「いい推しの日」とは、11月4日の日付を「いい(11)推し(04)」と読む語呂合わせから制定された記念日です。
岐阜県中津川市付知町でまちづくり企画やゲストハウスの運営を手がける「株式会社ゴシンボク」が制定。アニメやアイドルが好きな人たちが、一番好き、一番応援している相手(推し)について語り合う日としています。
「いい推しの日」は、毎年SNSのトレンド上位に入っています。
SNS管理ツール「コムニコ マーケティングスイート」では、X(Twitter)の1時間ごとのトレンドを集計しており、2025年の記念日当日(11月4日)は、「#いい推しの日」が23回トレンド入り。1日中盛り上がったキーワードであることがわかります。
多くの企業が「いい推しの日」にさまざまな切り口の投稿を行い、毎年盛り上がりを見せています。
自社の商品・サービスやブランドらしさと「いい推しの日」をどう掛け合わせるか、企業事例を参考に考えてみてください。
すき家は、「推しとすき家に行ける画像」を配布。投稿のインプレッション数は2億回を突破し、リプライ欄にはユーザーが自分の「推し」と画像を組み合わせた投稿が多数寄せられ、盛り上がりを見せました。
ユーザーが二次利用したくなる素材を用意することで、企業発信をきっかけにユーザー参加型のコミュニケーションへ広げています。
ブルーシールは、「推しにクレープをあげる画像」を配布。
自分の「推し」と組み合わせて楽しめる素材を用意することで、ユーザーが投稿に参加しやすい仕掛けを作っています。
バイオハザードでは、「推しうちわ素材」を投稿。自社のコンテンツを推し活アイテムに取り入れています。
このように、自社のコンテンツやキャラクターを、推し活で使える形にアレンジするのも一つの方法です。
キッコーマン豆乳では、推し活のアイテムとしても使われるトレーディングカードをモチーフにした素材を投稿。
商品に合わせて4色で展開し、「○○味で○○色も出してほしい!」といったコメントも寄せられています。
複数のカラーや種類を用意して「自分の推しにあったものを選べる」ようにすることで、ユーザーが自分ごと化しやすい投稿にしている点も参考になります。
リプトンでは「作ってみたい『推しティーレシピ』」をユーザーに問いかけています。
商品を使ったレシピを「推し」という切り口で表現することで、ユーザーが気軽にコメントできる投稿にしています。
Spotify Japanでは、「推しの楽曲/推しアルバム」をユーザーに質問。
普段からサービスを利用しているユーザーが、自分の好きな楽曲について語れる内容になっています。
ディズニープラスでは、推しのイメージカラーを問いかける投稿を実施。
コメント欄には指定された絵文字が並び、ユーザーが積極的に参加している様子が見られます。
「あなたの推しは?」と問いかけるだけでも、ユーザーとのコミュニケーションを生み出すことができ、自社の商品・サービスに関連する質問を設定すれば、ユーザーの好みやニーズを知るきっかけにもなっている事例です。
マルちゃんでは、「このアカウントを推してくださる方は、押していただいてもいいですか」と、ハートの画像とともに投稿。
いい推しの日に合わせて、ユーザーに自社アカウントを「推してもらう」ユニークな投稿です。
日本のミッフィー情報サイトでも、「あなたの“すき”のなかにミッフィーもいますように」と投稿。
「いい推しの日」に合わせて、ファンとの接点をつくっています。
紀文は元気よく「弊社推してください」と呼びかけ、同日に発売する「ちくわクッション」も紹介しました。
企業側から「自社の商品・キャラクター・アカウントを推してほしい」とストレートに呼びかけることで、親しみやすいコミュニケーションにつながっている事例です。
ファミリーマートでは、ストーンデコのトレースに使える画像を紹介。推し活に使えるグッズを店内のマルチコピー機から印刷できることを紹介し、「使ってみたい!」などのコメントが寄せられています。
帝国ホテルでは、12色のカラーバリエーションがある飴細工を紹介。
推しのイメージカラーに合わせて色を選べることから、推し活にも活用できる商品として発信しています。
このように、既存の商品・サービスでも「推し活」という新しい利用シーンを提示することで、普段とは異なる切り口で魅力を伝えることができます。
ここからは、「いい推しの日」に合わせてSNSキャンペーンを実施した企業事例をご紹介します。
眼鏡市場では、フォロー&リポストした人の中から抽選で「眼鏡市場ギフトカード」が当たるキャンペーンを実施。
いい推しの日に合わせて、「メガネをかけている推しの名前」をコメントすると当選率が2倍になるというユニークな仕掛けになっています。
記念日に合わせたお題を設定することで、キャンペーン参加と「推し」について語る行動を組み合わせています。
ネピアでは、フォロー&リポストするとその場で「鼻セレブ限定白うさぎセット」が当たるキャンペーンを実施。
