こんにちは!19卒の小森です。
大人たちはLEGO®を使って何をしていたのか...!?
noteでもブログ記事を公開していますが、at comnicoではメンバーの作品と感想を中心にご紹介していきます↓↓
第3回SDGsワークショップ
3回目は2回目と同じメンバー(役員、マネージャー及び希望参加者の計30名)が参加し、“SDGsを意識した未来の「自分」と「会社のありたい姿」についてのイメージを可視化する”ことを目的に実施。
今回は、弊社SDGsアドバイザーの眞鍋和博先生に加えて、「LEGO® SERIOUS PLAY®」認定ファシリテーターである下田先生にもご指導いただきました。
字面の強さでお察しかと思いますが、LEGO®を使っていても遊びではありません...!
▼LEGO® SERIOUS PLAY®とは
LEGO®を用いて右脳を活性化させるワークショップ。複雑な課題に対して、チームでしっかり考える必要がある状況にむいていて、意外な自分の思い・思考にたどり着くことができるそうです。
(実際の進め方)
今回でいうと、分かるようでわからない「SDGs」という概念について一人ひとりの「こう考える」を表現・共有するのが目的で、ブランディングの見直しや個人の将来像を考えるときにも役立つのだとか。
手は脳よりも多くを知っているということで、何も考えずに組み立てても問題なし!ただ、普段使わない手先を酷使するので、ハードファン(楽しい疲れ)に備えることが必要とのことでした。
(前回に続きコロナ対策もバッチリです。)
さっそくウォーミングアップ!
LEGO®に触れるのは何年振りか分かりません。...幼少期の柔軟さを失った私に組み立てれるのか...!!?と恐る恐るウォーミングアップ。ファシリテーターからいただいたお題は3つ。
①タワーを作る
②○○をしているときの私
③悪夢のようなアルバイト
余談ですが、このような問いは毎回参加者にあわせてファシリテーターが考えるそうです。今回SDGs勉強会で何度もお世話になっている眞鍋先生から下田先生に「LMGは議論時の雰囲気がよいので、ネガティブな質問でもよいのではないか」との助言があったそう。
LMGメンバーの良い雰囲気が先生に伝わっていることを感じ、うれしく思いました。
私が所属するAチームは
関西オフィス 守屋
プロダクトデザインチーム 椙浦
プランニングチーム 黒井
と年齢も部署もバラバラでした!
...ところでみなさんは社長の隣でLEGO®を組み立てたご経験はありますか?私は初めてでした(笑)
▼ウォーミングアップの作品紹介
①タワーを作る
私は既存のタワーのイメージと三角形が好きなので、それを組み合わせて紹介しました。黒井はモノクロとカラフルの2つのタワーを作るなど、問いに捉われないクリエイティブな面を発揮。表現方法がひとつでないことを再認識しました。
(手前のタワーが小森作、一番奥のモノクロタワーが黒井作)
~他チームの様子~
②○○をしているときの私
こちらは同じ形になるように組み立てて、それぞれの色や形の説明をしました。
椙浦はプロダクトのプランニングをしている様子
林は社長として大変だといわれるけどそうでもない様子
と説明。同じ形でも想像することが異なっていて面白かったです。
下田先生からのお題!
たっぷりウォーミングアップをしたあとは、本題。こちらは3つの題に対し、10分で作成、10分で共有という流れで行いました。
▼ワーク①個人(私)にとってSDGsに取り組むことの価値とは?
黒井は矢印や黒棒を使用して将来にむかう様子を表現。先(左)の世代になるにつれてカラフルになっている様子は、豊かで楽しい暮らしになることを表している。
「将来子どもや孫が自分たちよりも豊かに楽しく過ごせるようにすることが、自分にとって今SDGsに取り組む価値だ。」と語りました。
▼ワーク②私の会社にとってSDGsに取る組むことの価値とは?
林はLEGO®で数式を表現。
個人の意思×会社の仕組み=(より良いものになる)
「SDGsにむけて考えてはいるけれど、実際に実行するのは難しい。そういった人たちが会社の仕組みを使えれば、より良い行動が起こせるのではないか、それが会社にとってSDGsに取り組む価値なのではないか。」と、なんとも社長らしい視点から発表していました。
(個人×会社=)
▼ワーク③SDGsに取り組むことで、実現したい自社の未来像は?
5年後の話をするメンバーもいれば、10年後を見据えたメンバーもいました。可視化して共有することで、ほかのメンバーが何を目指しているのか、どのような行動を起こしたいのかが明確に。

ワーク④各チームで「ワーク③作品」を組み合わせてランドスケープを作ってみよう!
それぞれの作品の置き場所を時系列や関係性で決めました。ランドスケープが完成したら、ほかのチームの作品を観察。作品だけでなく、説明の仕方までチームの特徴があり、質問が飛び交うなど大盛り上がりでした。
(「ラバブル」からLOVEを発想したチーム)
下田先生からは「ハートを作ったりLOVEという言葉を作ったりした団体は初めてだ」と教えていただきました。ラバブルマーケティンググループならではの発想ですね!
~他チームの様子~


LEGO® SERIOUS PLAY®の感想
プランニングチーム 渡邉:言語を形にしたのが久しぶりだった。会話が広がることで、考えを形にすることの面白さを再認識できた。
社長室 芹沢:2つ発見があった。
1つめは、同じテーマでも人それぞれ表現が異なるということを、LEGO®を使うことによって改めて気づくことができた。
2つめは、会議で発言した内容を批判されるのでは?という恐怖を少なからず抱く人もいると思うが、LEGO®を使うことで、他人の意見を傾聴するという議論への姿勢を改めて学べた。抽象的なことを議題にするときにはより一層この姿勢は必要なことだと思う。SDGsだけでなく、様々な場面で使っていきたいと思う。
取締役社長 林:プロセスが非常に楽しかった。次回のSDGsワークショップからは具体的な施策を考えることになるが、LMGのメンバーは楽しいポイントを見つけながら取り組むのが得意だと思うので、今後も関心をもってSDGsに取り組んでほしいと思う。
まとめ
新しい発想の仕方を学べた今回のワークショップ。「5時間」もワークショップをすると聞いた時、幼少期でもこんなに長時間集中してブロックを触ったことはないぞ...?と困惑しましたが、終わってみたらあっという間に感じるほど、楽しい時間を過ごすことができました。
それは、単にLEGO®というツールを使ったからではなく、参加者が作品の細部にこだわりをもっていたり、発表時は傾聴の姿勢が見られたりと、LMGメンバーの良い雰囲気の中で取り組めたおかげだと思っています。
次回のワークショップからは人数が減ってしまうのですが、林の言う通り今後も関心をもってSDGsの課題に取り組んでいきたいです!