることを感じています。

 

ユーザーに“選ばれる投稿”がますます重要に

現在Instagramのアルゴリズムは、フォロー外のユーザーへの表示を重視しており、ユーザーの興味関心に応じた投稿が、よりおすすめ表示されやすくなっています。

つまり、フォロワーに向けた投稿だけでなく、フォロー外のユーザーにも届くことを意識した投稿を行い、そうしたユーザーの反応を促すことが重視されるようになっているのです。従来のように、キャンペーンなどでフォロワーを集め、フォロワーに向けて“企業が伝えたいことを伝える”のではなく、“ユーザーが見たいと思うコンテンツ設計を行う”ことが必要になっています。


ユーザーが見たいと思うコンテンツを設計するには、ユーザー起点で考えることが重要です。

企業アカウントでは、商品の特徴やキャンペーンについて発信することがほとんどだと思いますが、本来ユーザーが知りたいと思っていることは、「自分に合う商品は何なのか」「どんなときにその商品が使えるのか」「自分の悩みをその商品で解決できるのか」「実際に使ってみた人の感想」など。企業が発信している内容と、ユーザーが知りたいと思っている内容のギャップが大きくなればなるほど、投稿への反応は得られにくくなってしまいます。

「MiiLabo」のコンテンツ企画の立て方

ユーザーは、商品の使用イメージが湧く投稿に価値を感じ、それが購入にもつながります。
可愛い、おしゃれといったビジュアル訴求の商品であれば、商品のビジュアルをメインとした投稿で良い場合もありますが、機能性が売りの商品であれば、ただ商品の性能を伝えるのではなく、ユーザー自身が使っているシーンをいかに想像させるかが大きな鍵となります。

そうしたコンテンツを企画する際にポイントとなるのは、「その商品を、どんな人がどんなタイミングで欲しいと思うのか」を考えること。

日焼け止め商品の紹介をするのであれば、ユーザーが「今日は暑くて日焼けしそう」と感じそうな日や、「今日は日焼けしちゃったな」と思っていそうな日の夜など、「今欲しい」「今日使いたかったな」と感じてもらえるタイミングで投稿します。
また、ヘアケア商品の紹介であれば、「雨の日の髪の悩みにはこれ」といった形で、具体的な使用シーンをイメージできる切り口を考えます。その際、投稿タイミングは必ず雨の日に合わせます。

このように、企画の切り口を商品ではなく、商品を使う瞬間や場面にすることで、ユーザーの受け取り方を大きく変え、自然と伸びる投稿にすることができます。

企画を考えたときに、チェックしたいポイントは以下の3つです。

  1. 今欲しいと思えるか(季節・天気・トレンドに合っているか)
  2. 自分ごととして想像できるか(冒頭に悩みやあるあるを投げかけ、「わかる」と思ってもらえる内容になっているか)
  3. 自然に保存・シェアしたくなるか(誰かに教えたくなる、後で見返したくなる、共有したくなるか)

100万再生を生んだ投稿の成功ポイントとは

100万再生の成功ポイントはズバリ、商品ではなくユーザーを起点にして企画していることです。

まず、「この商品はユーザーのどのような悩みを解決できるのか」を起点に考え、どれほどユーザーに共感してもらえるか、いいと思ってもらえるかという視点で企画を立てていきます。次に、その商品の利用シーン、どのような場面で使いたくなるのかを考え、普段の投稿になじむ自然な見せ方を考えます。普段の投稿と同じようなビジュアルにすることで、違和感や宣伝色をできるだけなくせるようにします。最後に、商品の魅力を添えるといった流れです。


実際に100万再生を超えた投稿の事例をご紹介します。

「ヘアアイロン」の投稿は、再生130万を超え、いいねや保存も万を記録しました。390円という価格のインパクトは前提としてありながらも、「旅行・ライブで持ち運べる」という利用シーンの紹介がユーザーの悩みやニーズにうまくヒットし、大きな反響になったと考えられます。

「ほっとイヤリング」の投稿は、再生236万と、大バズしました。見た目にインパクトのある商品であるため、動画の冒頭で「なにこれ!?」という疑問を投げかけることで、ユーザーにも「何だろう」と思わせて、動画視聴から離脱されにくい構成しています。いきなり商品の説明をするのではなく、見た目からフックをつくり、何か気になる、試してみたいと思ってもらえたことが成果につながったと考えています。