「白うさぎ推しの皆さん集合!」とし、ターゲットに刺さるプレゼントを用意しています。
木村屋では、フォロー&引用リポストで推しパンをプレゼントするキャンペーンを実施。
いい推しの日に合わせて、好きなパンを選んでコメントしてもらう仕組みです。
「キャンペーンを実施したいけど、何から手をつけたらいいのかわからない」という方に向けて、SNSキャンペーン効率化ツールをご紹介します。
SNSキャンペーン効率化ツール「ATELU」
「ATELU」は、キャンペーンを実施するにあたって「当選者選びに時間がかかっている」「懸賞botを外したい」「当選連絡メッセージやギフトコードを自動で一斉に配信したい」などのお悩みを抱えている方に便利なツールです。
「ATELU」はX(Twitter)、Instagram、TikTokに対応しており、さまざまなキャンペーンを実施することが可能です。
単発で利用することもできるため、今回ご紹介した「いい推しの日」などSNS上で話題になる記念日に合わせたキャンペーン開催にもおすすめです。
- X(Twitter)事後抽選キャンペーン
応募期間終了後に抽選を行い、当選通知のダイレクトメッセージを予約送信します。- Instagramキャンペーン
コメント書き込みキャンペーンやハッシュタグ投稿キャンペーン、フォトコンテストなどで幅広くご利用いただけます。- TikTokキャンペーン
TikTokのコメント書き込みキャンペーンにご利用いただけます。指定の投稿へのコメントを応募として収集します。
ここでは、「いい推しの日」のSNS投稿に活用しやすいアイデアを5つ紹介します。
「推し活」を自社の商品・サービスと掛け合わせ、ユーザーが「自分の推しについて語りたい」「推しと一緒に楽しみたい」と思える仕掛けをつくることがポイントです。企業からの一方的な宣伝にならないよう、ユーザーが参加したり、投稿を二次利用したりできる余白を意識しましょう。
すき家やブルーシールの事例のように、自社の商品・サービスを活かした画像や透過素材を配布する方法です。
ユーザーが自分の「推し」と組み合わせたり、画像を加工したりして楽しめる素材を用意することで、投稿への参加や二次利用を促すことができます。商品をそのまま紹介するのではなく、ユーザーが自由に使える余白をつくることがポイントです。
「あなたの推しは?」と問いかけるだけでなく、自社商品をラインナップした中から「推し」を選んでもらったり、歴代商品の中からお気に入りを聞いたりするのもおすすめです。
コメントや引用リポストで回答してもらうことで、ユーザーとのコミュニケーションにつながります。また、回答内容からユーザーがどの商品やコンテンツに関心を持っているのかを知るきっかけにもなります。
「いい推しの日」だからこそ、推してもらいたい自社キャラクターやコンテンツを紹介するのもおすすめです。
普段とは少し違った視点でキャラクターの魅力を紹介したり、「このキャラクターを推してください」とユーザーに呼びかけたりすることで、自社コンテンツを知ってもらうきっかけにもなります。
推し活に使える自社の商品やサービスがあれば、「いい推しの日」に合わせて紹介するのもよいでしょう。
例えば、推し活グッズのデコレーション、コンサートの遠征時に活用できる商品を紹介することで「推し活」という文脈から自社商品を訴求できます。通常の商品紹介とは異なる切り口をつくれる点もメリットです。
推し活と親和性の高い「推しカラー」を、自社の商品やサービスと掛け合わせる方法もあります。
例えば、複数のカラーバリエーションがある商品を紹介したり、「あなたの推しカラーは?」と問いかけたりすることで、ユーザーが自分の「推し」と関連付けて楽しめる投稿にできます。
11月4日の「いい推しの日」は、SNS上で「推し」について語ったり、好きなものを共有したりするきっかけとなる記念日です。毎年SNS上でも大きな盛り上がりを見せています。
今回紹介した企業事例では、推しと一緒に楽しめる画像・素材を配布したり、ユーザーの「推し」を聞いたり、自社の商品やキャラクターを「推し」として紹介したりと、さまざまな方法で「いい推しの日」を活用しています。
単に話題に乗るだけでなく、「推し活」と自社の商品・サービスやブランドをどのようにつなげるかを考えることがポイントです。また、ユーザーがコメントしたり、画像を使ったり、自分の「推し」について語ったりできる仕掛けを取り入れることで、企業からの一方的な情報発信ではなく、ユーザーとのコミュニケーションにつなげることもできます。
企業の事例を参考に、自社ならではのSNS投稿やキャンペーンを企画してみてはいかがでしょうか。
SNS運用にお困りのことがございましたら、コムニコまでお気軽にお問い合わせください。アカウント全体の戦略策定から、日々の投稿企画・作成までご支援しています。