暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。アカウントマネージャーの中野です。コムニコでは、SNSマーケティングに関する無料セミナーを定期的に行っています。今回は、産業能率大学の村山 滋さまと、芝浦工業大学の羽田 朋弘さまをゲストに、「産業能率大、芝浦工業大に聞く、SNS時代の学校広報のあり方とは?」をテーマに開催しました。
今回のセミナー内容は?
今回のセミナーでは、大学のSNSアカウントを運営するお二方に、下記の内容についてお話していただきました。
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Q1.運営体制はどうしてる?
Q2.ネタ集めの方法は?
Q3.炎上が起こった時の対策は?
Q4.SNSとWEBサイトの違いは? ← Pick Up!
Q5.SNSの「成果」はどこに置いている?
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大学関係者の方は、一度はこのようなお悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。ここでは「Q4.SNSとWEBサイトの違いは?」で話題に上がった中から、両大学に共通する「SNSを運用する際に意識していること」をご紹介したいと思います!
SNSは、大学を知ってもらうきっかけを生む
興味のない大学について、WEBでわざわざ「●●大学」と検索する人はどんどん少なくなってきています。そんな中、特に若年層のユーザーが多く日常生活に溶け込んでいるTwitterは、自分の大学を知ってもらうきっかけ作りとして有効的です。産業能率大学の村山様は、大学に関連するコンテンツの発信だけでなく、日々投稿のネタにできるものはないかアンテナを張っているそうです。例えば、下記の様なツイート。
先週から #自由が丘 駅の周辺に黄色いフラッグが掲げられています。そこには「自由が丘駅 88TH ANNIVERSARY」の文字が。実は今年の10月で自由が丘駅は88周年を迎えます。人間で言えば米寿に当たります。おめでとうございます。(写真が暗くてすみません。) pic.twitter.com/ISgp2aF2oi
— 産業能率大学 (@sanno_univ) 2017年7月20日
「自由が丘駅が88周年」というのは一見、大学とは無関係なツイートですが、ユーザーに気づきを与える内容となっています。また、直接的ではないですが、産業能率大学って自由が丘にあるんだ、といった認識を持ってもらうきっかけにもなります。このように「このアカウントは役に立ちそう、面白そう!」と思ってもらえる投稿を地道に続けることで、興味を持ってもらい、それが大学を知ってもらうきっかけになるのです。
とはいえ、いきなりリアルタイムの発見から投稿していく、というのは意外と骨が折れるもの。まずはどのような話題がユーザーの興味を引くのか、しっかりと準備することも大切です。投稿ネタを探す足掛かりとして、コンテンツカレンダーを利用してみてください!
伝える、ではなく、伝わる
また、セミナーを受講していてもう一つ勉強になったことは、情報は「伝える」ではなく「伝わる」ということ。運営担当がつい見落としがちになってしまうのは、ユーザー目線でのコンテンツの作成。日々、コンテンツを作成していると「発信したいことをどうやって伝えられるか」という自社目線での発信になりがちです。けれど、ユーザーは何かしらの期待を持ってアカウントをフォローしています。村山さまも、羽田さまも「自校のアカウントをフォローしている人は、どんな期待をしているのか・どんな情報を求めているのか」ということを常に意識し、ユーザー目線での情報発信を心掛けることが重要な運用のポイントだと述べられていました。
こちらは、過去のセミナーをもとにまとめたTwitter運営の10ヶ条です。Twitterを運用している方はぜひご覧ください。
まとめ・参考情報
いかがでしたでしょうか。当日は、大学関係者を中心に約20名ほどの方にお越しいただきました。ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
コムニコでは、SNSマーケティングに関する無料セミナーを定期的に開催しています。実際にSNSの運営担当者をゲストにお呼びしているので、自社のアカウント運営に役立つヒントが見つかります。企業のSNSご担当者さまはぜひお気軽にお越しいただければと思います。
それでは、次回のセミナーもお楽しみに!
*** 参考情報 ***
産業能率大学 公式ソーシャルメディアアカウント
大学に関する最新のニュースやイベント、日常の出来事を、Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeの5つの公式アカウントで発信。Instagramは、受験生向けと一般向けの2アカウントを使い分けています。公式アカウントの一覧は、こちらからご覧ください。
芝浦工業大学 公式ソーシャルメディアアカウント
芝浦工業大学の「今」を、Facebook、Twitter、YouTube、LINEを通してタイムリーに情報発信。Twitterは、企画広報課が運営する公式アカウントの他、キャリアサポート課、アドミッションオフィスの公式アカウントを運営しています。公式アカウントの一覧は、こちらからご覧ください。