一方で、「冷感パック」の投稿は、失敗事例として挙げています。
商品そのものは夏に活躍しそうな良い効能を持った商品ですが、投稿時期が4月で、まだまだ長袖が必要な日も多い季節であったため、ユーザーのニーズと合わなかったと考えられます。まったく同じ内容の投稿であっても、真夏に投稿すれば異なる成果が得られると考えられます。

実際に、全く同じ内容の投稿であるにもかかわらず、投稿タイミングを変えただけで反応が伸びた投稿もあります。ベストな投稿タイミングは、ユーザーの需要が最も高まるタイミングです。投稿の内容が悪くないのであれば、時期を改めて見定めて、投稿しなおすのも一つの手です。

 

「MiiLabo」で商品を発信するメリット

MiiLaboは情報メディアであり、企業の公式アカウントとは、ユーザーの受け取り方が異なります。
どちらが良い悪いというのではなく、発信の得意分野が異なるといったイメージです。

企業公式アカウントが発信する自社商品の知識には、高い信頼性があります。一方で、宣伝や企業都合の発信であるというイメージを持たれやすいという側面もあります。ユーザーは、商品の魅力が理解できたら、次は実際にその商品が自分に合うのか、実際の使い心地はどうなのかを知りたくなります。そのためには、企業視点ではなく、自分と同じくいちユーザー視点の情報を参考にしたいと思うわけです。

それに対して、情報メディアであるMiiLaboは、自身もいちユーザーである編集部が、ブランドを問わずにいろいろな商品を比較し、その中でも本当に良いと思った商品を紹介しています。ユーザーにとっては、いちユーザー視点の商品情報が見られる場であり、それが興味喚起や購買の決定打にもなりえます。また、企業にとっては自社の公式アカウントをフォローしていないユーザーにも、自社商品の情報を届けることができ、認知拡大にもつながります。

PR投稿の違和感をなくすには?

MiiLaboでも、企業から依頼を受けたPR投稿を行っていますが、PR投稿でも通常の投稿と同じように成果を出すには、通常投稿になじむ投稿を制作することがポイントだと考えています。そうすることで、自然に見てもらいやすく、リアクションや購買にも自然な形でつなげることができます。

そのために意識しているのは、商品の表現や伝え方はできるだけMiiLabo編集部に任せていただき、投稿に盛り込まなければならない必須ワードや必須シーンは最小限に抑えさせていただくこと。必須のワードやシーンが多すぎると、広告色の強い投稿になってしまい、PR投稿に見慣れているユーザーにはすぐに気付かれ、見ずに飛ばされてしまいます。あくまでも、ユーザーが知りたい情報を提供しているというスタンスで投稿することで、投稿を最後まで見てもらうことができるようになります。

また、商品にはプロモーションしたいタイミングがあるかとは思いますが、できるだけユーザーが欲しい、知りたいと思うタイミングで投稿することも重要で、それは反響の大きさに直結します。自社で投稿を行う場合はもちろん、メディアやインフルエンサーにPR投稿を依頼する際にも、ぜひ覚えておいてください。

ちなみに、通常の投稿と異なるジャンルの商品を紹介する場合にも、できるだけ違和感をなくす工夫をすることが重要です。たとえば、「編集部の○○おすすめ何選」といった複数商品を紹介する投稿の一つに入れ込む、いつもの投稿ジャンルとの親和性を見つけ、そこを切り口に訴求するといったことが挙げられます。

まとめ:ユーザー起点でコンテンツ設計しよう

MiiLaboの投稿を例に、現在のInstagramでは、ユーザー起点のコンテンツ設計が非常に重要であることがわかりました。実際に100万再生を超えた投稿も、ユーザーのニーズや悩み、ユーザーが必要とするタイミングなど、ユーザー起点で設計したことが成果につながっています。

企業の公式アカウントの運用に役立つ内容も多くありましたが、企業アカウントではなくメディアだからこそ訴求できることもあります。美容や暮らしの領域で、Instagramメディアを使って商品やサービスの投稿をたいといった場合には、コムニコにご相談ください。コムニコとライスカレーLSの2社の強みを生かしたコンテンツ展開をご提案いたします。

そのほか、SNS運用代行支援やインフルエンサー活用のご相談など、SNSマーケティングに関することであれば、大手企業を中心に3,000件以上(2026年3月時点)の支援実績があるコムニコにお気軽にご相談ください。豊富なノウハウを生かして、戦略策定からアカウント開設、運用、効果検証まで、最適なサービスをご提供いたします。

>>コムニコのSNS運用支援サービス資料をダウンロード
>>Instagramメディア掲載サービスの資料をダウンロード