前回「2008年を振り返ってみる(1)」に引き続き2008年の振り返り。
2008年の後半は、社長退任・退職→無職→新会社設立とそれなりにいろんな事があった。
【2008年後半のまとめ】
@社長退任・退職
他業界の方々と広く付き合っていたお陰で、いろんな方に相談する事が出来たのが、有り難かった。こういう話はやはり同業者には話しずらい。多くの方に親身にアドバイスをいただき、応援していただいたお陰で、正しい結論を出せたと思っている。本当にありがたかった。
(なお、ボクが「他にやりたい事が出来てやめた」説があったようだけど、それはデタラメ。そもそも大株主でない経営者が勝手に任期中に辞めることはできないし、何よりもいったん引き受けた責任を自ら放棄するような無責任なマネは、経営者として絶対にしてはいけないことだと思っている)
@無職時代
と言ってもひと月ちょっとだけど。9月末に退任し、10月はのんびりと本を読んだり、漫画喫茶に籠ったり(笑)
あと、ある方のアドバイスで、業界に関わらず、多くの経営者にお会いして、お話を伺った。完全にフラットに今後の自分を考えることが出来たし、世の中いろんなところにビジネスのタネはあると実感した。また、いくつかの会社からはお誘いもいただいて、ありがたかった。
特に印象に残っているのが、あるベンチャーキャピタルの社長(40歳台後半)の「僕の人生は常に有事。まだあと3回位は失敗出来ると思っている」という言葉にはびっくり。この業界のベンチャー企業経営者としては決して若い方ではないボクだけど、まだまだこれからだという元気をもらった。
@コムニコ設立
様々な業界のお話を伺っていろんな可能性を考えたものの、最終的にはやり残したことをやりきりたいと考えて、新会社設立を決断。
信頼できる心強いメンバーも集まってくれた。このご時世にも関わらず、外部から出資と役員の派遣も戴けることになった。知人の紹介で、好条件で素敵なオフィスを借りることが出来た。
幸運続きの中、短い期間で会社設立・営業開始にこぎ着けることができた。
どの出来事をとっても「感謝」の一言だ。本当にボクはラッキーだったと思う。結局「情」とか「恩」とか「義理」とか「信頼」とかそういう人間的な部分が大切だと実感した2008年後半。
2009年はきっちりと結果を出す年にしたい。